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わたくしは、誰なのでしょう?
これでもわたくしは、普通のお嬢様を目指しておりますのよ? えぇ? パパが可哀想? どうしてですか?
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初めまして。わたくしは彩映と申します。
パパは千夜ママは日向夏といいます。
兄弟は一つ上の千夏ちゃんと、三つ下の風深ちゃんです。
わたくしは、両親の良いところしか受け継いでいないそうですわ……例えば、パパの真面目なところ、努力家なところ……あ、顔立ちはパパの双子のお姉さまであるふぅちゃんママに似ています。
優しいところと素直なところはママ譲りとか、両親のいちゃいちゃのネタに毎回言われておりますわ……いつも仲良しなのです。
ママ方のおじいさまは、とっても照れ屋さんで穏やかな教職者です。
おばあさまは教師の免許もありますが、癒しの力を持っているので騎士の館の救護室の先生です。
そして、パパ方のじーじとばぁばは、童顔で実際年齢不詳、永遠の恋人同士と言われているとても仲良しさんです。
おじいさまとおばあさま、じーじとばぁばもわたくしは大好きなのです。
……はっ! いけませんわ!
今日はひさしぶりに、おじいさまとおばあさまに会えるのです。
そして、曽祖父母にあたるじーじのお父さんとお母さんに会えます。
どんな方でしょうか。
パパが言うには、見た目は厳しそうだけど口下手で繊細なおおおじいさまと、破天荒で豪快なおおおばあさまだそうです。
おおおばあさまのお父さん……高祖父にあたるヴィクターおじいさまは、時々勉強を教えてくれます。
ヴィクターおじいさまはとっても物知りで、優しいです。
曽祖父母、高祖父という言葉も、ヴィクターおじいさまに教えてもらったので、ちゃんと意味がわかります。
わたくしには、優しくて、強くて、勉強が好きな、いっぱいの家族がいるってことなのです。
そういえば最近、わたくしはまだ6歳なのに、パパが、
「彩映は、嫁に出さない! 絶対出すもんか~! 一生パパのそばにいればいい!」
って言ってるそうです。
でも、パパ?
わたくしは、今はパパとママと一緒にいるのが幸せですが、大きくなったら変わってくると思いますわ。
だって、わたくしはパパとママの子供ですもの。
パパみたいに強くて優しくてかっこいい人、いたらいいなぁって思います。
だけど、それはもっと後でいいと思うのです。
まずは最近、那智ちゃんの旦那様に頂いた、眼鏡に慣れないといけません。
やっぱり遠くを見たいのです。
本も読みたいし、パパやママの顔を見たいです。
それに、文字を見るのにも、毎回紙に書いてもらって、目の前に出してもらわないといけませんもの。
わたくしはいいですが、書く人……特にいつも遊んでいるので、筆記通訳の千夏ちゃんが大変です。
それに大きく書いてもらわなくてはいけないので、紙の枚数が必要です。
一度実験で、四角い色付きのボードに白い文字は、見えにくかったです。
白いボードに黒い文字はいいのですが、細い文字だと見えにくいです。
苦心していると、千夏ちゃんは、
『オレ、文字を練習しなきゃいけない』
『スペル間違ってないかも勉強になる』
『綺麗な文字を書くのも必要だ』
『彩映、気にするな』
って言ってくれます。
優しいのです。
次は、耳が聞こえるようになる器械の作成です。
これは、彗おじいさまとヴィクトローレ先生と一緒に作ります。
その次は、眼鏡で少しでも見えるようになったら、手話や点字を覚えます。
そして、口の動きで何を喋っているのかわかるように練習します。
読唇術というのだそうです。
いろいろすることがいっぱいです。
でも、一番は……。
わたくしは、大きく紙に書かれた手紙をじっと読みました。
一応、普通なら便箋に2枚程度でしょうが、大きめの紙10枚に書いてくださってます。
『スライムヒエヒエを使った、加工品のことでどうか知恵を貸してほしい。
この地域では乾燥レンガを使って家を建てる。
そしてレンガを積んで、その間に、砂や土を練ったものを挟むことで壁にするんだが、強い風や急な雨、そして凄まじい温度でヒビが入ったりして定期的に修繕が必要なんだ。家の壁の補修材が高価で、手に入りにくい。
その時、スライムヒエヒエを作っていた部下が、壁の補修材としてこれは使えないかって思い付いた。
実験はファルト領で行うから、その結果を見てすきま風の入らない病院やお家を作る手伝いをしてほしい。
どうかよろしくお願いする。
ファルト領騎士団団長リーダイル……代筆星蘭』
騎士団長から直々の書状です。
あ、代筆はママの妹の星蘭ちゃんです。
まだ、一度も会ったことはないのですが、何通もお手紙をもらいました。
星蘭ちゃんは文字が綺麗ですが、とてもメルヘンのある文章です。
メルヘンというのは少し違いますか……うーん、とっても可愛らしいです。
旦那さまのこととか、日々のことを楽しそうに、幸せそうに書かれています。
今回は多分、旦那様であるリーダイル団長の言葉をそのまま書いたのだと思います。
「うーん……ネバネバ……ヒエヒエとちょっと違うのですね。でも、くっついたままっていうと、ヒエヒエだけじゃダメなような気がします。向こうでは何が元々使われているか、向こうに何があるかも調べてもらいましょう。でも、ヒエヒエを使えないかと考えつくその騎士さんも頭が良い方ですね」
ノートに書き込みます。
でも、目が悪いので、もうちょっと大きく書かなければ……。
大きいノート……ううん、思い切って、騎士団の団長さんの持つ手帳型媒体を少し大きくして、わたくしと千夏ちゃんと風深ちゃんとお友達のメオくんとカズールの凛音ちゃんと使えるようにしたいです。
それよりも、書かれた文字を拡大縮小できる機能がいいでしょうか……。
イメージ図を考えていたら、
ポンポン……
と背中を叩かれました。
パパ……じゃなくて、アルベルトお兄さまです。
『僕にも作って』
と書いてあります。
「分かりましたわ。でも、お兄さまの持ってる石板と、やりとりができるようにしますね。いくつもあっては邪魔だと思います」
そういうと、うんうんと大きく頷いてくれました。
今日は、千夏ちゃんはパパのお仕事見学です。
ママと風深ちゃんは、ばぁばのところです。
なのでアルベルトお兄さまと、マレーネママとノエルママとアスールと一緒です。
これからわたくしは、ワクワクするような日々が待っているのだと思います。
無理はするなと言われていますので、ほどほどに手抜きはせず、たくさんの夢を叶えられるように頑張りたいと思うのです。
~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~
ひとまず、こちらで終わらせていただきます。
ちぃちゃん(パパ)の独り言というか、愚痴というか……書いているとものすごく動いてくれて楽しかったです。
元々若い頃に作ったキャラたちですが、今回の話を書く時にザマァキャラに書き換えられた、ルナの両親とか、ちぃちゃんの姉の一人とか、ルナの妹とか……あれ? 同じ人が2回出てるぞ?(笑)……のですが、元々キャラの中ではわがままプーとタカビー姐さんだったので、反省して欲しいものです。
番外編は、別話にも出ているメオくんのお話です。
ちなみに日向夏ママ姉妹には一番下に弟……両親の養子がいます。
萬葉くんです。
今は、事情があって、ここにいないことになっています。
では
パパは千夜ママは日向夏といいます。
兄弟は一つ上の千夏ちゃんと、三つ下の風深ちゃんです。
わたくしは、両親の良いところしか受け継いでいないそうですわ……例えば、パパの真面目なところ、努力家なところ……あ、顔立ちはパパの双子のお姉さまであるふぅちゃんママに似ています。
優しいところと素直なところはママ譲りとか、両親のいちゃいちゃのネタに毎回言われておりますわ……いつも仲良しなのです。
ママ方のおじいさまは、とっても照れ屋さんで穏やかな教職者です。
おばあさまは教師の免許もありますが、癒しの力を持っているので騎士の館の救護室の先生です。
そして、パパ方のじーじとばぁばは、童顔で実際年齢不詳、永遠の恋人同士と言われているとても仲良しさんです。
おじいさまとおばあさま、じーじとばぁばもわたくしは大好きなのです。
……はっ! いけませんわ!
今日はひさしぶりに、おじいさまとおばあさまに会えるのです。
そして、曽祖父母にあたるじーじのお父さんとお母さんに会えます。
どんな方でしょうか。
パパが言うには、見た目は厳しそうだけど口下手で繊細なおおおじいさまと、破天荒で豪快なおおおばあさまだそうです。
おおおばあさまのお父さん……高祖父にあたるヴィクターおじいさまは、時々勉強を教えてくれます。
ヴィクターおじいさまはとっても物知りで、優しいです。
曽祖父母、高祖父という言葉も、ヴィクターおじいさまに教えてもらったので、ちゃんと意味がわかります。
わたくしには、優しくて、強くて、勉強が好きな、いっぱいの家族がいるってことなのです。
そういえば最近、わたくしはまだ6歳なのに、パパが、
「彩映は、嫁に出さない! 絶対出すもんか~! 一生パパのそばにいればいい!」
って言ってるそうです。
でも、パパ?
わたくしは、今はパパとママと一緒にいるのが幸せですが、大きくなったら変わってくると思いますわ。
だって、わたくしはパパとママの子供ですもの。
パパみたいに強くて優しくてかっこいい人、いたらいいなぁって思います。
だけど、それはもっと後でいいと思うのです。
まずは最近、那智ちゃんの旦那様に頂いた、眼鏡に慣れないといけません。
やっぱり遠くを見たいのです。
本も読みたいし、パパやママの顔を見たいです。
それに、文字を見るのにも、毎回紙に書いてもらって、目の前に出してもらわないといけませんもの。
わたくしはいいですが、書く人……特にいつも遊んでいるので、筆記通訳の千夏ちゃんが大変です。
それに大きく書いてもらわなくてはいけないので、紙の枚数が必要です。
一度実験で、四角い色付きのボードに白い文字は、見えにくかったです。
白いボードに黒い文字はいいのですが、細い文字だと見えにくいです。
苦心していると、千夏ちゃんは、
『オレ、文字を練習しなきゃいけない』
『スペル間違ってないかも勉強になる』
『綺麗な文字を書くのも必要だ』
『彩映、気にするな』
って言ってくれます。
優しいのです。
次は、耳が聞こえるようになる器械の作成です。
これは、彗おじいさまとヴィクトローレ先生と一緒に作ります。
その次は、眼鏡で少しでも見えるようになったら、手話や点字を覚えます。
そして、口の動きで何を喋っているのかわかるように練習します。
読唇術というのだそうです。
いろいろすることがいっぱいです。
でも、一番は……。
わたくしは、大きく紙に書かれた手紙をじっと読みました。
一応、普通なら便箋に2枚程度でしょうが、大きめの紙10枚に書いてくださってます。
『スライムヒエヒエを使った、加工品のことでどうか知恵を貸してほしい。
この地域では乾燥レンガを使って家を建てる。
そしてレンガを積んで、その間に、砂や土を練ったものを挟むことで壁にするんだが、強い風や急な雨、そして凄まじい温度でヒビが入ったりして定期的に修繕が必要なんだ。家の壁の補修材が高価で、手に入りにくい。
その時、スライムヒエヒエを作っていた部下が、壁の補修材としてこれは使えないかって思い付いた。
実験はファルト領で行うから、その結果を見てすきま風の入らない病院やお家を作る手伝いをしてほしい。
どうかよろしくお願いする。
ファルト領騎士団団長リーダイル……代筆星蘭』
騎士団長から直々の書状です。
あ、代筆はママの妹の星蘭ちゃんです。
まだ、一度も会ったことはないのですが、何通もお手紙をもらいました。
星蘭ちゃんは文字が綺麗ですが、とてもメルヘンのある文章です。
メルヘンというのは少し違いますか……うーん、とっても可愛らしいです。
旦那さまのこととか、日々のことを楽しそうに、幸せそうに書かれています。
今回は多分、旦那様であるリーダイル団長の言葉をそのまま書いたのだと思います。
「うーん……ネバネバ……ヒエヒエとちょっと違うのですね。でも、くっついたままっていうと、ヒエヒエだけじゃダメなような気がします。向こうでは何が元々使われているか、向こうに何があるかも調べてもらいましょう。でも、ヒエヒエを使えないかと考えつくその騎士さんも頭が良い方ですね」
ノートに書き込みます。
でも、目が悪いので、もうちょっと大きく書かなければ……。
大きいノート……ううん、思い切って、騎士団の団長さんの持つ手帳型媒体を少し大きくして、わたくしと千夏ちゃんと風深ちゃんとお友達のメオくんとカズールの凛音ちゃんと使えるようにしたいです。
それよりも、書かれた文字を拡大縮小できる機能がいいでしょうか……。
イメージ図を考えていたら、
ポンポン……
と背中を叩かれました。
パパ……じゃなくて、アルベルトお兄さまです。
『僕にも作って』
と書いてあります。
「分かりましたわ。でも、お兄さまの持ってる石板と、やりとりができるようにしますね。いくつもあっては邪魔だと思います」
そういうと、うんうんと大きく頷いてくれました。
今日は、千夏ちゃんはパパのお仕事見学です。
ママと風深ちゃんは、ばぁばのところです。
なのでアルベルトお兄さまと、マレーネママとノエルママとアスールと一緒です。
これからわたくしは、ワクワクするような日々が待っているのだと思います。
無理はするなと言われていますので、ほどほどに手抜きはせず、たくさんの夢を叶えられるように頑張りたいと思うのです。
~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~~*~
ひとまず、こちらで終わらせていただきます。
ちぃちゃん(パパ)の独り言というか、愚痴というか……書いているとものすごく動いてくれて楽しかったです。
元々若い頃に作ったキャラたちですが、今回の話を書く時にザマァキャラに書き換えられた、ルナの両親とか、ちぃちゃんの姉の一人とか、ルナの妹とか……あれ? 同じ人が2回出てるぞ?(笑)……のですが、元々キャラの中ではわがままプーとタカビー姐さんだったので、反省して欲しいものです。
番外編は、別話にも出ているメオくんのお話です。
ちなみに日向夏ママ姉妹には一番下に弟……両親の養子がいます。
萬葉くんです。
今は、事情があって、ここにいないことになっています。
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