稀代の魔法使いと魔法が使えない唯一の弟子~引きこもり魔法使いが術を失敗して~

笠岡もこ/もこも

文字の大きさ
11 / 11
―幕間―

引き篭り師弟と、乾いた唇

しおりを挟む

「今日は湖に行くから、昼は弁当頼む。ってアニム、起きてるか?」

 数人掛けのソファーがぽよんと弾み、瞑りかけていた目がたちまち開いた。それだけじゃない。すぐ横から聞こえてくる師匠の声のせい。
 
「もちろんです。いくら、いい天気、暖炉ぽかぽかでも、目を開けて寝る、ないよ」
 
 師匠が階段を降りてくる音や談話室に入ってきた気配には、全く気が付かなかったけど。
 言い訳をさせて頂くと、お昼のメニューをどうしようかとお料理ノートを眺めているうちに、こくこくしちゃったのだ。

「まぁ、今日は子猫たちと一緒に寝てたようだから仕方ねぇか」
「うい。フィーネとフィーニス、昨晩、お友達の妖精さんあげる、クッキー頑張って、包んでいたからね」

 冒険大好きな子猫型式神のフィーニスとフィーネ。冒険大好きな二人は、結界内にもたくさんお友達がいる。
 正面の窓から差し込んでくる光と、すぐ傍にある師匠の体温。くすぐったさ交じりの穏やかさに、欠伸が出てしまう。

「ふぁ。日差しぽかぽか、気持ち良くて」

 先日まで振り続けていた雨は止み、森はあたたかい陽気に包まれている。窓の外では、水晶たちがきらきらと輝いている。

「でけぇ口だな」
「ちゃんと手で隠してる」

 むっとして力が入ったのか、料理ノートの端に皺が寄ってしまった。
 ノートには色鉛筆を使って、レシピや食材が描かれている。元の世界と似た食材も多いけど、全然見たことがないモノもあるのだ。花びらの形をしているので、さぞかし甘いフルーツかと思って口にしたら、すんごい酸味がきいていたっていう、見た目とのギャップに騙されるなんてのも多々ある。

「馬鹿力で破くなよ?」
「大切なノート、わかってる。代わりに、ししょーの髪、引き抜いてやる」

 師匠の髪の尻尾を握ってやる。本気にしたのだろう。師匠が頬を固くした。それを無視して、ノートを閉じる。
 片眉を下げて苦笑した師匠。
 
「ちょっと出かけるぞ」
「夜は、戻ってくる? 魔法道具、魔薬、研究材料採取?」

 細かい細工が施されている柱時計に目をやると、十一時を過ぎたところだった。お昼くらい一緒に食べてから出れば良いのに。先日まで賑やかな方々がいてくださったのもあって、一人ご飯は少し寂しい。
 でも、師匠は一度決めたことをなかなか覆さないので、引き止めても無駄なんだけどね。

「用事自体はすぐ終わる。一応言っておくが、お前も行くんだぞ」
「え。私も、一緒していいですか」

 思わず、首を傾げてしまった。
 外界の依頼で魔法道具や魔薬を作る時、師匠は部屋や他の森に引き篭る。引き篭りのさらに引き篭りって、凄く違和感あるよね。マトリョーシカみたい。人形の中から人形が、引き篭り場所から違う引き篭り場所へみたい。
 いや。師匠の筋金入り引き篭りと、可愛らしい人形を同列に並べて申し訳ない。

「川で、魚掴み取り要員?」
「川じゃねぇよ。そうじゃなくて、今日はそういうのしねーよ」

 私がきのこ狩りや木登り要員でなく、普通にお出かけのお供っていうのに驚きだ。
 何かあるに違いない。素潜りでもさせられるとか。いや、そういうのはしないと明言されたので、ただ単に湖の周りでマラソンさせられるとか。運動不足解消に付き合わされるのかな?
 考え込んで眉間に皺が寄っていたのだろう。師匠が申し訳なさそうに頭を掻いた。

「悪い。昼飯、もう決めてたのか?」

 師匠が、手元を覗き込んでくる。えっと、肩に顎が乗っているのは気のせいだろうか。ソファーの背というか、私の後ろに腕が回されていて距離が近いんですけど! 首にあたる毛がくすぐったい。
 っていうか、ノートは既に閉じているわけだけども。なぜに私の手を握って、操っていらっしゃる。普通にノートの角とか引っ張ってくれたら、開いてあげるのに……。
 手袋外しての素手に、息が止まる。

「こっ献立、まだ決めてない。大丈夫」

 師匠ってば、ラスターさんとホーラさんが来てから、やけにスキンシップが増えた気がする。

「けど、水晶の森、出る、良い?」

 師匠の柔らかい髪から意識を逸らそうと試みるが、うまくいきっこない。眩暈が起きそう。
  それはそうと、魔法への耐性がない私は、水晶の森から出られないはずだ。ごくたまーに、結界内なら近くの森に、きのこ狩りとか星を見に行くとかくらいはある。どこに行くのかな。

「出かけるっつっても、水晶の森と雫の森の境あたりだがな。たまには、家以外での昼食もいいだろ?」

 行動範囲が広がるのは、純粋に嬉しい。
 それ以上に胸が高鳴ったのは、ふたりっきりでランチって、デートっぽいから。じわじわと幸せ気分がこみ上げてくる。
 何を作ろう! お弁当なら、こちらの世界で定番だっていうナンぽいのが良い。香草が練りこんであるのが特徴だ。焼いたのがストックしてあるので、フライパンで温めなおしてバターを落とちゃおうかな! あと、師匠が好きだって言ってくれた甘めの卵焼き、受けが良かったタコさんウィンナーも!
 あっ、一応ご本人にもお伺いをしておこうかな。

「ししょー、お弁当、何か希望ある?」
「そうだなぁ。足みたいのが生えたサルスス、あれ面白いよな」
「がってん!」

 敬礼してみせると、師匠が呆れたように笑った。
 サルススというのは、ウィンナーみたいなやつだ。師匠、意外に可愛いの好きなのだ。無表情で黙々と食べる姿が、やけに愛らしい。
 思い出し笑いで、むふふと怪しい声が漏れてしまった。

「不気味な笑い方してんじゃねーよ」
「ししょー、失礼千万!」

 珍しく乙女モード入れてみたのに、ひどい言いようだ。頬がふぐみたいに膨らんでいく。
 眠そうな瞼をさらに落とした師匠が、すっと距離を取りった。悔しくて、逆に近づいてやる。嫌がらせだ。

「ししょー。離れるは、むすですよ」
「……あほ、弟子が」

 てっきり立ち上がって逃げていくと思ったんだけど。いつの間にか、師匠の右手に顔を掴まれてしまった。今の私の顔がタコだ。ちょっとどころか、凄く変顔だろうね。 
 しゃべると余計おかしな顔になるのはわかっていたので、唇の先だけ動かして抗議しり。ばーか、ばーか。師匠のおばか。
 師匠ってば、思いっきり鼻で笑いやがりました。

「お前、唇かさついてんなー」
「ほんと、無神経!」

 って、待ってよ。頭を傾けて覗き込んでくる師匠は、とんでもなく体温が近い。伏し目が色っぽいっていうか、色素の薄い睫毛が日に光って綺麗だなぁとか。唇を見つめられすぎて、混乱も良いところだ。
 実際、乾いているのは事実なので、恥しいったらありゃしない。机の上に随分と長い時間放置されているコップに手を伸ばすが、師匠に腕を取られてしまった。

「ほらよ」
「ぶわっ! 真っ暗!」

 急に闇に覆われた。って言うと、魔法使ったみたいでかっこいいけど、実際は単なる布のせい。ギンガムチェックが視界を覆い尽くしている。ソファーの背に掛けてあったストールを、被せられたみたい。
 しかも、器用にかさついていると言われた唇だけ、外気に触れている。どんな嫌がらせだ。

「うっせぇなー」
「だれのせい! 一体、どういうつも――」

 と、唇に触れた冷たさに身が縮んだのも一瞬。それよりも、感じた柔らかさに、頭の中が真っ白になった。

「ししょ……?」

 軽く触れただけの柔らかさは、すぐに離れていく。けれど、私はストールに手をかけたまま、固まってしまった。
 ほんのりと香ったのは、ミントの匂い。つっと、唇を伝ったミント水のモノだろう。

「ししょ? え、あの」
「触れたら、だめだったか?」

 するりと、ストールが後ろに滑っていく。見えたのは、眉を潜めて唇を薄く開いている師匠。目をまん丸にした私を見た瞬間、ものすっごく意地の悪い笑みを浮かべた。
 泣きたくなったのはどうしてだろう。下唇を滑るぬくもりに、喉が鳴るの。

「えと、あの」

 思わず口を覆ってしまう。呆然としている間に唇へ落ちてきていたぬくもり。
 これって、まさか、キスじゃ、ないよね。キスって思ってしまったら、体温の上昇が止まらない。師匠の唇を見た数秒後、全身が音を立てて染まっていく。いやいや、まさか!

「なんだよ。口移しの方が、良かったのか?」

 よくよく見ると、師匠の唇に触れている二本の指から、水滴が滴っていた。悪魔の如く歪められた唇をなぞって落ちていく雫。それが、ぺろりと舐め上げられる。
 やられた! あの笑顔! 絶対、私が勘違いすると踏んでの仕業だ! 水がつけられた指で触れてたんだ。驚きのあまりわからなかった。
 っていうか、触れてた指を目の前で舐められるって。自分の指じゃなくても、悶絶級に恥ずかしい。

「ししょーの変態!」
「んだよ。それが、若さだけが取り柄なのに潤いがねぇ弟子を気遣ってやった、優しいお師匠様に対する態度かぁ?」
「ししょうー的、許可なく乙女の唇触れる、ただのセクハラ!」

 変態呼ばわりされて不機嫌になった師匠を、思いっきり睨んでやる。真っ赤なので迫力はないと思うけど、精一杯の反抗だ。
 師匠は、おそらく『セクハラ』という言葉に反応して眉を潜めたんだと予想はつく。今までも冗談で散々言ってきたので、師匠も意味を覚えたみたいだ。

「じゃあ、どうする? お前が嫌なら、なるたけ触らねぇようにするけど」

 私が応える前に、掴まれていた手首のぬくもりが解かれた。話を逸らされた気もするが、それよりも提示されている問題の方が重要だ。
 目の前で両手を掲げている師匠。含み笑いで見下ろされているので、私が拒まないのを百も承知なんだろう。
 ほんと、私、自分が知らない間に、何を口走ったのか。いえ、態度や表情で一目瞭然だろう。恥ずかしすぎる、自分。

「ししょー、いつもに増して、底意地悪い。意地悪じいさん」
「選択肢を与えてやってるんだから、感謝して欲しいくらいだぜ」

 師匠は耳を疑うというように、わざとらしい驚き顔を作った。相変わらず、訪問者の方が居ない時は強気というか、意地悪というか。私に対しての優しさが迷子だよ。
 どうしよう。ここで望むところと突っぱねるのも技なんだろうけど、駆け引きは苦手だ。それに師匠ってば、下手をすると本当に触れてくれなくなりそうなのだ。

「……嫌ない、です。嬉しいです、けど。」

 羞恥心のあまり、師匠の顔を直視出来ない。下を向いて、師匠の袖の端を掴むのが精一杯だ。最後の方は、口の中でもごもごとうごめいて消えていった。
 いつもの師匠なら、ここで頭を撫でてくれて終わりだろう。

「けど、なんだよ。指じゃなくて、本物が良いのか? そうか、物足りないか」
「――っ!」

 くいっと顎をあげられた。親指が下唇の淵をなぞる。ぞくりと、体に痺れが走った。一気に耳が熱くなっていくのを感じる。
 っていうか、なにこれ。今日は鬼畜キャラ⁉ 変な病原菌に犯されてるんですか⁉ おしまいには「はっきりおねだりしない悪い子には、お仕置きだな」とか舌舐りとかしちゃいませんよね? 出来れば、いつものへたれキャラの方が好ましい。
 自信に満ちたアイスブルーの瞳に映った自分は、口を開けてみっともなく震えている。

「しっしっししょー、恋人ない弟子に、いつもこんなしてたの?!」
「オレ、今まで弟子とったことねぇし。それに、ラスターじゃあるまいし、想い人以外に口づけはしねぇな」
「あっ、そっか。私、初弟子。口にも、されてないか。って違―う! 言いたい意味、わかってるでしょ!」

 肩を押し返そうと腕を突っぱねてみるが、師匠はぴくりとも動かない。
 でも、そうだね。私も別に口にキスはされていない。挨拶のキスは、外国では割と普通なので、異世界でも有り得ない話ではない。
 師匠が興味本位で、しかも弟子に手を出すような軽い人間でないのは、承知している。だから、ただの弟子である私に、本気で恋人同士がするようなキスをするつもりがないのは、わかっている。でも、明確な答えを貰っていない。

「アニム……前から思ってたけど、お前、故意にズレて捉えてるんじゃねぇよな?」
「ししょー、なに言いたいかさっぱり! ししょーこそ、ちゃんと、答えてよ!」

 もう、唇が触れ合う直前なんですけどー!
 心臓が爆発どころか、頭が煮えたぎりそう。
 もういいや、好きにして。魂が出かけそうになり、瞼をきつく閉じる。けれど、いつまで経っても感触はやってこない。恐る恐るにでも瞼を開こうと思った瞬間、ふっと吐息がかかって、頬が強ばった。

「すんげぇ色。火の粉で火傷しそうだな」

  ちゅっという可愛らしい音が、静かな部屋に落とされた。
 火種が落とされたのは、閉じた瞼の上。ミントの香りが染みてきそう。清涼感あふれる香りだが、それを打ち消してしまうくらい熱が放出されている。
 師匠は、まだソファーの背に手をかけて前倒し姿勢のまま。私が恥ずかしさのあまり涙目になっていくのを、ご満悦そうに見つめているよ。

「あっあたりまえなの! ししょーみたいな男性、触れられたら、私は爆発ですよ」

 やられっぱなしは性に合わない。
 きゅっと口元を締め、そっと身を乗り出す。師匠の脇の下に腕を回して、心持ち、自分の方に引いてやる。師匠の体は、すんなりバランスを崩した。
 腕を回しているのと反対側の頬へ、軽く触れる。うわぁ、二百六十才のおじいちゃんのくせに、なんてすべすべなお肌なんだろう。すぐ離れるのは悔しいので、数秒、そのままくっついてやる。

「んなっ――!」

 頬に手を当てた師匠が、音を立てて後ずさって行った。さっきからブーツのままソファーに乗り上がっているが、汚れていないのを願う。
 師匠の余裕は、颯爽と手を振って去っていったようだ。耳と頬を真っ赤に染めた師匠が、ソファーの端でひっくり返りそうになっている。ぷぷっ。

「される、恥ずかしい。わかったでしょ?」

 腰に手を当てて、もう片方の指をびしっと突き出してやる。私も師匠に負けないくらい赤面していると思うので、怖くはないと思う。とりあえず、勝ち誇った笑みでも浮かべておくか。
 端から見たら、すんごい茶番だよね。うん、自覚はあります。

「やめた。出かけるのは明日にする」

 師匠が疲労感いっぱいに背を丸めた。
 うん、こっちの方が師匠っぽい。今日の奇行は、風邪でも引いて発熱しているせいかもしれないので、お外ランチ中止のお知らせにも素直に頷いておいてあげよう。

「まぁ、良いですけど。明日は、約束だよ」
 
 隣に腰掛け直した師匠は、こてんと倒れてきた。着地点は私の膝の上。

「ん、わかってるって。オレ、ちょっと寝るわ。膝、借りる」

 事後承諾ですよ、師匠。心の準備――はする時間がなくて良かった。
 肉付きがちょうど良かったのか、師匠はすぐに瞼を閉じて寝るモードに入ってしまった。
 ももに感じる重みに、笑みが広がっていく。

「ししょー、おやすみなさい」

 ずり落ちたままだったストールを拾い上げ、師匠にかけてあげる。屈んだ拍子に近づいた胸に圧迫感があったのか、一瞬身じろぎされたが、すぐに大人しくなる。
 残念ながら、ラスターさんのように迫力があるお胸じゃないので害はないもんね。

「おー……」

 少し乱れた師匠の前髪を直していると、律儀な返事があった。少し掠れた声は、とても心地よく耳をくすぐる。
 さて。動けなくなってしまった私は、何をして時間を潰そうかな。しばらくは師匠の寝顔を堪能して、飽きたら料理ノートでお昼の献立を考えようかな。                                                                  
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

私の作るおにぎりが、騎士団の士気を異常に上げています(犯人は副団長)

星乃和花
恋愛
おにぎりを配っただけで、騎士団の士気が異常値になりました。 団長は警戒、監察部は呪術検査、国まで動きかけるのに――副団長だけが平然と断言。 副団長「彼女のご飯は軍事物資です」 私「えっ重い」 胃袋で落ちた策略家副団長の“最適化溺愛”に巻き込まれ、気づけば専属補給係(=婚約)寸前!? ほのぼの爆笑&甘々の騎士団ラブコメです。 (月水金21:00更新ー本編16話+後日談6話)

バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました

美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?

甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜

具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」 居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。 幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。 そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。 しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。 そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。 盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。 ※表紙はAIです

学年一可愛いS級の美少女の令嬢三姉妹が、何故かやたらと俺の部屋に入り浸ってくる件について

沢田美
恋愛
名門・雄幸高校で目立たず生きる一年生、神谷悠真。 クラスでは影が薄く、青春とは無縁の平凡な日々を送っていた。だがある放課後、街で不良に絡まれていた女子生徒を助けたことで、その日常は一変する。救った相手は、学年一の美少女三姉妹として知られる西園寺家の次女・優里だった。さらに家に帰れば、三姉妹の長女・龍華がなぜか当然のように悠真の部屋に入り浸っている。名門令嬢三姉妹に振り回されながら、静かだったはずの悠真の青春は少しずつ騒がしく揺れ始める。

なんか、異世界行ったら愛重めの溺愛してくる奴らに囲われた

いに。
恋愛
"佐久良 麗" これが私の名前。 名前の"麗"(れい)は綺麗に真っ直ぐ育ちますようになんて思いでつけられた、、、らしい。 両親は他界 好きなものも特にない 将来の夢なんてない 好きな人なんてもっといない 本当になにも持っていない。 0(れい)な人間。 これを見越してつけたの?なんてそんなことは言わないがそれ程になにもない人生。 そんな人生だったはずだ。 「ここ、、どこ?」 瞬きをしただけ、ただそれだけで世界が変わってしまった。 _______________.... 「レイ、何をしている早くいくぞ」 「れーいちゃん!僕が抱っこしてあげよっか?」 「いや、れいちゃんは俺と手を繋ぐんだもんねー?」 「、、茶番か。あ、おいそこの段差気をつけろ」 えっと……? なんか気づいたら周り囲まれてるんですけどなにが起こったんだろう? ※ただ主人公が愛でられる物語です ※シリアスたまにあり ※周りめちゃ愛重い溺愛ルート確です ※ど素人作品です、温かい目で見てください どうぞよろしくお願いします。

幼い頃に、大きくなったら結婚しようと約束した人は、英雄になりました。きっと彼はもう、わたしとの約束なんて覚えていない

ラム猫
恋愛
 幼い頃に、セレフィアはシルヴァードと出会った。お互いがまだ世間を知らない中、二人は王城のパーティーで時折顔を合わせ、交流を深める。そしてある日、シルヴァードから「大きくなったら結婚しよう」と言われ、セレフィアはそれを喜んで受け入れた。  その後、十年以上彼と再会することはなかった。  三年間続いていた戦争が終わり、シルヴァードが王国を勝利に導いた英雄として帰ってきた。彼の隣には、聖女の姿が。彼は自分との約束をとっくに忘れているだろうと、セレフィアはその場を離れた。  しかし治療師として働いているセレフィアは、彼の後遺症治療のために彼と対面することになる。余計なことは言わず、ただ彼の治療をすることだけを考えていた。が、やけに彼との距離が近い。  それどころか、シルヴァードはセレフィアに甘く迫ってくる。これは治療者に対する依存に違いないのだが……。 「シルフィード様。全てをおひとりで抱え込もうとなさらないでください。わたしが、傍にいます」 「お願い、セレフィア。……君が傍にいてくれたら、僕はまともでいられる」 ※糖度高め、勘違いが激しめ、主人公は鈍感です。ヒーローがとにかく拗れています。苦手な方はご注意ください。 ※『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。

冷遇妃ライフを満喫するはずが、皇帝陛下の溺愛ルートに捕まりました!?

由香
恋愛
冷遇妃として後宮の片隅で静かに暮らすはずだった翠鈴。 皇帝に呼ばれない日々は、むしろ自由で快適——そう思っていたのに。 ある夜、突然現れた皇帝に顎を掴まれ、深く口づけられる。 「誰が、お前を愛していないと言った」 守るための“冷遇”だったと明かされ、逃げ道を塞がれ、甘く囲われ、何度も唇を奪われて——。 これは冷遇妃のはずだった少女が、気づけば皇帝の唯一へと捕獲されてしまう甘く濃密な溺愛物語。

女性が少ない世界に転生した控えめ伯爵令嬢、なぜか五人の婚約候補に選ばれて少しずつ恋を知っていきます

ノッポ
恋愛
女性が極端に少ない異世界に転生した私は、気づけば伯爵令嬢になっていた。 前世は日本で普通に生きていたせいか、貴族令嬢らしい強気な振る舞いがどうしても苦手。 社交界デビューを迎えても、「どうして私が選ばれるの?」と戸惑うばかりだった。 けれど今年デビューする高位令嬢はわずか三人。 家同士の思惑も重なり、騎士団長家の息子、宰相子息、魔術師団長の息子、幼なじみの侯爵子息、そして英雄騎士―― 五人の若きエリートとのお見合いが次々と始まってしまう。 遠慮がちで控えめな性格は、この世界では珍しく、気づけば少しずつ距離を縮めていく彼ら。 異世界での恋愛に戸惑う日々。けれど出会いを重ねるたびに、私は少しずつ変わっていく――。 女性希少世界で、自分の幸せを選べるようになるまでの逆ハーレム恋愛ファンタジー。

処理中です...