80 / 100
第80話 自問自答
しおりを挟む
胸を揉むにしろセックスをするにしろ、ここまで気持ちを明らかにしてくれている彼女に対していつまでも曖昧な態度を取っているのは不誠実ではないか? と自問自答する。
何故女性と付き合わないのか。行為に及ばないのか。
その理由を伝えるのが筋ではないのか? と紫苑のことを見上げながら頭を悩ませる。
頑なに隠している訳ではないので話すこと自体は問題ない。しかし訳を話すにしても楓の件が関わっている以上は重たい話になってしまう。
それを精神的に不安定な今の彼女に話すのは酷ではないだろうか、と思った実親は安易に口を開けなかった。
「胸を揉むのもセックスをするのも本当にそれで良いのか? 正直言って今のお前は冷静じゃないと思うぞ」
「……そうかもしれないね」
紫苑は目元に蓄えた涙が零れ落ちそうになるのを懸命に堪えながら頷く。
「でも、仮に冷静さを欠いて感情に任せた判断だったとしても後悔はないよ」
自分でも冷静な判断が出来ていないことは理解している。
だが実親に抱かれることは以前から誘惑していたので後悔などしない。冗談交じりの誘惑とはいえ、本当に抱かれる可能性がある以上は心構えをしていた。
寧ろ嬉しいくらいなので、その想いを伝える為に笑みを浮かべたが、顔が緩んだ拍子に涙が零れ落ちてしまう。
「なら良いが……」
本人が後悔はないと言っているのなら望みを叶えてやるべきではないか? と考え込む実親は紫苑の瞳を見つめる。
濁りのない強い意志が宿った彼女の瞳からは本物の想いだということが犇々と伝わってくるので、実親は覚悟を決めて受け入れるべきかもしれない。しかし、避けては通れない問題がある。
それは――
「お前の望みは叶えてやりたいが、今はコンドームがないからセックスは出来ないな」
避妊具の持ち合わせがないことであった。
女性とそういった関係になる気がなかった実親はコンドームを用意していない。
避妊具がない以上は本番を行う訳にはいなかった。
「別になくても良いよ。生の方が気持ち良いって言うし」
紫苑は吐息を多分に含んだ声色で蠱惑的に笑うが涙の所為で台無しである。
「いや、それは駄目だろ。生の方が気持ち良いのは否定しないが、万が一があったらどうするんだ」
実親は間髪入れずに苦言を呈す。
「……その言い方は生でやったことがあるってことだよね?」
「……若気の至りだ」
「説得力ないじゃん」
駄目だと言っておきながら生でしていた過去がある実親に紫苑はジト目を向ける。
「返す言葉がないな……」
居た堪れなくなった実親は頭を掻く。
「だが、これだけはわかってくれ。お前のことを大事に思っているからこそ駄目だと言っているんだ」
苦い顔を晒していた実親は表情を引き締めて本心を告げる。
「万が一があった場合は責任を取る覚悟はあるが、そうなったらお前は高校を辞めなくてはならないだろ。お前の親父さんの顔に泥を塗るようなことは出来ない」
「確かに折角父さんが高校通わせてくれてるのにそれを無下にするのは嫌だな……」
紫苑は父が学費を払ってくれているから高校に通えているので、もし妊娠して退学することになったら申し訳が立たない。
父は男遊びが激しい母に苦労した。
その娘が高校生にも拘わらず妊娠したとなれば、母と同じように身持ちの軽い女性になってしまったのではないかと思わせてしまうかもしれない。
尊敬している父を悲しませたくはないし、母のような人間になってしまったと誤解されてしまうのは紫苑にとって我慢ならないことだった。
実親としても高校は辞めたくない。
今のところ生活出来るだけの稼ぎはあるが、それがいつまで続くかはわからないし、大学に進学したいので辞める訳にはいかなかった。
「それに伊吹に悪い気もする……」
少しだけ冷静になった紫苑がぽつりと呟く。
伊吹が実親のことを好きなのを知っていながら抱かれるのは少なからず最悪感が湧いてくる。
心から実親のことが好きで真剣に将来のことを考えた上での行為なら兎も角、今みたいに一時の感情に流されて抱かれるのは伊吹に失礼ではないか? と思い至る。
実親になら抱かれても良いと思っているが、一時の感情に流されていないと言い切れる自信もない。
気心の知れた友人がプライベートを犠牲にしてまで高跳び一本に集中している中、彼女の意中の相手に抱かれようとしている自分は最低ではないだろうか? 彼女なら許してくれるかもしれないが、その優しさに甘えるのは卑怯ではないか? と冷静になった頭で考え込んでしまう。
伊吹は親元を離れて一人で頑張っているのに、自分は彼女の想い人に縋ろうとしている。
二人では置かれている状況が異なるが、それでもどうしたって比較してしまう。
比較すればするほど自分が情けなくなるし、伊吹に対する罪悪感も強まっていく。
「……」
考え込む紫苑の顔を見上げながら実親は無言を貫くことしか出来なかった。
伊吹に好意を寄せられているのも、彼女と紫苑が親しい間柄なのも理解しているが、二人の間でどのようなやり取りがあるのかまでは把握していない。
伊吹には告白の返事はしないでくれと言われているものの、曖昧な態度を取っている事実は変わらない。
紫苑に対しても同じことが言える。彼女には明確に告白された訳ではないが、向けてくれている好意は本物だと察せられる。
なのでその二人に挟まれる形になっている実親は、はっきりとした態度を取っていない自分には何か物を言える資格がないと思い口を噤むしかなかったのだ。
(やはり久世にはちゃんと事情を話しておくべきか……)
本人が望んでいることなので伊吹とは曖昧な関係のままでも良いかもしれない。
しかし紫苑には女性と特別な関係になるのを避けている理由を説明するのが筋ではないか? という考えに実親の思考は逆戻りする。
(だが、それは今ではないよな……)
少しだけ冷静さを取り戻したとはいえ、紫苑の精神はまだ安定していない。
今は彼女の心をケアすることが何よりも優先すべきことだ。重たい内容の話を聞かせるのは心に負荷が掛かってしまう。
実親の過去を紫苑が知ったら、恋人を失った傷心から立ち直っていないのに無神経にも迫ってしまったと自分を責めて追い詰めてしまうかもしれないので、訳を話すにしても今はタイミングが悪かった。
「んー、やっぱりおっぱい揉んでくれるだけで良いかな……」
伊吹に対して後ろめたさを感じた紫苑は眉尻を下げながら呟いた。
「本当にそれが慰めになるのか?」
「うん。なるよ」
実親の確認に紫苑は迷いなく頷く。
「そうか……」
シャワーを浴びた後の火照った身体から発せられる体温が、弾けるように張りのある彼女の臀部から伝わってくる。
腫れた目元が痛々しいが、今のシチュエーションが影響してか潤んだ瞳が淫らで官能的であり、しなやかで凹凸の激しい豊満な肉体を持つ彼女の姿が総じて眼が痛くなるほど蠱惑的だ。
紫苑の瞳には小悪魔が意中の相手を誘惑する為に魅了しているかのような神秘的な魔力が宿っており、その視線に吸い寄せられた実親は夢現のような不思議な感覚に囚われながら眼前に聳え立つ双丘に両手を伸ばした。
何故女性と付き合わないのか。行為に及ばないのか。
その理由を伝えるのが筋ではないのか? と紫苑のことを見上げながら頭を悩ませる。
頑なに隠している訳ではないので話すこと自体は問題ない。しかし訳を話すにしても楓の件が関わっている以上は重たい話になってしまう。
それを精神的に不安定な今の彼女に話すのは酷ではないだろうか、と思った実親は安易に口を開けなかった。
「胸を揉むのもセックスをするのも本当にそれで良いのか? 正直言って今のお前は冷静じゃないと思うぞ」
「……そうかもしれないね」
紫苑は目元に蓄えた涙が零れ落ちそうになるのを懸命に堪えながら頷く。
「でも、仮に冷静さを欠いて感情に任せた判断だったとしても後悔はないよ」
自分でも冷静な判断が出来ていないことは理解している。
だが実親に抱かれることは以前から誘惑していたので後悔などしない。冗談交じりの誘惑とはいえ、本当に抱かれる可能性がある以上は心構えをしていた。
寧ろ嬉しいくらいなので、その想いを伝える為に笑みを浮かべたが、顔が緩んだ拍子に涙が零れ落ちてしまう。
「なら良いが……」
本人が後悔はないと言っているのなら望みを叶えてやるべきではないか? と考え込む実親は紫苑の瞳を見つめる。
濁りのない強い意志が宿った彼女の瞳からは本物の想いだということが犇々と伝わってくるので、実親は覚悟を決めて受け入れるべきかもしれない。しかし、避けては通れない問題がある。
それは――
「お前の望みは叶えてやりたいが、今はコンドームがないからセックスは出来ないな」
避妊具の持ち合わせがないことであった。
女性とそういった関係になる気がなかった実親はコンドームを用意していない。
避妊具がない以上は本番を行う訳にはいなかった。
「別になくても良いよ。生の方が気持ち良いって言うし」
紫苑は吐息を多分に含んだ声色で蠱惑的に笑うが涙の所為で台無しである。
「いや、それは駄目だろ。生の方が気持ち良いのは否定しないが、万が一があったらどうするんだ」
実親は間髪入れずに苦言を呈す。
「……その言い方は生でやったことがあるってことだよね?」
「……若気の至りだ」
「説得力ないじゃん」
駄目だと言っておきながら生でしていた過去がある実親に紫苑はジト目を向ける。
「返す言葉がないな……」
居た堪れなくなった実親は頭を掻く。
「だが、これだけはわかってくれ。お前のことを大事に思っているからこそ駄目だと言っているんだ」
苦い顔を晒していた実親は表情を引き締めて本心を告げる。
「万が一があった場合は責任を取る覚悟はあるが、そうなったらお前は高校を辞めなくてはならないだろ。お前の親父さんの顔に泥を塗るようなことは出来ない」
「確かに折角父さんが高校通わせてくれてるのにそれを無下にするのは嫌だな……」
紫苑は父が学費を払ってくれているから高校に通えているので、もし妊娠して退学することになったら申し訳が立たない。
父は男遊びが激しい母に苦労した。
その娘が高校生にも拘わらず妊娠したとなれば、母と同じように身持ちの軽い女性になってしまったのではないかと思わせてしまうかもしれない。
尊敬している父を悲しませたくはないし、母のような人間になってしまったと誤解されてしまうのは紫苑にとって我慢ならないことだった。
実親としても高校は辞めたくない。
今のところ生活出来るだけの稼ぎはあるが、それがいつまで続くかはわからないし、大学に進学したいので辞める訳にはいかなかった。
「それに伊吹に悪い気もする……」
少しだけ冷静になった紫苑がぽつりと呟く。
伊吹が実親のことを好きなのを知っていながら抱かれるのは少なからず最悪感が湧いてくる。
心から実親のことが好きで真剣に将来のことを考えた上での行為なら兎も角、今みたいに一時の感情に流されて抱かれるのは伊吹に失礼ではないか? と思い至る。
実親になら抱かれても良いと思っているが、一時の感情に流されていないと言い切れる自信もない。
気心の知れた友人がプライベートを犠牲にしてまで高跳び一本に集中している中、彼女の意中の相手に抱かれようとしている自分は最低ではないだろうか? 彼女なら許してくれるかもしれないが、その優しさに甘えるのは卑怯ではないか? と冷静になった頭で考え込んでしまう。
伊吹は親元を離れて一人で頑張っているのに、自分は彼女の想い人に縋ろうとしている。
二人では置かれている状況が異なるが、それでもどうしたって比較してしまう。
比較すればするほど自分が情けなくなるし、伊吹に対する罪悪感も強まっていく。
「……」
考え込む紫苑の顔を見上げながら実親は無言を貫くことしか出来なかった。
伊吹に好意を寄せられているのも、彼女と紫苑が親しい間柄なのも理解しているが、二人の間でどのようなやり取りがあるのかまでは把握していない。
伊吹には告白の返事はしないでくれと言われているものの、曖昧な態度を取っている事実は変わらない。
紫苑に対しても同じことが言える。彼女には明確に告白された訳ではないが、向けてくれている好意は本物だと察せられる。
なのでその二人に挟まれる形になっている実親は、はっきりとした態度を取っていない自分には何か物を言える資格がないと思い口を噤むしかなかったのだ。
(やはり久世にはちゃんと事情を話しておくべきか……)
本人が望んでいることなので伊吹とは曖昧な関係のままでも良いかもしれない。
しかし紫苑には女性と特別な関係になるのを避けている理由を説明するのが筋ではないか? という考えに実親の思考は逆戻りする。
(だが、それは今ではないよな……)
少しだけ冷静さを取り戻したとはいえ、紫苑の精神はまだ安定していない。
今は彼女の心をケアすることが何よりも優先すべきことだ。重たい内容の話を聞かせるのは心に負荷が掛かってしまう。
実親の過去を紫苑が知ったら、恋人を失った傷心から立ち直っていないのに無神経にも迫ってしまったと自分を責めて追い詰めてしまうかもしれないので、訳を話すにしても今はタイミングが悪かった。
「んー、やっぱりおっぱい揉んでくれるだけで良いかな……」
伊吹に対して後ろめたさを感じた紫苑は眉尻を下げながら呟いた。
「本当にそれが慰めになるのか?」
「うん。なるよ」
実親の確認に紫苑は迷いなく頷く。
「そうか……」
シャワーを浴びた後の火照った身体から発せられる体温が、弾けるように張りのある彼女の臀部から伝わってくる。
腫れた目元が痛々しいが、今のシチュエーションが影響してか潤んだ瞳が淫らで官能的であり、しなやかで凹凸の激しい豊満な肉体を持つ彼女の姿が総じて眼が痛くなるほど蠱惑的だ。
紫苑の瞳には小悪魔が意中の相手を誘惑する為に魅了しているかのような神秘的な魔力が宿っており、その視線に吸い寄せられた実親は夢現のような不思議な感覚に囚われながら眼前に聳え立つ双丘に両手を伸ばした。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
付き合う前から好感度が限界突破な幼馴染が、疎遠になっていた中学時代を取り戻す為に高校ではイチャイチャするだけの話
頼瑠 ユウ
青春
高校一年生の上条悠斗は、同級生にして幼馴染の一ノ瀬綾乃が別のクラスのイケメンに告白された事を知り、自身も彼女に想いを伝える為に告白をする。
綾乃とは家が隣同士で、彼女の家庭の事情もあり家族ぐるみで幼い頃から仲が良かった。
だが、悠斗は小学校卒業を前に友人達に綾乃との仲を揶揄われ、「もっと女の子らしい子が好きだ」と言ってしまい、それが切っ掛けで彼女とは疎遠になってしまっていた。
中学の三年間は拒絶されるのが怖くて、悠斗は綾乃から逃げ続けた。
とうとう高校生となり、綾乃は誰にでも分け隔てなく優しく、身体つきも女性らしくなり『学年一の美少女』と謳われる程となっている。
高嶺の花。
そんな彼女に悠斗は不釣り合いだと振られる事を覚悟していた。
だがその結果は思わぬ方向へ。実は彼女もずっと悠斗が好きで、両想いだった。
しかも、綾乃は悠斗の気を惹く為に、品行方正で才色兼備である事に努め、胸の大きさも複数のパッドで盛りに盛っていた事が発覚する。
それでも構わず、恋人となった二人は今まで出来なかった事を少しずつ取り戻していく。
他愛の無い会話や一緒にお弁当を食べたり、宿題をしたり、ゲームで遊び、デートをして互いが好きだという事を改めて自覚していく。
存分にイチャイチャし、時には異性と意識して葛藤する事もあった。
両家の家族にも交際を認められ、幸せな日々を過ごしていた。
拙いながらも愛を育んでいく中で、いつしか学校では綾乃の良からぬ噂が広まっていく。
そして綾乃に振られたイケメンは彼女の弱みを握り、自分と付き合う様に脅してきた。
それでも悠斗と綾乃は屈せずに、将来を誓う。
イケメンの企てに、友人達や家族の助けを得て立ち向かう。
付き合う前から好感度が限界突破な二人には、いかなる障害も些細な事だった。
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
失恋中なのに隣の幼馴染が僕をかまってきてウザいんですけど?
さいとう みさき
青春
雄太(ゆうた)は勇気を振り絞ってその思いを彼女に告げる。
しかしあっさりと玉砕。
クールビューティーで知られる彼女は皆が憧れる存在だった。
しかしそんな雄太が落ち込んでいる所を、幼馴染たちが寄ってたかってからかってくる。
そんな幼馴染の三大女神と呼ばれる彼女たちに今日も翻弄される雄太だったのだが……
病み上がりなんで、こんなのです。
プロット無し、山なし、谷なし、落ちもなしです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる