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「……平和ですね」
私は湯気の立つ紅茶を啜り、綺麗に片付いた執務室を見渡した。
あの「陰湿メガネ」ことゲルハルト査察官を撃退してから数日。
砦には平穏が戻っていた。
私の導入した「業務効率化マニュアル」と「筋肉でもわかる分別ルール」のおかげで、ヨハンさんは死んだ魚のような目から、生気のある人間の目に戻りつつある。
食事も改善され、兵士たちの肌艶も良くなった。
「あとは、私がここを出て行くだけなのですが……」
私はチラリと扉を見る。
相変わらず、外には見張りが立っている。
マクシミリアン殿下は本気だ。
私をこの砦の「永久就職(終身刑)」させる気満々である。
「困りましたね。居心地が悪くないのが、さらに困ります」
そう独りごちた、その時だった。
ドスゥゥゥゥゥン!!!!
砦全体が揺れるような轟音とともに、執務室の扉が蹴破られた。
「クリスティーン! いるか!」
現れたのは、マクシミリアン殿下だ。
彼は全身から湯気を立て、何か巨大な「毛皮の塊」を引きずっていた。
「……殿下。ノックの回数がゼロです。減点対象ですよ」
「そんな細かいことはいい! これを見ろ!」
殿下は引きずってきた「それ」を、私の目の前にドサリと置いた。
執務室の床がミシミシと悲鳴を上げる。
それは、熊だった。
それも、動物園で見るような可愛いものではない。
体長三メートルはあろうかという、凶悪な牙と爪を持つ、魔獣「グランド・グリズリー」だ。
ついさっきまで生きていました、と言わんばかりの新鮮な死体である。
「……死体遺棄現場ですか、ここは」
私は冷ややかに見下ろした。
「違う! プレゼントだ!」
「は?」
「お前にやる。受け取れ」
殿下は仁王立ちし、白い歯を見せてニカっと笑った。
その顔は、誇らしげな少年のようでもあり、獲物をメスに運んできた雄ライオンのようでもある。
「……あの、殿下。一般的に女性へのプレゼントというのは、花束とか、宝石とか、ドレスとか……そういったものではないでしょうか?」
「花? 枯れたらゴミだろ。宝石? 食えねぇだろ」
「極論ですね」
「こいつはこの辺りの森の『主』だ。一番強くて、一番デカい。つまり、お前にふさわしい」
「私をなんだと思っているのですか」
猛獣扱いである。
しかし、私は腐っても公爵令嬢(元)。
ここで悲鳴を上げて逃げ出すような軟弱な教育は受けていない。
私は眼鏡を直し、熊の死体に近づいた。
そして、その毛並みを撫で、爪の状態を確認する。
(……ふむ)
私の脳内で、電卓が弾かれた。
「保存状態は良好。外傷は首の一撃のみで、毛皮に傷なし。このサイズのグリズリーの毛皮なら、都の相場で金貨五十枚……冬場の防寒具としても最高級品ですね」
次に、その肉付きを確認する。
「肉質も引き締まっている。胆嚢(熊の胆)は高価な薬の材料になりますし、爪や牙は魔除けの装飾品として高値で売れます」
私は立ち上がり、殿下に向き直った。
「素晴らしいです、殿下」
「おお、そうか! 気に入ったか!」
「はい。推定市場価格、金貨八十枚相当。資産価値の高いプレゼント、感謝いたします」
「……金の話かよ」
殿下は少しガッカリした顔をしたが、すぐに気を取り直した。
「ま、いいさ。だが売るんじゃねぇぞ。こいつは今夜の晩飯だ」
「晩飯?」
「おう。新鮮なうちに食うのが一番だ。お前のあの『味噌』とかいうやつで、鍋にしてくれ」
なるほど。
花より団子、宝石より肉。
この男らしい発想だ。
そして悔しいことに、私の胃袋もその提案に賛成していた。
「……承知いたしました。では、解体作業に入ります」
「お前、解体もできるのか?」
「いいえ。解体は筋肉ダルマたちの仕事です。私は指揮を執ります」
***
その夜。
砦の中庭には、巨大な焚き火と大鍋が用意されていた。
「熊鍋パーティー開催です!」
私の宣言とともに、兵士たちが歓声を上げる。
鍋の中では、丁寧に下処理された熊肉と、たっぷりの根菜がグツグツと煮込まれている。
味噌と生姜の香りが、夜風に乗って食欲を刺激する。
「いただきまーす!」
兵士たちがハフハフと熱い肉を頬張る。
「うめぇぇぇ! 力が湧いてくるぜ!」
「昼間の訓練の疲れが吹き飛ぶようだ!」
大盛況だ。
私は少し離れた場所で、専用の小皿によそった鍋をつついていた。
脂が乗っていて、臭みもなく、とろけるように美味しい。
「……悪くないですね」
「だろ?」
隣に、マクシミリアン殿下がドカッと座った。
彼は大ジョッキのエールを片手に、上機嫌だ。
「俺が仕留めた獲物を、お前が料理して、俺たちが食う。……完璧なサイクルだ」
「原始的ですね」
「うるせぇ。これが一番生きてるって実感が湧くんだよ」
殿下は肉を放り込み、豪快に笑った。
そして、ふと真面目な顔をして私を見た。
「クリスティーン」
「なんですか。おかわりですか?」
「いや。……花とか、宝石とか。そういうのが欲しいなら、言ってくれ」
「え?」
焚き火の明かりが、殿下の横顔を照らしている。
彼は少し照れくさそうに、視線を逸らしていた。
「俺は、女の喜ぶもんとかよくわからねぇ。部下に聞いたら『強い男が一番のプレゼントです!』とか言われたしよ」
(ああ、犯人はあの筋肉部下たちですか)
「だから、熊になった。……だが、お前が普通の令嬢みたいに、キラキラしたもんが欲しいなら、俺は世界の果てまで行って奪ってくる」
「……奪っちゃダメです。買ってください」
「おう、買ってやる。俺の財産は全部お前の管理下にあるんだからな」
殿下は不器用だ。
言葉も荒いし、デリカシーもない。
けれど、その言葉には嘘がない。
元婚約者のフレデリック殿下は、口先だけで愛を囁き、裏では私の悪口を言っていた。
プレゼントだって、自分のセンスを押し付けるだけのガラクタばかりだった。
それに比べて、この「狂犬」はどうだ。
私のために命がけで熊を狩り、私の好みに合わせようと不器用に気を使っている。
(……効率的ではありませんね)
私は小さく息を吐いた。
「殿下。私は宝石よりも、この美味しいお肉の方が嬉しいですよ」
「本当か?」
「ええ。それに、貴方様が狩ってきてくれたおかげで、食費が浮きましたし」
「また金か」
殿下は苦笑いをした。
「ですが……そうですね」
私は眼鏡を外し、少しだけ本音を漏らした。
「たまには、綺麗な景色を見るのも悪くないかもしれません」
「景色?」
「ええ。毎日書類と筋肉ばかり見ていますから。目の保養が必要です」
それを聞いた殿下は、パッと顔を輝かせた。
「よし、決まりだ! 明日は『視察』に行くぞ!」
「視察?」
「ああ。隣町でデカい祭りがある。貴族どもも集まる社交の場だが、まあ、美味い屋台も出る」
それは、実質的な「デート」の誘いではないだろうか。
いや、彼のことだ。本当にただの「視察」と「買い食い」が目的なのかもしれない。
「……公務であれば、拒否権はありませんね」
「ねぇよ。俺の隣でお前の顔を見せてやれ。噂の『猛獣使い』がどんな女か、貴族どもが興味津々だぞ」
「見世物小屋のパンダ扱いですか」
「パンダ? なんだそりゃ。強えのか?」
「ええ、まあ。笹を食いちぎる程度には」
私は鍋の最後の一切れを口に運んだ。
胃袋は満たされた。
懐も(熊の素材代で)潤った。
そして心も、ほんの少しだけ温かくなっていた。
「では、明日のスケジュールを調整しておきます。……寝坊しないでくださいね?」
「おう。楽しみにしてろよ」
マクシミリアン殿下は、子供のように笑った。
こうして、私たちの初めての「共同作業(熊鍋)」は成功に終わった。
そして翌日。
私はドレスではなく「機能性重視」の服で、隣国の社交界という名の戦場へ足を踏み入れることになる。
そこには、私を「田舎から来た芋女」と侮る貴族たちが待ち受けているとも知らずに。
私は湯気の立つ紅茶を啜り、綺麗に片付いた執務室を見渡した。
あの「陰湿メガネ」ことゲルハルト査察官を撃退してから数日。
砦には平穏が戻っていた。
私の導入した「業務効率化マニュアル」と「筋肉でもわかる分別ルール」のおかげで、ヨハンさんは死んだ魚のような目から、生気のある人間の目に戻りつつある。
食事も改善され、兵士たちの肌艶も良くなった。
「あとは、私がここを出て行くだけなのですが……」
私はチラリと扉を見る。
相変わらず、外には見張りが立っている。
マクシミリアン殿下は本気だ。
私をこの砦の「永久就職(終身刑)」させる気満々である。
「困りましたね。居心地が悪くないのが、さらに困ります」
そう独りごちた、その時だった。
ドスゥゥゥゥゥン!!!!
砦全体が揺れるような轟音とともに、執務室の扉が蹴破られた。
「クリスティーン! いるか!」
現れたのは、マクシミリアン殿下だ。
彼は全身から湯気を立て、何か巨大な「毛皮の塊」を引きずっていた。
「……殿下。ノックの回数がゼロです。減点対象ですよ」
「そんな細かいことはいい! これを見ろ!」
殿下は引きずってきた「それ」を、私の目の前にドサリと置いた。
執務室の床がミシミシと悲鳴を上げる。
それは、熊だった。
それも、動物園で見るような可愛いものではない。
体長三メートルはあろうかという、凶悪な牙と爪を持つ、魔獣「グランド・グリズリー」だ。
ついさっきまで生きていました、と言わんばかりの新鮮な死体である。
「……死体遺棄現場ですか、ここは」
私は冷ややかに見下ろした。
「違う! プレゼントだ!」
「は?」
「お前にやる。受け取れ」
殿下は仁王立ちし、白い歯を見せてニカっと笑った。
その顔は、誇らしげな少年のようでもあり、獲物をメスに運んできた雄ライオンのようでもある。
「……あの、殿下。一般的に女性へのプレゼントというのは、花束とか、宝石とか、ドレスとか……そういったものではないでしょうか?」
「花? 枯れたらゴミだろ。宝石? 食えねぇだろ」
「極論ですね」
「こいつはこの辺りの森の『主』だ。一番強くて、一番デカい。つまり、お前にふさわしい」
「私をなんだと思っているのですか」
猛獣扱いである。
しかし、私は腐っても公爵令嬢(元)。
ここで悲鳴を上げて逃げ出すような軟弱な教育は受けていない。
私は眼鏡を直し、熊の死体に近づいた。
そして、その毛並みを撫で、爪の状態を確認する。
(……ふむ)
私の脳内で、電卓が弾かれた。
「保存状態は良好。外傷は首の一撃のみで、毛皮に傷なし。このサイズのグリズリーの毛皮なら、都の相場で金貨五十枚……冬場の防寒具としても最高級品ですね」
次に、その肉付きを確認する。
「肉質も引き締まっている。胆嚢(熊の胆)は高価な薬の材料になりますし、爪や牙は魔除けの装飾品として高値で売れます」
私は立ち上がり、殿下に向き直った。
「素晴らしいです、殿下」
「おお、そうか! 気に入ったか!」
「はい。推定市場価格、金貨八十枚相当。資産価値の高いプレゼント、感謝いたします」
「……金の話かよ」
殿下は少しガッカリした顔をしたが、すぐに気を取り直した。
「ま、いいさ。だが売るんじゃねぇぞ。こいつは今夜の晩飯だ」
「晩飯?」
「おう。新鮮なうちに食うのが一番だ。お前のあの『味噌』とかいうやつで、鍋にしてくれ」
なるほど。
花より団子、宝石より肉。
この男らしい発想だ。
そして悔しいことに、私の胃袋もその提案に賛成していた。
「……承知いたしました。では、解体作業に入ります」
「お前、解体もできるのか?」
「いいえ。解体は筋肉ダルマたちの仕事です。私は指揮を執ります」
***
その夜。
砦の中庭には、巨大な焚き火と大鍋が用意されていた。
「熊鍋パーティー開催です!」
私の宣言とともに、兵士たちが歓声を上げる。
鍋の中では、丁寧に下処理された熊肉と、たっぷりの根菜がグツグツと煮込まれている。
味噌と生姜の香りが、夜風に乗って食欲を刺激する。
「いただきまーす!」
兵士たちがハフハフと熱い肉を頬張る。
「うめぇぇぇ! 力が湧いてくるぜ!」
「昼間の訓練の疲れが吹き飛ぶようだ!」
大盛況だ。
私は少し離れた場所で、専用の小皿によそった鍋をつついていた。
脂が乗っていて、臭みもなく、とろけるように美味しい。
「……悪くないですね」
「だろ?」
隣に、マクシミリアン殿下がドカッと座った。
彼は大ジョッキのエールを片手に、上機嫌だ。
「俺が仕留めた獲物を、お前が料理して、俺たちが食う。……完璧なサイクルだ」
「原始的ですね」
「うるせぇ。これが一番生きてるって実感が湧くんだよ」
殿下は肉を放り込み、豪快に笑った。
そして、ふと真面目な顔をして私を見た。
「クリスティーン」
「なんですか。おかわりですか?」
「いや。……花とか、宝石とか。そういうのが欲しいなら、言ってくれ」
「え?」
焚き火の明かりが、殿下の横顔を照らしている。
彼は少し照れくさそうに、視線を逸らしていた。
「俺は、女の喜ぶもんとかよくわからねぇ。部下に聞いたら『強い男が一番のプレゼントです!』とか言われたしよ」
(ああ、犯人はあの筋肉部下たちですか)
「だから、熊になった。……だが、お前が普通の令嬢みたいに、キラキラしたもんが欲しいなら、俺は世界の果てまで行って奪ってくる」
「……奪っちゃダメです。買ってください」
「おう、買ってやる。俺の財産は全部お前の管理下にあるんだからな」
殿下は不器用だ。
言葉も荒いし、デリカシーもない。
けれど、その言葉には嘘がない。
元婚約者のフレデリック殿下は、口先だけで愛を囁き、裏では私の悪口を言っていた。
プレゼントだって、自分のセンスを押し付けるだけのガラクタばかりだった。
それに比べて、この「狂犬」はどうだ。
私のために命がけで熊を狩り、私の好みに合わせようと不器用に気を使っている。
(……効率的ではありませんね)
私は小さく息を吐いた。
「殿下。私は宝石よりも、この美味しいお肉の方が嬉しいですよ」
「本当か?」
「ええ。それに、貴方様が狩ってきてくれたおかげで、食費が浮きましたし」
「また金か」
殿下は苦笑いをした。
「ですが……そうですね」
私は眼鏡を外し、少しだけ本音を漏らした。
「たまには、綺麗な景色を見るのも悪くないかもしれません」
「景色?」
「ええ。毎日書類と筋肉ばかり見ていますから。目の保養が必要です」
それを聞いた殿下は、パッと顔を輝かせた。
「よし、決まりだ! 明日は『視察』に行くぞ!」
「視察?」
「ああ。隣町でデカい祭りがある。貴族どもも集まる社交の場だが、まあ、美味い屋台も出る」
それは、実質的な「デート」の誘いではないだろうか。
いや、彼のことだ。本当にただの「視察」と「買い食い」が目的なのかもしれない。
「……公務であれば、拒否権はありませんね」
「ねぇよ。俺の隣でお前の顔を見せてやれ。噂の『猛獣使い』がどんな女か、貴族どもが興味津々だぞ」
「見世物小屋のパンダ扱いですか」
「パンダ? なんだそりゃ。強えのか?」
「ええ、まあ。笹を食いちぎる程度には」
私は鍋の最後の一切れを口に運んだ。
胃袋は満たされた。
懐も(熊の素材代で)潤った。
そして心も、ほんの少しだけ温かくなっていた。
「では、明日のスケジュールを調整しておきます。……寝坊しないでくださいね?」
「おう。楽しみにしてろよ」
マクシミリアン殿下は、子供のように笑った。
こうして、私たちの初めての「共同作業(熊鍋)」は成功に終わった。
そして翌日。
私はドレスではなく「機能性重視」の服で、隣国の社交界という名の戦場へ足を踏み入れることになる。
そこには、私を「田舎から来た芋女」と侮る貴族たちが待ち受けているとも知らずに。
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