【R18短編集】今夜、誰に乱されたい?~冷徹公爵・義兄・魔王・上司…絶倫スパダリ達に「我慢できない」と深愛を注がれる溺愛アンソロジー~

葉山 乃愛

文字の大きさ
41 / 76

「俺の前で他の男の話をするな」冷徹な同期と残業していたら。「…余裕ぶるのも限界だ」と会議室の机に押し倒され、スーツのまま深くまで愛されました

しおりを挟む
「……おい、いつまでその資料見てるんだ。効率が悪いぞ」

深夜23時のオフィス。
私、紗枝は、同期の湊に冷たい言葉を投げかけられ、ムッとして顔を上げた。
湊は入社以来のライバルで、営業成績トップの超ハイスペック男子。
整った顔立ちに、仕立ての良いスーツを着こなす彼は社内でも人気があるが、私に対してだけは常に辛辣で、何かにつけて突っかかってくる天敵だ。

「うるさいな。湊こそ、早く帰ればいいじゃない。明日は大事な商談なんでしょ?」

「……お前こそ。昨日の飲み会で、営業部の田中と随分楽しそうだったじゃないか」

キーボードを叩く手が止まり、湊がこちらを睨む。
またその話だ。
昨日の社内飲み会で、私が田中に誘われて少し話していたのが、なぜか彼は気に入らないらしい。

「ただの付き合いよ。田中さん、いい人だし……今度、食事に誘われてるの」

「……は? 行くのか?」

「いいじゃない、別に。私だって彼氏募集中だし」

私が強がってそう言うと、ガタッ! と大きな音が響いた。
湊が勢いよく立ち上がり、私のデスクまで大股で歩み寄ってくる。
いつもの冷静な彼とは違う、切迫した空気。

「え、なに……?」

「……お前、男を見る目がなさすぎるだろ」

「はぁ? 湊に関係ないでしょ……きゃっ!?」

腕を強く引かれ、私はそのまま近くの会議室へと連れ込まれた。
誰もいない、静まり返った会議室。
ガラスのパーテーション越しに、夜景の光が差し込んでいる。
湊は私を壁際に追い詰めると、逃げ場を塞ぐように両手を壁についた。

「関係ない、だと? ……俺がどんな気持ちで、お前と田中のやり取りを見ていたか……想像もつかないのか」

「え……?」

「ずっと我慢してたんだ。……同期だから、ライバルだからって、距離を保とうとしてた。でも、もう限界だ」

彼の顔が近づき、吐息がかかる距離で止まる。
普段のクールな表情が崩れ、そこには焦燥と、隠しきれない独占欲が滲んでいた。

「……他の男になんて行かせない。お前は俺だけを見てればいいんだ」

「んっ……!?」

唇が塞がれ、荒々しいキスが落とされた。
最初は驚いて抵抗したけれど、彼のキスは強引でありながら、どこか必死で、拒絶することを許さない。
舌が口内を蹂躙し、唾液が混ざり合う音が静かな会議室に響く。

「んぅ、ぁ……っ! みな、と……苦し……っ」

「……こんな声、俺以外の前で出すなよ」

彼が唇を離し、私の耳元で低く囁く。
その声の響きだけで、ゾクゾクと背筋が震えた。
彼は私のブラウスのボタンに手を掛け、慣れた手つきで次々と外していく。

「まっ、会社だよ!? 誰か来たら……ッ!」

「誰も来ない。……鍵はかけた」

「そういう問題じゃ……ッ、んぁっ!」

ブラウスがはだけ、露わになった胸元に、彼が顔を埋める。
スーツ越しに伝わる彼の体温と、整髪料と微かなタバコの混じった大人の匂い。
それが私の理性を溶かしていく。

「……田中になんか、こんな肌見せてないよな?」

「見せるわけ、ない……っ! 湊が初めて……っ!」

「……そうか。なら、もっと俺の痕をつけてやる」

彼が私を会議用テーブルの上に押し上げた。
冷たいテーブルの感触と、目の前にある彼の熱い瞳。
彼は私のスカートを捲り上げると、ストッキングを乱暴に引き裂いた。
ビリッ、という背徳的な音が、どうしようもなく興奮を煽る。

「……濡れてる。強がってても、身体は正直だな」

「ちが、う……湊がいじめるから……ッ」

「いじめてるんじゃない。……愛してるんだよ、誰よりも」

彼が指を這わせ、私の秘部を割り開く。
オフィスという場所での行為、そしてずっと意識していた同期からの告白。
頭の中がパンクしそうで、私は彼の肩にしがみついた。

「湊、すき……っ、私も、ずっと……ッ!」

「……やっと言ったな」

彼が満足げに笑い、自身のベルトを外す。
スラックスの中から現れたのは、スマートな彼からは想像もつかないほど、凶暴に昂った雄の証だった。

「これからは、俺以外の男の名前を呼んだらお仕置きだ。……分かったな?」

「は、い……っ! 湊、ほしい……ッ!」

「いい子だ」

ズチュンッ!
彼が一気に腰を沈め、最奥まで貫く。
硬いテーブルの上で揺さぶられる感覚と、彼に満たされる幸福感。

「あ……ッ! ぎ、ぁぁっ! 会社で、こんな……ッ! 奥、突かれてるぅ……ッ!」

「……ッ、紗エ、中すげぇ熱い……ッ。一生離したくない……ッ」

「わたしも、離れない……ッ! 湊だけのものにしてぇ……ッ!」

「ああ、してやる……ッ! 骨の髄まで俺を刻み込んでやる!」

夜景を見下ろす会議室で、私たちは何度も求め合った。
残業時間はとっくに過ぎていたけれど、二人の恋の残業は、朝まで終わることはなかった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

危険な残業

詩織
恋愛
いつも残業の多い奈津美。そこにある人が現れいつもの残業でなくなる

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

処理中です...