5 / 36
5
しおりを挟む
「お前っ、どこ……!」
慌てて頭をどかそうと思ったけれどガッチリとホールドされた足は閉じることもできず成す術がない。
ベロリと全体を舐め上げられる。
さらに折りたたまれるようにされると窄まりにグっと圧力がかかった。
こじ開けるように舌先がのめり込んでくる。
「ばか! やめろ、なにやって!」
ジタバタと暴れるけれど鍛えられた腕力に叶うわけもない。何度も出し入れされているうちに力が抜けてきてしまった。
自分とは思えない甘い声が漏れだして羞恥に全身が染まった。
「や、あ、もう、やめ……っ」
送りこまれた唾液がお尻の狭間を伝ってシーツを冷たく濡らしている。遊里は熱心にそこを解し始めていた。
「知ってる? 男だって女の子みたいになっちゃうって」
「そんなの知らない」
「彰仁さんならできそうな気がする」
やっと顔をあげた遊里の口の周りはベタベタに濡れていて、ぐいっとぬぐう仕草が扇情的だった。ゴクリと喉が鳴る。
そのままの顔で覆いかぶさってキスを仕掛けられた。さっきまで自分の尻を舐めていた口だというのに夢中で貪ってしまう。
我が物顔で口の中を蹂躙する遊里にしがみつくようにキスをねだった。理性の糸はとっくに擦り切れている。
「可愛いなあ。もしかして女の子とイケない理由って彰仁さんが女の子になりたかったからじゃないの?」
「そんなわけあるか」
「どうかな、これから確かめてみよっか」
遊里はローションを取り出すと丁寧に手のひらで温めてから彰仁の小さな蕾へと塗りたくった。ヌルっとした感触とともに体内へ異物の挿入を果たす。
「指入ったのわかる?」
「う……、」
「痛い? そんなはずないよね」
恥ずかしいことに何の抵抗もなく遊里の指を受け入れてしまっている。
さっきまでグズグズに蕩かされた場所は与えられた刺激を嬉しそうに飲み込んだ。
「やっぱこっちだったんじゃないかなあ」
「こっちって」
「抱かれる方」
遊里はなにやら恐ろしいことを口にした。
「そんな、はず……っないだろ。だって……男なんて好き、っじゃないし」
「でも体は素直だよ。だって、ほら」
さらにかかった圧力に彰仁は息をのんだ。
指が増やされている。まるで楽器を演奏するように巧みに動きながら彰仁の体内を自由にかき回した。
「あっ、や、っんん……」
女の子が好きだ。
男なんて好きじゃないのに。
奥から浅い場所を探る様に動かされて息を止めた。今まで味わったことのない強い刺激に恐怖さえ感じる。
「ここだよね、気持ちいい場所」
「や、嘘だ……っ」
「嘘じゃないよ。だって、ね?」
関節を曲げるように押されるとどっと汗が噴き出した。繊細な動きをする遊里の指は昭仁の敏感な部分を惜しみなく触った。
性器からはダラダラと透明な雫がこぼれ落ちている。
「怖がんないで。力抜いて……そう、俺に預けて……」
だらしなく足を広げながら、喘ぐことしかできなかった。
こんな気持ちよさは今まで味わったことがない。目の前に火花が散る様に光が瞬いている。
「やだ、やっぱもういい。やめ……っ」
「彰仁さん。好きだよ。可愛い、大好き」
耳に睦言を吹き込まれ小さなキスの嵐が降る。
強く抱きしめられ、まるで愛されているかのような勘違いが起こる。
「好き、可愛い。気持ちよくなろ、ね?」
深いキスを交わしながら広げた中をゆっくりとかき混ぜられた。ベースで鍛えられた太い指のテクニックは想像以上で彰仁は声にならない声を上げながら全身を震わせた。
全身が羞恥に染まる。血がどくどくと流れているのが分かる。
止まらない痙攣に怖くなる。
「あ、ああっ、や、あ」
「上手。イケたじゃん、中すごいよ」
「違う、ちが、いや、あっ、」
「違わないよ。彰仁さんの中すごい。ああ、気持ちよさそうだな」
興奮した遊里の声が聞こえたかと思うと、次の瞬間には昂る性器を口にくわえられていた。
ビクビクと跳ねる身体は更に深い快楽に怯えた。これ以上されたらどうなってしまうのか、予測がつかない。
痛いくらいに膨れ上がった欲望は遊里の口淫にさらなる高みへと連れ去られた。今まで悩んでいたのは何だったのかと思うほどあっけなく放出を迎える。
止めることもできずに吐き出した体液を飲み込んだ遊里は雄の光を浴びた視線を彰仁に向けた。
「イケないとか嘘でしょ。こんなに敏感で。ああ、くそ、俺のも痛いくらいになってる。ねえ……いいよね、入れても」
無我夢中で頷いていた。
こんな気持ちよさを逃したくなかった。細く鍛え上げられた背中を抱きしめると、指とは比べ物にならない熱量が肉を切り裂いた。
「う、あ、」
「狭っ、ちょっとだけ我慢して」
遊里は上手にあやしながら彰仁の中へと潜り込んできた。
痛いというより熱い。みちみちに広がった穴は懸命に遊里を飲み込みたがっている。
慌てて頭をどかそうと思ったけれどガッチリとホールドされた足は閉じることもできず成す術がない。
ベロリと全体を舐め上げられる。
さらに折りたたまれるようにされると窄まりにグっと圧力がかかった。
こじ開けるように舌先がのめり込んでくる。
「ばか! やめろ、なにやって!」
ジタバタと暴れるけれど鍛えられた腕力に叶うわけもない。何度も出し入れされているうちに力が抜けてきてしまった。
自分とは思えない甘い声が漏れだして羞恥に全身が染まった。
「や、あ、もう、やめ……っ」
送りこまれた唾液がお尻の狭間を伝ってシーツを冷たく濡らしている。遊里は熱心にそこを解し始めていた。
「知ってる? 男だって女の子みたいになっちゃうって」
「そんなの知らない」
「彰仁さんならできそうな気がする」
やっと顔をあげた遊里の口の周りはベタベタに濡れていて、ぐいっとぬぐう仕草が扇情的だった。ゴクリと喉が鳴る。
そのままの顔で覆いかぶさってキスを仕掛けられた。さっきまで自分の尻を舐めていた口だというのに夢中で貪ってしまう。
我が物顔で口の中を蹂躙する遊里にしがみつくようにキスをねだった。理性の糸はとっくに擦り切れている。
「可愛いなあ。もしかして女の子とイケない理由って彰仁さんが女の子になりたかったからじゃないの?」
「そんなわけあるか」
「どうかな、これから確かめてみよっか」
遊里はローションを取り出すと丁寧に手のひらで温めてから彰仁の小さな蕾へと塗りたくった。ヌルっとした感触とともに体内へ異物の挿入を果たす。
「指入ったのわかる?」
「う……、」
「痛い? そんなはずないよね」
恥ずかしいことに何の抵抗もなく遊里の指を受け入れてしまっている。
さっきまでグズグズに蕩かされた場所は与えられた刺激を嬉しそうに飲み込んだ。
「やっぱこっちだったんじゃないかなあ」
「こっちって」
「抱かれる方」
遊里はなにやら恐ろしいことを口にした。
「そんな、はず……っないだろ。だって……男なんて好き、っじゃないし」
「でも体は素直だよ。だって、ほら」
さらにかかった圧力に彰仁は息をのんだ。
指が増やされている。まるで楽器を演奏するように巧みに動きながら彰仁の体内を自由にかき回した。
「あっ、や、っんん……」
女の子が好きだ。
男なんて好きじゃないのに。
奥から浅い場所を探る様に動かされて息を止めた。今まで味わったことのない強い刺激に恐怖さえ感じる。
「ここだよね、気持ちいい場所」
「や、嘘だ……っ」
「嘘じゃないよ。だって、ね?」
関節を曲げるように押されるとどっと汗が噴き出した。繊細な動きをする遊里の指は昭仁の敏感な部分を惜しみなく触った。
性器からはダラダラと透明な雫がこぼれ落ちている。
「怖がんないで。力抜いて……そう、俺に預けて……」
だらしなく足を広げながら、喘ぐことしかできなかった。
こんな気持ちよさは今まで味わったことがない。目の前に火花が散る様に光が瞬いている。
「やだ、やっぱもういい。やめ……っ」
「彰仁さん。好きだよ。可愛い、大好き」
耳に睦言を吹き込まれ小さなキスの嵐が降る。
強く抱きしめられ、まるで愛されているかのような勘違いが起こる。
「好き、可愛い。気持ちよくなろ、ね?」
深いキスを交わしながら広げた中をゆっくりとかき混ぜられた。ベースで鍛えられた太い指のテクニックは想像以上で彰仁は声にならない声を上げながら全身を震わせた。
全身が羞恥に染まる。血がどくどくと流れているのが分かる。
止まらない痙攣に怖くなる。
「あ、ああっ、や、あ」
「上手。イケたじゃん、中すごいよ」
「違う、ちが、いや、あっ、」
「違わないよ。彰仁さんの中すごい。ああ、気持ちよさそうだな」
興奮した遊里の声が聞こえたかと思うと、次の瞬間には昂る性器を口にくわえられていた。
ビクビクと跳ねる身体は更に深い快楽に怯えた。これ以上されたらどうなってしまうのか、予測がつかない。
痛いくらいに膨れ上がった欲望は遊里の口淫にさらなる高みへと連れ去られた。今まで悩んでいたのは何だったのかと思うほどあっけなく放出を迎える。
止めることもできずに吐き出した体液を飲み込んだ遊里は雄の光を浴びた視線を彰仁に向けた。
「イケないとか嘘でしょ。こんなに敏感で。ああ、くそ、俺のも痛いくらいになってる。ねえ……いいよね、入れても」
無我夢中で頷いていた。
こんな気持ちよさを逃したくなかった。細く鍛え上げられた背中を抱きしめると、指とは比べ物にならない熱量が肉を切り裂いた。
「う、あ、」
「狭っ、ちょっとだけ我慢して」
遊里は上手にあやしながら彰仁の中へと潜り込んできた。
痛いというより熱い。みちみちに広がった穴は懸命に遊里を飲み込みたがっている。
10
あなたにおすすめの小説
ウサギ獣人を毛嫌いしているオオカミ獣人後輩に、嘘をついたウサギ獣人オレ。大学時代後輩から逃げたのに、大人になって再会するなんて!?
灯璃
BL
ごく普通に大学に通う、宇佐木 寧(ねい)には、ひょんな事から懐いてくれる後輩がいた。
オオカミ獣人でアルファの、狼谷 凛旺(りおう)だ。
ーここは、普通に獣人が現代社会で暮らす世界ー
獣人の中でも、肉食と草食で格差があり、さらに男女以外の第二の性別、アルファ、ベータ、オメガがあった。オメガは男でもアルファの子が産めるのだが、そこそこ差別されていたのでベータだと言った方が楽だった。
そんな中で、肉食のオオカミ獣人の狼谷が、草食オメガのオレに懐いているのは、単にオレたちのオタク趣味が合ったからだった。
だが、こいつは、ウサギ獣人を毛嫌いしていて、よりにもよって、オレはウサギ獣人のオメガだった。
話が合うこいつと話をするのは楽しい。だから、学生生活の間だけ、なんとか隠しとおせば大丈夫だろう。
そんな風に簡単に思っていたからか、突然に発情期を迎えたオレは、自業自得の後悔をする羽目になるーー。
みたいな、大学篇と、その後の社会人編。
BL大賞ポイントいれて頂いた方々!ありがとうございました!!
※本編完結しました!お読みいただきありがとうございました!
※短編1本追加しました。これにて完結です!ありがとうございました!
旧題「ウサギ獣人が嫌いな、オオカミ獣人後輩を騙してしまった。ついでにオメガなのにベータと言ってしまったオレの、後悔」
真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~
水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。
アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。
氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。
「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」
辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。
これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!
借金のカタに同居したら、毎日甘く溺愛されてます
なの
BL
父親の残した借金を背負い、掛け持ちバイトで食いつなぐ毎日。
そんな俺の前に現れたのは──御曹司の男。
「借金は俺が肩代わりする。その代わり、今日からお前は俺のものだ」
脅すように言ってきたくせに、実際はやたらと優しいし、甘すぎる……!
高級スイーツを買ってきたり、風邪をひけば看病してくれたり、これって本当に借金返済のはずだったよな!?
借金から始まる強制同居は、いつしか恋へと変わっていく──。
冷酷な御曹司 × 借金持ち庶民の同居生活は、溺愛だらけで逃げ場なし!?
短編小説です。サクッと読んでいただけると嬉しいです。
優しい檻に囚われて ―俺のことを好きすぎる彼らから逃げられません―
無玄々
BL
「俺たちから、逃げられると思う?」
卑屈な少年・織理は、三人の男から同時に告白されてしまう。
一人は必死で熱く重い男、一人は常に包んでくれる優しい先輩、一人は「嫌い」と言いながら離れない奇妙な奴。
選べない織理に押し付けられる彼らの恋情――それは優しくも逃げられない檻のようで。
本作は織理と三人の関係性を描いた短編集です。
愛か、束縛か――その境界線の上で揺れる、執着ハーレムBL。
※この作品は『記憶を失うほどに【https://www.alphapolis.co.jp/novel/364672311/155993505】』のハーレムパロディです。本編未読でも雰囲気は伝わりますが、キャラクターの背景は本編を読むとさらに楽しめます。
※本作は織理受けのハーレム形式です。
※一部描写にてそれ以外のカプとも取れるような関係性・心理描写がありますが、明確なカップリング意図はありません。が、ご注意ください
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
捨てられた生贄オメガ、魔王城で極上の『巣作り』始めます!~不眠症の魔王様、私のクッションで爆睡して溺愛モードに突入~
水凪しおん
BL
「役立たずのオメガ」として冷遇され、血も涙もない魔王への生贄として捨てられたリノ。
死を覚悟して連れてこられた魔王城は、寒くて硬くて、居住性最悪のブラック環境だった!?
「こんなところで寝られるか!」
極限状態で発動したオメガ特有の『巣作り本能』と、神業レベルの裁縫スキルが火を噴く!
ゴミ同然の布切れをフカフカのクッションに、冷たい石床を極上のラグマットにリフォーム。
すると、不眠症で常にイライラしていた魔王ザルドリスが、リノの作った「巣」のあまりの快適さに陥落してしまい……?
「……貴様、私を堕落させる気か」
(※いいえ、ただ快適に寝たいだけです)
殺されるどころか、魔王様に気に入られ、気付けば城中がリノの虜に。
捨てられた生贄オメガが、裁縫一つで魔王城を「世界一のマイホーム」に変える、ほのぼの逆転溺愛ファンタジー!
のほほんオメガは、同期アルファの執着に気付いていませんでした
こたま
BL
オメガの品川拓海(しながわ たくみ)は、現在祖母宅で祖母と飼い猫とのほほんと暮らしている社会人のオメガだ。雇用機会均等法以来門戸の開かれたオメガ枠で某企業に就職している。同期のアルファで営業の高輪響矢(たかなわ きょうや)とは彼の営業サポートとして共に働いている。同期社会人同士のオメガバース、ハッピーエンドです。両片想い、後両想い。攻の愛が重めです。
借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる
水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。
「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」
過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。
ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。
孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる