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19話 テソンの決断
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翌朝、セナと寿美子はソウルのマンションに戻り、マスコミを避けるように裏口から部屋に入った。
寿美子は部屋に入ると真っ先に携帯を充電する。テソンからの着信が何十件も入っていた。
折り返し、急いでテソンに電話をかけるが繋がらない。
「仕事中で出れないんじゃない?」
「そうですよね…」
12時をまわった頃、寿美子の携帯が鳴る。
電話の相手はジョングムだった。
「もしもしジョングム?」
「もしもしスミちゃん!今すぐラジオつけて‼︎テソンの番組、分かるよね?早く聴いて!」
それだけ伝えると電話は切れた。
寿美子はすぐにラジオをつけ、チャンネルを合わせると、テソンが話していた。
セナも黙って聴いている。
「今日は番組の内容を一部変更して、僕の個人的な話をさせていただきます。
先ずは最近、僕の軽率な行動で世間をお騒がせしてしまい、申し訳ございませんでした。僕がこの業界に入っておかげ様で24年になりますが、ここまで来られたのも皆さんのおかげだと心から思います。
ただ、この業界にいると、有りもしないことを勝手に記事にされ、それで傷付く人もいるんです。人の気持ちも考えず、面白がって記事にするマスコミが大嫌いです。
皆さんもご存知の通り、僕は最近、記事にされました。結婚間近だとか…全く内容は事実とは違うことを書かれていましたが、それは僕の責任です。
僕には心から愛している女性がいます。その方と今、真剣にお付き合いさせてもらっています。」
この時点でネットニュースのトップになった。
「テソン…」
「あいつ…言ってしまったな…」
「それなのに、僕の彼女が何故か僕に付きまとっていることになってるんです。
あり得ないです。
それを記事にしようと、マスコミが彼女の周りを嗅ぎつけて、腹立たしい限りです。
それで居ても立っても居られず、この場をお借りしました。
相手は一般の女性です。これ以上、僕の大事な彼女を苦しめたら…僕は絶対に許しません。」
寿美子は涙を流していた。
「…テソン。お前はすごいよ…」
セナは感心していた。
ラジオを終えると、テソンの携帯には引っ切りなしに着信が入る。
テソンが覚悟してスタジオを出ると、すでにマスコミが殺到していた。
マネージャーはテソンの前を歩き、マスコミを避けていた。
「マネージャー、大丈夫だから」
「え、でも」
「テソンさん!ラジオで言われていたことは事実ですか⁈」
「全て事実です」
「ロックホテルの娘さんとは本当に何もないんですか⁈」
「何もないし、関係ありません」
「じゃあ、何でキスしていたんですか?」
「いきなりされたんです」
「本当ですか⁈」
「二度は言いません」
「彼女さんとはどうやって知り合ったんですか⁈」
「とにかく見守っていて下さい‼︎」
テソンはマネージャーと車に乗り込んだ。
「テソンさん、ネットニュース…テソンさんの話題で持ち切りですよ‼︎」
「マネージャー…俺、初めてこの業界が嫌になったよ…」
「テソンさん…疲れたでしょう…」
「ちょっとね、でもスッキリした」
「聴いていて、感動しました」
「果たしてこれが、吉と出るか、凶と出るか…」
「大丈夫です!きっと吉と出ますよ‼︎」
「だといいけど…。マネージャー、今日はもう仕事入ってないから、このまま家に送ってくれ。帰るよ」
寿美子は部屋に入ると真っ先に携帯を充電する。テソンからの着信が何十件も入っていた。
折り返し、急いでテソンに電話をかけるが繋がらない。
「仕事中で出れないんじゃない?」
「そうですよね…」
12時をまわった頃、寿美子の携帯が鳴る。
電話の相手はジョングムだった。
「もしもしジョングム?」
「もしもしスミちゃん!今すぐラジオつけて‼︎テソンの番組、分かるよね?早く聴いて!」
それだけ伝えると電話は切れた。
寿美子はすぐにラジオをつけ、チャンネルを合わせると、テソンが話していた。
セナも黙って聴いている。
「今日は番組の内容を一部変更して、僕の個人的な話をさせていただきます。
先ずは最近、僕の軽率な行動で世間をお騒がせしてしまい、申し訳ございませんでした。僕がこの業界に入っておかげ様で24年になりますが、ここまで来られたのも皆さんのおかげだと心から思います。
ただ、この業界にいると、有りもしないことを勝手に記事にされ、それで傷付く人もいるんです。人の気持ちも考えず、面白がって記事にするマスコミが大嫌いです。
皆さんもご存知の通り、僕は最近、記事にされました。結婚間近だとか…全く内容は事実とは違うことを書かれていましたが、それは僕の責任です。
僕には心から愛している女性がいます。その方と今、真剣にお付き合いさせてもらっています。」
この時点でネットニュースのトップになった。
「テソン…」
「あいつ…言ってしまったな…」
「それなのに、僕の彼女が何故か僕に付きまとっていることになってるんです。
あり得ないです。
それを記事にしようと、マスコミが彼女の周りを嗅ぎつけて、腹立たしい限りです。
それで居ても立っても居られず、この場をお借りしました。
相手は一般の女性です。これ以上、僕の大事な彼女を苦しめたら…僕は絶対に許しません。」
寿美子は涙を流していた。
「…テソン。お前はすごいよ…」
セナは感心していた。
ラジオを終えると、テソンの携帯には引っ切りなしに着信が入る。
テソンが覚悟してスタジオを出ると、すでにマスコミが殺到していた。
マネージャーはテソンの前を歩き、マスコミを避けていた。
「マネージャー、大丈夫だから」
「え、でも」
「テソンさん!ラジオで言われていたことは事実ですか⁈」
「全て事実です」
「ロックホテルの娘さんとは本当に何もないんですか⁈」
「何もないし、関係ありません」
「じゃあ、何でキスしていたんですか?」
「いきなりされたんです」
「本当ですか⁈」
「二度は言いません」
「彼女さんとはどうやって知り合ったんですか⁈」
「とにかく見守っていて下さい‼︎」
テソンはマネージャーと車に乗り込んだ。
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「ちょっとね、でもスッキリした」
「聴いていて、感動しました」
「果たしてこれが、吉と出るか、凶と出るか…」
「大丈夫です!きっと吉と出ますよ‼︎」
「だといいけど…。マネージャー、今日はもう仕事入ってないから、このまま家に送ってくれ。帰るよ」
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