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「……おいしい」
サクサクの生地、たっぷりのホイップクリーム、そして甘酸っぱいイチゴ。
城下町の視察(という名の食べ歩き)から戻った私は、サロンのソファに沈み込み、約束のクレープを頬張っていた。
「それはよかった。並んで買った甲斐があったというものだ」
向かいの席で、ジェイド公爵が書類に目を通しながらコーヒーを飲んでいる。
ちなみにクレープの行列に並んだのは、彼自身だ。
「氷の公爵」が庶民に混じってクレープ屋の列に並ぶ姿は、なかなかの見世物だった。
おかげで周囲の町民たちは石像のように固まっていたけれど。
「さて、約束通り三時に戻った。あとは自由時間だ」
「言質は取りましたよ。では、私は部屋に戻って……」
私が立ち上がろうとした、その時だった。
「きゃっ! ご、ごめんなさい!」
ガシャン!
サロンの隅で、掃除をしていた若いメイドがバケツをひっくり返した。
汚れた水が床に広がる。
「あわわ……ど、どうしよう……」
彼女はパニックになり、慌てて雑巾で床を拭き始めた。
しかし、その動きが問題だった。
彼女は水を拭き取ろうとして、逆に汚れを塗り広げているのだ。
さらに、バケツを取りに行くために一度立ち上がり、また戻ってきて拭く。
その動線が無駄すぎる。
(……イラッ)
私の眉間がピクリと跳ねた。
私は「合理主義者」であると同時に、「非効率な作業を見ると蕁麻疹が出る体質」なのだ。
「そこ、動きが違います」
「へ?」
メイドが顔を上げるより早く、私はツカツカと彼女の元へ歩み寄っていた。
「い、イーロア様……?」
「見ていられません。貸して」
私は彼女の手から雑巾を奪い取った。
「いいですか? 液体の汚れを拭くときは、外側から内側へ円を描くように集めるのです。そうすれば被害は拡大しません」
私は実際に手を動かしてみせる。
サッ、サッ。
無駄のない動きで、水溜りは一瞬にして雑巾に吸収された。
「そして、バケツの位置が遠すぎます。自分の半径一メートル以内に置くのが鉄則。あなたが移動するたびに三秒のロスが発生しています。一回の清掃で百回移動すれば三百秒、つまり五分の損失です」
「は、はい……!」
「さらに、その窓拭きをしているあなた!」
私は別のメイドを指差した。
彼女はビクリと震え、高いところを拭こうとして背伸びをしていた。
「椅子の使い方が間違っています。安定した足場を確保せずに作業をするのは、効率が悪いだけでなく労働災害のリスクを高めます。怪我をして休まれたら、シフトを組み直す私の(未来の)手間が増えるでしょう?」
「も、申し訳ありません!」
「謝る暇があったら、もっと効率的に動きなさい。……いいですか、掃除とは『汚れを移動させる』ことではありません。『消去する』ことです」
私のスイッチが入ってしまった。
王太子の婚約者時代、王城のメイドたちを厳しく指導(調教)していた頃の癖が出てしまったのだ。
私はドレスの袖をまくり上げ、サロンの中央に仁王立ちした。
「全員、手を止めなさい! これより『イーロア式・超高速清掃術』を伝授します!」
「「は、はいっ!!」」
メイドたちが整列する。
「まず、動線を見直します。Aチームは窓、Bチームは床、Cチームは什器。担当エリアを明確にし、互いの移動ラインが交差しないように!」
「はい!」
「雑巾の絞り方はこう! 手首を捻るのではなく、体重をかけて圧搾する! その方が水分切れが良く、乾燥時間が三十パーセント短縮されます!」
「す、すごい……一瞬で水気が……!」
「高い所の埃は、叩き落とすのではなく吸着させる! 静電気を利用したモップを使いなさい。道具は使いようです!」
私は的確かつ冷徹に指示を飛ばし続けた。
私の言葉に従い、メイドたちの動きが変わる。
無駄な往復がなくなり、迷いが消え、まるで一つの生き物のように連携し始めた。
ザッ、ザッ、キュッ、ピカッ!
サロンが見る見るうちに輝きを取り戻していく。
曇っていた窓ガラスは存在を忘れるほど透明になり、床は大理石本来の輝きを放ち始めた。
「……完了」
私は雑巾をバケツに放り込み、額の汗を拭った。
時計を見る。
「所要時間、十五分。……まあ、及第点ですね」
ふぅ、と息を吐く。
我に返ると、メイドたちがキラキラとした瞳で私を見つめていた。
「す、すごいですイーロア様! いつもなら一時間はかかるのに!」
「体が……体が勝手に動くみたいに楽でした!」
「一生ついていきます!」
「……いえ、別に感謝されたくてやったわけではありません」
私は冷たく言い放った。
「あなたたちの手際が悪すぎて、見ているだけで私の精神衛生が害されるから口を出しただけです。勘違いしないでください」
そう言って背を向けると、パチパチパチ……と乾いた拍手が聞こえた。
「……お見事」
ソファに座っていたジェイド公爵が、感心したように拍手を送っていた。
「まさか、掃除の指揮まで完璧とはな」
「……ただの暇つぶしです」
「暇つぶしで城がピカピカになるなら、毎日暇にしていてほしいものだ」
彼は立ち上がり、輝く床を見渡した。
「うちのメイドたちは素朴で真面目だが、教育が行き届いていなくてな。……どうだ? 彼女たちの『師匠』になってみる気は?」
「お断りします。教育係は給料が高い代わりに、ストレスで胃に穴が空く職業ナンバーワンです」
「そうか? 彼女たちは君を崇拝しているようだが」
見ると、メイドたちは「師匠……!」「姉御……!」という熱い視線を送ってきている。
うっ、重い。
これはリリィ嬢と同じ種類の視線だ。
「……私は、楽をしたいだけなんです。効率的に掃除が終われば、それだけ静かな時間が早く訪れる。それだけのことです」
「なるほど。つまり『怠けるために努力する』わけだ」
「その通りです」
私は胸を張った。
ジェイド公爵はクスクスと笑い、私の手を取った。
「その『有能な怠惰』こそ、我が家に必要な才能だ。……ありがとう、イーロア。おかげで気分がいい」
「……ふん。礼には及びません」
私はそっぽを向いたが、頬が少し熱くなるのを感じた。
いけない。
この男、褒めるのが上手すぎる。
これでは調子に乗って働かされてしまう。
「あ、そうだ。クレープを食べたから、手がベタベタします」
「おっと、すまない」
彼はハンカチを取り出し、丁寧に私の指先を拭いてくれた。
その仕草があまりにも自然で、そして優しかったので、私はとっさに毒舌を吐くタイミングを逃してしまった。
(……なんか、ペースがおかしいわ)
王城での「悪役令嬢」時代は、常に周囲が敵だった。
けれど、ここは違う。
私の毒舌も、冷徹な指示も、なぜか好意的に受け入れられてしまう。
「……自由時間ですよね。部屋に戻ります」
「ああ。夕食までゆっくり休むといい」
私は逃げるようにサロンを出た。
背後で「またお願いしますね、イーロア様!」というメイドたちの黄色い声が響く。
部屋に戻り、ベッドに倒れ込む。
「……調子が狂う」
天井を見上げながら呟く。
静かだ。
掃除が行き届いた廊下からは、バタバタという足音も聞こえない。
私が効率化したせいで、城内が静寂に包まれているのだ。
「……まあ、静かに寝られるなら、結果オーライですか」
私は瞳を閉じた。
だが、この時の私はまだ知らなかった。
この一件が噂となり、翌日から城中の使用人たちが「私の仕事も見てください!」と相談にやってくることになるなんて。
私のスローライフへの道は、なぜか働くほどに遠ざかっていくのだった。
サクサクの生地、たっぷりのホイップクリーム、そして甘酸っぱいイチゴ。
城下町の視察(という名の食べ歩き)から戻った私は、サロンのソファに沈み込み、約束のクレープを頬張っていた。
「それはよかった。並んで買った甲斐があったというものだ」
向かいの席で、ジェイド公爵が書類に目を通しながらコーヒーを飲んでいる。
ちなみにクレープの行列に並んだのは、彼自身だ。
「氷の公爵」が庶民に混じってクレープ屋の列に並ぶ姿は、なかなかの見世物だった。
おかげで周囲の町民たちは石像のように固まっていたけれど。
「さて、約束通り三時に戻った。あとは自由時間だ」
「言質は取りましたよ。では、私は部屋に戻って……」
私が立ち上がろうとした、その時だった。
「きゃっ! ご、ごめんなさい!」
ガシャン!
