婚約破棄を突きつけに行ったら犬猿の仲の婚約者が私でオナニーしてた

Adria

文字の大きさ
4 / 5

仲直り②

しおりを挟む
「ちょっと待って! そんなとこで、何してっ」
「ん? 痛くないように舐めてほぐそうと思って」
「そ、そんなの、別にいいからっ! や、やだっ、ひゃっ!!」

 抗議の声が一瞬で快感を滲んだ声に変わる。

 ショーツの上から舌を這わされて、布越しに感じる彼の舌の感触と吐息に体が震えた。


「やっ! やだぁっ」

 シャワーを浴びていないそこを舐められ、恥ずかしさでどうにかなってしまいそうなのに、彼の舌が花芽を刺激するたびに、気持ちよくてたまらない。


「ふぁっ、ああっ……」

 太ももがガクガクする。体が熱くて、自分の体じゃないみたいだ。縋るように彼の髪を掴むと、彼はショーツのクロッチ部分を脇に寄せ、直接口をつけてきた。

 花弁を舌先で割り開かれ、花芽にちゅっと吸いつかれると、まるで電気が走ったみたいに体がしなった。

「やぁ、なにっ……変っ、やだぁっ」

 未知の感覚に体を捩るが、脚の間に雅仁がいるので閉じることも逃げることもできない。ぐいぐいと彼の頭を押してみても、彼は私の戸惑いなど気にせずにねっとりと花芽を舐めている。


「んんっ……あっ、あぁあっ」

 びくんと体が跳ねる。恥ずかしいという気持ちとは別に、彼の舌が気持ちよくてとろけてしまいそうだ。

 尖らせた舌先で嬲られ、ちゅっと吸いつかれるともう無理だった。

 だめ……なんかきちゃう……!

「ああっ、あっ……雅仁っ、だめっ、きちゃうの、なんか、変っ! やぁ――っ!!」

 チカチカと火花が散って、視界が真っ白に染まる。独特の浮遊感を感じて、体がベッドに沈んだ。


「お前、イク時そんなにいい顔するんだな。やばい」

 脚の間から感慨深い声が聞こえてくる。ふわふわしている意識がそちらに向いた。

「やばいって……っ、はぁっ、はぁっ、変ってこと……っ?」
「ばか、違うよ。いいって言ってるだろ。分かってないだろうが、今やばいくらいエロくて可愛い顔してるぞ。ああ、もう我慢できない。早く挿れたくなった」
「~~~っ」

 雅仁はにやりと笑いながら、濡れた口元を拭う。そしてカチャカチャという金属音と共に、スラックスの前をくつろげて、先程私がしまってとお願いしたそれを取り出した。パンパンに張り詰め漲っているそこを見て、彼がひどく興奮しているのが分かる。

 そ、そんなの挿入るのかしら?

 驚きに固まっていると、雅仁がベッドサイトの棚をごそごそと探り、避妊具を取り出した。

「俺ら婚約してるけど、さすがに結婚する前に妊娠させたら、お前の親父さんに殺されそうだから、今は避妊しような」
「……」

 よしよしと私の頭を撫でたあと、彼は避妊具の封を切った。なんだか居た堪れなくて、足もとにあった布団をずり上げて隠れると、すぐさま剥ぎ取られてしまう。

「きゃっ、やめてよ!」
「隠れるなよ」

 いつのまにか全部服を脱いだ彼が、布団をベッドの下に投げ捨て、覆い被さってくる。

 だって……だって……
 どうしたらいいか分からないんだもん。

「怖がらないでくれ。ゆっくりするから」

 雅仁は私に宥めるようにキスをしてくれる。お互いの舌が絡んだのと同時に、彼の指が中に挿入ってきた。少し圧迫感を感じたけれど痛くはなかったことに安堵の息をつく。

 彼はあいている手で私の頭を撫でながら、キスを深めていく。舌が絡むたびに、中からとろりと蜜があふれてきた。


「あっ……あんっ、んんっ」
「痛くないか?」
「だいじょう、ぶっ、ふあっ」

 唇を離して気遣うように問いかけてくれる彼の言葉に微笑む。

 雅仁がゆっくりしてくれるから痛くない。

 彼の指の動きで蜜があふれてくるのと同時に、体から力が抜けていくのが分かる。彼は私の額にキスを落として、「痛くないなら、指増やすぞ」と言った。

「ひあぁっ」

 二本の指が中に挿入ってきて、私はぎゅっと雅仁に縋りついた。彼は「大丈夫。ゆっくりするから」と言って、くちゅくちゅと中を小刻みに掻きまわす。内壁を擦り上げられると、圧迫感以上に気持ちが良かった。


「ほぐれてきたな」
「え?」

 その呟きに彼の胸にうずめていた顔を上げると、中から指がゆっくりと引き抜かれた。そして、蜜口に熱い屹立を押し充てられる。

「あ、待っ、て……下着、脱ぎたい」

 震える声で彼に懇願する。
 ショーツはぐちょぐちょに濡れて、すでにショーツの役目を果たしていない。でも穿いたままするのは、なんだか嫌だ。恥ずかしい。

 私はホックを外されてずり上げられままのブラを取りながら、彼にショーツを脱がしてほしいと目で訴えかけた。

「……俺としてはこのままのほうがエロくていいんだが」
「や、やだ。ちゃんと全部脱がせて。生まれたままの姿で貴方と抱き合いたいの」
「~~~っ! お前、それわざとやってる? ああ、もう! あとで覚えていろよ」
「は? 何が?」

 顔を真っ赤にして怒る雅仁にわけが分からなくて、首を傾げた。彼は性急な手つきでガーターベルトを外し、ショーツとベルトを取り払う。そして、ガーターストッキングをするりと脱がした。

「これでいいか?」
「うん……」

 両手を伸ばして頷く。彼は熱い息を吐きながら、ゆっくり腰をすすめた。ずずずっと中に彼が挿入ってくる。

 雅仁、好き。愛してる……
 彼とひとつになれたことに感動していると、突如肉が引き攣るような痛みが走った。

「っゔ」
「大丈夫か? 痛いか?」
「だ、ぃじょうぶ、っだから、続けて」
「分かった。でも、我慢できなくなったら言えよ」
「うん」

 どれほどほぐしてもらっても、濡れていても、初めてなのだ。初めては痛いのが当たり前だと聞くもの。だから我慢しなきゃ。

 私は痛みに目をぎゅっと瞑って耐えた。
 雅仁はゆっくりと小刻みに腰を揺すりながら、小さく出し挿れして、中へ中へと挿入ってくる。


「んんっ、あっ……ううっ、んぅ」

 彼のかたちが分かるくらい圧迫感がすごい。でも内壁を押し広げられていく感覚と痛み以上に、嬉しさがあふれてくる。彼のものになれたのだと思うと、多幸感が私を包んだ。

「あぁ、まさひとっ」
「奥まで挿入ったぞ」

 彼の言葉に、ひとつになれた安堵と悦びで、ホッと息をつく。嬉しいと思っているのは雅仁もらしく、彼はふぅっと息をついて、甘えるように私の胸に顔をうずめてきた。

「愛してる」

 目を閉じて愛の言葉をくれる彼が愛おしくてたまらない。「私も」と答えながら、彼の髪に指を通し撫でると、彼は少し上体を起こし手を伸ばして、ベッドサイドの棚から何かを取り出した。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

練習なのに、とろけてしまいました

あさぎ
恋愛
ちょっとオタクな吉住瞳子(よしずみとうこ)は漫画やゲームが大好き。ある日、漫画動画を創作している友人から意外なお願いをされ引き受けると、なぜか会社のイケメン上司・小野田主任が現れびっくり。友人のお願いにうまく応えることができない瞳子を主任が手ずから教えこんでいく。 「だんだんいやらしくなってきたな」「お前の声、すごくそそられる……」主任の手が止まらない。まさかこんな練習になるなんて。瞳子はどこまでも甘く淫らにとかされていく ※※※〈本編12話+番外編1話〉※※※

好きな男子と付き合えるなら罰ゲームの嘘告白だって嬉しいです。なのにネタばらしどころか、遠恋なんて嫌だ、結婚してくれと泣かれて困惑しています。

石河 翠
恋愛
ずっと好きだったクラスメイトに告白された、高校2年生の山本めぐみ。罰ゲームによる嘘告白だったが、それを承知の上で、彼女は告白にOKを出した。好きなひとと付き合えるなら、嘘告白でも幸せだと考えたからだ。 すぐにフラれて笑いものにされると思っていたが、失恋するどころか大切にされる毎日。ところがある日、めぐみが海外に引っ越すと勘違いした相手が、別れたくない、どうか結婚してくれと突然泣きついてきて……。 なんだかんだ今の関係を最大限楽しんでいる、意外と図太いヒロインと、くそ真面目なせいで盛大に空振りしてしまっている残念イケメンなヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。 この作品は、他サイトにも投稿しております。 扉絵は、写真ACよりhimawariinさまの作品をお借りしております。

婚約者が巨乳好きだと知ったので、お義兄様に胸を大きくしてもらいます。

恋愛
可憐な見た目とは裏腹に、突っ走りがちな令嬢のパトリシア。婚約者のフィリップが、巨乳じゃないと女として見れない、と話しているのを聞いてしまう。 パトリシアは、小さい頃に両親を亡くし、母の弟である伯爵家で、本当の娘の様に育てられた。お世話になった家族の為にも、幸せな結婚生活を送らねばならないと、兄の様に慕っているアレックスに、あるお願いをしに行く。

ハメられ婚〜最低な元彼とでき婚しますか?〜

鳴宮鶉子
恋愛
久しぶりに会った元彼のアイツと一夜の過ちで赤ちゃんができてしまった。どうしよう……。

完結*三年も付き合った恋人に、家柄を理由に騙されて捨てられたのに、名家の婚約者のいる御曹司から溺愛されました。

恩田璃星
恋愛
清永凛(きよなが りん)は平日はごく普通のOL、土日のいずれかは交通整理の副業に励む働き者。 副業先の上司である夏目仁希(なつめ にき)から、会う度に嫌味を言われたって気にしたことなどなかった。 なぜなら、凛には付き合って三年になる恋人がいるからだ。 しかし、そろそろプロポーズされるかも?と期待していたある日、彼から一方的に別れを告げられてしまいー!? それを機に、凛の運命は思いも寄らない方向に引っ張られていく。 果たして凛は、両親のように、愛の溢れる家庭を築けるのか!? *この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。 *不定期更新になることがあります。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

一夜の過ちで懐妊したら、溺愛が始まりました。

青花美来
恋愛
あの日、バーで出会ったのは勤務先の会社の副社長だった。 その肩書きに恐れをなして逃げた朝。 もう関わらない。そう決めたのに。 それから一ヶ月後。 「鮎原さん、ですよね?」 「……鮎原さん。お腹の赤ちゃん、産んでくれませんか」 「僕と、結婚してくれませんか」 あの一夜から、溺愛が始まりました。

凄腕ドクターは私との子供をご所望です

鳴宮鶉子
恋愛
凄腕ドクターは私との子供をご所望です

処理中です...