24 / 28
不明勢力農村占拠事件
ケンの心情
しおりを挟む
俺はこの村が大嫌いだった。居心地のいい家に、優しいご近所さん。すべて作られたみたいに完璧で、自分が貧しいことすら掠れるほど、生きる事全てが整っていた。
だから俺は村を飛び出して、芸を学ぼうと、世界を巡った。父の出身地である日本を最後に、俺は村に帰ってきた。
「なんだよこれ…」
たまたま家に帰ってきた時だった。外の喧騒で飛び起きて道路に出ると、吹雪の中を村の人達が逃げ惑っていた。
「な、何があったんだい____」
「母さん!外に出るな!」
俺は母さんを家に押し込んだあと、玄関の前で転げた向かいに住むばあちゃんを助けた。
「大丈夫かよ、ばあちゃん?」
起き上がれないばあちゃんを起こしてやると、俺の肩を掴み、怯えた目で見て俺に言った。
「そ、そんなことより早く逃げないと!」
「なんでそんな怯えて…」
「あの子だよ!クリュセ!クリュセが悪魔を呼び寄せたんだよ!」
クリュセ。確かトルコから移り住んだ大学生だった。彼はこの村に宗教を持ち込んで、何人かよ村人や仲間を囲って教会を牛耳っているという噂があった。
それは所謂、悪魔崇拝だったと聞いたことがある。もしパニックの原因が彼にあるなら、これはテロ行為なのではないか。そんな事を考えていた。
「と、ともかく家に入れ。母さんもいるし、外より安全だろ?」
「そんな悠長な事言ってられないよ!あたしゃ見たんだ____」
ばあちゃんの会話を邪魔したのは、吹雪の中から漏れ出るような遠吠えだ。この村にいれば人生で何十回ほども聞く類だが、ばあちゃんは体を強張らせた。
「く、くる!くるよ!」
「おい落ち着け。狼の遠吠えだろ?街に入り込んだんだな。みんないちいち大袈裟でこま____」
「ヴォルコラークよ…あれはヴォルコラークなのよ!」
耳を疑った。なによりばあちゃんの頭すら危ういと。ヴォルコラークは俺達の童話にあたるスラグ民謡にある狼男…というよりは獣に化ける妖怪の名前だったんだ。
「ひ、ひぃ!!殺されちまうよぉおお!!」
「落ち着け!遠吠えだとしてもだいぶとお…くそ!聞きゃしねぇ!」
暴れ始めるばあちゃんを抱えて、俺は家の中に入った。玄関を開けて、廊下を曲がり、暖炉のある居間に入る。
「母さん。暖炉に巻きくべてくれよ、向かいのばあちゃんがたいへんで………さ………」
暖炉の前には錆びた王冠を載せた蛙がいた。手乗りサイズなどではない。人と同じくらいの身長はある。そのカエルを見たばあちゃんは言った。
「ヴォジャノーイ…」
「ほぅ。我を知っている…ではないな。この世界に伝承される存在か。博識な老婆は癖のある味だが美味い。」
「てめぇ!!」
よくわからない喋るカエルに、俺は護身用で持っていたナイフを構えてヴォジャノーイに駆け寄った。
「無論刺すなら構わんが、今腹の中にいるのはお前の母だぞ。」
「___はぁ??」
「刺せばお前の母がどうなるか知らんぞ。だがこれはどうだ。私が用意する場、そこで行われる試合に我の奴隷として出場し続けるのであれば、お前の母は返してやる。」
突然持ちかけられた契約に俺は喉越しの悪さを覚えた。
「コロシアムでも開くのか?」
「ははっ!!そうだ!いいなコロシアム!!そう呼ぼう!!」
愉悦に浸る奴を見て、ばあちゃんは俺にこっそり耳打ちをした。
「や、奴の言葉を信じちゃいけないよ。奴は人を攫って奴隷にする水の精。人間のことなんて食べ物くらいにしか思ってないんだよ。」
「老婆。何を吹き込んだ所で状況は変わらんぞ。」
確かにそのとおりだった。だから俺は一歩前にでた。
「お前の言う事はわかった。言う通りにする…だから…母さんを助けてくれ…。」
「履行だな。まずは契約金を払ってやる。」
蛙は胃袋を吐き出す。大きく口を開いて、肉の袋から漏れ出たのは、人の皮が剥げきった人肉だった。
「お前……これを母さんだっていうのか。」
「生きてるかどうかを貴様は聞かなかったからな。そちらの責任。クーリングオフはないぞ。」
怒りに燃え滾った。気がつくとヴォジャノーイに向かって走っていたが、急に身体が固まった。
「契約魔法により、お前は我の1番目の奴隷と成った。可哀想にな。」
「くそが…。」
「ん??お前……既にトレントの供物とされているな。ほーーこれは面倒くさい。あの青年も酷いことをする。」
何を言っているのか理解を拒んでいた。
「お前の魂はトレントのものとなっている。貴様がコロシアムで死ねば、その肉体は魂ごとトレントのモノ。良かったな。何も知らないままよりもマシだろう。」
「勝手な事ばっか…」
「では、先にいけ。我は老婆をゆっくり味わってから行くとするぞ。」
意識が遠くなっていく。耳に入ってくるはずの音も、残響すらなくて、遠い場所に飛ばされていった。
後はお前と同じだ。シマダ。この試合に勝つ事に対戦相手の記憶、意思を垣間見る事になる。
その正義を貫けるならきっと最後まで正気だろう。だが俺は無理だった。頑張れよ。正気を保ったつもりの狂った人。
「!!」
目を開くと、そこはロッカーが並んだ部屋だった。恐らくだがヴォジャノーイの控え室なのだろうここは。今はそんな事、どうでもいい。
いつの間にか寝そべっていた簡素なベンチで体を起こし、座った。腰を曲げて眉間を指で摘む。
「今の…今のはケンの最後の意思か。」
夢と言うには鮮烈すぎる。その瞬間に彼が感じた絶望と怒りを感じられた。
同情しよう。彼にはこの道しか見いだせなかったのだから。俺はそいつに何をした。確かに行動したのは彼だが、本意ではなかったんだと考えられずにはいられない。
「嶋田、なんでここに。」
顔をあげると、眼の前には戦闘スーツを着たままのラピスが、心配そうに俺を見ていた。
「俺もここに引き込まれたんだ。」
「なるほどね…まぁそれはそっか。」
生きていたことは大変喜ばしい。だが思ってた事を聞くには怖くなっている。
「私はもう2回もこなした。」
「……そうか。」
「どれもふざけた勝負形式だけどね。一回目は早アイスバケツチャレンジ、2回目はギョーザ大食い対決。」
「ヴォジャノーイは君に何を与えるっていった。」
ふざけた試合内容なら予想はつく。それはヴォジャノーイを楽しませる為だけのモノ。そんなことよりも、彼女の考えを知らなければ。
「旦那。」
「おいおいラピス…君は__」
「わかってる!!あの人は死んだ。でももし生け捕りにされてるなら…」
「その根拠はないだろう。」
まだ傷が新しい彼女には魅惑的すぎる誘惑。それを止めるのは生きた俺の仕事だ。
「…まだ生きてるんだって感じるの。」
「ラピス。」
「そうよね。そうわかってる。もしこの場所にいたとしても、きっと偽物。でも1秒でも生きた声が聞けるなら、私は全てを失ってもいい。」
ダメだ。やはりこの場所で彼女を信じる事はできない。
俺は彼女の肩を叩いた。
「ここは俺に任せろ。全部解決して、ふたりとも外にでる。」
「………わかった。」
また意識が遠のく感覚がした。
「試合が始まる。またここで会おう。」
だから俺は村を飛び出して、芸を学ぼうと、世界を巡った。父の出身地である日本を最後に、俺は村に帰ってきた。
「なんだよこれ…」
たまたま家に帰ってきた時だった。外の喧騒で飛び起きて道路に出ると、吹雪の中を村の人達が逃げ惑っていた。
「な、何があったんだい____」
「母さん!外に出るな!」
俺は母さんを家に押し込んだあと、玄関の前で転げた向かいに住むばあちゃんを助けた。
「大丈夫かよ、ばあちゃん?」
起き上がれないばあちゃんを起こしてやると、俺の肩を掴み、怯えた目で見て俺に言った。
「そ、そんなことより早く逃げないと!」
「なんでそんな怯えて…」
「あの子だよ!クリュセ!クリュセが悪魔を呼び寄せたんだよ!」
クリュセ。確かトルコから移り住んだ大学生だった。彼はこの村に宗教を持ち込んで、何人かよ村人や仲間を囲って教会を牛耳っているという噂があった。
それは所謂、悪魔崇拝だったと聞いたことがある。もしパニックの原因が彼にあるなら、これはテロ行為なのではないか。そんな事を考えていた。
「と、ともかく家に入れ。母さんもいるし、外より安全だろ?」
「そんな悠長な事言ってられないよ!あたしゃ見たんだ____」
ばあちゃんの会話を邪魔したのは、吹雪の中から漏れ出るような遠吠えだ。この村にいれば人生で何十回ほども聞く類だが、ばあちゃんは体を強張らせた。
「く、くる!くるよ!」
「おい落ち着け。狼の遠吠えだろ?街に入り込んだんだな。みんないちいち大袈裟でこま____」
「ヴォルコラークよ…あれはヴォルコラークなのよ!」
耳を疑った。なによりばあちゃんの頭すら危ういと。ヴォルコラークは俺達の童話にあたるスラグ民謡にある狼男…というよりは獣に化ける妖怪の名前だったんだ。
「ひ、ひぃ!!殺されちまうよぉおお!!」
「落ち着け!遠吠えだとしてもだいぶとお…くそ!聞きゃしねぇ!」
暴れ始めるばあちゃんを抱えて、俺は家の中に入った。玄関を開けて、廊下を曲がり、暖炉のある居間に入る。
「母さん。暖炉に巻きくべてくれよ、向かいのばあちゃんがたいへんで………さ………」
暖炉の前には錆びた王冠を載せた蛙がいた。手乗りサイズなどではない。人と同じくらいの身長はある。そのカエルを見たばあちゃんは言った。
「ヴォジャノーイ…」
「ほぅ。我を知っている…ではないな。この世界に伝承される存在か。博識な老婆は癖のある味だが美味い。」
「てめぇ!!」
よくわからない喋るカエルに、俺は護身用で持っていたナイフを構えてヴォジャノーイに駆け寄った。
「無論刺すなら構わんが、今腹の中にいるのはお前の母だぞ。」
「___はぁ??」
「刺せばお前の母がどうなるか知らんぞ。だがこれはどうだ。私が用意する場、そこで行われる試合に我の奴隷として出場し続けるのであれば、お前の母は返してやる。」
突然持ちかけられた契約に俺は喉越しの悪さを覚えた。
「コロシアムでも開くのか?」
「ははっ!!そうだ!いいなコロシアム!!そう呼ぼう!!」
愉悦に浸る奴を見て、ばあちゃんは俺にこっそり耳打ちをした。
「や、奴の言葉を信じちゃいけないよ。奴は人を攫って奴隷にする水の精。人間のことなんて食べ物くらいにしか思ってないんだよ。」
「老婆。何を吹き込んだ所で状況は変わらんぞ。」
確かにそのとおりだった。だから俺は一歩前にでた。
「お前の言う事はわかった。言う通りにする…だから…母さんを助けてくれ…。」
「履行だな。まずは契約金を払ってやる。」
蛙は胃袋を吐き出す。大きく口を開いて、肉の袋から漏れ出たのは、人の皮が剥げきった人肉だった。
「お前……これを母さんだっていうのか。」
「生きてるかどうかを貴様は聞かなかったからな。そちらの責任。クーリングオフはないぞ。」
怒りに燃え滾った。気がつくとヴォジャノーイに向かって走っていたが、急に身体が固まった。
「契約魔法により、お前は我の1番目の奴隷と成った。可哀想にな。」
「くそが…。」
「ん??お前……既にトレントの供物とされているな。ほーーこれは面倒くさい。あの青年も酷いことをする。」
何を言っているのか理解を拒んでいた。
「お前の魂はトレントのものとなっている。貴様がコロシアムで死ねば、その肉体は魂ごとトレントのモノ。良かったな。何も知らないままよりもマシだろう。」
「勝手な事ばっか…」
「では、先にいけ。我は老婆をゆっくり味わってから行くとするぞ。」
意識が遠くなっていく。耳に入ってくるはずの音も、残響すらなくて、遠い場所に飛ばされていった。
後はお前と同じだ。シマダ。この試合に勝つ事に対戦相手の記憶、意思を垣間見る事になる。
その正義を貫けるならきっと最後まで正気だろう。だが俺は無理だった。頑張れよ。正気を保ったつもりの狂った人。
「!!」
目を開くと、そこはロッカーが並んだ部屋だった。恐らくだがヴォジャノーイの控え室なのだろうここは。今はそんな事、どうでもいい。
いつの間にか寝そべっていた簡素なベンチで体を起こし、座った。腰を曲げて眉間を指で摘む。
「今の…今のはケンの最後の意思か。」
夢と言うには鮮烈すぎる。その瞬間に彼が感じた絶望と怒りを感じられた。
同情しよう。彼にはこの道しか見いだせなかったのだから。俺はそいつに何をした。確かに行動したのは彼だが、本意ではなかったんだと考えられずにはいられない。
「嶋田、なんでここに。」
顔をあげると、眼の前には戦闘スーツを着たままのラピスが、心配そうに俺を見ていた。
「俺もここに引き込まれたんだ。」
「なるほどね…まぁそれはそっか。」
生きていたことは大変喜ばしい。だが思ってた事を聞くには怖くなっている。
「私はもう2回もこなした。」
「……そうか。」
「どれもふざけた勝負形式だけどね。一回目は早アイスバケツチャレンジ、2回目はギョーザ大食い対決。」
「ヴォジャノーイは君に何を与えるっていった。」
ふざけた試合内容なら予想はつく。それはヴォジャノーイを楽しませる為だけのモノ。そんなことよりも、彼女の考えを知らなければ。
「旦那。」
「おいおいラピス…君は__」
「わかってる!!あの人は死んだ。でももし生け捕りにされてるなら…」
「その根拠はないだろう。」
まだ傷が新しい彼女には魅惑的すぎる誘惑。それを止めるのは生きた俺の仕事だ。
「…まだ生きてるんだって感じるの。」
「ラピス。」
「そうよね。そうわかってる。もしこの場所にいたとしても、きっと偽物。でも1秒でも生きた声が聞けるなら、私は全てを失ってもいい。」
ダメだ。やはりこの場所で彼女を信じる事はできない。
俺は彼女の肩を叩いた。
「ここは俺に任せろ。全部解決して、ふたりとも外にでる。」
「………わかった。」
また意識が遠のく感覚がした。
「試合が始まる。またここで会おう。」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
やさしいキスの見つけ方
神室さち
恋愛
諸々の事情から、天涯孤独の高校一年生、完璧な優等生である渡辺夏清(わたなべかすみ)は日々の糧を得るために年齢を偽って某所風俗店でバイトをしながら暮らしていた。
そこへ、現れたのは、天敵に近い存在の数学教師にしてクラス担任、井名里礼良(いなりあきら)。
辞めろ辞めないの押し問答の末に、井名里が持ち出した賭けとは?果たして夏清は平穏な日常を取り戻すことができるのか!?
何て言ってても、どこかにある幸せの結末を求めて突っ走ります。
こちらは2001年初出の自サイトに掲載していた小説です。完結済み。サイト閉鎖に伴い移行。若干の加筆修正は入りますがほぼそのままにしようと思っています。20年近く前に書いた作品なのでいろいろ文明の利器が古かったり常識が若干、今と異なったりしています。
20年くらい前の女子高生はこんな感じだったのかー くらいの視点で見ていただければ幸いです。今はこんなの通用しない! と思われる点も多々あるとは思いますが、大筋の変更はしない予定です。
フィクションなので。
多少不愉快な表現等ありますが、ネタバレになる事前の注意は行いません。この表現ついていけない…と思ったらそっとタグを閉じていただけると幸いです。
当時、だいぶ未来の話として書いていた部分がすでに現代なんで…そのあたりはもしかしたら現代に即した感じになるかもしれない。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる