3 / 5
3
しおりを挟む
警官は民家の前で足を止めた。
窓のところまで行くと、家の中を見た。
その家の電気は点いていなかった。
今は午前二時だ。
普通の人は寝ている。
家を覗き込んでいた警官だが、住民を起こすのはさすがにまずいと思ったのか、戻ってきた。
「おかしいなあ。誰もいないぞ」
ドアを閉めると、また聞こえた。
「はら……へった」
再び顔を見合わせた。
俺にはどう聞いても車の中から聞こえているようにしか思えなかった。
警官もそうなのだろう。
目を見開いて俺を凝視している。
するとまた聞こえた。
「はら……へった」
警官が言った。
「だっ、誰だ!」
周りを見渡し、再び後部座席を見た。
「おかしいなあ」
その時、警官を見ていた俺は気付いた。
窓のところまで行くと、家の中を見た。
その家の電気は点いていなかった。
今は午前二時だ。
普通の人は寝ている。
家を覗き込んでいた警官だが、住民を起こすのはさすがにまずいと思ったのか、戻ってきた。
「おかしいなあ。誰もいないぞ」
ドアを閉めると、また聞こえた。
「はら……へった」
再び顔を見合わせた。
俺にはどう聞いても車の中から聞こえているようにしか思えなかった。
警官もそうなのだろう。
目を見開いて俺を凝視している。
するとまた聞こえた。
「はら……へった」
警官が言った。
「だっ、誰だ!」
周りを見渡し、再び後部座席を見た。
「おかしいなあ」
その時、警官を見ていた俺は気付いた。
0
あなたにおすすめの小説
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない
文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。
使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。
優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。
婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。
「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。
優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。
父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。
嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの?
優月は父親をも信頼できなくなる。
婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。
愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。
【完結】愛されないと知った時、私は
yanako
恋愛
私は聞いてしまった。
彼の本心を。
私は小さな、けれど豊かな領地を持つ、男爵家の娘。
父が私の結婚相手を見つけてきた。
隣の領地の次男の彼。
幼馴染というほど親しくは無いけれど、素敵な人だと思っていた。
そう、思っていたのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる