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第2話 銀行員の損切り
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「さあ、皆さん! 時間がありません! 投票を始めましょう!」
能見が爽やかに宣言し、投票開始のブザーが鳴り響く。
「歪さん、君の右隣は私です。私に入れてください」
能見が優しく促す。
「はい! 能見さんはその隣の人に入れてくださいね!」
歪が疑いもせず、投票ボタンに指を伸ばした。
その指先が画面に触れる、コンマ1秒前。
「待て。そのボタンを押せば、能見さんが死ぬ」
僕の声が、熱狂する「善意の輪」を切り裂いた。
会場の空気が凍りつく。歪の指がピタリと止まった。
「……は? 今、何と?」
能見が怪訝な顔で振り返る。
「数学者さん。水を差さないでいただきたい。これは全員が助かるための……」
「能見さん。君の計算式には、致命的なバグがある」
僕はタブレットを掲げ、歪が見つけた「第84条」を全員に見せつけた。
『第84条:本ゲームにおける投票権(ウェイト)は、投票者の【純資産額】に比例する。なお、純資産が負(マイナス)の場合、投票権はゼロとして計算される』
「……は?」
能見が絶句する。
「読めばわかるだろ。
ここにいる全員、懐事情はバラバラだ。
借金まみれの人間もいれば、君のように隠し資産を持っている人間もいる。
つまり、僕たちが持っている『1票の重さ』は、最初から平等じゃないんだ」
僕は歪を見た。
「歪。君の家は会社を経営していたと言ったな。
もし倒産前の『資産』の名義が君に残っていたらどうなる?
君の1票は、借金まみれの僕たちの1票とは比較にならない『鉄球』になる」
「えっ……?」
「もし君が、その鉄球を能見さんに投げたら?
能見さんは、他の人より突出して重い票を背負うことになる」
会場がざわめく。
「純資産……? どういうことだ?」
「俺、借金しかないぞ……俺の票はどうなるんだ?」
「借金がある人間の票は『ゼロ』だ。投票してもカウントされない。
だが、資産がある人間の票は『実弾』になる。
誰が実弾を持っているか分からない状態で、時計回りに撃ち合う……
これはロシアンルーレットだ」
悲鳴が上がる。
「そ、そんな……じゃあ全員助かるなんて嘘だったのか!?」
「誰だ!? 誰が金を持ってるんだ!?」
疑心暗鬼が広がる。
隣に座っている人間が、自分を殺す「凶器」を持っているかもしれない。
その恐怖が、連帯感を一瞬で粉砕した。
能見の顔色が、サッと青ざめた。
「ま、待て……俺だって知らなかったんだ!
俺は騙そうとしたわけじゃ……!」
「わかっている。君もルールに踊らされた一人だ。
だが、事実として『協力』は不可能になった」
僕が告げると、能見は脂汗を流しながら、急速に計算を始めたようだった。
瞳の奥で、数字が回転しているのが見える。
善意、連帯、リスク、保身。
銀行員特有の損切り(カットロス)の計算だ。
(……まずい。非常にまずいぞ)
能見の心の声が聞こえるようだった。
(俺には資産がある。俺の票は重い。
もし俺が隣の人間に投票して、殺してしまったら?
遺族からの報復、法的責任……いや、それ以前に。
もしこの中に、俺以上の資産家が潜んでいたら?
そいつの一撃を食らえば、死ぬのは俺だ!)
能見は一歩下がった。彼の顔から余裕が消え、怯えの色が浮かぶ。
「……だ、だったら、俺はこの協定から降りる」
「えっ? 能見さん?」
歪が驚いて声を上げる。
「仕方ないだろ! リスクが高すぎる!
俺の票で誰かを殺したくないし、誰かに殺されるのも御免だ!
俺は誰にも投票しない……いや、資産のなさそうな奴を選んで投票する。
自分の身は自分で守るしかない!」
能見は「善人」の顔を崩さないまま、しかし徹底的に「保身」へと走った。
彼は本性を現したのではない。
極めて合理的に、恐怖したのだ。
「そんな……ひどいです! 全員で助かろうって言ったのに!」
歪が抗議するが、能見は首を横に振る。
「ひどい? 『合理的判断』と言ってくれ。
死ぬ確率が1%でもあるなら、投資はしない。それが俺の流儀だ」
協力体制は崩壊した。
恐怖に駆られた参加者たちが、互いに牽制し合う。
「くそっ、誰に入れればいいんだ!」
「俺に入れるなよ! 殺すぞ!」
このままでは、パニックになった誰かが適当に投票し、資産の殴り合いで誰かが死ぬ。
主催者の思うツボだ。
歪が、絶望に染まった瞳で僕を見た。
「芥川さん……どうしよう……」
彼女は知っていたのだ。
この文字の色が見えた時から、こうなることを。
それでも、誰かを信じたかったのだ。
「……やれやれ」
僕は眼鏡の位置を直し、円卓の中央へ歩み出た。
父を裏切ったあの日の絶望。
だが、今の僕には「論理」という武器がある。
「能見さん。君のリスク回避能力は一流だ。
だが、その計算式には、僕という特異点(シンギュラリティ)が含まれていない」
「……何だと?」
僕はポケットからプラチナカードを取り出した。
「規約の第108条にはこうある。
『プレイヤー間での合意がある場合に限り、専用カードを通じて資産および負債の譲渡が可能である』」
「譲渡……?」
「交渉しよう、銀行員。
君が絶対に損をしない、完璧な取引(ディール)を」
僕はカードを通信機にかざした。
『資産譲渡契約(アセット・トランスファー)』の申請画面を呼び出す。
「今から僕が、君たちの全ての『資産』と『負債』を引き受ける」
「は……? 何を言っている?」
「能見さん。君の隠し資産も、歪の借金も、権田の借金も、全て僕に寄越せ。
プラスもマイナスも、この場の全ての変数を僕一人に集約する」
「正気か!?
ここにいる全員の負債を合わせれば、とんでもない額になるぞ!
それを一人で背負うつもりか!?」
能見が叫ぶ。
無理もない。個人の人生が確定的に終わる数字だ。
「バカかお前は!
なんでそんなことをする!? 赤の他人のために人生捨てるのか!?」
「勘違いするな。君たちを助けるんじゃない。
僕はこのふざけたゲームの『解』を出したいだけだ」
僕は全員を見渡した。
「全員の資産と負債がなくなれば、君たちの純資産額は『ゼロ』になる。
第84条の規定により、純資産がゼロ、あるいはマイナスの人間の投票権は『0』として計算される」
「投票権が……ゼロ?」
「そうだ。
全員が無一文になれば、誰が誰に投票しようが、結果は全員『0票』。
完全なる同数だ。
そうすればルール3が適用され、全員が生き残り、全員に1億円が支払われる」
論理の光が、会場の闇を切り裂く。
能見が呆然と口を開いた。
「だ、だけど……お前はどうなる?
全員が1億もらえても、お前だけは巨額の借金を背負ったままだぞ!?」
「それがどうした?」
僕は淡々と言った。
「能見さん。計算してくれ。
このまま協定を破棄して、誰かを殺して生き残ったとして、賞金はゼロだ(ルール2通過のみ)。
だが、僕の策に乗れば、君は資産を一時的に手放すが、確実に『賞金1億円』が手に入る。
……どっちが得か、銀行員なら計算できるだろ?」
「くっ……!」
能見は唇を噛んだ。
彼の脳内では、猛烈な勢いで天秤が揺れていた。
『プライド』と『1億円』。
『芥川への敗北感』と『確実な生存』。
葛藤の末、銀行員が出した答えは、やはり「数字」だった。
「……ちくしょう!
わかったよ、乗ってやるよ!
お前のその狂った計算が合うのか、見届けてやる!」
能見が震える手でカードをかざした。
それを合図に、歪も、権田も、全員が僕との契約に応じる。
『契約成立』
電子音が鳴り響く。
僕のタブレットに、全員分の人生の重みが雪崩れ込んでくる。
そのカウンターが止まった時、表示された数字を見て、僕は思わず口角を上げた。
負債総額、7,243,508,542円。
「……はは、笑えるな。
複利計算も追いつかないレベルだ」
普通なら発狂して死ぬレベルの数字だ。
だが、不思議と心は軽かった。
隣で、歪が涙を流しながら僕を見ている。
信じて裏切られ、それでもまた、僕という他人を信じてくれた少女。
「さあ、投票の時間だ」
僕たちは、もはや形骸化した投票ボタンを押した。
誰に入れても同じだ。
ここにあるのは、純粋な「ゼロ」という数式だけなのだから。
能見が爽やかに宣言し、投票開始のブザーが鳴り響く。
「歪さん、君の右隣は私です。私に入れてください」
能見が優しく促す。
「はい! 能見さんはその隣の人に入れてくださいね!」
歪が疑いもせず、投票ボタンに指を伸ばした。
その指先が画面に触れる、コンマ1秒前。
「待て。そのボタンを押せば、能見さんが死ぬ」
僕の声が、熱狂する「善意の輪」を切り裂いた。
会場の空気が凍りつく。歪の指がピタリと止まった。
「……は? 今、何と?」
能見が怪訝な顔で振り返る。
「数学者さん。水を差さないでいただきたい。これは全員が助かるための……」
「能見さん。君の計算式には、致命的なバグがある」
僕はタブレットを掲げ、歪が見つけた「第84条」を全員に見せつけた。
『第84条:本ゲームにおける投票権(ウェイト)は、投票者の【純資産額】に比例する。なお、純資産が負(マイナス)の場合、投票権はゼロとして計算される』
「……は?」
能見が絶句する。
「読めばわかるだろ。
ここにいる全員、懐事情はバラバラだ。
借金まみれの人間もいれば、君のように隠し資産を持っている人間もいる。
つまり、僕たちが持っている『1票の重さ』は、最初から平等じゃないんだ」
僕は歪を見た。
「歪。君の家は会社を経営していたと言ったな。
もし倒産前の『資産』の名義が君に残っていたらどうなる?
君の1票は、借金まみれの僕たちの1票とは比較にならない『鉄球』になる」
「えっ……?」
「もし君が、その鉄球を能見さんに投げたら?
能見さんは、他の人より突出して重い票を背負うことになる」
会場がざわめく。
「純資産……? どういうことだ?」
「俺、借金しかないぞ……俺の票はどうなるんだ?」
「借金がある人間の票は『ゼロ』だ。投票してもカウントされない。
だが、資産がある人間の票は『実弾』になる。
誰が実弾を持っているか分からない状態で、時計回りに撃ち合う……
これはロシアンルーレットだ」
悲鳴が上がる。
「そ、そんな……じゃあ全員助かるなんて嘘だったのか!?」
「誰だ!? 誰が金を持ってるんだ!?」
疑心暗鬼が広がる。
隣に座っている人間が、自分を殺す「凶器」を持っているかもしれない。
その恐怖が、連帯感を一瞬で粉砕した。
能見の顔色が、サッと青ざめた。
「ま、待て……俺だって知らなかったんだ!
俺は騙そうとしたわけじゃ……!」
「わかっている。君もルールに踊らされた一人だ。
だが、事実として『協力』は不可能になった」
僕が告げると、能見は脂汗を流しながら、急速に計算を始めたようだった。
瞳の奥で、数字が回転しているのが見える。
善意、連帯、リスク、保身。
銀行員特有の損切り(カットロス)の計算だ。
(……まずい。非常にまずいぞ)
能見の心の声が聞こえるようだった。
(俺には資産がある。俺の票は重い。
もし俺が隣の人間に投票して、殺してしまったら?
遺族からの報復、法的責任……いや、それ以前に。
もしこの中に、俺以上の資産家が潜んでいたら?
そいつの一撃を食らえば、死ぬのは俺だ!)
能見は一歩下がった。彼の顔から余裕が消え、怯えの色が浮かぶ。
「……だ、だったら、俺はこの協定から降りる」
「えっ? 能見さん?」
歪が驚いて声を上げる。
「仕方ないだろ! リスクが高すぎる!
俺の票で誰かを殺したくないし、誰かに殺されるのも御免だ!
俺は誰にも投票しない……いや、資産のなさそうな奴を選んで投票する。
自分の身は自分で守るしかない!」
能見は「善人」の顔を崩さないまま、しかし徹底的に「保身」へと走った。
彼は本性を現したのではない。
極めて合理的に、恐怖したのだ。
「そんな……ひどいです! 全員で助かろうって言ったのに!」
歪が抗議するが、能見は首を横に振る。
「ひどい? 『合理的判断』と言ってくれ。
死ぬ確率が1%でもあるなら、投資はしない。それが俺の流儀だ」
協力体制は崩壊した。
恐怖に駆られた参加者たちが、互いに牽制し合う。
「くそっ、誰に入れればいいんだ!」
「俺に入れるなよ! 殺すぞ!」
このままでは、パニックになった誰かが適当に投票し、資産の殴り合いで誰かが死ぬ。
主催者の思うツボだ。
歪が、絶望に染まった瞳で僕を見た。
「芥川さん……どうしよう……」
彼女は知っていたのだ。
この文字の色が見えた時から、こうなることを。
それでも、誰かを信じたかったのだ。
「……やれやれ」
僕は眼鏡の位置を直し、円卓の中央へ歩み出た。
父を裏切ったあの日の絶望。
だが、今の僕には「論理」という武器がある。
「能見さん。君のリスク回避能力は一流だ。
だが、その計算式には、僕という特異点(シンギュラリティ)が含まれていない」
「……何だと?」
僕はポケットからプラチナカードを取り出した。
「規約の第108条にはこうある。
『プレイヤー間での合意がある場合に限り、専用カードを通じて資産および負債の譲渡が可能である』」
「譲渡……?」
「交渉しよう、銀行員。
君が絶対に損をしない、完璧な取引(ディール)を」
僕はカードを通信機にかざした。
『資産譲渡契約(アセット・トランスファー)』の申請画面を呼び出す。
「今から僕が、君たちの全ての『資産』と『負債』を引き受ける」
「は……? 何を言っている?」
「能見さん。君の隠し資産も、歪の借金も、権田の借金も、全て僕に寄越せ。
プラスもマイナスも、この場の全ての変数を僕一人に集約する」
「正気か!?
ここにいる全員の負債を合わせれば、とんでもない額になるぞ!
それを一人で背負うつもりか!?」
能見が叫ぶ。
無理もない。個人の人生が確定的に終わる数字だ。
「バカかお前は!
なんでそんなことをする!? 赤の他人のために人生捨てるのか!?」
「勘違いするな。君たちを助けるんじゃない。
僕はこのふざけたゲームの『解』を出したいだけだ」
僕は全員を見渡した。
「全員の資産と負債がなくなれば、君たちの純資産額は『ゼロ』になる。
第84条の規定により、純資産がゼロ、あるいはマイナスの人間の投票権は『0』として計算される」
「投票権が……ゼロ?」
「そうだ。
全員が無一文になれば、誰が誰に投票しようが、結果は全員『0票』。
完全なる同数だ。
そうすればルール3が適用され、全員が生き残り、全員に1億円が支払われる」
論理の光が、会場の闇を切り裂く。
能見が呆然と口を開いた。
「だ、だけど……お前はどうなる?
全員が1億もらえても、お前だけは巨額の借金を背負ったままだぞ!?」
「それがどうした?」
僕は淡々と言った。
「能見さん。計算してくれ。
このまま協定を破棄して、誰かを殺して生き残ったとして、賞金はゼロだ(ルール2通過のみ)。
だが、僕の策に乗れば、君は資産を一時的に手放すが、確実に『賞金1億円』が手に入る。
……どっちが得か、銀行員なら計算できるだろ?」
「くっ……!」
能見は唇を噛んだ。
彼の脳内では、猛烈な勢いで天秤が揺れていた。
『プライド』と『1億円』。
『芥川への敗北感』と『確実な生存』。
葛藤の末、銀行員が出した答えは、やはり「数字」だった。
「……ちくしょう!
わかったよ、乗ってやるよ!
お前のその狂った計算が合うのか、見届けてやる!」
能見が震える手でカードをかざした。
それを合図に、歪も、権田も、全員が僕との契約に応じる。
『契約成立』
電子音が鳴り響く。
僕のタブレットに、全員分の人生の重みが雪崩れ込んでくる。
そのカウンターが止まった時、表示された数字を見て、僕は思わず口角を上げた。
負債総額、7,243,508,542円。
「……はは、笑えるな。
複利計算も追いつかないレベルだ」
普通なら発狂して死ぬレベルの数字だ。
だが、不思議と心は軽かった。
隣で、歪が涙を流しながら僕を見ている。
信じて裏切られ、それでもまた、僕という他人を信じてくれた少女。
「さあ、投票の時間だ」
僕たちは、もはや形骸化した投票ボタンを押した。
誰に入れても同じだ。
ここにあるのは、純粋な「ゼロ」という数式だけなのだから。
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