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重厚な扉が開かれ、薬草の匂いが鼻をつく。
そこは、帝国の支配者――皇帝の寝室だった。
「……親父」
マクシミリアン殿下が、天蓋付きの巨大なベッドに歩み寄る。
そこに横たわっていたのは、痩せ細り、呼吸器のような魔道具を繋がれた老人だった。
かつて「獅子王」と呼ばれた覇気は消え、今はただの弱々しい老人に見える。
「……チッ。本当に死にかけてんのかよ」
殿下は舌打ちをしたが、その声は少しだけ震えていた。
「おい、起きろよ狸ジジイ。俺が来てやったんだぞ。いつものように『筋肉バカめ』と罵ってみろ」
返事はない。
ただ、規則的な機械音だけが響いている。
私は一歩下がり、控えていた。
これは親子の時間だ。私が口を挟むべきではない。
「……ま、いいさ。ゆっくり寝てろ。あとは俺が適当にやる」
殿下はそう言うと、布団を乱暴に(しかし丁寧に)掛け直した。
「行くぞ、クリスティーン」
「よろしいのですか?」
「ああ。これ以上見てると、湿っぽくなりそうで嫌だ」
殿下は踵を返した。
その背中はいつもより少し小さく見えた。
私は一礼し、部屋を出ようとした。
その時。
私の眼鏡の端に、何かが映った。
サイドテーブルに置かれた水差し。
そして、その横にある書きかけの手紙のような紙片。
(……おや?)
私は一瞬だけ立ち止まり、それを凝視した。
一秒にも満たない時間。
だが、私の脳内データベースには、その「違和感」がしっかりと記録された。
「……なるほど。そういうことですか」
私は小さく口角を上げ、殿下の後を追った。
***
翌日。
帝都の中枢、玉座の間には、数百名の貴族たちが集められていた。
皇帝崩御の知らせはまだないが、今日は「緊急御前会議」として、皇帝の『遺言書』が先行公開されることになったのだ。
「皆様、お静かに!」
宰相の声が響き渡る。
玉座の横に立っているのは、第一皇子ルードヴィヒ。
彼は喪服のような黒衣に身を包んでいるが、その顔は隠しきれない笑みで歪んでいる。
そしてその反対側には、私たち。
マクシミリアン殿下は、いつもの軍服姿で腕を組み、不機嫌そうに仁王立ちしている。
「これより、皇帝陛下ご自身がしたためられた、次期皇位継承に関する『勅書』を読み上げる!」
宰相が、恭しく封蝋された巻物を取り出した。
会場が静まり返る。
誰もが固唾を呑んで見守る中、封が切られ、宰相が高らかに宣言した。
「『余の命数尽きようとする今、次代を託すべき者を指名する』」
宰相の声が朗々と響く。
「『第一皇子ルードヴィヒ。彼こそが知性と品格を備え、帝国の未来を担うにふさわしい。よって、彼を次期皇帝と定める』」
おおぉぉ……!
会場からどよめきが起こる。
ルードヴィヒ派の貴族たちが、勝ち誇ったように拍手を始める。
「まだ続きがある!」
宰相が声を張り上げた。
「『第二皇子マクシミリアンについて。彼は粗暴にして思慮浅く、皇族の面汚しである。よって、皇籍を剥奪し、辺境への永久追放を命じる』」
「……ああん?」
マクシミリアン殿下の眉間に、深い皺が刻まれた。
殺気が漏れ出し、周囲の貴族たちがビクリと震えて道を開ける。
「聞いたか、マクシミリアン!」
ルードヴィヒ皇子が、扇子で口元を隠して笑った。
「父上のご遺志だ。残念だったな。お前のような野蛮人は、この美しい帝都には不要だということだよ」
「……テメェ、本当に親父が書いたのか? その紙切れ」
「無論だ! 見ろ、この皇帝印を! そしてこの筆跡を!」
ルードヴィヒは遺言書を掲げて見せつけた。
そこには確かに、皇帝の署名と印章がある。
「逆らえば『逆賊』として処刑だ。……さあ、衛兵! この不届き者を捕らえよ!」
ルードヴィヒの合図で、武装した近衛兵たちが槍を構え、私たちを取り囲んだ。
万事休す。
誰もがそう思っただろう。
マクシミリアン殿下が、腰の大剣に手をかけた。
彼なら、この場の全員を斬り伏せることも可能だろう。
だが、それは「反逆」の汚名を着ることを意味する。
(……ここが、見せ場ですね)
私はスッと手を挙げた。
まるで、授業中に質問する生徒のように。
「異議あり」
静まり返った広間に、私の冷徹な声が響いた。
「……なんだ、その女は」
ルードヴィヒが不快そうに私を見る。
「部外者は黙っていろ! 貴様も同罪で処刑されたいか!」
「処刑? 結構ですが、その前に一つお尋ねします」
私は包囲網を悠然と歩き抜け、ルードヴィヒの目の前まで進み出た。
「その遺言書……『校正(チェック)』は済んでいますか?」
「は?」
「あまりにもお粗末な出来栄えでしたので。これが皇帝陛下の文章だとしたら、陛下の知性を疑わざるを得ません」
「な、なんだと!? 父上を愚弄するか!」
「いいえ。愚弄しているのは、その『偽造文書』を作成した犯人です」
ざわっ……!
会場が騒然とする。
「ぎ、偽造だと!? 証拠はあるのか!」
「ありますとも。三点ほど」
私は指を三本立てた。
「第一に、インクの成分です」
私は鼻をくんくんと鳴らした。
「その遺言書からは、微かに『乾燥促進剤』の匂いがします。これは最近開発されたばかりの成分で、速乾性が売りですが……病床の陛下が、わざわざ最新のインクを取り寄せてお使いになるでしょうか?」
「そ、それは……たまたま近くにあったから……!」
「第二に、紙質です」
私は遺言書を指差した。
「それは『最高級羊皮紙』ですね。ですが、陛下は質実剛健を好む方と聞いております。昨日、寝室で拝見した書きかけの手紙は、もっと安価で丈夫な『再生紙』でした」
昨日の「違和感」はこれだ。
陛下は、自分の身の回りのものに贅沢を使わない主義だったのだ。
「そ、そんな些細なこと……!」
「そして第三に。……これが決定的です」
私はニッコリと笑った。
かつて王子の婚約破棄を論破した時と同じ、悪魔の笑みで。
「その遺言書、『誤字』があります」
「はぁ!?」
「三行目。『思慮浅く』の『慮』の字。心が一つ足りません。……皇帝陛下ともあろうお方が、ご息子の評価を書く際に、漢字を間違えるでしょうか?」
「なっ……!?」
ルードヴィヒが慌てて遺言書を覗き込む。
「あ、あっ……!?」
「おやおや、本当ですね。これでは『思慮』ではなく『思考放棄』ですわ」
私は畳み掛けた。
「つまり、その遺言書は『教養のない者』が、焦って作成した偽物であると断定できます。……ねえ、ルードヴィヒ殿下?」
ルードヴィヒの顔から血の気が引いていく。
扇子を持つ手がガタガタと震え始めた。
「き、貴様……! でまかせを……! これは父上が書いたんだ! 私が目の前で見たんだ!」
「ほう? 目の前で見た、とおっしゃいましたね?」
私は逃さなかった。
「意識不明の重体である陛下が、筆を執るところをご覧になったと? ……それは奇跡ですね。医学的見地からしてあり得ません」
詰みだ。
完全に墓穴を掘った。
会場の貴族たちが、疑惑の目をルードヴィヒに向け始める。
「……まさか、殿下が?」
「偽造……なのか?」
「だ、黙れ黙れ黙れェ!!」
ルードヴィヒが金切り声を上げた。
「衛兵! やれ! この女を殺せ! マクシミリアンごと串刺しにしろぉぉぉ!!」
彼は理性を失い、強行突破を命じた。
近衛兵たちが、殺気を放って迫ってくる。
もはや議論の余地はない。
あとは力づくの制圧だ。
「……やれやれ。結局こうなるのか」
マクシミリアン殿下が、ゆっくりと大剣を抜いた。
その顔には、獰猛な笑みが浮かんでいる。
「よくやった、クリスティーン。敵のボロは出尽くした」
殿下は私の前に立ち、巨大な背中で私を庇った。
「あとは俺の仕事だ。……おい、兄貴。偽造の罪と、俺の女に喧嘩を売った罪。……まとめて精算させてやるから覚悟しろよ?」
バルトアン帝国の玉座を賭けた、兄弟喧嘩(物理)の幕が切って落とされた。
そこは、帝国の支配者――皇帝の寝室だった。
「……親父」
マクシミリアン殿下が、天蓋付きの巨大なベッドに歩み寄る。
そこに横たわっていたのは、痩せ細り、呼吸器のような魔道具を繋がれた老人だった。
かつて「獅子王」と呼ばれた覇気は消え、今はただの弱々しい老人に見える。
「……チッ。本当に死にかけてんのかよ」
殿下は舌打ちをしたが、その声は少しだけ震えていた。
「おい、起きろよ狸ジジイ。俺が来てやったんだぞ。いつものように『筋肉バカめ』と罵ってみろ」
返事はない。
ただ、規則的な機械音だけが響いている。
私は一歩下がり、控えていた。
これは親子の時間だ。私が口を挟むべきではない。
「……ま、いいさ。ゆっくり寝てろ。あとは俺が適当にやる」
殿下はそう言うと、布団を乱暴に(しかし丁寧に)掛け直した。
「行くぞ、クリスティーン」
「よろしいのですか?」
「ああ。これ以上見てると、湿っぽくなりそうで嫌だ」
殿下は踵を返した。
その背中はいつもより少し小さく見えた。
私は一礼し、部屋を出ようとした。
その時。
私の眼鏡の端に、何かが映った。
サイドテーブルに置かれた水差し。
そして、その横にある書きかけの手紙のような紙片。
(……おや?)
私は一瞬だけ立ち止まり、それを凝視した。
一秒にも満たない時間。
だが、私の脳内データベースには、その「違和感」がしっかりと記録された。
「……なるほど。そういうことですか」
私は小さく口角を上げ、殿下の後を追った。
***
翌日。
帝都の中枢、玉座の間には、数百名の貴族たちが集められていた。
皇帝崩御の知らせはまだないが、今日は「緊急御前会議」として、皇帝の『遺言書』が先行公開されることになったのだ。
「皆様、お静かに!」
宰相の声が響き渡る。
玉座の横に立っているのは、第一皇子ルードヴィヒ。
彼は喪服のような黒衣に身を包んでいるが、その顔は隠しきれない笑みで歪んでいる。
そしてその反対側には、私たち。
マクシミリアン殿下は、いつもの軍服姿で腕を組み、不機嫌そうに仁王立ちしている。
「これより、皇帝陛下ご自身がしたためられた、次期皇位継承に関する『勅書』を読み上げる!」
宰相が、恭しく封蝋された巻物を取り出した。
会場が静まり返る。
誰もが固唾を呑んで見守る中、封が切られ、宰相が高らかに宣言した。
「『余の命数尽きようとする今、次代を託すべき者を指名する』」
宰相の声が朗々と響く。
「『第一皇子ルードヴィヒ。彼こそが知性と品格を備え、帝国の未来を担うにふさわしい。よって、彼を次期皇帝と定める』」
おおぉぉ……!
会場からどよめきが起こる。
ルードヴィヒ派の貴族たちが、勝ち誇ったように拍手を始める。
「まだ続きがある!」
宰相が声を張り上げた。
「『第二皇子マクシミリアンについて。彼は粗暴にして思慮浅く、皇族の面汚しである。よって、皇籍を剥奪し、辺境への永久追放を命じる』」
「……ああん?」
マクシミリアン殿下の眉間に、深い皺が刻まれた。
殺気が漏れ出し、周囲の貴族たちがビクリと震えて道を開ける。
「聞いたか、マクシミリアン!」
ルードヴィヒ皇子が、扇子で口元を隠して笑った。
「父上のご遺志だ。残念だったな。お前のような野蛮人は、この美しい帝都には不要だということだよ」
「……テメェ、本当に親父が書いたのか? その紙切れ」
「無論だ! 見ろ、この皇帝印を! そしてこの筆跡を!」
ルードヴィヒは遺言書を掲げて見せつけた。
そこには確かに、皇帝の署名と印章がある。
「逆らえば『逆賊』として処刑だ。……さあ、衛兵! この不届き者を捕らえよ!」
ルードヴィヒの合図で、武装した近衛兵たちが槍を構え、私たちを取り囲んだ。
万事休す。
誰もがそう思っただろう。
マクシミリアン殿下が、腰の大剣に手をかけた。
彼なら、この場の全員を斬り伏せることも可能だろう。
だが、それは「反逆」の汚名を着ることを意味する。
(……ここが、見せ場ですね)
私はスッと手を挙げた。
まるで、授業中に質問する生徒のように。
「異議あり」
静まり返った広間に、私の冷徹な声が響いた。
「……なんだ、その女は」
ルードヴィヒが不快そうに私を見る。
「部外者は黙っていろ! 貴様も同罪で処刑されたいか!」
「処刑? 結構ですが、その前に一つお尋ねします」
私は包囲網を悠然と歩き抜け、ルードヴィヒの目の前まで進み出た。
「その遺言書……『校正(チェック)』は済んでいますか?」
「は?」
「あまりにもお粗末な出来栄えでしたので。これが皇帝陛下の文章だとしたら、陛下の知性を疑わざるを得ません」
「な、なんだと!? 父上を愚弄するか!」
「いいえ。愚弄しているのは、その『偽造文書』を作成した犯人です」
ざわっ……!
会場が騒然とする。
「ぎ、偽造だと!? 証拠はあるのか!」
「ありますとも。三点ほど」
私は指を三本立てた。
「第一に、インクの成分です」
私は鼻をくんくんと鳴らした。
「その遺言書からは、微かに『乾燥促進剤』の匂いがします。これは最近開発されたばかりの成分で、速乾性が売りですが……病床の陛下が、わざわざ最新のインクを取り寄せてお使いになるでしょうか?」
「そ、それは……たまたま近くにあったから……!」
「第二に、紙質です」
私は遺言書を指差した。
「それは『最高級羊皮紙』ですね。ですが、陛下は質実剛健を好む方と聞いております。昨日、寝室で拝見した書きかけの手紙は、もっと安価で丈夫な『再生紙』でした」
昨日の「違和感」はこれだ。
陛下は、自分の身の回りのものに贅沢を使わない主義だったのだ。
「そ、そんな些細なこと……!」
「そして第三に。……これが決定的です」
私はニッコリと笑った。
かつて王子の婚約破棄を論破した時と同じ、悪魔の笑みで。
「その遺言書、『誤字』があります」
「はぁ!?」
「三行目。『思慮浅く』の『慮』の字。心が一つ足りません。……皇帝陛下ともあろうお方が、ご息子の評価を書く際に、漢字を間違えるでしょうか?」
「なっ……!?」
ルードヴィヒが慌てて遺言書を覗き込む。
「あ、あっ……!?」
「おやおや、本当ですね。これでは『思慮』ではなく『思考放棄』ですわ」
私は畳み掛けた。
「つまり、その遺言書は『教養のない者』が、焦って作成した偽物であると断定できます。……ねえ、ルードヴィヒ殿下?」
ルードヴィヒの顔から血の気が引いていく。
扇子を持つ手がガタガタと震え始めた。
「き、貴様……! でまかせを……! これは父上が書いたんだ! 私が目の前で見たんだ!」
「ほう? 目の前で見た、とおっしゃいましたね?」
私は逃さなかった。
「意識不明の重体である陛下が、筆を執るところをご覧になったと? ……それは奇跡ですね。医学的見地からしてあり得ません」
詰みだ。
完全に墓穴を掘った。
会場の貴族たちが、疑惑の目をルードヴィヒに向け始める。
「……まさか、殿下が?」
「偽造……なのか?」
「だ、黙れ黙れ黙れェ!!」
ルードヴィヒが金切り声を上げた。
「衛兵! やれ! この女を殺せ! マクシミリアンごと串刺しにしろぉぉぉ!!」
彼は理性を失い、強行突破を命じた。
近衛兵たちが、殺気を放って迫ってくる。
もはや議論の余地はない。
あとは力づくの制圧だ。
「……やれやれ。結局こうなるのか」
マクシミリアン殿下が、ゆっくりと大剣を抜いた。
その顔には、獰猛な笑みが浮かんでいる。
「よくやった、クリスティーン。敵のボロは出尽くした」
殿下は私の前に立ち、巨大な背中で私を庇った。
「あとは俺の仕事だ。……おい、兄貴。偽造の罪と、俺の女に喧嘩を売った罪。……まとめて精算させてやるから覚悟しろよ?」
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