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始まりのご挨拶から……ぼっこぼこです(笑)
ヴィクターさんの子供とセイラさんは、周囲を巻き込む破壊魔です(ヴィクターさんは諦めてます)。
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一通り確認し終えたヴィクトローレは、瑞波に付いているという清泉と姪のルゥに託し、移動する。
そして、先に一通りの確認を終えていた男性陣の前に立つと、
「そっちはどうだった? フィア?」
「隼人兄上とエドワードの視力ですね。特に、隼人兄上の視力のバランスが悪すぎるのと、エドワードは乱視と極度に悪い近視です。これほど悪いと、術を描けても、対象に攻撃することも防御も……一瞬の見極めが大事な時に利用できません」
フィアの言葉に、悔しげに唇を噛む。
エドワードは、フィアに言われるまでもなく理解しているのだ。
「そうだね……戻って何とかするとしよう。で、こちらは綾の治療に、瑞波の……」
「え? み、瑞波に何が!」
シュウは顔色を変え、立ち上がる。
「ん? 妊娠中。子供を身ごもっているよ」
「……へ?」
「だから、お腹に赤ん坊がいるの」
顔を見合わせる男性陣の中で、へなへなと座り込むシュウ。
頬は上気し、ほころんだ顔をするが、すぐに、
「瑞波の体調は? いないってことは、かなり悪い……」
「違うよ。少し不安がってるのと、多胎妊娠だから休ませといたよ。もうすぐ安定期に入るけれど、多胎妊娠は負担がかかるからねぇ……。でも任せといて! 私たちがちゃんとサポートするよ。ね? セイラ」
ヴィクトローレは、セイラを見る。
「えぇ、兄様。大丈夫よ! どーんと任せてちょうだい!」
セイラは胸を叩く。
その横で、シュウは、
「多胎……? 多胎と言うのは……?」
「あぁ、グランディアだと『多胎』。つまり、双子か三つ子が生まれると思う。でも、気配の比重は2対1だから、三つ子じゃないのかなぁ……おめでとう」
ヴィクトローレがにっこりと笑い、祝福の言葉をかけると、シュウはほろっと涙をこぼす。
「……良かった……良かった……。瑞波が元気で、子供たちが元気で生まれてくれれば……! それで良いんだ! 瑞波が『ごめんなさい』って自分を責める姿を、慰められない……理解できないのが苦しくて、悔しくて……」
「互いを思いすぎなんだよ。父さんと母さんは」
こちらも涙目になりつつ成時が突っ込むと、アルドリーが、
「なぁなぁ、蒼記!」
「なぁに? 幸矢」
双子の兄を見返したアーサーに、
「明日、俺と蒼記の誕生日だろう? 瑞波母さんと赤ん坊たちのお祝いも、一緒にしよう! だって、俺たちの従兄弟だぞ! お祝い!」
「それよりも、バースデープレゼント、今日もらっちゃった! って感じじゃない? 最高のプレゼントだよね?」
「そうだな! って……忘れてた! シュウ父さん、セイ! おめでとう!」
アルドリーの声で周囲から祝福の言葉がかけられ、シュウは慌てて涙をぬぐうと、
「ありがとう! それとこれから忙しくなるから、皆に助けを呼ぶかもしれない。よろしく頼む!」
「子育て? それなら私たちにも手助けできるよ? するつもりだし」
キョトンとするシエラに、シュウは真顔で、
「いや、向こうに行って、あれこれ状況が変わってくるはずだ。それに、俺たちが清野……グランディアの民であることによって、瑞波だけじゃない、隼人の家族にも、危険が及ぶ可能性だってある! その為にも、俺は向こうでそれなりの地位に……権力が必要になる! その為に動く!」
「清秀?」
父親の清影を見返し、
「父上は普段通り……私が裏で動きます」
「と言うか……シュウ?」
シエラが口を挟む。
「権力ってさぁ……シュウ、もうすでに持ってるんだけど? エイ兄様も悲愴感漂わせない! 何忘れてるの?」
「俺は……」
「シェールドの王太子のアルドリー殿下の伯父で、守役で、その上私の片腕でしょ? これ以上要るの?」
シエラの問いかけに、
「そうなのか?」
「そうなのか? じゃないでしょ! シュウ! 自分で約束しておいて、破る気? シュウが言ったんでしょ! 私たちが戻る時には、幾らエイ兄様が反対しても、シェールドに行って私の片腕として動くって! 私が少し不器用だから……」
「いやいや、兄貴、とてつもなく不器用だから! それでどうやって生きてこれたのか解らねぇほど、不器用だし、その不器用さでどうやったら幸矢たちに剣を教え込んだのか解らねぇほど不器用だから!」
突っ込むシュウ。
「兄貴、自覚しろ! じいさまの子供は3人とも破壊魔! どこをどうやったら生まれるのかわっかんねぇほど、馬鹿げてるほど破壊魔! じいさまの優雅さ、洗練された物腰、それに、セティおばあ様の儚げで大人しいところ、どこをどうやっても継いでないから! 顔だけ! 顔だけじいさまに似てるだけだから! 自覚しろ! 自覚してない時点で変だから!」
「破壊魔って何で?」
むきーっと怒りかけたシエラが動くと、湯飲みが蹴り飛ばされ、それとその中身がかかりかけたヴィクターはスッと避ける。
ちなみにそこには、
「ぎゃぁぁ! また~!」
アレクが再び湯を浴びる。
「あ、ゴメンね~? アレク。もう一回湯浴びしてくる?」
「お前らが周囲を破壊して、開放的になった風呂に入れっていうのか!」
「逃げるからでしょ? それに、ここには露天風呂っていうのがあるんだよ? 入ってくれば?」
口では言うものの、示されたのは池。
「止めてくれ! 私の可愛い可愛い鯉たちが! 連れていっても良いと父上に言われて、話して理解してもらったばかりなのに!」
悲鳴をあげるのは清影。
「もう、頼むから止めてくれ! 私の大事な盆栽に茶器の数々に、華道、香道の道具、絵画に刀剣、楽器の数々を……幾ら破壊すれば良いんだ! 私の、私の大切なコレクションが……」
余りにも昔からだったのか、本気で泣き始める父親を不憫そうに見ながら、
「もう、本気でこれ以上父上を泣かせないでくださいね? 母上、兄貴。憤死しますよ?」
「あ、そう言えば、不整脈だったよ? 伯父上! ストレスためてるから、安静にしておいた方が良いって言うの忘れてた!」
フィアの言葉に、清雅、シエラ、セイラを除く人々は、さもありなん……と納得する。
清影は、線が細く神経質である。
「だから、眠ってお休みしますか? って聞いたら……『お、起きてないと、みやびにシエラに清子が何をしでかすかわからない! 頼むから……3人が大人しくしてくれたら休む! だから、お願いだ!』って、この初対面に近い僕に手を合わせて拝むんだよ……僕、シエラ兄様大好きだけど……この時は、ほんとに……エイ伯父様が可哀想になっちゃった……大変だなぁって……」
「……エイ、可哀想……」
シルゥが顔を背ける。
「清雅にセイラにシエラだけでも大変なのに……アレクの義父! 呪われてるよ! 絶対に!」
「呪いって、シルゥ兄様? 酷くない? 私は悪気があってやってる訳じゃないのに! ちょっと不器用で、姉様みたいに計算づくじゃないんだよ? さーこみたいに、本職じゃないんだよ! 一緒にしないでよぉ!」
シエラは必死に訴えるが、
「やってることは一緒!」
と、父親に言われると、ガックリとする。
「あぁ、そうだ、フィアに兄様」
思い出したように、告げるヴィクトローレ。
「六槻が、竜がいるって言うんだけど……一緒に見に行って貰っても良い?」
「はーい。行きます! それよりも行きたいです!」
フィアは目を輝かせ、手をあげる。
「でも、初対面に近い叔父さんたちと一緒じゃ、不安だろうから……アルドリー?」
「ダメ~! 竜さん、出てこないの!」
六槻は必死に首を振る。
「あのね? 竜さん、にーちゃのこと嫌いじゃないけど、強すぎてい、畏縮する? って、あまりにも畏れ多いって……ゆってたの! ごめんなさいって、いってた!」
「あぁ……」
意味を完全に理解した3人は、キョトンとする美貌の少年を見る。
ヴィクトローレとエドワードの二重かけの術でこれだけのオーラを放つ、アルドリーを弱い精霊は畏れ、逃げている姿を何度も見ている。
その『竜』が怯えるのも無理はないだろう……。
「じゃぁ……アーサーおいで? 話もあるし」
「はーい。じゃぁ、行ってくるね?」
アーサーは素直に返事をして、ついていくのだった。
そして、先に一通りの確認を終えていた男性陣の前に立つと、
「そっちはどうだった? フィア?」
「隼人兄上とエドワードの視力ですね。特に、隼人兄上の視力のバランスが悪すぎるのと、エドワードは乱視と極度に悪い近視です。これほど悪いと、術を描けても、対象に攻撃することも防御も……一瞬の見極めが大事な時に利用できません」
フィアの言葉に、悔しげに唇を噛む。
エドワードは、フィアに言われるまでもなく理解しているのだ。
「そうだね……戻って何とかするとしよう。で、こちらは綾の治療に、瑞波の……」
「え? み、瑞波に何が!」
シュウは顔色を変え、立ち上がる。
「ん? 妊娠中。子供を身ごもっているよ」
「……へ?」
「だから、お腹に赤ん坊がいるの」
顔を見合わせる男性陣の中で、へなへなと座り込むシュウ。
頬は上気し、ほころんだ顔をするが、すぐに、
「瑞波の体調は? いないってことは、かなり悪い……」
「違うよ。少し不安がってるのと、多胎妊娠だから休ませといたよ。もうすぐ安定期に入るけれど、多胎妊娠は負担がかかるからねぇ……。でも任せといて! 私たちがちゃんとサポートするよ。ね? セイラ」
ヴィクトローレは、セイラを見る。
「えぇ、兄様。大丈夫よ! どーんと任せてちょうだい!」
セイラは胸を叩く。
その横で、シュウは、
「多胎……? 多胎と言うのは……?」
「あぁ、グランディアだと『多胎』。つまり、双子か三つ子が生まれると思う。でも、気配の比重は2対1だから、三つ子じゃないのかなぁ……おめでとう」
ヴィクトローレがにっこりと笑い、祝福の言葉をかけると、シュウはほろっと涙をこぼす。
「……良かった……良かった……。瑞波が元気で、子供たちが元気で生まれてくれれば……! それで良いんだ! 瑞波が『ごめんなさい』って自分を責める姿を、慰められない……理解できないのが苦しくて、悔しくて……」
「互いを思いすぎなんだよ。父さんと母さんは」
こちらも涙目になりつつ成時が突っ込むと、アルドリーが、
「なぁなぁ、蒼記!」
「なぁに? 幸矢」
双子の兄を見返したアーサーに、
「明日、俺と蒼記の誕生日だろう? 瑞波母さんと赤ん坊たちのお祝いも、一緒にしよう! だって、俺たちの従兄弟だぞ! お祝い!」
「それよりも、バースデープレゼント、今日もらっちゃった! って感じじゃない? 最高のプレゼントだよね?」
「そうだな! って……忘れてた! シュウ父さん、セイ! おめでとう!」
アルドリーの声で周囲から祝福の言葉がかけられ、シュウは慌てて涙をぬぐうと、
「ありがとう! それとこれから忙しくなるから、皆に助けを呼ぶかもしれない。よろしく頼む!」
「子育て? それなら私たちにも手助けできるよ? するつもりだし」
キョトンとするシエラに、シュウは真顔で、
「いや、向こうに行って、あれこれ状況が変わってくるはずだ。それに、俺たちが清野……グランディアの民であることによって、瑞波だけじゃない、隼人の家族にも、危険が及ぶ可能性だってある! その為にも、俺は向こうでそれなりの地位に……権力が必要になる! その為に動く!」
「清秀?」
父親の清影を見返し、
「父上は普段通り……私が裏で動きます」
「と言うか……シュウ?」
シエラが口を挟む。
「権力ってさぁ……シュウ、もうすでに持ってるんだけど? エイ兄様も悲愴感漂わせない! 何忘れてるの?」
「俺は……」
「シェールドの王太子のアルドリー殿下の伯父で、守役で、その上私の片腕でしょ? これ以上要るの?」
シエラの問いかけに、
「そうなのか?」
「そうなのか? じゃないでしょ! シュウ! 自分で約束しておいて、破る気? シュウが言ったんでしょ! 私たちが戻る時には、幾らエイ兄様が反対しても、シェールドに行って私の片腕として動くって! 私が少し不器用だから……」
「いやいや、兄貴、とてつもなく不器用だから! それでどうやって生きてこれたのか解らねぇほど、不器用だし、その不器用さでどうやったら幸矢たちに剣を教え込んだのか解らねぇほど不器用だから!」
突っ込むシュウ。
「兄貴、自覚しろ! じいさまの子供は3人とも破壊魔! どこをどうやったら生まれるのかわっかんねぇほど、馬鹿げてるほど破壊魔! じいさまの優雅さ、洗練された物腰、それに、セティおばあ様の儚げで大人しいところ、どこをどうやっても継いでないから! 顔だけ! 顔だけじいさまに似てるだけだから! 自覚しろ! 自覚してない時点で変だから!」
「破壊魔って何で?」
むきーっと怒りかけたシエラが動くと、湯飲みが蹴り飛ばされ、それとその中身がかかりかけたヴィクターはスッと避ける。
ちなみにそこには、
「ぎゃぁぁ! また~!」
アレクが再び湯を浴びる。
「あ、ゴメンね~? アレク。もう一回湯浴びしてくる?」
「お前らが周囲を破壊して、開放的になった風呂に入れっていうのか!」
「逃げるからでしょ? それに、ここには露天風呂っていうのがあるんだよ? 入ってくれば?」
口では言うものの、示されたのは池。
「止めてくれ! 私の可愛い可愛い鯉たちが! 連れていっても良いと父上に言われて、話して理解してもらったばかりなのに!」
悲鳴をあげるのは清影。
「もう、頼むから止めてくれ! 私の大事な盆栽に茶器の数々に、華道、香道の道具、絵画に刀剣、楽器の数々を……幾ら破壊すれば良いんだ! 私の、私の大切なコレクションが……」
余りにも昔からだったのか、本気で泣き始める父親を不憫そうに見ながら、
「もう、本気でこれ以上父上を泣かせないでくださいね? 母上、兄貴。憤死しますよ?」
「あ、そう言えば、不整脈だったよ? 伯父上! ストレスためてるから、安静にしておいた方が良いって言うの忘れてた!」
フィアの言葉に、清雅、シエラ、セイラを除く人々は、さもありなん……と納得する。
清影は、線が細く神経質である。
「だから、眠ってお休みしますか? って聞いたら……『お、起きてないと、みやびにシエラに清子が何をしでかすかわからない! 頼むから……3人が大人しくしてくれたら休む! だから、お願いだ!』って、この初対面に近い僕に手を合わせて拝むんだよ……僕、シエラ兄様大好きだけど……この時は、ほんとに……エイ伯父様が可哀想になっちゃった……大変だなぁって……」
「……エイ、可哀想……」
シルゥが顔を背ける。
「清雅にセイラにシエラだけでも大変なのに……アレクの義父! 呪われてるよ! 絶対に!」
「呪いって、シルゥ兄様? 酷くない? 私は悪気があってやってる訳じゃないのに! ちょっと不器用で、姉様みたいに計算づくじゃないんだよ? さーこみたいに、本職じゃないんだよ! 一緒にしないでよぉ!」
シエラは必死に訴えるが、
「やってることは一緒!」
と、父親に言われると、ガックリとする。
「あぁ、そうだ、フィアに兄様」
思い出したように、告げるヴィクトローレ。
「六槻が、竜がいるって言うんだけど……一緒に見に行って貰っても良い?」
「はーい。行きます! それよりも行きたいです!」
フィアは目を輝かせ、手をあげる。
「でも、初対面に近い叔父さんたちと一緒じゃ、不安だろうから……アルドリー?」
「ダメ~! 竜さん、出てこないの!」
六槻は必死に首を振る。
「あのね? 竜さん、にーちゃのこと嫌いじゃないけど、強すぎてい、畏縮する? って、あまりにも畏れ多いって……ゆってたの! ごめんなさいって、いってた!」
「あぁ……」
意味を完全に理解した3人は、キョトンとする美貌の少年を見る。
ヴィクトローレとエドワードの二重かけの術でこれだけのオーラを放つ、アルドリーを弱い精霊は畏れ、逃げている姿を何度も見ている。
その『竜』が怯えるのも無理はないだろう……。
「じゃぁ……アーサーおいで? 話もあるし」
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