サロンの隅で、掃除をしていた若いメイドがバケツをひっくり返した。
汚れた水が床に広がる。
「あわわ……ど、どうしよう……」
彼女はパニックになり、慌てて雑巾で床を拭き始めた。
しかし、その動きが問題だった。
彼女は水を拭き取ろうとして、逆に汚れを塗り広げているのだ。
さらに、バケツを取りに行くために一度立ち上がり、また戻ってきて拭く。
その動線が無駄すぎる。
(……イラッ)
私の眉間がピクリと跳ねた。
私は「合理主義者」であると同時に、「非効率な作業を見ると蕁麻疹が出る体質」なのだ。
「そこ、動きが違います」
「へ?」
メイドが顔を上げるより早く、私はツカツカと彼女の元へ歩み寄っていた。
「い、イーロア様……?」
「見ていられません。貸して」
私は彼女の手から雑巾を奪い取った。
「いいですか? 液体の汚れを拭くときは、外側から内側へ円を描くように集めるのです。そうすれば被害は拡大しません」
私は実際に手を動かしてみせる。
サッ、サッ。
無駄のない動きで、水溜りは一瞬にして雑巾に吸収された。
「そして、バケツの位置が遠すぎます。自分の半径一メートル以内に置くのが鉄則。あなたが移動するたびに三秒のロスが発生しています。一回の清掃で百回移動すれば三百秒、つまり五分の損失です」
「は、はい……!」
「さらに、その窓拭きをしているあなた!」
私は別のメイドを指差した。
彼女はビクリと震え、高いところを拭こうとして背伸びをしていた。
「椅子の使い方が間違っています。安定した足場を確保せずに作業をするのは、効率が悪いだけでなく労働災害のリスクを高めます。怪我をして休まれたら、シフトを組み直す私の(未来の)手間が増えるでしょう?」
「も、申し訳ありません!」
「謝る暇があったら、もっと効率的に動きなさい。……いいですか、掃除とは『汚れを移動させる』ことではありません。『消去する』ことです」
私のスイッチが入ってしまった。
王太子の婚約者時代、王城のメイドたちを厳しく指導(調教)していた頃の癖が出てしまったのだ。
私はドレスの袖をまくり上げ、サロンの中央に仁王立ちした。
「全員、手を止めなさい! これより『イーロア式・超高速清掃術』を伝授します!」
「「は、はいっ!!」」
メイドたちが整列する。
「まず、動線を見直します。Aチームは窓、Bチームは床、Cチームは什器。担当エリアを明確にし、互いの移動ラインが交差しないように!」
「はい!」
「雑巾の絞り方はこう! 手首を捻るのではなく、体重をかけて圧搾する! その方が水分切れが良く、乾燥時間が三十パーセント短縮されます!」
「す、すごい……一瞬で水気が……!」
「高い所の埃は、叩き落とすのではなく吸着させる! 静電気を利用したモップを使いなさい。道具は使いようです!」
私は的確かつ冷徹に指示を飛ばし続けた。
私の言葉に従い、メイドたちの動きが変わる。
無駄な往復がなくなり、迷いが消え、まるで一つの生き物のように連携し始めた。
ザッ、ザッ、キュッ、ピカッ!
サロンが見る見るうちに輝きを取り戻していく。
曇っていた窓ガラスは存在を忘れるほど透明になり、床は大理石本来の輝きを放ち始めた。
「……完了」
私は雑巾をバケツに放り込み、額の汗を拭った。
時計を見る。
「所要時間、十五分。……まあ、及第点ですね」
ふぅ、と息を吐く。
我に返ると、メイドたちがキラキラとした瞳で私を見つめていた。
「す、すごいですイーロア様! いつもなら一時間はかかるのに!」
「体が……体が勝手に動くみたいに楽でした!」
「一生ついていきます!」
「……いえ、別に感謝されたくてやったわけではありません」
私は冷たく言い放った。
「あなたたちの手際が悪すぎて、見ているだけで私の精神衛生が害されるから口を出しただけです。勘違いしないでください」
そう言って背を向けると、パチパチパチ……と乾いた拍手が聞こえた。
「……お見事」
ソファに座っていたジェイド公爵が、感心したように拍手を送っていた。
「まさか、掃除の指揮まで完璧とはな」
「……ただの暇つぶしです」
「暇つぶしで城がピカピカになるなら、毎日暇にしていてほしいものだ」
彼は立ち上がり、輝く床を見渡した。
「うちのメイドたちは素朴で真面目だが、教育が行き届いていなくてな。……どうだ? 彼女たちの『師匠』になってみる気は?」
「お断りします。教育係は給料が高い代わりに、ストレスで胃に穴が空く職業ナンバーワンです」
「そうか? 彼女たちは君を崇拝しているようだが」
見ると、メイドたちは「師匠……!」「姉御……!」という熱い視線を送ってきている。
うっ、重い。
これはリリィ嬢と同じ種類の視線だ。
「……私は、楽をしたいだけなんです。効率的に掃除が終われば、それだけ静かな時間が早く訪れる。それだけのことです」
「なるほど。つまり『怠けるために努力する』わけだ」
「その通りです」
私は胸を張った。
ジェイド公爵はクスクスと笑い、私の手を取った。
「その『有能な怠惰』こそ、我が家に必要な才能だ。……ありがとう、イーロア。おかげで気分がいい」
「……ふん。礼には及びません」
私はそっぽを向いたが、頬が少し熱くなるのを感じた。
いけない。
この男、褒めるのが上手すぎる。
これでは調子に乗って働かされてしまう。
「あ、そうだ。クレープを食べたから、手がベタベタします」
「おっと、すまない」
彼はハンカチを取り出し、丁寧に私の指先を拭いてくれた。
その仕草があまりにも自然で、そして優しかったので、私はとっさに毒舌を吐くタイミングを逃してしまった。
(……なんか、ペースがおかしいわ)
王城での「悪役令嬢」時代は、常に周囲が敵だった。
けれど、ここは違う。
私の毒舌も、冷徹な指示も、なぜか好意的に受け入れられてしまう。
「……自由時間ですよね。部屋に戻ります」
「ああ。夕食までゆっくり休むといい」
私は逃げるようにサロンを出た。
背後で「またお願いしますね、イーロア様!」というメイドたちの黄色い声が響く。
部屋に戻り、ベッドに倒れ込む。
「……調子が狂う」
天井を見上げながら呟く。
静かだ。
掃除が行き届いた廊下からは、バタバタという足音も聞こえない。
私が効率化したせいで、城内が静寂に包まれているのだ。
「……まあ、静かに寝られるなら、結果オーライですか」
私は瞳を閉じた。
だが、この時の私はまだ知らなかった。
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お読みいただき、ありがとうございます。
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