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番外編を集めてる^_^ ねこネコ(=^ェ^=)
ペン騒動……別目線
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《ペン騒動》元ネタは《butterfly effect》より。
「うーん……ペンがね。インク壺にペン先つけて、書くのを繰り返してると、インクが落ちたりするし、手入れも大変なんだよね」
幸矢パパがため息をつきながら言いました。
わたくちはルナリアでしゅ。
いっしゃいを超えました。
今日は、海の向こうの国王陛下、リスティル陛下とその弟のミューゼリック殿下にお会いしました。
リスティル陛下は、鉱物学や発掘学者さんです。
地層も大好きなので、この国の地層や遺跡について書かれた本がありました。
それを読んで気になったことがあったので、お願いしていろいろお聞きしました。
最初はわたくちにどう説明しようかと思っていたらしかったです……いっしゃいですからね……でも、付箋を挟んだ本をめくったり、説明を一所懸命書き込んでいたら、たくさん知らないお話をしてくれました。
とても楽しかったです。
そのあと、じいちゃま……マルムスティーン侯爵なのです……か、ちぃちゃんがお迎えに来てくれるので、幸矢パパのお膝に座って待っていたら、幸矢パパが左手の指を見て言ったのです。
ちなみに幸矢パパは左利きです。
「太いペンはあるんだよね……でも、公務に使えない。ちなみに布に書くペンとか、洗っても落ちにくいペンはセイの奥さんが作ってるんだよね……正式な書面だから、いちいちサインってペン壺にペン先をつけてって繰り返してたら面倒だよね」
「……あ、おばしゃまが前にちゅくってくりぇましたよ? これをもっと口を小さくできないかって」
わたくちは、マジックバッグから出します。
原理は、ペン先にボールがついていて、ペン軸にインクが溜まってるものです。
これは、ペン先の原理をおばさまに説明してもらいました。
「あぁ……それは、普段のメモに使っているんだよ。使いやすいけどサインはこっちがいいってね」
「あぁ、軸しゃきのふとしゃでしゅね。じゃぁ……くっちゅけましゅ!」
「くっつける?」
「あい! 幸矢パパ! あいがとうでしゅ! ちゅぎにちゅくるもの考えましゅた! インクを何度もかえないペンでしゅ!」
「でも、ルナ? 携帯万年筆はあるよ?」
そうでした。
外で仕事をするおじさまたちが持っています。
「しょうでしゅ! 頑張りましゅ!」
「無理はしないんだよ? 熱出したら心配だからね? で、いつかできたら、幸矢パパにも見せてね?」
「一番かっこいいのあげましゅ!」
マジックバッグの手帳を広げ、イメージを書き込み始めたのでした。
数日後、考えたものは無地のペン軸に、ペン先がついていて、ペン軸にはカートリッジ内蔵。
ポケットに入れるためのクリップ付きで、クリップに小さい魔石をつけておく。
そして、ペンの頭を指で押すことで色も変化できます。
「うーん……インクみっちゅでしゅ。わかるように……」
「ルナ~? 今日は俺たちの部屋で、おやすみだぞ~?」
「ちぃちゃん! 嫌でしゅ! フリフリにゃら、にゃんこしゃんパジャマがいいでしゅ!」
「両方あるから大丈夫!」
あぁ! まだ完成じゃないのに、抱っこされてとんとん背中叩かれると眠くなるのです。
あともう少しで、完成するので、す……くぅぅぅ……。
翌々日、出来上がった二本のペン……一本は白虎柄のニャンコ、もう一本が白ニャンコ。
幸矢パパには、会うことができなかったので、ちぃちゃんにお願いしておいた。
そしておばさまには、久しぶりにお会いすることもあったので、プレゼントした。
ちなみに幸矢パパのインクは黒、青黒、臙脂色。
色の調合は、ちょっと難しい……。
おばさまは黒、ピンクに近い赤、明るめのブルー。
おばさまは可愛くて優しい。
会うと、毎回ものすごく喜んでくれる。
しかも、
「はぁぁ! 可愛い! 癒し! 抱っこしてたい!」
といつも抱っこすりすりしてくれる。
「あ、おばしゃま、おしょくなったの……誕生日おめでとうなの!」
「えぇぇ! お、覚えててくれたの?」
持ってきていた紙袋を渡すと、喜んでくれた。
包装を丁寧に外すと、中身を見て喜んでくれた。
「わぁぁぁ! ペン? これ、みたことない可愛い!」
「ちゅくりまちた!」
「ちゅ……えぇぇ! 作ったの? これを? すごい!」
目を丸くして、わたくちを見るおばさまに、
「このニャンコさんはねんねしてましゅ」
「そうだね? 両目をおててで隠してる!」
「あにょね? ペンの上を一回押したら、ニャンコさんが両手を離して、ぱっちりお目目がひらきましゅ」
と自分の目を隠した手を離して見せる。
「インクは黒でしゅ。もう一回押したら、右目隠して赤になりましゅ」
今度は、左手をおろし、右目を隠したままで右に首を傾ける。
「もう一回押すと反対になって青でしゅ」
反対に手を入れ替え、こてんと反対側に首を傾げるポーズをした。
これでわかるでしょうか?
「しゃいごは両方お目目を隠して、ペンとニャンコさんお休みしましゅ」
両目を隠した後に、
「ぐーぐー……にゃのでしゅ。おしまいでしゅ」
わかったかな?
とおばさまを見上げたら、何故か涙ぐんで、ハグをして喜んでくれた。
後日、幸矢パパからありがとうというメッセージと、リボンをもらった。
その後、じぃじたちに作ってほしいと言われたので、
「かっこいいのとニャンコさん、どっちがいいでしゅか?」
と聞くと、みんなニャンコさんでした。
おじさまは黒、じぃじとばぁばはミケ、トビミケ。
他は、茶トラ、サバトラ、サビ、赤毛、ハチワレ、ブチと、置いてあったニャンコ図鑑を見て作った。
たくさん模様があってすごいなぁと思った。
今度はワンコ柄を作りたいです。
後日、シエラじぃじに頼まれて、ワンコ柄を作りました。
「うーん……ペンがね。インク壺にペン先つけて、書くのを繰り返してると、インクが落ちたりするし、手入れも大変なんだよね」
幸矢パパがため息をつきながら言いました。
わたくちはルナリアでしゅ。
いっしゃいを超えました。
今日は、海の向こうの国王陛下、リスティル陛下とその弟のミューゼリック殿下にお会いしました。
リスティル陛下は、鉱物学や発掘学者さんです。
地層も大好きなので、この国の地層や遺跡について書かれた本がありました。
それを読んで気になったことがあったので、お願いしていろいろお聞きしました。
最初はわたくちにどう説明しようかと思っていたらしかったです……いっしゃいですからね……でも、付箋を挟んだ本をめくったり、説明を一所懸命書き込んでいたら、たくさん知らないお話をしてくれました。
とても楽しかったです。
そのあと、じいちゃま……マルムスティーン侯爵なのです……か、ちぃちゃんがお迎えに来てくれるので、幸矢パパのお膝に座って待っていたら、幸矢パパが左手の指を見て言ったのです。
ちなみに幸矢パパは左利きです。
「太いペンはあるんだよね……でも、公務に使えない。ちなみに布に書くペンとか、洗っても落ちにくいペンはセイの奥さんが作ってるんだよね……正式な書面だから、いちいちサインってペン壺にペン先をつけてって繰り返してたら面倒だよね」
「……あ、おばしゃまが前にちゅくってくりぇましたよ? これをもっと口を小さくできないかって」
わたくちは、マジックバッグから出します。
原理は、ペン先にボールがついていて、ペン軸にインクが溜まってるものです。
これは、ペン先の原理をおばさまに説明してもらいました。
「あぁ……それは、普段のメモに使っているんだよ。使いやすいけどサインはこっちがいいってね」
「あぁ、軸しゃきのふとしゃでしゅね。じゃぁ……くっちゅけましゅ!」
「くっつける?」
「あい! 幸矢パパ! あいがとうでしゅ! ちゅぎにちゅくるもの考えましゅた! インクを何度もかえないペンでしゅ!」
「でも、ルナ? 携帯万年筆はあるよ?」
そうでした。
外で仕事をするおじさまたちが持っています。
「しょうでしゅ! 頑張りましゅ!」
「無理はしないんだよ? 熱出したら心配だからね? で、いつかできたら、幸矢パパにも見せてね?」
「一番かっこいいのあげましゅ!」
マジックバッグの手帳を広げ、イメージを書き込み始めたのでした。
