プラグマ2 〜永続的な愛〜【完結】

真凛 桃

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7話 言い張る母

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次の日の夕方、シュンはスミの実家に行った。


「地曽田さん…」

「お義母さん、スミから聞きました。どうしていきなり結婚に反対なんですか?」

「それは…」

「理由があるはずです。教えて下さい」

「、、、、、」


スミの母親はシュンの顔を見たら何も言えなくなった。


「お義母さん、僕のどこがダメですか?」

「違うの‼︎あなたは全然ダメなんかじゃないわ」

「じゃ、どうして?もしかして…うちの家族の問題ですか?」

「、、、、」

「そうなんですか?」

「うちと地曽田家は合わないわ」

「え…僕はてっきりいい感じだと思ってましたが…お義母さんは違ったんですね…」

「ごめんなさい」

「どこが合わないんですか?父ですか?母とは話してませんよね…」

「とにかく…無理なの…」

「もしかして昨日、僕の実家に行ったんですか?」

「…ええ」

「まさか…」

「結婚はさせないと言ったわ」

「そ…それで…?」

「受け入れたわよ」

「そんな…父がですか?」

「お父様じゃなくてお母様と話したわ」

「僕の母と…?」


シュンは拳を握りしめた。


「お母様も2人の結婚には反対よ」

「、、、、、」

「スミと別れてちょうだい…」

「…すみません。無理です…」

「地曽田さんっ…」

「今まで色々あって全て乗り越えてやっとここまで来たんです。もう離れたくありません。やっと一緒になれるのに…」


スミの母親は必死で心を鬼にした。


「何言っても同じよ。私とスミの為に別れてちょうだい」

「どうしてスミの為にですか?」

「あなたたちが別れなければ、私はスミと縁を切るからよ」

「そこまでして…」

「そう言うことだから」


もう何を言っても同じだと思ったシュンは立ち上がった。


「…帰ります」


シュンはスミの実家を出て行った。


地曽田さん…ごめんなさい…
あなたには本当に感謝してる…
スミと一緒になって欲しかった…
親の都合で…ごめんなさい…
許して…


スミの母親は心の中で何度もシュンに謝った。


シュンはそのまま実家へ行った。


「シュン、どうした?1人か?」

「うん…あの人は?」

「あの人?母さんか?」

「うん…」

「いい加減で母さんと呼びなさい。2階に居るがもうすぐ降りて来るんじゃないか」


継母がちょうど2階から降りて来た。


「シュン」

「何でだよ‼︎」

「えっ」

「おいシュン!母さんに向かって何だ、その言い方は‼︎」

「何で結婚に反対するんだよ」

「なっ、何だ?どういう事だ⁈」

「聞いたのね…」

「父さんじゃなく何であんたが反対するんだ⁈」

「お前っ、反対って…⁈」

「そうよ。あちらのお母様も反対してるから賛同したのよ」

「そんなこと言える立場かよ」

「シュン…落ち着きなさい‼︎お前…もしかして昨日、スミさんのお母様と出て行ったが…その時何を話したんだ?」

「結婚させないって事よ…」

「スミさんのお母様がそんなこと言うはずないだろ。お前もどうして私に何も言わないんだ?」

「あちらと地曽田家は合わないのよ」

「何だよそれ‼︎話にならない」

「わかってよ」

「何言われたって俺たちは結婚するから」


すると父親はシュンを連れて外に出た。


「私が明日にでもスミさんのお母様と会って話してみるから。もう母さんとは衝突するな」

「父さん…」


そう言うと父親は家に入って行った。


シュンがマンションに帰り着くと心配そうにスミが待っていた。


「スミ…」

「シュン、どうだった?お母さんと会ったんでしょ?」

「うん…」

「お母さん何て?」

「スミの言う通り…結婚に反対してる」

「…理由教えてくれた?」

「うちと合わないんだって…」

「本当っ、意味わかんない!」

「うちの母親も反対してる」

「えっ…そんな…」

「明日、父さんがスミのお母さんと話してみるってだから明日、聞きに行って来るよ」

「…うん。ねぇシュン…」

「ん?」

「私たち大丈夫だよね?別れさせられたりしないよね?」

「大丈夫だよ!何でそこまで反対してるかわからないけど、俺たちの問題だろ?絶対に別れない」

「そうよね…」










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