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誰もいない部屋を覗く。
なにか怪しいものはないかと眼を凝らしていたが、なにも見つからなかった。
――怪しいもの探しは、あっと言う間に終わったな。
怪しいもの探しとか脳内で変換しているが、要は暇つぶしだ。
小峠は、誰もいないときでもちゃんと見張ってろ、と言ったがそれにいったい何の意味があるのか。
本間は皆目わからなかった。
わからなかったが、ちゃんと覗き続けなければならない。
「ちゃんと覗いてました」と言っても、本間の嘘は小峠には全く通じない。
すぐにばれてしまうのだ。
その理由は本間には、いくら考えてもわからなかった。
わからない以上は本当のことをいうしかない。
誰もいない窓でも、ずっと覗き続けなければならないのだ。
――たまらんなあ。
でも合間でスマホを少しいじるくらいならいいだろう。
本間は充電器を持ってこないといけないな、と考えていた。
そこへ娘の好子が帰ってきた。
一瞬姿を見せたが、そのまま奥に引っ込んでしまった。
――もう少しいろよ。リビングだろ、そこ。
いないものは仕方がない。
充電器は今はないが、本間はスマホで少しの間だけゲームをすることにした。
――こいつなかなか強いな。
本間が中ボス相手に苦戦しているところに、和子が帰ってきた。
ちょっとのつもりが、いつのまにかゲームに夢中になっていたようだ。
危ない危ない。
しばらくすれば夕食が始まる。
その時間は二人の姿がよく見える。
カーテンを閉めなければの話だが。
――どうかカーテンが遅くまで開いていますように。
カーテンが開いていたからと言って、必ずなにかが起きるわけではない。
むしろなにも起こらない可能性のほうが、圧倒的に高い。
それでも本間は窓の中を見ることにこだわった。
小峠になにがなんでもなにか情報を提供しなければならないからだ。
――おっ。
見ていると好子がリビングにやって来た。
いつもよりも早い時間だ。
テレビは本間からは死角になって見えないが、好子の様子だとどうやらテレビを見ているようだ。
監視し始めてそんなに経っていないが、好子がテレビを見ているところははじめて見た。
なにか怪しいものはないかと眼を凝らしていたが、なにも見つからなかった。
――怪しいもの探しは、あっと言う間に終わったな。
怪しいもの探しとか脳内で変換しているが、要は暇つぶしだ。
小峠は、誰もいないときでもちゃんと見張ってろ、と言ったがそれにいったい何の意味があるのか。
本間は皆目わからなかった。
わからなかったが、ちゃんと覗き続けなければならない。
「ちゃんと覗いてました」と言っても、本間の嘘は小峠には全く通じない。
すぐにばれてしまうのだ。
その理由は本間には、いくら考えてもわからなかった。
わからない以上は本当のことをいうしかない。
誰もいない窓でも、ずっと覗き続けなければならないのだ。
――たまらんなあ。
でも合間でスマホを少しいじるくらいならいいだろう。
本間は充電器を持ってこないといけないな、と考えていた。
そこへ娘の好子が帰ってきた。
一瞬姿を見せたが、そのまま奥に引っ込んでしまった。
――もう少しいろよ。リビングだろ、そこ。
いないものは仕方がない。
充電器は今はないが、本間はスマホで少しの間だけゲームをすることにした。
――こいつなかなか強いな。
本間が中ボス相手に苦戦しているところに、和子が帰ってきた。
ちょっとのつもりが、いつのまにかゲームに夢中になっていたようだ。
危ない危ない。
しばらくすれば夕食が始まる。
その時間は二人の姿がよく見える。
カーテンを閉めなければの話だが。
――どうかカーテンが遅くまで開いていますように。
カーテンが開いていたからと言って、必ずなにかが起きるわけではない。
むしろなにも起こらない可能性のほうが、圧倒的に高い。
それでも本間は窓の中を見ることにこだわった。
小峠になにがなんでもなにか情報を提供しなければならないからだ。
――おっ。
見ていると好子がリビングにやって来た。
いつもよりも早い時間だ。
テレビは本間からは死角になって見えないが、好子の様子だとどうやらテレビを見ているようだ。
監視し始めてそんなに経っていないが、好子がテレビを見ているところははじめて見た。
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