16 / 28
不明勢力農村占拠事件
偽装船
しおりを挟む
大阪の事件から丸五年が経っているが、影響は落ち着きを見せない。
未だ浪速区を含めた3区は未だ「ゾンビ」が潜んでいる事が懸念されている。加えてゾンビ化現象を引き起こす「巨大不明生物」の有害なガス、それを含有した液体をしており、近づくことはほぼ不可能と。故に今日にいたるまで立ち入り封鎖区域となっている。
島田回収後、すぐに自衛隊の対応の是非が追及された。
対応が事後に回り、被害は甚大、当時の指揮官であった角田一佐を筆頭に約23名の隊員は責任追及の末に罷免。誰がどう見ても首切り要員として差し出されたのは明白だが、だれも何も言わず去っていった。
だがあまりにも悲惨な対応に、全自衛隊員の14パーセントが彼らの後ろについていく形で退職していった。
現在彼らの行く末を知るもの、知ろうとするものは誰もいない。
薄暗く目利きが利きにくい鉄の階段を上がり、少し開けた足場に上がると、右側の壁に這っている太いパイプから蒸気が漏れていた。作業服を着ている男は誰もいない空間に話しかけた。
「オジキ、故障個所発見したぞ。圧力どうなってる。」
すると右耳にはめたワイヤレスイヤホンから、老人の声が出力される。
【べントゲージは0だな。パイプから圧力が抜けてるんだろうが、フランジしめて蓋しないことにはどこが悪いのかわからんぞ。】
「クッソめんどくせぇ…。」
【いうないうな。技官扱いで召し上げられとるわしらは、黙々と仕事するのみじゃ。】
男はベルトに吊り下げたスパナを二つ持ち、パイプの接合部から生えたネジにあてがい締めこんだ。すると蒸気は後を残しながら、勢いが死んでいく。
「こんな、最新鋭の設備の、船なのに!!こういう部分だけは、かわらないねッ!!」
【毎度毎度、何に文句言ってんだ。】
「この古来ゆかしき圧力パイプだよ。」
故障個所の始末を終えても、男の苛立ちは収まらなかった。
「外装は豪華巨大旅客船、中身は払い下げの中古空母に最新設備を無理矢理ねじ込んだ玩具箱と来てる。なのにこのでけぇ何の用途もしれない圧力パイプは、意味分かんねーぐらいの頻度で圧力漏れ起こしてやがる」
男は踵を返して事務所へと戻る。だが走り出した思考はブレーキを見失っていた。
「ここは居住エリアから遠く離れてる。ボイラーの蒸気ならエンジン周りでもないし、蒸気パイプなら別にある。まじで内容物不明のパイプなのに、使用頻度は高いとくる。治させるなら使用基部くらい教えろっての…」
【それを言うな…軍事関係の品物だから言えないんだろうさ。それにこの船が技術屋なかせなのは重々わかってんだよ。でもやるしかねぇ。】
「そうはいうけどオジキ。これが何の圧力送ってるのか知りたくないのか?そうすれば故障の原因だって…」
【いいや!知りたくないねぇ!!】
オジキは大きく声をあげて、スピーカーをハウらせる。割れた音声が男の鼓膜を擽るので、反射的に頭を逸らす動作をしてしまった。
【俺は技術屋だ。目的がなんだろうと仕事ならやるのさ。】
「でも…」
【でもへったくれもねぇ!!俺の下で働く技術屋なら、口より手ぇうごかせ!!手ぇをよ!!】
「………あいあいさー。」
オジキの躾を受けながら、男は階段を降りきると、エレベーターのドアが現れる。そしてドアノブを回そうと手を伸ばすと、意図せず勝手に開かれた。
重苦しい鉄のドアが開くと、そこには淡いハロゲンの光が降り注ぐ、ビジネススーツ姿のゴツい体の角田元1佐がいた。角田は190センチという高身長であるために、大体のものが物理的に見下ろすことになる。
「お、お疲れ様です。」
「君は…」
「設備技師の高山です…。」
「そうか。君のおかげでこの船は守られている。いつもありがとう。」
「あぁいえ…仕事ですから。」
にこりと岩の様な筋肉を盛り上げで笑顔を向けるが高山は彼の迫力の気圧されて笑顔を作れなかった。
「設備巡察が残ってるのでな。では。」
肩を揺らしながら高山を通り過ぎて、どこかへと歩いていく角田。高山は大きな背中に見惚れていると、耳からやかましい声が沸き上がる。
【なんだ、急にだんまりしやがって。】
「大将が通ったんだよ。設備巡察でな。」
【角田か。アイツも偉くなったなぁ。】
ノスタルジーに浸るオジキを無視して、高山は事務所に向かって歩く。
自動ドアが音を立て開くと涼しいエアコンの風が流れ出す。それに当てられながら、スーツのネクタイを少し緩めながら、角田は艦長室に入った。
ウッド調の机を支えにして革張りの椅子に腰掛けると、胸ポケットが震えだす。
スマートウォッチを見ると着信が入っていた。角田はため息を吐きながら優しく着信を取る。すると耳に入れていたワイヤレスイヤホンから若々しい女の声が流れ出す。
「…なんだ。」
【ゴテゴテに機材を取り付けた急造船なのに、よく動いてるなと思いまして。角田社長。】
「その為に船に帰ってきても休憩せず、巡察を怠っていないだろう。冷やかしなら切るぞ。」
【あーいやいや待ってください。あなたが下船してる間に動きがありまして…。】
「なら早くいうんだ。時間が惜しい。」
角田は机の上にノートパソコンを置いて開き、腕組みをすると、ディスプレイにロシアの地元新聞が表示された。それを見た角田は眉間に皺を寄せて、厳つい顔がさらに強面になった。
「なんだこれは。私はロシア語が知らんのは君も知ってるだろう?」
【写真をよく見てください。】
「うん?」
皺がさらによって顔を近づける。
【怖いですよ…顔が…】
「あまり言うな。気にしているんだ_____これは。」
白黒に溶けていて分かりづらくはあったが、それは夜空を映す写真だった。その異変に角田は気がついた。それは星がないことだった。
「この日は晴れているのか?」
【ええ。ですが星の光がなく、夜空だけ。この異常気象は5年前の大阪にも現れました。】
「光だけ…天体の位置はどうなっている。」
【変わりありません。あくまでも地球上で観測ができない現象だと。】
ゾンビが来襲した浪速区では、その前夜に同じ夜空が確認されていた。黒いオーロラとも言うべき、それが星の光を隠す現象は今でも理由がわからない。
角田はため息を吐きながら考え込むと、声の主は少しトーンを下げて声をかける。
【その目を使っても…わからない現象だと言うことですか?】
「……。」
スタチューと呼ばれる高位の存在から譲り受けた千里の目は、角田にとって唯一の人智を超える能力だが、その制約は多い。
「…全てが見えるわけではない。この目に映る未来は断片的なんだ。」
指で机を叩き、意を決した角田は提案をしてみる。
「派遣しよう。我々は貿易会社だ。ロシアに会社として入港する事に問題はない。」
【手配します。】
「人員はまだ入れないからな。控えとして新設部隊を待機状態に移行させろ。」
【了解。】
指で机を叩く。ここまでの人の流れは作ったし、それらにかかる事務作業も彼女がやってくれるだろう。後は斥候の問題だ。
【斥候はやはり…。】
「彼しかいないだろう。可哀想ではあるが呼び戻そう。」
角田がスマホの画面を見ると、時刻は日付が変わっていた。恐らくだが島田は起きていて酒を飲み歩いているのだろうと考えこんだ。
未だ浪速区を含めた3区は未だ「ゾンビ」が潜んでいる事が懸念されている。加えてゾンビ化現象を引き起こす「巨大不明生物」の有害なガス、それを含有した液体をしており、近づくことはほぼ不可能と。故に今日にいたるまで立ち入り封鎖区域となっている。
島田回収後、すぐに自衛隊の対応の是非が追及された。
対応が事後に回り、被害は甚大、当時の指揮官であった角田一佐を筆頭に約23名の隊員は責任追及の末に罷免。誰がどう見ても首切り要員として差し出されたのは明白だが、だれも何も言わず去っていった。
だがあまりにも悲惨な対応に、全自衛隊員の14パーセントが彼らの後ろについていく形で退職していった。
現在彼らの行く末を知るもの、知ろうとするものは誰もいない。
薄暗く目利きが利きにくい鉄の階段を上がり、少し開けた足場に上がると、右側の壁に這っている太いパイプから蒸気が漏れていた。作業服を着ている男は誰もいない空間に話しかけた。
「オジキ、故障個所発見したぞ。圧力どうなってる。」
すると右耳にはめたワイヤレスイヤホンから、老人の声が出力される。
【べントゲージは0だな。パイプから圧力が抜けてるんだろうが、フランジしめて蓋しないことにはどこが悪いのかわからんぞ。】
「クッソめんどくせぇ…。」
【いうないうな。技官扱いで召し上げられとるわしらは、黙々と仕事するのみじゃ。】
男はベルトに吊り下げたスパナを二つ持ち、パイプの接合部から生えたネジにあてがい締めこんだ。すると蒸気は後を残しながら、勢いが死んでいく。
「こんな、最新鋭の設備の、船なのに!!こういう部分だけは、かわらないねッ!!」
【毎度毎度、何に文句言ってんだ。】
「この古来ゆかしき圧力パイプだよ。」
故障個所の始末を終えても、男の苛立ちは収まらなかった。
「外装は豪華巨大旅客船、中身は払い下げの中古空母に最新設備を無理矢理ねじ込んだ玩具箱と来てる。なのにこのでけぇ何の用途もしれない圧力パイプは、意味分かんねーぐらいの頻度で圧力漏れ起こしてやがる」
男は踵を返して事務所へと戻る。だが走り出した思考はブレーキを見失っていた。
「ここは居住エリアから遠く離れてる。ボイラーの蒸気ならエンジン周りでもないし、蒸気パイプなら別にある。まじで内容物不明のパイプなのに、使用頻度は高いとくる。治させるなら使用基部くらい教えろっての…」
【それを言うな…軍事関係の品物だから言えないんだろうさ。それにこの船が技術屋なかせなのは重々わかってんだよ。でもやるしかねぇ。】
「そうはいうけどオジキ。これが何の圧力送ってるのか知りたくないのか?そうすれば故障の原因だって…」
【いいや!知りたくないねぇ!!】
オジキは大きく声をあげて、スピーカーをハウらせる。割れた音声が男の鼓膜を擽るので、反射的に頭を逸らす動作をしてしまった。
【俺は技術屋だ。目的がなんだろうと仕事ならやるのさ。】
「でも…」
【でもへったくれもねぇ!!俺の下で働く技術屋なら、口より手ぇうごかせ!!手ぇをよ!!】
「………あいあいさー。」
オジキの躾を受けながら、男は階段を降りきると、エレベーターのドアが現れる。そしてドアノブを回そうと手を伸ばすと、意図せず勝手に開かれた。
重苦しい鉄のドアが開くと、そこには淡いハロゲンの光が降り注ぐ、ビジネススーツ姿のゴツい体の角田元1佐がいた。角田は190センチという高身長であるために、大体のものが物理的に見下ろすことになる。
「お、お疲れ様です。」
「君は…」
「設備技師の高山です…。」
「そうか。君のおかげでこの船は守られている。いつもありがとう。」
「あぁいえ…仕事ですから。」
にこりと岩の様な筋肉を盛り上げで笑顔を向けるが高山は彼の迫力の気圧されて笑顔を作れなかった。
「設備巡察が残ってるのでな。では。」
肩を揺らしながら高山を通り過ぎて、どこかへと歩いていく角田。高山は大きな背中に見惚れていると、耳からやかましい声が沸き上がる。
【なんだ、急にだんまりしやがって。】
「大将が通ったんだよ。設備巡察でな。」
【角田か。アイツも偉くなったなぁ。】
ノスタルジーに浸るオジキを無視して、高山は事務所に向かって歩く。
自動ドアが音を立て開くと涼しいエアコンの風が流れ出す。それに当てられながら、スーツのネクタイを少し緩めながら、角田は艦長室に入った。
ウッド調の机を支えにして革張りの椅子に腰掛けると、胸ポケットが震えだす。
スマートウォッチを見ると着信が入っていた。角田はため息を吐きながら優しく着信を取る。すると耳に入れていたワイヤレスイヤホンから若々しい女の声が流れ出す。
「…なんだ。」
【ゴテゴテに機材を取り付けた急造船なのに、よく動いてるなと思いまして。角田社長。】
「その為に船に帰ってきても休憩せず、巡察を怠っていないだろう。冷やかしなら切るぞ。」
【あーいやいや待ってください。あなたが下船してる間に動きがありまして…。】
「なら早くいうんだ。時間が惜しい。」
角田は机の上にノートパソコンを置いて開き、腕組みをすると、ディスプレイにロシアの地元新聞が表示された。それを見た角田は眉間に皺を寄せて、厳つい顔がさらに強面になった。
「なんだこれは。私はロシア語が知らんのは君も知ってるだろう?」
【写真をよく見てください。】
「うん?」
皺がさらによって顔を近づける。
【怖いですよ…顔が…】
「あまり言うな。気にしているんだ_____これは。」
白黒に溶けていて分かりづらくはあったが、それは夜空を映す写真だった。その異変に角田は気がついた。それは星がないことだった。
「この日は晴れているのか?」
【ええ。ですが星の光がなく、夜空だけ。この異常気象は5年前の大阪にも現れました。】
「光だけ…天体の位置はどうなっている。」
【変わりありません。あくまでも地球上で観測ができない現象だと。】
ゾンビが来襲した浪速区では、その前夜に同じ夜空が確認されていた。黒いオーロラとも言うべき、それが星の光を隠す現象は今でも理由がわからない。
角田はため息を吐きながら考え込むと、声の主は少しトーンを下げて声をかける。
【その目を使っても…わからない現象だと言うことですか?】
「……。」
スタチューと呼ばれる高位の存在から譲り受けた千里の目は、角田にとって唯一の人智を超える能力だが、その制約は多い。
「…全てが見えるわけではない。この目に映る未来は断片的なんだ。」
指で机を叩き、意を決した角田は提案をしてみる。
「派遣しよう。我々は貿易会社だ。ロシアに会社として入港する事に問題はない。」
【手配します。】
「人員はまだ入れないからな。控えとして新設部隊を待機状態に移行させろ。」
【了解。】
指で机を叩く。ここまでの人の流れは作ったし、それらにかかる事務作業も彼女がやってくれるだろう。後は斥候の問題だ。
【斥候はやはり…。】
「彼しかいないだろう。可哀想ではあるが呼び戻そう。」
角田がスマホの画面を見ると、時刻は日付が変わっていた。恐らくだが島田は起きていて酒を飲み歩いているのだろうと考えこんだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
やさしいキスの見つけ方
神室さち
恋愛
諸々の事情から、天涯孤独の高校一年生、完璧な優等生である渡辺夏清(わたなべかすみ)は日々の糧を得るために年齢を偽って某所風俗店でバイトをしながら暮らしていた。
そこへ、現れたのは、天敵に近い存在の数学教師にしてクラス担任、井名里礼良(いなりあきら)。
辞めろ辞めないの押し問答の末に、井名里が持ち出した賭けとは?果たして夏清は平穏な日常を取り戻すことができるのか!?
何て言ってても、どこかにある幸せの結末を求めて突っ走ります。
こちらは2001年初出の自サイトに掲載していた小説です。完結済み。サイト閉鎖に伴い移行。若干の加筆修正は入りますがほぼそのままにしようと思っています。20年近く前に書いた作品なのでいろいろ文明の利器が古かったり常識が若干、今と異なったりしています。
20年くらい前の女子高生はこんな感じだったのかー くらいの視点で見ていただければ幸いです。今はこんなの通用しない! と思われる点も多々あるとは思いますが、大筋の変更はしない予定です。
フィクションなので。
多少不愉快な表現等ありますが、ネタバレになる事前の注意は行いません。この表現ついていけない…と思ったらそっとタグを閉じていただけると幸いです。
当時、だいぶ未来の話として書いていた部分がすでに現代なんで…そのあたりはもしかしたら現代に即した感じになるかもしれない。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる