私の愛する人【完結】

真凛 桃

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5話 ジョングムの計画

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それから1ヶ月が経ち、テソンと寿美子は毎日メールや電話で話していくうちに距離が縮まっていった。
ある日テソンからの電話で、ジョングムが寿美子と二人で飲みたいということで、居酒屋に誘われた。

「久しぶり‼︎1ヶ月ぶりだね。ごめんね急に。スミちゃんと二人でゆっくり飲みたかったんだー」

「ううん。嬉しいよー、今日は休みだったの?」

「うん。明日も休み!」

「じゃあゆっくり飲めるね。最近は飲んでないの?」

「あんまりね。セリフ覚えないといけないし…飲んでも部屋で一人で飲むくらいかな。共演者で他に女優いるけど気が合わなくて。スミちゃんと飲みたくてテソンに頼んだのよ」

「いつでも私でいいなら付き合うよ!」

「本当~⁈あと1ヶ月くらいこっちに居るから嬉しい~。じゃあ番号交換しようよ」

二人は番号交換をした。

「よしっ、これでわざわざテソンに頼まなくて済むわ。そういえば、あれからテソンとは飲みに行ったりしてないの?」

「うん。あの日から久々に会ったのはジョングムだよー」

テソンとはキスして以来、会ってはいない。

「そうなの~?テソン何考えてるんだろ…」

「え?何が?」

「私、思うんだけどさー、テソンってスミちゃんに気があるんじゃないかな~」

「そ、それは…ないと思うよ…」

「そうかな~。1ヶ月前4人でテソンの部屋で飲んだ時、そんな感じがしたけど。ほら、ホンユがスミちゃんを隣に座らせた時、テソン妬いてる感じだったけどな~。でももし本当にテソンがスミちゃんのこと好きなら嬉しいでしょ❤︎」

「そりゃまぁ…。でもまず、私を好きだなんてあり得ないけどね」

「わからないよ~!テソンは、私自信持って言えるけど、いいと思う!裏表ないし、責任感強いし、優しいしさ。だからモテるんだけど。私、スミちゃんとテソンがうまくいって欲しいな~。私キューピッドになろうか⁈」

「まず、そんな人が一般人の私なんかと…あのテソンと付き合うとか、夢のまた夢だよ~」

(あの日テソンは私にキスしてきたけど。あれは酔ってたからだと思うし…)

「フフフ…まぁ私に任せといて!」

「…え?あ、一応毎日メールや電話でテソンと話してるから、何もしなくていいからね!」

「そうなの~⁈毎日って!あのテソンか⁈へえー、で何もそれらしきことは言ってこないの⁇」

「うん。特には…」

「もどかしいなぁ~でも毎日連絡し合ってるってことは可能性アリだね!へぇ~」

「テソンは優しいから…」

「スミちゃん!明日空いてる??」

「明日?空いてるけど」

「温泉行かない?一泊で。熊本って所にいい旅館があるみたいだから、一度行ってみたかったんだー」

「行きたーい!熊本の温泉最高だよー」

「よし決まり‼︎」

するとジョングムは突然電話をかけ始めた。

「あ、もしもしテソン?」

(テソン⁈ま、まさか誘うの…?)

「今まだスミちゃんと飲んでるんだけどー明日私たちオフだから、一泊で温泉に行こうって話になってさー。ホンユと4人で行こうよ!」
「え?スミちゃん?もちろんスミちゃんも行きたいって。え?どうやってって…車借りて行こうよ。あ、そっか…ちょっと待って」
「ねぇスミちゃん、運転できる?私たち日本では運転できないから…」

「あ、うん。できるよ」

「もしもしテソン、大丈夫!スミちゃん運転できるみたいだから…え?今?目の前に居るけど、ちょっと待ってね」

するとジョングムが寿美子に携帯を渡す。

「テソンが代わって欲しいって」

「も、もしもし…」

「スミ?本当に行くの?ジョングムから無理矢理誘われたんじゃ?」

「ううん。私も温泉行きたいし」

「そ、そう…わかった。ジョングムに代わってくれる?」

「もしもし、うん任せて。予約は私がしておくから。うん、わかった!じゃあねー」



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