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親友の、お兄ちゃんと。2
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「んじゃリカちゃん、かんぱーい」
…あたしは勇気を出して、翔太くんの部屋にお邪魔した。
翔太くんが冷蔵庫から取り出してきたビールと、さっきまで飲んでいたあたしの缶チューハイで乾杯した。…さて、来たはいいものの何を話そうか…と考えながら少しぬるくなっている缶チューハイを啜った。
「あ、飲んで大丈夫ですか?頭痛いって…」
「んーもう大丈夫だよ」
翔太くんの、リカちゃんはレイとほんとに仲良いよね。タイプ違うのにどうやって仲良くなったの?という質問に始まりあたしとレイちゃんが仲良くなるまでの話をしたり、翔太くんの方はレイちゃんが昔どんな子だったかとか小さい頃こんなことがあったよとか色々話してくれた。まぁレイちゃんのことしか共通の話題が無いし。
最初は緊張したけど、お酒の力もあってか少しほぐれて一応自然に話せているし、それに翔太くんは思ったより話しやすい人なんだなって安心した。
「まさかリカちゃんまでこっち来るなんて思わなかった。リカちゃんとこれからも一緒だってレイめっちゃ喜んでたよ」
あたしとレイちゃんはこの春、大学への進学で東京に出てきた。もともと仕事の為に1人で東京に住んでいた翔太くんはレイちゃんが来ることになって2DKの部屋を借り直し、2人で住んでいる。優しいお兄ちゃんだなぁ…いいな、レイちゃんにはこんなにカッコよくて優しいお兄ちゃんがいて。
ふぁぁ、と翔太くんが欠伸をする。それが感染ったのかあたしも欠伸をする。
「眠くなってきたね」
「はい」
「ありがとうね、んじゃ寝よっかな」
もう一度欠伸をしながら翔太くんがベッドに入ったのであたしは部屋に戻ることにした。翔太くんと話すの楽しかったなぁ…
「じゃ、また…」
立ち上がりドアを開けようとした時。
「え、来ないの?」
えぇ??
あたしは驚いてつい無言になった。
「いや、なんもしないって!そんな元気無いし」
「そう…かもしれませんけど…」
「レイだけが寝てるならいいけどこの家に彼氏泊めたりしてるしさ。彼氏も一緒に寝てるから気にならないかなって思ったんだけど」
確かに…。気持ち悪い、なんて思うわけじゃないけどちょっと気まずいな…。いつもならあたし用に布団敷いてくれるんだけど今日はそれどころじゃなかったし。あたしがレイちゃんのベッドで寝たところで怒られることは絶対にないだろうけど…
「リカちゃんも眠いでしょ?」
「う、うん…と、はい」
「じゃおいで」
男の人と同じベッドで寝れば何が起こるかなんて、想像すればすぐにわかること。ただ何もしない、っていう人だって一定数はいるだろうし翔太くんはそのうちの1人かも、なんて思って言われるがままに翔太くんのベッドに入った。
あたしが思う以上に自分が酔っていてそういう思考になってしまった故なのか、憧れていた翔太くんと話せて舞い上がっていたのか…我ながら大胆な行動だった。
「…えっ」
ベッドに入ったら、翔太くんはあたしに抱きついてきた。
「ちょっと…寝ましょうよ」
「寝るよー。リカちゃん、キスしよっか」
「え、えっ…っ」
あたしの返事を聞くこともなく翔太くんがあたしにキスをした。
「お兄さ…、んどうし…」
どうしたんですか、って聞こうとして開いた口に翔太くんは舌を入れてきた。突然のことで事態が掴めない…
ちゅっ、ちゅっ…
唇の重なり合う音があたしの心をどんどん蕩けさせていく。ダメだ…キスで終わりそうにない。このまま流れでやっちゃうやつだ…
「もぉっ…」
翔太くんの体を突き放してなんとか唇を離すと、無意識に止めてしまっていた息が上がってしまう。せっかく離れられたけれど、それ以上の力で翔太くんにあたしは押し倒されてしまった。
「っ、はぁ、っ眠くなってきたって言ってたのに…」
「え?嘘だよ」
あたしに覆いかぶさっている翔太くんは平然とした顔であたしを見下ろす。
「なにもしないって…」
「それも嘘に決まってるじゃん」
「そんな、っ…騙したんですかっ」
「ちょっと黙ってて」
翔太くんはあたしの話を遮りキスをした。
再び舌を入れられながら、翔太くんがあたしの胸を揉み始めた。戸惑って身をよじらせるあたしのルームウェアのボタンに手をかけ、ひとつひとつ外していく。あとは寝るだけだからってブラジャーを外していたから、ボタンが外されるにつれ少しずつ胸が露わになっていく。
「…や、だめっ」
「細いのにおっぱいおっきいね」
「見ないでくださいっ…あっ!」
直接胸を触られて、翔太くんの指があたしの乳首を摘む。そこが一番の性感帯なのに…弄られるとつい声が漏れてしまう。
「あっ、だめですっ…」
「けど硬くなってるよ」
指の腹で乳首を転がされたかと思えばまた摘まれて、もう片方は翔太くんの唇に吸い付かれた。
「んっ、やぁ…やめて…っ」
