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第13話 帝国の皇子は肩こりがひどい
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「――本日付けで、このクラスに編入することになった。ヴォルフガング・フォン・ガレリアだ」
翌日。
担任が連れてきた転校生を見て、教室の空気が凍りついた。
金髪碧眼。彫像のような美貌。
そして、隠しきれない「王者の風格」。
ガレリア帝国、第1皇子。
別名『雷帝』ヴォルフガング。
敵国の次期皇帝が、なぜか日本の、しかも俺のクラスに「留学生」としてやってきたのだ。
(絶対、俺を殺しに来たやつじゃん……)
俺は机に突っ伏したくなった。
暗殺も狙撃も失敗したから、今度は正面から乗り込んできたのか。
隣の席のルナが「あら、美味しそうな餌(エネルギー)が来たわね」と舌なめずりをしている。やめて、国際問題になる。
「……貴様が、相川カズトか」
ヴォルフガング皇子は、挨拶もそこそこに俺の席まで歩いてきた。
その一歩ごとに、床がミシリと軋む。
「噂は聞いている。我が国の精鋭を退け、魔王を手懐けた男……。その実力、私が直接『測定』してやろう」
ドォォォォンッ!!
突然、教室の重力が倍加した。
皇子の固有スキル『重力支配(グラビティ)』だ。
「ぐっ……!?」
「か、体が……動かない……!」
クラスメイトたちが悲鳴を上げて机に押し付けられる。
アリシアですら、「くっ……これが帝国の『覇気』……!」と脂汗を流して耐えている。
この重圧の中で立っていられるのは、S級以上だけ。
つまり、Fランクの俺は即座にペシャンコになって圧死――。
「……あれ?」
俺は無事だった。
なぜか俺の周りだけ、重力が普通だ。
隣を見ると、ルナが涼しい顔で紅茶(持参)を飲んでいる。
「ダーリンに重力をかけるなんて、100万年早いわよ」
どうやらルナの『魔王結界』が、俺を自動的に守ってくれているらしい。
最強の嫁すぎる。
だが、ヴォルフガング皇子はそれを知らない。
彼は目を見開いた。
「な……ッ!? 私の『重力領域』の中で、平然と座っているだと……!?」
彼は戦慄していた。
(この男……防御魔法の予備動作すらなく、私の魔力を『無効化』したのか!? 呼吸をするように、帝国の最大魔術を霧散させたと言うのか!)
違う。嫁バリアだ。
「……面白い。ならば、これはどうだ!」
皇子がさらに魔力を練り上げる。
教室の窓ガラスがガタガタと震え始めた。
マズい。このままでは校舎が潰れる。
俺はスキルを発動した。
この場を収め、皇子を大人しくさせるルートは!?
【A:土下座して許しを請う】
→ 生存確率:0.00%(「弱者に興味はない」と踏み潰される)
【B:ルナに反撃させる】
→ 生存確率:5.00%(皇子が消し炭になり、帝国との全面戦争勃発)
【C:皇子の肩に手を置き、親しげに『肩、凝ってるな。マッサージしてやろうか?』と提案する】
→ 生存確率:100.00%
……は?
マッサージ?
相手は皇子だぞ? 気安く触ったら不敬罪で斬首じゃないのか?
だが、選択肢は輝いている。
俺はゆっくりと立ち上がった。
重力など存在しないかのように、軽い足取りで皇子に近づく。
皇子の顔が引きつる。
「き、貴様……この重圧の中を、歩いて……!?」
「よう、転校生」
俺はニッコリ笑って、皇子のガチガチに力が入った肩にポンと手を置いた。
そして、あえて無防備に背後へ回り込み、その肩を揉み始めた。
「随分と力が入りすぎだぞ? ……肩、凝ってるな。ほぐしてやろうか?」
グイッ。
俺はツボ(適当)を押した。
「――ッ!!??」
皇子の体がビクッと跳ねた。
重力が霧散する。
(ば、バカな……! 私の『魔力回路』の核(コア)を、指先一つで制圧された!? ここを押されれば、魔力が逆流して自爆する……その急所を、一瞬で見抜いて……!?)
皇子の脳内で、俺のただのマッサージが『必殺の急所突き』に変換される。
俺が少し力を込めれば、彼は死ぬ(と思っている)。
生殺与奪の権を握られた恐怖。
「あ、あがっ……! ま、待て……!」
「遠慮するなよ。日本の『おもてなし』だ」
「ぐ、ぐぬぬぅ……! わ、わかった! 私の負けだ! 手を離せッ!」
皇子が悲鳴を上げた。
俺は「お、そうか? 残念」と手を離した。
ただ肩を揉んだだけなのに、なぜか勝利してしまった。
教室の重力が消える。
解放された生徒たちが、呆然と俺たちを見上げる。
「すげぇ……」
「あの『雷帝』を、マッサージ扱いで子供扱いしたぞ……」
「相川くん、やっぱり格が違うわ……」
アリシアが熱い吐息を漏らす。
そして、冷や汗まみれで膝をついたヴォルフガング皇子は、震える瞳で俺を見上げた。
「……相川カズト。噂以上の化け物か」
彼は乱れた制服を直し、忌々しげに、しかし確かな敬意を込めて言った。
「認めよう。貴様は、我が帝国が総力を挙げて『警戒』すべき相手だ。……だが、勘違いするな。私はまだ貴様を諦めたわけではない」
「へいへい」
俺が適当に手を振ると、皇子はおとなしく自分の席(一番後ろ)へ下がっていった。
どうやら、クラスメイト兼「監視対象」として居座るつもりらしい。
「むぅ……」
隣でルナが頬を膨らませている。
「ダーリン、あの男の体に触ったわね? ……汚い。あとで消毒(火あぶり)しなきゃ」
「やめてくれ。あと、俺の手も消毒されそうなんだけど」
こうして、俺のクラスには「魔王」「聖女」「帝国の皇子」という、世界の火薬庫みたいなメンツが勢揃いしてしまった。
俺の平穏な学園生活(生存確率100%)は、どこへ向かっているのだろうか。
翌日。
担任が連れてきた転校生を見て、教室の空気が凍りついた。
金髪碧眼。彫像のような美貌。
そして、隠しきれない「王者の風格」。
ガレリア帝国、第1皇子。
別名『雷帝』ヴォルフガング。
敵国の次期皇帝が、なぜか日本の、しかも俺のクラスに「留学生」としてやってきたのだ。
(絶対、俺を殺しに来たやつじゃん……)
俺は机に突っ伏したくなった。
暗殺も狙撃も失敗したから、今度は正面から乗り込んできたのか。
隣の席のルナが「あら、美味しそうな餌(エネルギー)が来たわね」と舌なめずりをしている。やめて、国際問題になる。
「……貴様が、相川カズトか」
ヴォルフガング皇子は、挨拶もそこそこに俺の席まで歩いてきた。
その一歩ごとに、床がミシリと軋む。
「噂は聞いている。我が国の精鋭を退け、魔王を手懐けた男……。その実力、私が直接『測定』してやろう」
ドォォォォンッ!!
突然、教室の重力が倍加した。
皇子の固有スキル『重力支配(グラビティ)』だ。
「ぐっ……!?」
「か、体が……動かない……!」
クラスメイトたちが悲鳴を上げて机に押し付けられる。
アリシアですら、「くっ……これが帝国の『覇気』……!」と脂汗を流して耐えている。
この重圧の中で立っていられるのは、S級以上だけ。
つまり、Fランクの俺は即座にペシャンコになって圧死――。
「……あれ?」
俺は無事だった。
なぜか俺の周りだけ、重力が普通だ。
隣を見ると、ルナが涼しい顔で紅茶(持参)を飲んでいる。
「ダーリンに重力をかけるなんて、100万年早いわよ」
どうやらルナの『魔王結界』が、俺を自動的に守ってくれているらしい。
最強の嫁すぎる。
だが、ヴォルフガング皇子はそれを知らない。
彼は目を見開いた。
「な……ッ!? 私の『重力領域』の中で、平然と座っているだと……!?」
彼は戦慄していた。
(この男……防御魔法の予備動作すらなく、私の魔力を『無効化』したのか!? 呼吸をするように、帝国の最大魔術を霧散させたと言うのか!)
違う。嫁バリアだ。
「……面白い。ならば、これはどうだ!」
皇子がさらに魔力を練り上げる。
教室の窓ガラスがガタガタと震え始めた。
マズい。このままでは校舎が潰れる。
俺はスキルを発動した。
この場を収め、皇子を大人しくさせるルートは!?
【A:土下座して許しを請う】
→ 生存確率:0.00%(「弱者に興味はない」と踏み潰される)
【B:ルナに反撃させる】
→ 生存確率:5.00%(皇子が消し炭になり、帝国との全面戦争勃発)
【C:皇子の肩に手を置き、親しげに『肩、凝ってるな。マッサージしてやろうか?』と提案する】
→ 生存確率:100.00%
……は?
マッサージ?
相手は皇子だぞ? 気安く触ったら不敬罪で斬首じゃないのか?
だが、選択肢は輝いている。
俺はゆっくりと立ち上がった。
重力など存在しないかのように、軽い足取りで皇子に近づく。
皇子の顔が引きつる。
「き、貴様……この重圧の中を、歩いて……!?」
「よう、転校生」
俺はニッコリ笑って、皇子のガチガチに力が入った肩にポンと手を置いた。
そして、あえて無防備に背後へ回り込み、その肩を揉み始めた。
「随分と力が入りすぎだぞ? ……肩、凝ってるな。ほぐしてやろうか?」
グイッ。
俺はツボ(適当)を押した。
「――ッ!!??」
皇子の体がビクッと跳ねた。
重力が霧散する。
(ば、バカな……! 私の『魔力回路』の核(コア)を、指先一つで制圧された!? ここを押されれば、魔力が逆流して自爆する……その急所を、一瞬で見抜いて……!?)
皇子の脳内で、俺のただのマッサージが『必殺の急所突き』に変換される。
俺が少し力を込めれば、彼は死ぬ(と思っている)。
生殺与奪の権を握られた恐怖。
「あ、あがっ……! ま、待て……!」
「遠慮するなよ。日本の『おもてなし』だ」
「ぐ、ぐぬぬぅ……! わ、わかった! 私の負けだ! 手を離せッ!」
皇子が悲鳴を上げた。
俺は「お、そうか? 残念」と手を離した。
ただ肩を揉んだだけなのに、なぜか勝利してしまった。
教室の重力が消える。
解放された生徒たちが、呆然と俺たちを見上げる。
「すげぇ……」
「あの『雷帝』を、マッサージ扱いで子供扱いしたぞ……」
「相川くん、やっぱり格が違うわ……」
アリシアが熱い吐息を漏らす。
そして、冷や汗まみれで膝をついたヴォルフガング皇子は、震える瞳で俺を見上げた。
「……相川カズト。噂以上の化け物か」
彼は乱れた制服を直し、忌々しげに、しかし確かな敬意を込めて言った。
「認めよう。貴様は、我が帝国が総力を挙げて『警戒』すべき相手だ。……だが、勘違いするな。私はまだ貴様を諦めたわけではない」
「へいへい」
俺が適当に手を振ると、皇子はおとなしく自分の席(一番後ろ)へ下がっていった。
どうやら、クラスメイト兼「監視対象」として居座るつもりらしい。
「むぅ……」
隣でルナが頬を膨らませている。
「ダーリン、あの男の体に触ったわね? ……汚い。あとで消毒(火あぶり)しなきゃ」
「やめてくれ。あと、俺の手も消毒されそうなんだけど」
こうして、俺のクラスには「魔王」「聖女」「帝国の皇子」という、世界の火薬庫みたいなメンツが勢揃いしてしまった。
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