12 / 30
おっさんニートと一緒に沐浴
しおりを挟む
「失礼します。相田さん、そろそろ点滴無くなる頃じゃないかしら・・・あら! 皆さん何してるの? 安静にしてなくちゃダメじゃない」
看護士が心愛ちゃんの点滴を換えに来た。一同はゆっくりと自分のベッドへ戻る。
「前にも言ったけど、点滴無くなったらちゃんとナースコール押してね」
「は~い」
隣のベッドは心愛ちゃんだったのか。デュフフ・・・。
最初はどうなるかと思ったけど皆わりと良い人そうじゃん。元木の事は気になるけど後3日しか一緒に居ないんだし余裕、余裕。
あっ、プリン渡し忘れてた。冷蔵庫に入れとこ。
ガチャ
「・・・無いだと」
おばあちゃんの手作りガトーショコラが無い。大平大明神の神隠しか!?
「昼食の配膳に参りました」
「ご・・・ばん・・・おなが・・・べった・・・」
大平大明神、妊娠高血圧症候群で管理入院してるのにそんなに食べてたら絶対退院できないだろ。
「谷さんお食事中のところ悪いんだけど、そろそろ退院指導を受けてほしいのよ」
心愛ちゃんの点滴を交換し終えた看護士が俺に話しかけて来た。
「退院指導?」
「内容は沐浴のさせ方や赤ちゃんの体調管理についてのお話しよ。昼食後に1階のキッズコーナーを借りて行うわ。ご家族の方々も一緒に受けられるのよ」
めんどくさ~。
「あら、いいじゃない皆で受けましょうよ」
あっ、おばあちゃんと親父帰って来た。思ったより早いな。
看護士が退院指導を受けないと退院させませんよと脅してきた。仕方ないので赤ん坊を連れて4人でキッズコーナーへ行った。
キッズコーナーでは俺達の他に来週退院するであろう親子が8組ほど集まっていた。
「皆さん毎度お馴染み助産師の赤石です。今日は皆さんの育児が少しでも楽になるよう退院後に役立つ術スベや息抜きの方法等を伝授できたらと思います。それでは早速、沐浴指導から始めていきます」
へ~、ゴッドハンドこういう事もするんだ~。
「お人形では味気ないので、どなたかの赤ちゃんを沐浴モデルとしてお借りしてもよろしいでしょうか? 是非、我が子をと言う親御さんはいらっしゃいませんか?」
「はい! はい、はい、は――――――――――――い!!」
ちょ・・・ちょっと! おばあちゃん!?
俺のおばあちゃんが元気に手をあげた。せっかくスヤスヤと眠っているのに。
「立候補ありがとうございます。でも出来たら起きてる子がいいかな。他に誰か立候補はございませんか?」
「は~い」
プリピアスとヤクザイルの隣に座っている中年の派手な女性が手を挙げている。ヒョウ柄のTシャツに黒いレースのカーディガン、しかもホットパンツだ。親子共々DQNだ。こいつ等多分、休日になると田んぼに囲まれた国道をゼロク○ウンで走ってイ○ンやし○むら、またはパチンコ屋で半日以上過ごしてるような奴等だ。
関わってはいけない人種、流石におばあちゃんもモデルを譲るはず・・・。
「ほら! 悠ちゃん起きるのよ!!」
ユッサ、ユッサ、ユッサ・・・
おばあちゃんが赤ん坊を揺すり始めた。やーめーてー
「あなたがモデルになるのよ。モデルよモデル」
ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ・・・
「お義母さん止めてください。お譲りしましょう」
「わー! 頑張れママん」
ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ・・・
頑張れママんじゃねえよ。このマザコン親父。
「何をしているんです! 赤ちゃんをそんなに揺すってはいけません!!」
ゴッドハンドが止めに入った。それでもおばあちゃんは引き下がらない。
ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ・・・
「起きて、起きてあなたの立派な男のシンボルを皆に見せつけてやりなさい」
「そうだー! 悠くんのは凄いんだよ。きっと令和の種馬として歴史に名を残すんだ」
何言ってるんだ2人とも!? 残念ながらそのシンボルは除幕式さえ迎えず社会の闇に葬られるのに。
ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ・・・
あっ・・・こいつ等、頭おかしいんだ。だから俺ニートになったんだ・・・・・・。
「止めなさい! 止めて! 赤ちゃん死んじゃいますよ。もうあなた達は退場!! た――――い――――じょ――――う―――――!!」
看護士が心愛ちゃんの点滴を換えに来た。一同はゆっくりと自分のベッドへ戻る。
「前にも言ったけど、点滴無くなったらちゃんとナースコール押してね」
「は~い」
隣のベッドは心愛ちゃんだったのか。デュフフ・・・。
最初はどうなるかと思ったけど皆わりと良い人そうじゃん。元木の事は気になるけど後3日しか一緒に居ないんだし余裕、余裕。
あっ、プリン渡し忘れてた。冷蔵庫に入れとこ。
ガチャ
「・・・無いだと」
おばあちゃんの手作りガトーショコラが無い。大平大明神の神隠しか!?
「昼食の配膳に参りました」
「ご・・・ばん・・・おなが・・・べった・・・」
大平大明神、妊娠高血圧症候群で管理入院してるのにそんなに食べてたら絶対退院できないだろ。
「谷さんお食事中のところ悪いんだけど、そろそろ退院指導を受けてほしいのよ」
心愛ちゃんの点滴を交換し終えた看護士が俺に話しかけて来た。
「退院指導?」
「内容は沐浴のさせ方や赤ちゃんの体調管理についてのお話しよ。昼食後に1階のキッズコーナーを借りて行うわ。ご家族の方々も一緒に受けられるのよ」
めんどくさ~。
「あら、いいじゃない皆で受けましょうよ」
あっ、おばあちゃんと親父帰って来た。思ったより早いな。
看護士が退院指導を受けないと退院させませんよと脅してきた。仕方ないので赤ん坊を連れて4人でキッズコーナーへ行った。
キッズコーナーでは俺達の他に来週退院するであろう親子が8組ほど集まっていた。
「皆さん毎度お馴染み助産師の赤石です。今日は皆さんの育児が少しでも楽になるよう退院後に役立つ術スベや息抜きの方法等を伝授できたらと思います。それでは早速、沐浴指導から始めていきます」
へ~、ゴッドハンドこういう事もするんだ~。
「お人形では味気ないので、どなたかの赤ちゃんを沐浴モデルとしてお借りしてもよろしいでしょうか? 是非、我が子をと言う親御さんはいらっしゃいませんか?」
「はい! はい、はい、は――――――――――――い!!」
ちょ・・・ちょっと! おばあちゃん!?
俺のおばあちゃんが元気に手をあげた。せっかくスヤスヤと眠っているのに。
「立候補ありがとうございます。でも出来たら起きてる子がいいかな。他に誰か立候補はございませんか?」
「は~い」
プリピアスとヤクザイルの隣に座っている中年の派手な女性が手を挙げている。ヒョウ柄のTシャツに黒いレースのカーディガン、しかもホットパンツだ。親子共々DQNだ。こいつ等多分、休日になると田んぼに囲まれた国道をゼロク○ウンで走ってイ○ンやし○むら、またはパチンコ屋で半日以上過ごしてるような奴等だ。
関わってはいけない人種、流石におばあちゃんもモデルを譲るはず・・・。
「ほら! 悠ちゃん起きるのよ!!」
ユッサ、ユッサ、ユッサ・・・
おばあちゃんが赤ん坊を揺すり始めた。やーめーてー
「あなたがモデルになるのよ。モデルよモデル」
ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ・・・
「お義母さん止めてください。お譲りしましょう」
「わー! 頑張れママん」
ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ・・・
頑張れママんじゃねえよ。このマザコン親父。
「何をしているんです! 赤ちゃんをそんなに揺すってはいけません!!」
ゴッドハンドが止めに入った。それでもおばあちゃんは引き下がらない。
ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ・・・
「起きて、起きてあなたの立派な男のシンボルを皆に見せつけてやりなさい」
「そうだー! 悠くんのは凄いんだよ。きっと令和の種馬として歴史に名を残すんだ」
何言ってるんだ2人とも!? 残念ながらそのシンボルは除幕式さえ迎えず社会の闇に葬られるのに。
ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ、ユッサ・・・
あっ・・・こいつ等、頭おかしいんだ。だから俺ニートになったんだ・・・・・・。
「止めなさい! 止めて! 赤ちゃん死んじゃいますよ。もうあなた達は退場!! た――――い――――じょ――――う―――――!!」
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる