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第一部
13.披露目の場※
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私はルキウスに凌辱され、ヘロヘロの状態で湯浴み、頭皮や顔、全身のマッサージ、化粧、着付け、ヘアセットなどなど、フルコースを受けた。
終わる頃には、更にヘロヘロで私は回復薬が欲しくて堪らなかった……。
あの回復薬は傷を回復させるのが主だが、飲むと疲労も多少回復するのだ……。嗚呼、疲労回復に特化した回復薬を一度作ってみたいものだ。
その為には薬草や魔石が必要なのだが、この大陸には魔石がないので……己の魔力次第で何処まで出来るかだな……。取り敢えず、普通の回復薬ならば、私の魔力と薬草で作れるから……どうにかして改良し、その精度を上げたいものだ。
「終わったか?」
私が考え事をしているとルキウスが入って来て、何故か人払いをしたので、私は首を傾げた。
「わざわざ、人払いまでされて言われなくとも、今日の事は何度も何度も確認され、流石の私でも覚えているぞ」
「そうではない。婚約式と披露目の場の前に、其方に贈り物をやろうかと思うてな」
「贈り物?」
何だ? 装飾品か? 宝石か?
そのような物を贈るようには見えないのだが……。実はルキウスは晴れの日に浮き足立っているという事なのだろうか?
私がルキウスをジッと見つめていると、ルキウスは私を壁際に追い詰め、ドレスをたくし上げた。
「ちょっ、ちょっと待ってくれ! 何を!?」
「これが贈り物だ。私のサイズで作ってある」
「は?」
それは男性器を模したものだった。ルキウスは楽しそうに、私のドレスをたくし上げ、ドロワーズを脱がせ、私の秘所に舌を這わせた。
「やめろっ……っ! んんぅ、何をっ……ああっ」
私がルキウスの頭を押し退けようと思ってもクリトリスを舐められながら、ナカに指を挿れられると、私は力が入らず、体をしならせながら、されるがままになってしまった。
朝までしておいて、何故こんな時にまで……クソっ……最悪だ。
「ひぅ、や、やめっ……あっ、ああっ、んんぅ、んあっ……も、やめ……あっ、ダメだっ、ああっ……イッ! えっ? やっ、やめろっ、ああ、あああ、ひあぁぁぁ!!」
イクと思った瞬間、ルキウスはその男性器を模した物を私の中に一気に突き入れた。その挿れられた刺激に仰け反り、私が達してしまうと、ルキウスは私にドロワーズを履かせ、ドレスを正した。
「クッ、あんな物でも挿れられれば、容易くイクとはな」
「う、うるさい。それより、これを抜いてくれ。何故、挿れたまま下着を履かせるのだ?」
「贈り物だと言っただろう。それを挿れたまま、出席して貰う」
「なっ、何だと?」
私は絶望した。イッたばかりで敏感なソコに、あんな大きな物を挿れられた状態で、そつ無くこなすなど、到底無理な話だ。
「では、行くぞ。話し方はルイーザを心掛けよ。まあ、まともに話せぬとは思うがな」
ルキウスは私の手を取り、歩き出そうとしたが、歩く度に奥が擦れて、私は体をビクビクと震わせ、立っていられなかった。
「うひぃっ、あっ……あっ、無理、無理だっ、ッ! 歩けなっ! あ、ああ……抜いてっ、くれっ、んんぅ」
「クッ、そのように喘いでいれば、皆に不審に思われるぞ。良いのか?」
「いっ、いやだっ……あっ、たのむっ、んんぅ、抜いてくれっ……寝所でなら、ッ、何でも、するからっ」
私が必死でやめてくれと懇願しても、ルキウスは冷ややかな笑みで私を見下ろすだけで、何も言ってくれなかった。
その後、私はルキウスの腕に、ほぼしがみついた状態でエスコートされ、神殿内で婚約式を終え、その後披露目の場としてパーティーが開かれた。
だが、私は顔を真っ赤にさせながら、ずっとルキウスにしがみつく事しか出来ず、婚約破棄を言い渡してやる事も出来なかった……というより、言葉を発する事すら出来ないのだ。口を噤んでいないと、喘ぎ声が出てしまいそうで……結局、私は何も言えなかった。
「殿下の花嫁は、恥ずかしがり屋なのですね」
「ですが、何処から見ても建国の魔女ルドヴィカ様に瓜二つですわ」
「引っ込み思案なのが気になりますが、魔力や見た目から考えても、神が皇室に使わせた得難き姫なのだと思いますね」
「あら、自信など、これから付けて行けば宜しいのです。それよりも、仲睦まじい事が一番ですわ」
「あまりジロジロ見ては駄目ですよ。顔を真っ赤にして、殿下にしがみついてしまっているではないですか。ふふっ、可愛らしいこと」
皆は、私を引っ込み思案で極度の恥ずかしがり屋だと思っているようだが、この見た目と魔力のおかげで、皆は微笑ましく私を受け入れた。
私が泣きそうな顔をしながら、ルキウスにしがみついていると、ルキウスは私の耳元に顔を持ってきたので、私は助けを乞うように、ルキウスの顔を見つめた。
「婚約破棄を言い渡して、私に恥をかかせられなくて残念だったな」
「っ!」
気付いていたのか……。
私が信じられないという顔で、ルキウスの顔を見つめると、ルキウスが皆に分からないように、ドレス越しに私の股を脚でグリッとした。
「っ!!?」
私が体を大きく仰け反らせ、その場に座り込んでしまうと、ルキウスは私を抱き上げた。
「我が姫は緊張が極限に達してしまったらしい。そろそろ休ませるので、後は皆で楽しんでくれ」
ルキウスの言葉に、貴族たちは頭を下げ、承知の意を示した。そして、舞踏室を出て行く時に皇太子妃万歳と聞こえたが、私は聞かなかったことにしようと思う。
「ルキウスッ、頼むからっ……も、助けてくれっ……許しっ」
ルキウスの部屋に連れて行かれ、ドレスを脱がされ、脚を開かされ、私は半泣きで許しを乞うた。
それなのに、ルキウスはその男性器を模した物をゆっくりと抜き差しし、私の弱いトコロを責め立てた。
「待っ、んんぅ、ひあっ……いやだっ、やめ、あああ……ああっ、あ、あ、あっ、待って待ってくれっ、そんなのでっ、イキたくなっ、あっ、あああぁぁ!!」
私が潮を吹きながらイッてしまうと、ルキウスは嘲笑を浮かべながら、私のナカからソレを引き抜いた。
「公の場で、婚約破棄の言葉を口にせぬと誓え。さもなくば、今後公の場では、ずっとアレを挿れさせるぞ」
「ハ、ッ、ッぅ……誓う……誓うからっ、も、許してくれ」
私が泣きながら、そう言うとルキウスは私に尻を突き出すように立てと言ったので、私はよろけながら、言われた通りにルキウスに背を向け、尻を突き出すように立った。
「ッ! い゛っ、あ゛あ゛っ!!」
すると、ルキウスは私の尻を何度も鞭で打った。私が痛みに悶絶し、体勢を崩すと、叱責と共に、鞭が飛んでくる。
「ほら、体勢を崩すな。そのまま、突き出していろ」
「い゛あぁっ、何故、何故なのだっ、ゔぅ、ぐっ」
何故、ルキウスは楽しそうに鞭をふるっているのだ?
私が何をした? 婚約破棄を言い渡そうとしたからか? だが、結局出来なかったではないか……それよりも羞恥の海に沈められたのは私だ、屈辱を味あわせられたのは私だ。
クソ、一体何なのだ……、何故こんな……だが、やめてくれなどと言いたくない……こんな奴に許しを乞いたくなどない……。
私の怒りや遣る瀬無さが最骨頂に達した時、稲妻のようにバチバチと魔力が私の体を包んだ。
「ほう。これは……」
「ふっ、どうやら私のターンらしいな」
今なら攻撃魔法すら、ぶっ放せそうだ。
「tuono !」
その瞬間、バチバチと私の手から雷が出たが、小さく|萎|《しぼ》んで消えて行った。
「………………」
「ふっ、これは良い」
ルキウスが腹を抱えて笑い出したので、私は顔を真っ赤にさせながら、笑うなと叫んだが、ルキウスはずっと笑っている。
「これは結界のせいだ! 結界のせいで、攻撃魔法が使えぬのだっ! っ! 笑うなっ!」
終わる頃には、更にヘロヘロで私は回復薬が欲しくて堪らなかった……。
あの回復薬は傷を回復させるのが主だが、飲むと疲労も多少回復するのだ……。嗚呼、疲労回復に特化した回復薬を一度作ってみたいものだ。
その為には薬草や魔石が必要なのだが、この大陸には魔石がないので……己の魔力次第で何処まで出来るかだな……。取り敢えず、普通の回復薬ならば、私の魔力と薬草で作れるから……どうにかして改良し、その精度を上げたいものだ。
「終わったか?」
私が考え事をしているとルキウスが入って来て、何故か人払いをしたので、私は首を傾げた。
「わざわざ、人払いまでされて言われなくとも、今日の事は何度も何度も確認され、流石の私でも覚えているぞ」
「そうではない。婚約式と披露目の場の前に、其方に贈り物をやろうかと思うてな」
「贈り物?」
何だ? 装飾品か? 宝石か?
そのような物を贈るようには見えないのだが……。実はルキウスは晴れの日に浮き足立っているという事なのだろうか?
私がルキウスをジッと見つめていると、ルキウスは私を壁際に追い詰め、ドレスをたくし上げた。
「ちょっ、ちょっと待ってくれ! 何を!?」
「これが贈り物だ。私のサイズで作ってある」
「は?」
それは男性器を模したものだった。ルキウスは楽しそうに、私のドレスをたくし上げ、ドロワーズを脱がせ、私の秘所に舌を這わせた。
「やめろっ……っ! んんぅ、何をっ……ああっ」
私がルキウスの頭を押し退けようと思ってもクリトリスを舐められながら、ナカに指を挿れられると、私は力が入らず、体をしならせながら、されるがままになってしまった。
朝までしておいて、何故こんな時にまで……クソっ……最悪だ。
「ひぅ、や、やめっ……あっ、ああっ、んんぅ、んあっ……も、やめ……あっ、ダメだっ、ああっ……イッ! えっ? やっ、やめろっ、ああ、あああ、ひあぁぁぁ!!」
イクと思った瞬間、ルキウスはその男性器を模した物を私の中に一気に突き入れた。その挿れられた刺激に仰け反り、私が達してしまうと、ルキウスは私にドロワーズを履かせ、ドレスを正した。
「クッ、あんな物でも挿れられれば、容易くイクとはな」
「う、うるさい。それより、これを抜いてくれ。何故、挿れたまま下着を履かせるのだ?」
「贈り物だと言っただろう。それを挿れたまま、出席して貰う」
「なっ、何だと?」
私は絶望した。イッたばかりで敏感なソコに、あんな大きな物を挿れられた状態で、そつ無くこなすなど、到底無理な話だ。
「では、行くぞ。話し方はルイーザを心掛けよ。まあ、まともに話せぬとは思うがな」
ルキウスは私の手を取り、歩き出そうとしたが、歩く度に奥が擦れて、私は体をビクビクと震わせ、立っていられなかった。
「うひぃっ、あっ……あっ、無理、無理だっ、ッ! 歩けなっ! あ、ああ……抜いてっ、くれっ、んんぅ」
「クッ、そのように喘いでいれば、皆に不審に思われるぞ。良いのか?」
「いっ、いやだっ……あっ、たのむっ、んんぅ、抜いてくれっ……寝所でなら、ッ、何でも、するからっ」
私が必死でやめてくれと懇願しても、ルキウスは冷ややかな笑みで私を見下ろすだけで、何も言ってくれなかった。
その後、私はルキウスの腕に、ほぼしがみついた状態でエスコートされ、神殿内で婚約式を終え、その後披露目の場としてパーティーが開かれた。
だが、私は顔を真っ赤にさせながら、ずっとルキウスにしがみつく事しか出来ず、婚約破棄を言い渡してやる事も出来なかった……というより、言葉を発する事すら出来ないのだ。口を噤んでいないと、喘ぎ声が出てしまいそうで……結局、私は何も言えなかった。
「殿下の花嫁は、恥ずかしがり屋なのですね」
「ですが、何処から見ても建国の魔女ルドヴィカ様に瓜二つですわ」
「引っ込み思案なのが気になりますが、魔力や見た目から考えても、神が皇室に使わせた得難き姫なのだと思いますね」
「あら、自信など、これから付けて行けば宜しいのです。それよりも、仲睦まじい事が一番ですわ」
「あまりジロジロ見ては駄目ですよ。顔を真っ赤にして、殿下にしがみついてしまっているではないですか。ふふっ、可愛らしいこと」
皆は、私を引っ込み思案で極度の恥ずかしがり屋だと思っているようだが、この見た目と魔力のおかげで、皆は微笑ましく私を受け入れた。
私が泣きそうな顔をしながら、ルキウスにしがみついていると、ルキウスは私の耳元に顔を持ってきたので、私は助けを乞うように、ルキウスの顔を見つめた。
「婚約破棄を言い渡して、私に恥をかかせられなくて残念だったな」
「っ!」
気付いていたのか……。
私が信じられないという顔で、ルキウスの顔を見つめると、ルキウスが皆に分からないように、ドレス越しに私の股を脚でグリッとした。
「っ!!?」
私が体を大きく仰け反らせ、その場に座り込んでしまうと、ルキウスは私を抱き上げた。
「我が姫は緊張が極限に達してしまったらしい。そろそろ休ませるので、後は皆で楽しんでくれ」
ルキウスの言葉に、貴族たちは頭を下げ、承知の意を示した。そして、舞踏室を出て行く時に皇太子妃万歳と聞こえたが、私は聞かなかったことにしようと思う。
「ルキウスッ、頼むからっ……も、助けてくれっ……許しっ」
ルキウスの部屋に連れて行かれ、ドレスを脱がされ、脚を開かされ、私は半泣きで許しを乞うた。
それなのに、ルキウスはその男性器を模した物をゆっくりと抜き差しし、私の弱いトコロを責め立てた。
「待っ、んんぅ、ひあっ……いやだっ、やめ、あああ……ああっ、あ、あ、あっ、待って待ってくれっ、そんなのでっ、イキたくなっ、あっ、あああぁぁ!!」
私が潮を吹きながらイッてしまうと、ルキウスは嘲笑を浮かべながら、私のナカからソレを引き抜いた。
「公の場で、婚約破棄の言葉を口にせぬと誓え。さもなくば、今後公の場では、ずっとアレを挿れさせるぞ」
「ハ、ッ、ッぅ……誓う……誓うからっ、も、許してくれ」
私が泣きながら、そう言うとルキウスは私に尻を突き出すように立てと言ったので、私はよろけながら、言われた通りにルキウスに背を向け、尻を突き出すように立った。
「ッ! い゛っ、あ゛あ゛っ!!」
すると、ルキウスは私の尻を何度も鞭で打った。私が痛みに悶絶し、体勢を崩すと、叱責と共に、鞭が飛んでくる。
「ほら、体勢を崩すな。そのまま、突き出していろ」
「い゛あぁっ、何故、何故なのだっ、ゔぅ、ぐっ」
何故、ルキウスは楽しそうに鞭をふるっているのだ?
私が何をした? 婚約破棄を言い渡そうとしたからか? だが、結局出来なかったではないか……それよりも羞恥の海に沈められたのは私だ、屈辱を味あわせられたのは私だ。
クソ、一体何なのだ……、何故こんな……だが、やめてくれなどと言いたくない……こんな奴に許しを乞いたくなどない……。
私の怒りや遣る瀬無さが最骨頂に達した時、稲妻のようにバチバチと魔力が私の体を包んだ。
「ほう。これは……」
「ふっ、どうやら私のターンらしいな」
今なら攻撃魔法すら、ぶっ放せそうだ。
「tuono !」
その瞬間、バチバチと私の手から雷が出たが、小さく|萎|《しぼ》んで消えて行った。
「………………」
「ふっ、これは良い」
ルキウスが腹を抱えて笑い出したので、私は顔を真っ赤にさせながら、笑うなと叫んだが、ルキウスはずっと笑っている。
「これは結界のせいだ! 結界のせいで、攻撃魔法が使えぬのだっ! っ! 笑うなっ!」
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