数日後、考えたものは無地のペン軸に、ペン先がついていて、ペン軸にはカートリッジ内蔵。
ポケットに入れるためのクリップ付きで、クリップに小さい魔石をつけておく。
そして、ペンの頭を指で押すことで色も変化できます。
「うーん……インクみっちゅでしゅ。わかるように……」
「ルナ~? 今日は俺たちの部屋で、おやすみだぞ~?」
「ちぃちゃん! 嫌でしゅ! フリフリにゃら、にゃんこしゃんパジャマがいいでしゅ!」
「両方あるから大丈夫!」
あぁ! まだ完成じゃないのに、抱っこされてとんとん背中叩かれると眠くなるのです。
あともう少しで、完成するので、す……くぅぅぅ……。
翌々日、出来上がった二本のペン……一本は白虎柄のニャンコ、もう一本が白ニャンコ。
幸矢パパには、会うことができなかったので、ちぃちゃんにお願いしておいた。
そしておばさまには、久しぶりにお会いすることもあったので、プレゼントした。
ちなみに幸矢パパのインクは黒、青黒、臙脂色。
色の調合は、ちょっと難しい……。
おばさまは黒、ピンクに近い赤、明るめのブルー。
おばさまは可愛くて優しい。
会うと、毎回ものすごく喜んでくれる。
しかも、
「はぁぁ! 可愛い! 癒し! 抱っこしてたい!」
といつも抱っこすりすりしてくれる。
「あ、おばしゃま、おしょくなったの……誕生日おめでとうなの!」
「えぇぇ! お、覚えててくれたの?」
持ってきていた紙袋を渡すと、喜んでくれた。
包装を丁寧に外すと、中身を見て喜んでくれた。
「わぁぁぁ! ペン? これ、みたことない可愛い!」
「ちゅくりまちた!」
「ちゅ……えぇぇ! 作ったの? これを? すごい!」
目を丸くして、わたくちを見るおばさまに、
「このニャンコさんはねんねしてましゅ」
「そうだね? 両目をおててで隠してる!」
「あにょね? ペンの上を一回押したら、ニャンコさんが両手を離して、ぱっちりお目目がひらきましゅ」
と自分の目を隠した手を離して見せる。
「インクは黒でしゅ。もう一回押したら、右目隠して赤になりましゅ」
今度は、左手をおろし、右目を隠したままで右に首を傾ける。
「もう一回押すと反対になって青でしゅ」
反対に手を入れ替え、こてんと反対側に首を傾げるポーズをした。
これでわかるでしょうか?
「しゃいごは両方お目目を隠して、ペンとニャンコさんお休みしましゅ」
両目を隠した後に、
「ぐーぐー……にゃのでしゅ。おしまいでしゅ」
わかったかな?
とおばさまを見上げたら、何故か涙ぐんで、ハグをして喜んでくれた。
後日、幸矢パパからありがとうというメッセージと、リボンをもらった。
その後、じぃじたちに作ってほしいと言われたので、
「かっこいいのとニャンコさん、どっちがいいでしゅか?」
と聞くと、みんなニャンコさんでした。
おじさまは黒、じぃじとばぁばはミケ、トビミケ。
他は、茶トラ、サバトラ、サビ、赤毛、ハチワレ、ブチと、置いてあったニャンコ図鑑を見て作った。
たくさん模様があってすごいなぁと思った。
今度はワンコ柄を作りたいです。
後日、シエラじぃじに頼まれて、ワンコ柄を作りました。
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