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斧はパンチパーマの脳天を、きれいに二つに割っていたのだ。
「このやろう!」
絶叫に近い声を上げて、カクガリが重量級の鉄パイプを振り下ろした。
ガン
滝本が予想していた以上の大きな音が響いて、鉄パイプは見事にヒロシの脳天をとらえていた。
死なないのが不思議なほどの一撃であったが、ヒロシは眉一つ動かさなかった。
そしてすぐさまパンチパーマの頭から斧を抜くと、横殴りに振った。
一瞬、なにがどうなったのかわからなかった。
が、次の瞬間、ぷしゅっ、という耳障りな音が聞こえてきたかと思うと、カクガリの首から血が噴水のように噴出した。
カクガリはそのまま、棒のように地面に倒れこんだ。
「ふざけんな!」
木戸が金属バットを手にヒロシに向かった。
そしてヒロシの頭部を中心に、次々と金属バットを叩きつけた。
斧を持った右手にも連続してヒットさせ、その衝撃でヒロシは斧を地に落とした。
その動きはまさしく剣道であった。
滝本は聞いたことがあった。
木戸は今ではりっぱな不良の鏡だが、その前は真面目に剣道に取り組んでいたと。
全国大会に県の代表で出場して、いい成績をおさめたこともあるそうだ。
重い金属バットをまるで竹刀のように扱い、反撃の隙を与えない連鎖攻撃を、止むことなく続けていた。
――これで、終わったな。
「このやろう!」
絶叫に近い声を上げて、カクガリが重量級の鉄パイプを振り下ろした。
ガン
滝本が予想していた以上の大きな音が響いて、鉄パイプは見事にヒロシの脳天をとらえていた。
死なないのが不思議なほどの一撃であったが、ヒロシは眉一つ動かさなかった。
そしてすぐさまパンチパーマの頭から斧を抜くと、横殴りに振った。
一瞬、なにがどうなったのかわからなかった。
が、次の瞬間、ぷしゅっ、という耳障りな音が聞こえてきたかと思うと、カクガリの首から血が噴水のように噴出した。
カクガリはそのまま、棒のように地面に倒れこんだ。
「ふざけんな!」
木戸が金属バットを手にヒロシに向かった。
そしてヒロシの頭部を中心に、次々と金属バットを叩きつけた。
斧を持った右手にも連続してヒットさせ、その衝撃でヒロシは斧を地に落とした。
その動きはまさしく剣道であった。
滝本は聞いたことがあった。
木戸は今ではりっぱな不良の鏡だが、その前は真面目に剣道に取り組んでいたと。
全国大会に県の代表で出場して、いい成績をおさめたこともあるそうだ。
重い金属バットをまるで竹刀のように扱い、反撃の隙を与えない連鎖攻撃を、止むことなく続けていた。
――これで、終わったな。
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