隣の部屋から聞こえる、幼馴染の裏切り喘ぎ~清純だったはずの彼女が、獣のような先輩に中まで汚される音を聴きながら~

ひふみ黒

文字の大きさ
1 / 1

壁一枚隔てた、地獄のオーケストラ

しおりを挟む
拓(たっくん)にとって、陽菜(ひな)の体は「神域」だった。

指先を絡めるだけで顔を赤らめ、初めてのキスでは震えていた清純な幼馴染。

だが、テニスサークルの主将・本田は、その「純白」を汚すことにのみ執着した。

本田は、陽菜が一人で抱えていた経済的な不安に付け入り、巧妙に彼女を孤立させた。

「拓には言うなよ。あいつに心配かけるだけだろ? 俺が『個人的』に助けてやる」

そう言って密室に連れ込まれたのが地獄の始まりだった。


最初は強引なキス。次は服の上からの愛撫。陽菜が涙を浮かべて拒むと、本田は「あいつにバラされたくないだろ?」と耳元で囁き、彼女の逃げ道を塞いだ。

そしてある夜、陽菜の「奥」を初めて貫いたのは、二十年寄り添った拓ではなく、暴力的な情熱を剥き出しにした本田だった。

「……んぐっ、あ……あぁぁっ!!」

生まれて初めて経験する、内側から全てを掻き回されるような激しい突進。

拓の温い愛撫とは正反対の、粘膜を削り取るような荒々しさに、陽菜の身体は恐怖を上書きするほどの、本能的な悦楽に焼き切られた。

一度知った「毒」は、陽菜の全身に回り、彼女を「本田の獲物」へと変えていった。


そして今、僕は陽菜と本田が潜むビジネスホテルの隣、305号室の壁に耳を押し当てている。

「……ぁっ、んっ、んぅ……本田さん、……そこ、……あ、あぁぁぁっ!!」

壁越しに聞こえるのは、拓には決して見せなかった、雌としての剥き出しの喘ぎだ。

グチャ、グチャという、粘膜同士が激しくぶつかり、蜜が溢れ出す卑猥な音が、静まり返った室内で異様に大きく響く。

「おい、陽菜。……拓の指じゃ、こんなに濡れねえんだろ? お前のここ、俺のモノを迎え入れるために、こんなにヒクついてやがるぞ」

「あ……っ、やだ、言わないで……っ! ああぁっ! すごい、すごいぃっ! 本田さんの……中まで、全部、入ってきてるぅ……っ!!」

陽菜の、理性が消失した高い絶叫。

その瞬間、僕は自分の股間が、かつてないほど激しく、狂おしい熱を帯びて脈打つのを感じた。

悔しい。本田を殺したい。汚された陽菜をぶん殴りたい。

だが、僕の指先は、裏腹にズボンのチャックを乱暴に下ろしていた。

「……っ、陽菜……っ!」

壁の向こうでは、本田が陽菜を四つん這いにさせ、獣のように背後から突いているのが音だけで分かった。

パチン、パチンという、肉が弾ける乾いた音。

「ほら、あいつに電話してやろうか? 『今、俺が陽菜の奥まで種を仕込んでるぞ』ってよ」

「んんぅっ! だめ、だめぇっ! 拓に、知られ……っ、あぁぁぁっ! もっと、もっと、壊してぇっ!!」

本田の汚い言葉に、陽菜が「壊して」と、この世で最も淫らな声で応える。

その瞬間、僕の脳内で何かが弾けた。

陽菜が、あの綺麗な顔を歪めて、白目を剥きながら、本田の太い熱を必死に飲み込もうと腰を振っている姿。

僕は、壁越しに伝わる陽菜の絶頂の震えに合わせ、自分の限界を握りしめた。

「……陽菜……陽菜ぁっ!!」

壁の向こうで、本田の「……出すぞ、陽菜ぁ!」という咆哮と、陽菜の「……あ、ああああああぁぁっ!!」という絶叫が重なる。

それと同時に、僕の指先からも、どろりとした、情けないほどの執着と絶望を孕んだ熱い塊が、ベッドシーツへと溢れ出した。


数時間後、ホテルのロビー。

「あ、たっくん。待っててくれたんだ。……買い物、時間かかっちゃって」

現れた陽菜は、頬を火照らせ、少し足元が覚束ない。
彼女が歩くたび、そのスカートの奥、拓が触れることすら躊躇った聖域からは、本田の生々しい種が溢れ、太ももを伝い落ちているはずだ。

「……いいよ。帰ろう、陽菜」

僕は、わざと陽菜の腰を強く抱き寄せた。
彼女の身体が、一瞬だけ恐怖で強張る。

「……たっくん、……どうしたの?」

「ううん。なんだか今日の陽菜、すごく……『いい匂い』がするから」

陽菜の瞳に、一瞬だけ絶望が走る。
自分が汚されたことを、拓が気づいているのではないかという恐怖。

だが、その恐怖こそが、彼女をさらなる快楽へと誘う「最後のスパイス」になることを、僕は知っている。

バレていないと思っている陽菜。
すべてを知りながら、汚された彼女を「自分だけの汚物入れ」として愛し続ける僕。

僕たちの物語は、この泥濘の中で、二度と引き返せない深淵へと沈んでいく――。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

幼馴染

ざっく
恋愛
私にはすごくよくできた幼馴染がいる。格好良くて優しくて。だけど、彼らはもう一人の幼馴染の女の子に夢中なのだ。私だって、もう彼らの世話をさせられるのはうんざりした。

最強魔術師の歪んだ初恋

恋愛
伯爵家の養子であるアリスは親戚のおじさまが大好きだ。 けれどアリスに妹が産まれ、アリスは虐げれるようになる。そのまま成長したアリスは、男爵家のおじさんの元に嫁ぐことになるが、初夜で破瓜の血が流れず……?

可愛らしい人

はるきりょう
恋愛
「でも、ライアン様には、エレナ様がいらっしゃるのでは?」 「ああ、エレナね。よく勘違いされるんだけど、エレナとは婚約者でも何でもないんだ。ただの幼馴染み」 「それにあいつはひとりで生きていけるから」 女性ながらに剣術を学ぶエレナは可愛げがないという理由で、ほとんど婚約者同然の幼馴染から捨てられる。 けれど、 「エレナ嬢」 「なんでしょうか?」 「今日の夜会のパートナーはお決まりですか?」  その言葉でパートナー同伴の夜会に招待されていたことを思い出した。いつものとおりライアンと一緒に行くと思っていたので参加の返事を出していたのだ。 「……いいえ」  当日の欠席は著しく評価を下げる。今後、家庭教師として仕事をしていきたいと考えるのであれば、父親か兄に頼んででも行った方がいいだろう。 「よければ僕と一緒に行きませんか?」

姉の引き立て役の私は

ぴぴみ
恋愛
 アリアには完璧な姉がいる。姉は美人で頭も良くてみんなに好かれてる。 「どうしたら、お姉様のようになれるの?」 「ならなくていいのよ。あなたは、そのままでいいの」  姉は優しい。でもあるとき気づいて─

いちばん好きな人…

麻実
恋愛
夫の裏切りを知った妻は 自分もまた・・・。

貴方の側にずっと

麻実
恋愛
夫の不倫をきっかけに、妻は自分の気持ちと向き合うことになる。 本当に好きな人に逢えた時・・・

お義父さん、好き。

うみ
恋愛
お義父さんの子を孕みたい……。義理の父を好きになって、愛してしまった。

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

処理中です...