異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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神殿都市アーゲイア、甲花捧ぐは寂睡の使徒編

5.異世界の古都

 
 
 ライクネス王国北西部に位置する貴族領・エーリス。

 国王いわく“国境の守りのかなめ”ということで、その発言の通りエーリス領は国境ととなり合わせの場所に領地を構えていた。

 北限の守りをつかさどると言う事は、俺の世界で言えば“辺境伯”みたいな物だろう。
 辺境伯というのは、簡単に言うと「国内でも指折りの実力が有り頭脳明晰なので、襲われやすい国境を任されている人」の事で、偉さのランクで言えば王様の次くらいには偉い。強くて賢くてそのうえ愛国心も強いから、重要な拠点を任されているってワケだ。なので、時にはその実力で領地を独立させて国を作っちゃう人もいる。そのくらい凄い人って事だな。うむ。
 俺の世界で言えば、オーストリアとかがそれにあたる……らしい。

 まあ、今も昔も、力が有って賢い人なら一度は独立を考えるものなのだろう。

 でも、それだけ見込まれる能力が有って、領地自体がかなり栄えていても、このエーリス領は今まで一度の反乱も無く、静かに王国の領地で有り続けていた。
 地理的に独立が難しいとか色々理由は有るんだろうけど、一番の理由は愛国心があって国王を敬愛する気持ちが特に強い貴族だからなのだそうで……うーむ、現代人の俺には、なんだか不思議な話に思えてしまうな。

 だって、この世界にもオーストリアみたいに独立した国があるんだもん。
 例えば、ライクネスで言うなら隣国の【アコール卿国きょうこく】がそれだ。あの国は、元々ライクネス王国の領土の一部だったんだけど、アコール卿という人に下げ渡されて、現在国として機能しているんだ。その他にも【ベランデルン公国】と言う国があるんだけど、でもまあ、この二ヶ国は厳密に言えば「親である国に忠誠を誓っている」ので、ハッキリと独立国だとは言えないかも知れないんだけどね。

 ……って長々話したけど、辺境伯とか独立国の話は、尾井川とかシベから教えて貰った知識なので、俺は聞きかじりでしか知らんけどな!

 ゴホン。それはともかく、この北限の地を支配するエーリス家はそれだけ凄い貴族という事だな。流石最高権威……この国で言う王様の次に偉い貴族だ。
 この称号だけでも、エーリスさんが凄いって解るけどな。

 しかし、俺はちょっとその「うまく領地を回せてる」って事実が信じがたい。
 だってこの世界って、国境には“国境の山”っていうのが必ず在って、その山脈が国の境を分けてるのが普通なんだ。しかも、その山脈には、かなりレベルが高い凶暴なモンスターがウジャウジャ潜んでいて、騎士や熟練の冒険者ですら簡単に登る事すら出来ない山なんだぜ?

 そんな場所で領地運営なんて、普通に考えたらボロボロになりそうじゃん。
 山から下りてきたモンスターに領地を荒らされないとも限らないし、それを考えると少なくとも大都市にはならなそうなイメージしかなかった。

 現に、シアンさんから聞く所によると、他の国境に面した領地は【特別統轄区】と言う国王が直々に取り仕切る飛び地になっており、通常は辺境伯など存在しないんだそうで、その周囲はとても農業が出来るような土地ではなくなっているんだとか。

 そんな不毛の地がこの異世界における「辺境」なのに……エーリス領だけは、この北限で豊かな街を形成しているのだ。まったく不思議だった。

 ……つーかそもそもの話、このエーリス領だけが、他の辺境の土地と違って貴族に統治されてるワケだし……やっぱり、ここにだけ貴族を置く理由があるのかな。
 あの腹黒国王の事だから、何かを隠しているのかも知れん。

 まあでも……俺達にはそれを推しはかるほどの情報もないし、今は悩んだって仕方が無いことなんだけども。
 どうせ俺達の使命には関わって来ない事だろうしな。

 ――――そんな事を反芻はんすうしながら、俺達はエーリス領の中核都市【アーゲイア】に降り立った……というか、放り出されたのだが。


「…………なんか、すっごいさかえてるな……」

 “国王の使い”という要らない権限ですんなり門を通された俺達は、今アーゲイアの大通りに居る。忙しなく行き交う馬車に巻き込まれないようはじに立っているが、それでもこの街の見事な栄えっぷりと言ったらなかった。

 でも……この都市は、他のライクネスの都市とは少し違う。
 大通りの左右に立ち並ぶ家屋やお店は西欧風……というより、そのイメージよりも以前の時代を思い起こさせるような風景だ。

 煉瓦れんがとは違う、白い石材で作られた街。所々に入口の前に柱が目立つ立派な建物が突き出ていて、どっちかっていうと古代のギリシャとかローマとか、そういう土地を思い浮かべるような不思議な風景だった。

「この【アーゲイア】はエーリス領でも一二いちにを争う古い都市でね、エーリス領では唯一の港町である【エスクレプ】と並んで古い都市とされているんだ。文献では、こういう建物が昔のライクネスの一般的な建築様式だったみたいだね」
「へ~……じゃあ、なんで煉瓦れんがになったの?」
「石材の確保が難しくなったんだよ。神のご加護が消えたと同時に、この白くて劣化しづらい特別な素材が採れなくなったから、新しい神様の御指示に従って煉瓦と木材を多用した建築に切り替えて行ったんだって」
「あ、新しい神か……」

 神様の実態を知るまでは「へ~、神様なんてファンタジーだなあ」とかぽけーっと思ってるだけだったけど、今となっては嫌な想像をしてしまってどうしようもない。
 頭を振って考えを散らすと、俺達は歩き出した。

「にしても……なんでこんな行き止まりの土地が栄えたんだ?」

 隣のブラックに問いかけると、相手は眼鏡のずれを気にして弄りながら、青い色の綺麗な瞳で空を見上げる。

「うーん、昔から色々な説が有るけど、一番大きな理由は“ここが重要な素材の集積地”だったからだろうね。簡単に言えば、貴重な薬草や武具の強化素材が、周辺の山とか森とかで多く採取できる土地だったんだ。んで、それを上手い事輸出したり、その素材を求める旅人や冒険者が詰めかけた事で、ここが栄えたってワケ」
「確かに、そう言われてみると……なんか、薬屋さんが多いような……」

 薬屋を示すマークである「ギザギザの葉っぱ」を釣り看板で見せている店が、ここから数えただけでも五軒は有る。こんなにひしめき合ってるのは大都市くらいだ。
 少なくとも、他国に行きようのないこの領地では、ありえない充実っぷりだった。

 更にブラックが付け加えた所によると、この薬草などの豊富さから、輸出港だった港町【エスクレプ】には木の曜術師である“薬師”を育てる施設もあるんだとか。
 俺も一応調合を生業なりわいとする木の曜術師なので、時間が有ったら行ってみたいな。

「まあその代わり、夜はかなり強いモンスターがうろつく危険な区域だから、初心者は滅多にここに来る事が出来ないんだけどね。それに……色々あるし」

 そう言いながら、ブラックは目を細めた。
 ……やっぱり、なんか違和感があるなあ。だって、ブラックの目は菫色すみれいろのはずなのに、眼鏡の【曜具ようぐ】で瞳の色を青色に変えてるんだもん。
 見慣れた物が少し変わると、余計に変に思えてしまう。

 それに、赤い髪に青い目って誰かさんを思い出しちまうし……微妙にいつもと違う姿……ていうか……メガネかけてると、なんか、その……ちょ、ちょっと……雰囲気が違う感じがするっていうか……。

「どしたのツカサ君」
「な、なんでもない! えっと、その、ど、どこに行くんだっけ」
「んん? んー……確か、丘の上に有る領主の館だよ。ほら、大通りの先に見えてるあそこだ。……それにしても、現地で詳しい事を聞けだなんて本当面倒だよねえ」
「そ、そっか、そうだったな。とにかく話を聞かないとな!」

 なんだこれ、なんでドキドキしてんの俺、なんでシャツの胸元にぎっちゃってんの。
 いや、その、これは違うぞ。ドキドキしてるんじゃないぞ。
 そんなメガネかけたくらいでブラックの顔が気になっちゃうとか、そんな。

「ツカサ君なんか顔赤いよ? どしたの」
「なんでもないっ!!」

 くーっ、こういう時だけ気付かないとか鈍感主人公かお前は!!
 いや気付かれなくて良いんですけどむしろ好都合なんですけどねっ、べ、別に俺はブラックがメガネかけてドキドキしてるわけじゃないし!
 違和感があるから緊張してるだけだし絶対そうだし!!

 でも何だかもうブラックの顔どころか街の風景すら見る余裕が無くなってしまい、俺はブラックとなるべく顔を見合わせないようにしながら、大通りの先に有る小高い丘を登って領主の館に到着したのだった。

 ふ、ふう。ゆるい坂道で息が切れて助かったぜ。
 これで誤魔化せ……いや誤魔化す事なんて何もないんですけど!

「ようこそお越しくださいました。兵士から話をうかがっております。どうぞこちらへ」

 館の門番の人達は、街の門にいた警備兵から先に用件を聞いていたようで、俺達を疑いもせずすんなりと案内してくれた。
 あまりにスムーズなのでちょっと驚いたが、電話的な伝達手段が有るんだろうか。
 でもまあ、この異世界でもそういう道具は有るみたいだから、有り得る話だよな。

 問題は、そのハイテクな【曜具】(こちらで言う魔道具みたいなもの)が、めちゃくちゃ高価で一般には普及してないって所なんだけど……まあいいか。貴族なら用意してたっておかしくないんだもんね。

 やけに長い前庭を歩かされ、やっと館に着いたと思ったら……その館も、街の風景に見合う見事な神殿っぽい建物だった。
 おお、突き出た屋根を柱が支えるパルテノン神殿みたいな構造……実にこの街の建物って感じだな。でも、屋根の下の部分はガラスが嵌め込まれた窓だし、木製の両扉もこの世界の現在の建築に寄せている。

 神殿風と言っても、やっぱこの世界も現代化はするもんなんだなあ。
 その事に少し寂しさを覚えつつも中に案内され、俺達は執務室へと向かった。
 内部もやっぱり現代風になり、石壁ではなくちゃんと壁紙が張られ調度品も石造りではなく木製のアンティーク調な物で埋め尽くされている。やっぱ何でもかんでも石で作ったってワケじゃ無いわな、うむ。

「ネストル様、使者をお連れ致しました」

 案内してくれたメイドさんがドアをノックすると、中から「入れ」と聞こえる。
 この感じは……案外若い男……かな?
 女領主じゃないのには少しガッカリしたが、そんな悠長な事を言っている場合ではないので、グッとこらえて開いた扉から中に入る。
 するとそこには――――思っても見ない人物が立っていた。

「やあ、楽にしてくれたまえ。私は堅苦しいのが嫌いでね」

 執務机の前に立ち、片腕を己の背中に回して、まるでいっぱしの大人のように優雅に振る舞う相手は…………俺よりも身長が低い、幼げな少年だった。

「あの……」
「私がネストル・エーリス。称号は王侯貴族会・最高権威だ。……とまあ、名乗ってはみたが……聞く所によると、君達は冒険者なのだろう? 楽にしてくれて構わないから安心してくれ」
「は、はい……」

 席を勧められて言われるがままにソファに座ると、相手も向かい側に座る。
 いつもながらの対面スタイルだが、しかし俺とブラックは相手の様子をまじまじと凝視する事ぐらいしか出来なかった。

 だって、ネストル・エーリスさんて、どっからどう見ても少年だよ。
 俺よりも幼い感じの子供だよ!?

 そりゃ、いいとこのお坊ちゃんみたいに癖一つない金髪は整えられていて、緑色の瞳なんか頭が良いって感じにキリッとしてるし、凄く大人っぽいけど。
 でも子供である事には変わりないだろう。驚いたって仕方がないよ。

 こんな荒くれ者が闊歩かっぽするような辺境を守っている辺境伯が、まさか年下だなんて誰が思うだろうか。っていうか、年下なのか。実は年上なんじゃないのか。
 ブラックも測りかねているのか、無遠慮に眉根を寄せながら怪訝けげんそうな目で相手をじっと見つめているみたいだった。そんな俺達に、ネストルさんは笑う。

「ははは、すまんな驚かせて。見ての通り私は弱冠十歳の子供だ。私を見て驚く事に罪悪感を抱く必要はない。誰もが初対面の時はそういう顔になるからな」
「す、すみません……」
「いや、構わぬよ。実際私はエーリス領の全権を握っている訳では無い。今現在は、私が代行の領主として父上の仕事を処理しているだけだ。私がこの地の全権を継ぐのは、十二歳になり、そこの者のように背丈が伸びる頃だろう」

 そ、そうだね、この世界の子供って、外国の子供みたいに十二歳で俺の背丈抜いちゃう子が沢山居るもんね……ははは……悲しくなってきた……。

 思わず落ちこんでしまうが、さっきまで驚いていたブラックは表情を戻して、冷静にネストルさんに問いかけた。

「それで……我々を呼び寄せた理由と言うのは何でしょうか」

 さっきまで一緒に驚いていたのに冷静な奴だ。
 しかしネストルさんは気にする事も無く、両手を組んで軽く息を吐いた。

「実は……この国の“地下”で少し困った事が起こっていてな。それを解決するために、少々お力をお借りしたいのだ」
「地下……ですか?」
「ああ。地下だ。…………国王陛下の選んだ者でなければ明かせない存在が、この【アーゲイア】の地下には昏々こんこんと眠っているのだよ」

 静かにそう言いながら、ネストルさんは目を細める。
 その表情は、美少年に似つかわしくない、どこか老獪ろうかいな表情だった。















※ライクネス王国の階級
 ☆国王陛下…トップ、比類なき国を背負う権力者

  王侯貴族会↓
  ・最高権威…王様の次に偉い貴族。貴族世界の支配者層。
  ・二等権威…発言力も領地の力も有る。古い血統で良き者が多い。
  ・三等権威…二等権威のコバンザメが多い。成金も多い。
  ・四等権威…身分低い。平民の出とかの新興貴族や貧乏貴族。

  特別枠
  ・貴族監査官
   その名の通り、王侯貴族会全ての貴族を監査する役目で
   検察とか公安とかそういうタイプの貴族の取締役。
   権威は与えられているが、領地は与えられておらず、通常は
   貴族の二男坊、三男坊などが就任する。
   会議の意見を取りまとめる役割も持つが、発言権も権力もない。
   だが、罪を犯した貴族は例え最高権威でも逮捕する事が出来るし
   首都での手厚い暮らしが約束されている。
   貴族だけではなく、平民など、少数ながら出身は幅広い。
   ただし、選出は国王が行うため、その選出方法は謎。
   隠密や忍者のような特技を持つ者が多く存在する。
 
基本的に貴族達の血統は連綿と続いている国ですが
領地が栄えているか、国に貢献した物を何人輩出したか、
領民が満ち足りた生活を送れているかという国王の判断により
ランクアップしたりダウンしたりします。
血統が良くても古く仕えてる一族でも下がる時は下がる。実力主義です。
 
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