当然やめてもらえるはずなんてなくて、しばらくあたしの乳首は翔太くんの唇と指に弄ばれた。両方を同時に刺激され、どんどん力が抜けていく…
だめ…
…あたしは勇気を出して、翔太くんの部屋にお邪魔した。
翔太くんが冷蔵庫から取り出してきたビールと、さっきまで飲んでいたあたしの缶チューハイで乾杯した。…さて、来たはいいものの何を話そうか…と考えながら少しぬるくなっている缶チューハイを啜った。
「あ、飲んで大丈夫ですか?頭痛いって…」
「んーもう大丈夫だよ」
翔太くんの、リカちゃんはレイとほんとに仲良いよね。タイプ違うのにどうやって仲良くなったの?という質問に始まりあたしとレイちゃんが仲良くなるまでの話をしたり、翔太くんの方はレイちゃんが昔どんな子だったかとか小さい頃こんなことがあったよとか色々話してくれた。まぁレイちゃんのことしか共通の話題が無いし。
最初は緊張したけど、お酒の力もあってか少しほぐれて一応自然に話せているし、それに翔太くんは思ったより話しやすい人なんだなって安心した。
「まさかリカちゃんまでこっち来るなんて思わなかった。リカちゃんとこれからも一緒だってレイめっちゃ喜んでたよ」
あたしとレイちゃんはこの春、大学への進学で東京に出てきた。もともと仕事の為に1人で東京に住んでいた翔太くんはレイちゃんが来ることになって2DKの部屋を借り直し、2人で住んでいる。優しいお兄ちゃんだなぁ…いいな、レイちゃんにはこんなにカッコよくて優しいお兄ちゃんがいて。
ふぁぁ、と翔太くんが欠伸をする。それが感染ったのかあたしも欠伸をする。
「眠くなってきたね」
「はい」
「ありがとうね、んじゃ寝よっかな」
もう一度欠伸をしながら翔太くんがベッドに入ったのであたしは部屋に戻ることにした。翔太くんと話すの楽しかったなぁ…
「じゃ、また…」
立ち上がりドアを開けようとした時。
「え、来ないの?」
えぇ??
あたしは驚いてつい無言になった。
「いや、なんもしないって!そんな元気無いし」
「そう…かもしれませんけど…」
「レイだけが寝てるならいいけどこの家に彼氏泊めたりしてるしさ。彼氏も一緒に寝てるから気にならないかなって思ったんだけど」
確かに…。気持ち悪い、なんて思うわけじゃないけどちょっと気まずいな…。いつもならあたし用に布団敷いてくれるんだけど今日はそれどころじゃなかったし。あたしがレイちゃんのベッドで寝たところで怒られることは絶対にないだろうけど…
「リカちゃんも眠いでしょ?」
「う、うん…と、はい」
「じゃおいで」
男の人と同じベッドで寝れば何が起こるかなんて、想像すればすぐにわかること。ただ何もしない、っていう人だって一定数はいるだろうし翔太くんはそのうちの1人かも、なんて思って言われるがままに翔太くんのベッドに入った。
あたしが思う以上に自分が酔っていてそういう思考になってしまった故なのか、憧れていた翔太くんと話せて舞い上がっていたのか…我ながら大胆な行動だった。
「…えっ」
ベッドに入ったら、翔太くんはあたしに抱きついてきた。
「ちょっと…寝ましょうよ」
「寝るよー。リカちゃん、キスしよっか」
「え、えっ…っ」
あたしの返事を聞くこともなく翔太くんがあたしにキスをした。
「お兄さ…、んどうし…」
どうしたんですか、って聞こうとして開いた口に翔太くんは舌を入れてきた。突然のことで事態が掴めない…
ちゅっ、ちゅっ…
唇の重なり合う音があたしの心をどんどん蕩けさせていく。ダメだ…キスで終わりそうにない。このまま流れでやっちゃうやつだ…
「もぉっ…」
翔太くんの体を突き放してなんとか唇を離すと、無意識に止めてしまっていた息が上がってしまう。せっかく離れられたけれど、それ以上の力で翔太くんにあたしは押し倒されてしまった。
「っ、はぁ、っ眠くなってきたって言ってたのに…」
「え?嘘だよ」
あたしに覆いかぶさっている翔太くんは平然とした顔であたしを見下ろす。
「なにもしないって…」
「それも嘘に決まってるじゃん」
「そんな、っ…騙したんですかっ」
「ちょっと黙ってて」
翔太くんはあたしの話を遮りキスをした。
再び舌を入れられながら、翔太くんがあたしの胸を揉み始めた。戸惑って身をよじらせるあたしのルームウェアのボタンに手をかけ、ひとつひとつ外していく。あとは寝るだけだからってブラジャーを外していたから、ボタンが外されるにつれ少しずつ胸が露わになっていく。
「…や、だめっ」
「細いのにおっぱいおっきいね」
「見ないでくださいっ…あっ!」
直接胸を触られて、翔太くんの指があたしの乳首を摘む。そこが一番の性感帯なのに…弄られるとつい声が漏れてしまう。
「あっ、だめですっ…」
「けど硬くなってるよ」
指の腹で乳首を転がされたかと思えばまた摘まれて、もう片方は翔太くんの唇に吸い付かれた。
「んっ、やぁ…やめて…っ」
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