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After Story
4.共に生きる覚悟
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私が困っているとルキウスが間に入ってくれて、皆に説明をしてくれた。
「相談を受けていたのは私だ。どうしたものかと考えあぐねていたのだが、今回ルイーザが目覚めた事により、知恵を貰おうと思ったら、こういう事になったのだ」
「そうです。そうです。それに、一応ミアに意思確認もしたのですよ。何でも、陛下はお父様みたいで怖くないので、名ばかりなら側室になっても良いそうですよ」
私がヘラヘラ笑うと、ルキウスがお父様みたい……と呟きながら、私を見ているので、取り敢えずその視線は無視しようと思う。
「そうなのですね。では、此処にミアを呼んで、皆の前で確認してみましょうか?」
「あー! それは駄目です! 駄目! 確認なら、あとで女官長がすれば良いでしょう? 別に今しなくとも……」
「何故、慌てているのですか?」
「べ、別に慌ててなんていない……いえ、いません」
いくら私でも、分裂するのは無理だ。
ミアと私を同時に存在させる事は逆立ちしても出来ぬので、今呼ばれても困るだけだ。
「まあ、そういう事だ。あの時の女のようにはならぬ。アレが側室であろうと女官であろうと構わぬが、ルイーザがそう望む以上、アレを側室として扱え」
ルキウスの言葉に皆が了承したので、こういう有無を言わさぬところは流石だなと思う。少々、無理な事でも、納得してしまうのだから不思議だ。
ふむ。あの時の女ってバルバラのことか? あのようにイチャイチャしておきながら、興味がなくなると途端に名すら忘れるのだな。
それに、ミアの事もアレ呼ばわりだ。名を覚えておけと言っているのに……。
一応、私なのだから名ぐらい覚えろよ。
その後、私はミアに戻って女官長と話をした。悲壮感たっぷりに泣いて話しておいたので、大丈夫だと思う。それにルキウスは平気だが、ルドヴィクは本当は怖かったけれど、立場的に言えず我慢したとも言っておいた。
これで、ルドヴィクがミアに近づく事はないだろう。変に興味を持たれて怪しまれても困るのだ。ミアとしては、出来れば皆と距離を置かねば……。
だが、ミアとしての生を乗っ取ってしまったのは悪いとは思っている……ミアもルイーザも、いつもいつもすまぬ。だが、もう一度……私にこの生をくれ。
◆
「ルドヴィカ……1日に一度くらいはミアとして、城内の散歩くらいしておけよ」
「へ? 何故だ?」
「側室に迎え入れた後、一度も姿が見えぬのでは不審だ。まるで、私が監禁している様ではないか……」
「ああ、成る程」
ルキウスの部屋で研究の続きをしていると、突然ルキウスが入ってきて、そう言ったので、私はふむふむと頷いた。
言われてみれば、そうだな。問題が片付いて、ミアの事を頭の隅においやってしまっていた。
「それよりも、此処をそのままにしておいてくれたのだな。ありがとう」
「ああ、誰にも触らせてはいない」
埃が溜まったりしないように、ずっとルキウスが掃除をしたりしてくれていたそうだ……。
ルキウスがこまめに掃除とか想像するだけで笑えるのだが。
「それから、ルドヴィカ……」
「何だ?」
私が心の中で笑っていると、突然ルキウスがくそ真面目な顔で私を見たので、私はつい息をのんでしまった。
「今の其方は名ばかりの皇后だ。皇后としての権限は全て私にある」
「……? 元々、この国においての皇后なんてそんなものだろう? 政治的な力などなかったはずだ。全ての決定権は皇帝に帰属し、必要な場合のみ承認を行うのが皇后だろう? 許されているのは貴族や神殿、後宮の管理くらいか?」
ルキウスだとて、本気で私に政治力など求めていなかった筈だ。ルキウスの隣に立ち、影響力を示すことの出来る建国の魔女の容姿と魔力を持つ皇后が欲しかった訳だし。
「以前も言ったとは思うが、皇帝不在の折は、その代理を務めるのも皇后の仕事だ。普段から関わっていないで、その時に代わりなど務められる訳がない」
「……ま、まあ、そうだな」
……何が言いたいのだろうか? 私が馬鹿な事を残念に思うとでも言いたいのか?
「ルドヴィカ、私は其方に承認のみの権限ではなく、共に決め、私と歩む権限を与えるつもりだ」
「は?」
「其方は私と共に並び立つ真の皇后になってもらう。これは命令だ」
「だが、私の知能で……その様な事……」
震える……。正直なところ、驚愕しかない。
国内の貴族を取りまとめ、神殿を統括するだけでも大変なのに……政務までさせる気か……。
「出来ぬとは言わせぬ。何も最初から全てやれとは言わぬ。少しずつ出来るようになっていけ」
「……分かった。政治は苦手だが頑張ると約束しよう」
ああ、向き合わねばならぬ時が来たのだな。
それにしても何故、皇后の権限の変更なんて……。今のままでも不都合なく国は回っているのに……。
私が腑に落ちぬ顔でルキウスを見つめていると、ルキウスが私の頰に手を添えた。
「ルドヴィカ……私は其方に私が与えられるものを全て与えたいのだ。そのような事で償いになるとは思えぬが……対等な権限があれば、私の決定を覆す事も出来るだろう? ならば、前回のような事は絶対に起きぬという安心感に繋がるのではないか?」
…………真剣に考え、思ってくれているのは嬉しいのだが……私は前から言っている通り考えて行動するのが苦手だ。指示を出して貰いたい派だ。以前の形でも大変なのに……更に大変にするとは……。
……だが、ルキウスがそこまで考えてくれているのなら、私もそれに応えねばなるまい。覚悟を決めるしかないのだろうな。
そして、私はその後は皇后としてルキウスの政務に参加しながら色々と学ばせてもらった。とても難しいが、ルキウスの隣にいる為に必要ならば、私も頑張ろうと思う。
それにルドヴィクとは、魔法の使い方や剣術指導などを通して、頻繁に関わるようにしている。最初は遠慮などがあり、ぎこちなかったが、最近では普通に接する事が出来る様になって来ているのだ。とても嬉しい進歩だ。
空白の20年を埋める事が出来る様に頑張りたいとも思う。ちゃんと愛されて産まれて来たのだという事を分かって欲しい。
「さて、魔法陣を描く際は、術者の聖別が必要なのです。つまり己を清めなければならないのですけれど、そんな事をわざわざやっている者はいません。なので、省いても構いませんが、頭には入れておきましょうね」
私が魔法陣についてルドヴィクに説明すると、ルドヴィクがメモを取りながら真剣に聞いている。
「そして己が描く陣から術を発動させるには、己の魔力が陣からはみ出ない事が大前提です」
「それってどういう事ですか? どれくらいの魔力が必要なの?」
「む? 感覚です……痛っ!」
私の答えにルキウスが、溜息を吐きながら頭を叩いたので、私はジトっとルキウスを睨んだ。
痛くない程度だが、突然何なのだ?
「真面目に教える気があるのか? 感覚などという言葉で分かると本気で思っているのか?」
その後、経験で得られるものを最初から通用すると思われたら、其方はどう思うのだと、切々と叱られてしまった。
「あ! あの、母上が作ってくれた練習用の転移の魔法陣に僕の魔力を流して、使う魔力の感覚を学べば良いのでしょうか?」
私が魔力を込めた布に、転移の魔法陣を刺繍し、練習用に作ってやったのだが、今の段階ではそれを始動させるのも難しいようだ。
「己の魔力を受け止めてくれる魔法陣か……難しそうだな」
私はルドヴィクの呟きを聞きながら首を傾げた。そんなに難しいものか? 魔力を流す感覚など、悩まず直ぐ覚えられたものだが……。
「ルドヴィクは考え過ぎるのだ。全てを理論で考えるのではなく、ルイーザのように時には動物的感覚で動いてみろ」
「………………」
褒められているのか……貶されているのか……。いや、絶対に貶されている。
「ルキウス……其方……」
「ルイーザ、言葉遣いが崩れているぞ」
「……申し訳ありません」
以前は言葉遣いが己に戻ってしまうと、直ぐ様殴られていたが、今は注意だけだ。変わったものだな。
だが、そのせいかついつい崩れる事が多くなってしまうのだ……甘えが出てきているのだろうな。気をつけよう。
「あ、ねぇ。神々の御名と属性を表す記号を書き、火を灯すようなイメージで魔法陣全体に魔力を巡らせると言うけど、火を灯すイメージって何ですか? 重要なのかもしれないけど、抽象的過ぎて全然分からないのです」
「火を灯すイメージは火を灯すイメージだ。ふむ……何と言えば良いのか……」
「ルイーザ……言葉遣いには気をつけろ」
「………………申し訳ありません」
私は説明をするのが下手だ。馬鹿だからな……。
私の頭の中を見せられると良いのだが……そういう訳にもいかぬので……私は練習用の魔法陣にルドヴィクと共に魔力を流してみる事にした。
もう言葉では教えられないので、こうやって実地で教えていこうと思う。私の魔力の波動を感じる事が出来れば、その内覚えていくだろう。
ルドヴィクは私と違って賢い子だからな。
ふっ。このように、愛するルキウスとルドヴィクに囲まれて、わいわいと過ごす事が出来るなんて……あの20年前では考えられなかった事だ。
嗚呼、幸せだ。
帰って来れて良かった。
私はもうルキウスとルドヴィクの側を離れぬ。
今回の生は覚悟を決めて、ルキウスの隣で生きていこう。
きっと今回は幸せに満ちた良い人生を送れるだろう。
「相談を受けていたのは私だ。どうしたものかと考えあぐねていたのだが、今回ルイーザが目覚めた事により、知恵を貰おうと思ったら、こういう事になったのだ」
「そうです。そうです。それに、一応ミアに意思確認もしたのですよ。何でも、陛下はお父様みたいで怖くないので、名ばかりなら側室になっても良いそうですよ」
私がヘラヘラ笑うと、ルキウスがお父様みたい……と呟きながら、私を見ているので、取り敢えずその視線は無視しようと思う。
「そうなのですね。では、此処にミアを呼んで、皆の前で確認してみましょうか?」
「あー! それは駄目です! 駄目! 確認なら、あとで女官長がすれば良いでしょう? 別に今しなくとも……」
「何故、慌てているのですか?」
「べ、別に慌ててなんていない……いえ、いません」
いくら私でも、分裂するのは無理だ。
ミアと私を同時に存在させる事は逆立ちしても出来ぬので、今呼ばれても困るだけだ。
「まあ、そういう事だ。あの時の女のようにはならぬ。アレが側室であろうと女官であろうと構わぬが、ルイーザがそう望む以上、アレを側室として扱え」
ルキウスの言葉に皆が了承したので、こういう有無を言わさぬところは流石だなと思う。少々、無理な事でも、納得してしまうのだから不思議だ。
ふむ。あの時の女ってバルバラのことか? あのようにイチャイチャしておきながら、興味がなくなると途端に名すら忘れるのだな。
それに、ミアの事もアレ呼ばわりだ。名を覚えておけと言っているのに……。
一応、私なのだから名ぐらい覚えろよ。
その後、私はミアに戻って女官長と話をした。悲壮感たっぷりに泣いて話しておいたので、大丈夫だと思う。それにルキウスは平気だが、ルドヴィクは本当は怖かったけれど、立場的に言えず我慢したとも言っておいた。
これで、ルドヴィクがミアに近づく事はないだろう。変に興味を持たれて怪しまれても困るのだ。ミアとしては、出来れば皆と距離を置かねば……。
だが、ミアとしての生を乗っ取ってしまったのは悪いとは思っている……ミアもルイーザも、いつもいつもすまぬ。だが、もう一度……私にこの生をくれ。
◆
「ルドヴィカ……1日に一度くらいはミアとして、城内の散歩くらいしておけよ」
「へ? 何故だ?」
「側室に迎え入れた後、一度も姿が見えぬのでは不審だ。まるで、私が監禁している様ではないか……」
「ああ、成る程」
ルキウスの部屋で研究の続きをしていると、突然ルキウスが入ってきて、そう言ったので、私はふむふむと頷いた。
言われてみれば、そうだな。問題が片付いて、ミアの事を頭の隅においやってしまっていた。
「それよりも、此処をそのままにしておいてくれたのだな。ありがとう」
「ああ、誰にも触らせてはいない」
埃が溜まったりしないように、ずっとルキウスが掃除をしたりしてくれていたそうだ……。
ルキウスがこまめに掃除とか想像するだけで笑えるのだが。
「それから、ルドヴィカ……」
「何だ?」
私が心の中で笑っていると、突然ルキウスがくそ真面目な顔で私を見たので、私はつい息をのんでしまった。
「今の其方は名ばかりの皇后だ。皇后としての権限は全て私にある」
「……? 元々、この国においての皇后なんてそんなものだろう? 政治的な力などなかったはずだ。全ての決定権は皇帝に帰属し、必要な場合のみ承認を行うのが皇后だろう? 許されているのは貴族や神殿、後宮の管理くらいか?」
ルキウスだとて、本気で私に政治力など求めていなかった筈だ。ルキウスの隣に立ち、影響力を示すことの出来る建国の魔女の容姿と魔力を持つ皇后が欲しかった訳だし。
「以前も言ったとは思うが、皇帝不在の折は、その代理を務めるのも皇后の仕事だ。普段から関わっていないで、その時に代わりなど務められる訳がない」
「……ま、まあ、そうだな」
……何が言いたいのだろうか? 私が馬鹿な事を残念に思うとでも言いたいのか?
「ルドヴィカ、私は其方に承認のみの権限ではなく、共に決め、私と歩む権限を与えるつもりだ」
「は?」
「其方は私と共に並び立つ真の皇后になってもらう。これは命令だ」
「だが、私の知能で……その様な事……」
震える……。正直なところ、驚愕しかない。
国内の貴族を取りまとめ、神殿を統括するだけでも大変なのに……政務までさせる気か……。
「出来ぬとは言わせぬ。何も最初から全てやれとは言わぬ。少しずつ出来るようになっていけ」
「……分かった。政治は苦手だが頑張ると約束しよう」
ああ、向き合わねばならぬ時が来たのだな。
それにしても何故、皇后の権限の変更なんて……。今のままでも不都合なく国は回っているのに……。
私が腑に落ちぬ顔でルキウスを見つめていると、ルキウスが私の頰に手を添えた。
「ルドヴィカ……私は其方に私が与えられるものを全て与えたいのだ。そのような事で償いになるとは思えぬが……対等な権限があれば、私の決定を覆す事も出来るだろう? ならば、前回のような事は絶対に起きぬという安心感に繋がるのではないか?」
…………真剣に考え、思ってくれているのは嬉しいのだが……私は前から言っている通り考えて行動するのが苦手だ。指示を出して貰いたい派だ。以前の形でも大変なのに……更に大変にするとは……。
……だが、ルキウスがそこまで考えてくれているのなら、私もそれに応えねばなるまい。覚悟を決めるしかないのだろうな。
そして、私はその後は皇后としてルキウスの政務に参加しながら色々と学ばせてもらった。とても難しいが、ルキウスの隣にいる為に必要ならば、私も頑張ろうと思う。
それにルドヴィクとは、魔法の使い方や剣術指導などを通して、頻繁に関わるようにしている。最初は遠慮などがあり、ぎこちなかったが、最近では普通に接する事が出来る様になって来ているのだ。とても嬉しい進歩だ。
空白の20年を埋める事が出来る様に頑張りたいとも思う。ちゃんと愛されて産まれて来たのだという事を分かって欲しい。
「さて、魔法陣を描く際は、術者の聖別が必要なのです。つまり己を清めなければならないのですけれど、そんな事をわざわざやっている者はいません。なので、省いても構いませんが、頭には入れておきましょうね」
私が魔法陣についてルドヴィクに説明すると、ルドヴィクがメモを取りながら真剣に聞いている。
「そして己が描く陣から術を発動させるには、己の魔力が陣からはみ出ない事が大前提です」
「それってどういう事ですか? どれくらいの魔力が必要なの?」
「む? 感覚です……痛っ!」
私の答えにルキウスが、溜息を吐きながら頭を叩いたので、私はジトっとルキウスを睨んだ。
痛くない程度だが、突然何なのだ?
「真面目に教える気があるのか? 感覚などという言葉で分かると本気で思っているのか?」
その後、経験で得られるものを最初から通用すると思われたら、其方はどう思うのだと、切々と叱られてしまった。
「あ! あの、母上が作ってくれた練習用の転移の魔法陣に僕の魔力を流して、使う魔力の感覚を学べば良いのでしょうか?」
私が魔力を込めた布に、転移の魔法陣を刺繍し、練習用に作ってやったのだが、今の段階ではそれを始動させるのも難しいようだ。
「己の魔力を受け止めてくれる魔法陣か……難しそうだな」
私はルドヴィクの呟きを聞きながら首を傾げた。そんなに難しいものか? 魔力を流す感覚など、悩まず直ぐ覚えられたものだが……。
「ルドヴィクは考え過ぎるのだ。全てを理論で考えるのではなく、ルイーザのように時には動物的感覚で動いてみろ」
「………………」
褒められているのか……貶されているのか……。いや、絶対に貶されている。
「ルキウス……其方……」
「ルイーザ、言葉遣いが崩れているぞ」
「……申し訳ありません」
以前は言葉遣いが己に戻ってしまうと、直ぐ様殴られていたが、今は注意だけだ。変わったものだな。
だが、そのせいかついつい崩れる事が多くなってしまうのだ……甘えが出てきているのだろうな。気をつけよう。
「あ、ねぇ。神々の御名と属性を表す記号を書き、火を灯すようなイメージで魔法陣全体に魔力を巡らせると言うけど、火を灯すイメージって何ですか? 重要なのかもしれないけど、抽象的過ぎて全然分からないのです」
「火を灯すイメージは火を灯すイメージだ。ふむ……何と言えば良いのか……」
「ルイーザ……言葉遣いには気をつけろ」
「………………申し訳ありません」
私は説明をするのが下手だ。馬鹿だからな……。
私の頭の中を見せられると良いのだが……そういう訳にもいかぬので……私は練習用の魔法陣にルドヴィクと共に魔力を流してみる事にした。
もう言葉では教えられないので、こうやって実地で教えていこうと思う。私の魔力の波動を感じる事が出来れば、その内覚えていくだろう。
ルドヴィクは私と違って賢い子だからな。
ふっ。このように、愛するルキウスとルドヴィクに囲まれて、わいわいと過ごす事が出来るなんて……あの20年前では考えられなかった事だ。
嗚呼、幸せだ。
帰って来れて良かった。
私はもうルキウスとルドヴィクの側を離れぬ。
今回の生は覚悟を決めて、ルキウスの隣で生きていこう。
きっと今回は幸せに満ちた良い人生を送れるだろう。
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