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第3章〜転
今度はユエさんが……。
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ここ一週間、実はユエさんが、ボケ始めたのではないかと心配している。
いつも朝6時から1時間、夕方から1時間散歩に行っている。
しかし、最近寒くなったことと、日が早く沈むこともあり夕方の散歩の時間を1時間ほど早めている。
そうすると、朝は元気に散歩に行くのだが、夕方の散歩の時に昼寝しているか、寒いので散歩が嫌だと唸る、噛み付こうとする。
もう何度も噛まれて痛い思いをしてきた自分は、怖くなり宥めたり気を引いたりとする。
父には甘やかすなと怒られても、噛まれる恐怖は繰り返し心にも噛まれた場所にもぶり返す。
そして、疲れ果てて薬を飲んで眠ろうとしたら、吠え始めるのである。
夜中に吠える……昼間でも気になるのに、夜に吠えるのは絶対に困る。
半分薬で寝ぼけているものの、慌てて吠えないように叱るか、最後には懐中電灯を手に散歩に行く。
フラフラとはするもののユエさんが動き回るのをついて歩くしかない。
でないと、自分の意識がなくなったら、家に戻れなくなる。
そしてそのまま帰ると、眠れなくなるのだ。
そして朝が起きれない。
でも、夜中に吠えるのは近所迷惑で……。
昼と晩が逆転しているのではないかとも思うし、今度動物病院に行って相談しようと思う。
いつも朝6時から1時間、夕方から1時間散歩に行っている。
しかし、最近寒くなったことと、日が早く沈むこともあり夕方の散歩の時間を1時間ほど早めている。
そうすると、朝は元気に散歩に行くのだが、夕方の散歩の時に昼寝しているか、寒いので散歩が嫌だと唸る、噛み付こうとする。
もう何度も噛まれて痛い思いをしてきた自分は、怖くなり宥めたり気を引いたりとする。
父には甘やかすなと怒られても、噛まれる恐怖は繰り返し心にも噛まれた場所にもぶり返す。
そして、疲れ果てて薬を飲んで眠ろうとしたら、吠え始めるのである。
夜中に吠える……昼間でも気になるのに、夜に吠えるのは絶対に困る。
半分薬で寝ぼけているものの、慌てて吠えないように叱るか、最後には懐中電灯を手に散歩に行く。
フラフラとはするもののユエさんが動き回るのをついて歩くしかない。
でないと、自分の意識がなくなったら、家に戻れなくなる。
そしてそのまま帰ると、眠れなくなるのだ。
そして朝が起きれない。
でも、夜中に吠えるのは近所迷惑で……。
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