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海洞ダンジョン、真砂に揺らぐは沙羅の夢編
4.たまの息抜きもままならぬ1
◆
毎度のことながら、あのオッサンは最低だと思う。
人に見られなかったから良かったものを、あの場所であんな事をしてヘラヘラしているなんて、どういう肝っ玉ならそんな事が可能なんだろうか。
俺は周囲が気になって仕方なかったというのに、それでもあんな場所でえっ……え、えっちな事をするとか、ほんと……本当にバカじゃないのか!!
バーカ! バカバカバカバーーーカーーー!!
あ゛ーも゛ー考えただけでイライラする。
なんだって俺がこんなことにならなきゃいけないんだよ!
ちくしょうブラックの野郎、マジで好き勝手しやがってぇええ……っ。
俺はなんにも悪くないんだからな。失神したのだってブラックのせいだし、連れ帰ったのだって当然のことでお礼とか絶対に言わないんだからな!
なのに師匠には「たるんどる」とゲンコツされるし、クロウには「大人しくしてたから褒美をくれ」と疲れてるのにペロペロされるし、ペコリアとロクには心配されて申し訳ないことこの上ないし……だああチクショウ、何もかもがブラックのせいだ。もう今度こそ俺は怒ったんだからな。絶対だからな。
だから俺は、ブラックにお仕置きすることにした。
泣いたって絶対にやめないぞ。ブラックが反省するまで続けるんだ。
今度と言う今度は、あのオッサンを痛い目にあわせないと!
ふっふっふ、そうと決まれば決行だ。さて、どんな酷い事をしてやろうか……。
……うーんそうだな、まず手始めに……一緒に寝ないようにしよう!
反省させるには、徹底的に「待て」を教えないとな。
というわけで、今日一日であんまりな仕打ちを受けた俺は、ブラックの隣で寝るのではなく熊さんモードのクロウと一緒に床で寝る事にした。
ベッドが恋しいがスケベな事をされるよりなんぼかマシだ。
あと夜の勉強も取り上げたが、まあ、それは……明日も有るからいいよな!
とにかく俺は疲れたんだ。今日も休み、明日も休み!
師匠にも薬の補充を言い渡されてたし、誰が何と言おうと休むんだからな!
……そんなわけで、俺はクロウの腹の毛に埋もれながら、横にペコリア達とロクを侍らせて一晩泥のように眠った。失神したとはいえ、体は疲れているし曜術を何度も使って精神もぐったりしていたので、深く眠ってしまうのも仕方ないだろう。
そのせいか何をされても気付かなかったようで、朝起きた時には寝ているクロウに抱えられて頬をベロベロされていたが、まあいい。
とにかく今日はトコトン調子に乗っているブラックを無視して、俺はクロウと行動を共にする事にした。あんだけ好き勝手やったんだから当然だよな。
ブラックは「そんなぁ、ツカサくぅうん」なんて甘えた声でビービー泣いて見せたけど、アレは絶対に嘘泣きだ。俺は詳しいんだ。その手には乗らないんだからな。
お前なんか作り置きのご飯食べて留守番してろ。酒も買っといてやってるんだから文句なんて言わせねえからな!
「…………ツカサ、なんだかんだで甘くないか」
「え? なにが?」
薬草畑のモギをせっせと摘み取りながら振り返っていた俺に、手伝ってくれているクロウが唐突にそんなことをいう。
甘いって何が甘いというんだ。ブラックへの処置が甘いというのか。
「普通、怒っているならもう少し冷たくしないか」
俺の教えた通りに若葉を丁寧に摘み取っている器用なクロウの下で、ザルを頭の上に乗せたペコリア達がモギの若葉を集めてくれている。
ロクショウも小さなお手手で一生懸命若葉をちぎって集めてくれていた。
ああ、本当に可愛いなあ俺の守護獣ちゃん達は……って、そうじゃなく。
まあ確かにクロウに言われた通り、もう少し強く叱った方が良かったかもな。あ、家の掃除を頼んだりしても良かったかも。アイツ掃除とかすぐサボるからな。
「バツとして掃除」ってのは基本中の基本なワケだし、悪くない案だ。
「うーん、言われてみれば掃除や洗濯を頼むべきだったかも……」
「いやそうではなく、メシ抜きとか酒抜きとか、もっとこう……あるのではないか」
「ええっ?! メシはダメだろ食わなきゃ具合悪くなるぞ! それに、アイツが家の中で大人しく待ってるワケないし、酒でもなきゃ絶対変な事しでかしそうじゃんか」
「それはそうだが……ううむ……」
あまり納得出来ないのか、クロウは悩むように腕を組んで黙ってしまった。
言わんとする所は分かるけど、メシ抜きは俺としてはあまりやりたくないし、酒に関してはブラックを留める意味もあるからなぁ……。
あいつが一人で街に出たら、何をするかわからんし。
ヒヤヒヤして留守番させるくらいなら、酒に酔わせてでろんでろんにさせておいた方が良いだろう。まあ、考えてみればそれがお仕置きになるかどうかは謎だけど。
…………うーむ、やっぱりもうちょっと厳しくした方が良かったかな?
「キュー」
「あっ。ロクもたくさん集めてくれたんだな~、ありがとう! ……よーし、モギはこれくらいでいいかな。あとはロエルを摘んで帰ろうか」
そう言うと、小さな蝙蝠羽をパタパタさせて飛んでいるロクショウと、頭にザルを乗っけたペコリア達は「はーい」と言わんばかりに片手を上げてくれる。
あーもー奇跡的に一分一秒ぜんぶ可愛いな君達は!
くうっ、本当にロクショウ達が居てよかった。腰の痛さも下半身のだるさもロクショウ達がいてくれるだけで耐えられるってもんよ。
本当はここに藍鉄と、もう一匹……ちょっと特殊な子も呼んでキャッキャしたいんだけど、藍鉄は高価なディオメデなので人に目を付けられやすいし、もう一人の子……柘榴っていう大きな蜜蜂のような子はもっと珍しいのでおいそれと呼べない。
まあ、二匹とも大事にしてくれる家がちゃんとあるので、少しぐらい離れてたって俺が寂しいだけで大丈夫なんだけども……はぁあ、俺が強くなって旅が自由にできるようになったら、みんなを召喚してモフぷにハーレムを堪能したいなぁ……。
あ、そうそう。
それに、実はもう二……いや、三人、召喚できる存在が居るんだよな。
だけども、一人は彼の都合によって今は呼べないし、残りの一人……いや二人は、とある場所の果樹園の管理を頼んでいるので、俺の都合でホイホイ呼び出すってのも憚られるのだ。
そういや彼らにもしばらく会ってないけど、元気かなあ。
呼び出すとかじゃなく、召喚するための諸々の道具でテレパシー通信とか出来たら良かったんだけど、この世界にはそういうのってないしなあ。はぁ。
なんだかちょっと寂しくなってしまったが、大っぴらに会いたいのであれば修行を早く終わらせればいいのだ。
そんで人気のない場所に行って、またみんなで遊べるようにすれば良い。そう思い直し、俺はペコリア達とロクショウを撫でて褒めると、モギを袋に入れた。
……クロウも撫でて欲しそうにしてたので撫でたが、人が居ない場所なので不問にすることにする。あとはロエルを摘んで帰ろう。
日陰に伸びる青々としたタケノコのようなロエルを数本抜いて、俺達は一旦帰路に着くことにした。
「ところでツカサ、本当に体は大丈夫なのか? まだ体がつらいなら、行く時にしたようにオレがおぶって行っても……」
「だ、大丈夫回復して来たから! 一人で歩けますとも、ええ!」
く……クロウは優しいし普段は紳士なんだけど、時々無表情でとんでもないことを言うから困る。人の少ない朝ならともかく、人が多いだろう昼間の町中でオッサンにおんぶされるとか、どう考えても羞恥プレイの一環でしかないぞ。
この世界じゃ男にも女扱いされるメス属性がいるってのは解るんだけど、だからって、俺みたいなどっからどうみても立派な男ってヤツがオッサンにおんぶされてたら絶対ヘンだろ。朝はどうにも動けず甘えてしまったが、昼は別だ。
なんとか自由に動けるようになったんだし、セルフ羞恥プレイだけは避けたい。
まあ、クロウの厚意は本当にありがたいんだけどね……実際まだ本調子じゃないし。でも、俺のプライドと羞恥心がそれを許さないのだ。こればかりは譲れない。
そんなこんなで少し申し訳なく思いつつもお断りすると。
「一人で歩くのか」
案の定クロウはションボリしたような雰囲気になり、熊の耳を伏せてしまった。
相変わらずの無表情だけど、ケモミミが物凄く感情を表してくるんだよな……ああズルイ、ケモミミとかいう絶対勝利の可愛いモノで主張するなんて。
でも、これはあざといとかそう言うんじゃないんだ。
クロウは純粋に俺を心配してくれているのであって、決してブラックのように下心があるワケではない。こういう部分はとてもまともな熊さんなのだ。
だからこそ、ションボリするのがとても可愛らしい……じゃなくて。
負けるな俺、頑張ってちゃんと納得させるんだ俺。
ちゃんとお断りしないとクロウも実力行使して来るタイプなんだから。
「……今日はたくさん手伝って貰ったから、そこまでやってもらったら疲れるだろ? だから、俺一人でも大丈夫。ちゃんと歩けるからさ。……な?」
「ムゥ……」
手を伸ばすと、クロウは当たり前のように腰を屈めてその手に頭を近付ける。
その素直さがズルいんだよなあと思いつつ頭を撫でると、クロウは「むふー」と息を嬉しそうに漏らした。……オッサンなのに、こういうのが本当ズルイわ……。
改めて相手の天然のあざとさに口を噤みつつ、俺達は街へ戻る事にした。
「それにしても、今日は大量だったな。前以上の量の薬を作るのか?」
素材を詰め込んだ大きな皮袋を抱えながら街の門をくぐり、中央にある枯れ噴水の広場に向かう途中、クロウが不思議そうに首を傾げてこちらを見て来る。
そういえば、この前よりたくさん採取してしまったな。でも、師匠に「このぐらい採取してこい」言われたんだから仕方ないんだ。
恐らく師匠は回復薬のあまりの人気に味を占めたんだろうけど、生産者である俺の身にもなってほしい。まあ、これも修行の内だししょうがないんだけどさ。
はぁ……家に帰っても修行か……。
「たぶん前よりももっと薬を作る事になるかもな……ハハ……」
ケツを掘られても休めないなんて、本当に修行はつらい。
その辛さに表情を失い笑ってない声で笑ってしまったが、そんな俺を心配したのかクロウは妙な事を言い出した。
「なら、少しくらい気晴らしをしよう」
「え?」
「ツカサは修行のし過ぎだ。少し休憩をした方が良い」
なんだか妙に真剣な表情だ。
急にどうしたんだろうかと立ち止まると、クロウは俺に向き直る。
「鍛錬を続けようというツカサの努力は立派だと思うが、連日体を鍛えるのなら軽い休憩を適度に挟まねば体が壊れるぞ。お前のようにか弱いメスなら、特に体を大事にせねばならん。気晴らしも立派な修行だ。だから、少し休んだほうが良い」
「クロウ……」
か弱いとかメスとかは余計だけど、俺の事を心配して言ってくれてるんだよな。
……うん、まあ、そうだよな。ずっと勉強ばっかりしてると頭が余計にバカになると言うし、適度な休憩が必要ってのはゲームも一緒だもんな。
修行修行って無意識に力が入ってたけど、ここらで一息吐くか。
そういえば、このシムロの街をちゃんと散策する機会も無かったし……だったら、ちょっとだけ楽しんだってバチは当たらないよな。
それに、このまますぐに帰っても、ブラックに色々と言いくるめられて、お仕置きがウヤムヤになっちまいそうだし。よし、そうと決まれば行きたかった所に行こう。
「じゃあ、このまま店が集まってる所に行こうぜ!」
「ム……買い物するのか?」
「いや、実は今まで何の店が有るのかよく見られなかったからさ。何か必要な物があったら買おうかと思って」
今はお金もある程度余裕があるし、というと、クロウは苦笑するかのようにほんの少しだけ口の端を歪めた。
「将来が楽しみだ」
「……?」
何が言いたいのかよく分からないが、とりあえず商店街のエリアへ行こう。
ねぐらには帰らず広場を通って商店街のエリアへとおもむくと、今日も目抜き通りには人が行き交っていた。
……本当に、物資が届く前とは大違いだな。
「人が多いな」
「うん……店も前より開いてる所が多いなぁ……」
誰かに踏まれないように、ペコリア達を抱えロクを首に巻いて歩くが、それくらい人が多いのだと思うとなんだか妙な気持ちになる。
だって、ホントに初めて来た時の寂しさがウソみたいなんだもん。
パン屋さんは連日人でごったがえしてるし、他の店も盛況だ。
空き家だと思っていた店もどうやら営業中だったらしくて、日差し除けの幌を軒先に伸ばして果物が積まれた木箱を外に出したりしている。
なるほど、ああいう生鮮食品のお店は、首都から物資が届いたら開店するんだな。ここはかなりの田舎の方だから、品物が来ないと店が開けないんだろう。
俺の世界だと物流がしっかりしてるから思いつかなかったけど、地域によって店の営業の仕方も違うんだな。……まあ、俺の国じゃあこういう気まぐれ経営をしてたらすぐに潰れちゃいそうだけども。
にしても、見慣れない店が多い。
そぞろ歩いてざっと店の外観をみやると、雑貨屋とか八百屋、パン屋などの他に、冒険者達が出入りしている「呪符屋」だとか「まじない」などという不可解な店舗が目についた。首都のラッタディアとか、他の国では見かけなかったけど……アレは、どういう店なんだろう?
冒険者が頻繁に出入りしてるし、街の人達も時々入って行くから、何か需要のある物には違いないんだけど……一体なにを売っているんだろう。
思わず首を傾げた俺に、隣で黙っていたクロウが心を読んだかのように答えた。
「呪符屋というのは、主に曜術が使えない人族が使う。呪符は曜術師の術を込めた札で、これがあれば大地の気を利用して札の中から術を取り出せる」
「スクロールみたいなもんか……」
「すく……?」
「あっ、いや……その呪符って、すごい便利なんだな」
魔法を込めた巻物……スクロールってのも、そういやゲームの定番だな。
打撃オンリーで魔法が使えないキャラに持たせたり、死亡した時に自動で発動して復活できるようにしたりって意外と重宝したっけ。
でも、ゲームの中ではMPを消費しない便利道具だったのに、この異世界では人間の生命力とも言える“大地の気”を使うんだな……。まあ、魔力なしで魔法が使えるなんて、そんな上手い話現実にはないか。
「冒険者は総じて“付加術”程度は使えるが、皆が皆曜術師ではないからな。それに、曜術師は数が少ない。だから、ダンジョンが近い都市にはこういう物が有るのだ」
「へー……俺達も買っといた方がいいかな?」
俺もブラックもクロウも曜術が使えるけど、万が一って事もあるもんな。
もし曜気が枯渇したら……なんて時の事を考えたら、こういう即時発動のモノを買っておいた方が安心かも知れない。そう思っての発言だったのだが、クロウは何故か不機嫌になったらしく頬を軽く膨らませていた。
「ツカサはオレの力を信じていないのか」
「えぇっ、なんでそんな話に……。いや、不意を突かれた時とか便利だし、緊急時に詠唱しないで曜術を発動出来たら戦闘も凄く楽になるだろ?」
「ツカサのことはオレが守れる」
「う、うーん……」
ちょっと情けないが、まあ守りたいと思ってくれるのは嬉しい。しかし、クロウがいくら強くても、俺が強くなったワケでは無いのだ。
転ばぬ先の杖として、呪符を一枚くらい持っておいた方が良いんじゃなかろうか。
俺自身、まだ後衛が上手いこと出来てるとは思えないし、追い詰められてペコリアやロクショウに助けを求められない時が来ないとも限らないし……。
でも、クロウも意外とプライド高いからなあ……ただ単に俺の「ポカをやらかした時のお助け道具」として欲しかったんだけど、なんと言えば納得してくれるのか。
どうしようかと腕に抱えたペコリア達に顔を近付けて思わずモフっていると。
「あっ、ツカサ君じゃないか!」
「ちょっ、ちょっとレイド!」
…………なんか呼び止められた気がする。
嫌な予感を覚えながらも後ろを振り返ると、もうすぐ近くに件の相手がいた。
「きっ、奇遇だね、こんな所で出会うなんて!」
「…………えーと……こ、こんにちは……」
いつものクセで挨拶してしまったが、挨拶なんてしている場合ではない。
一歩退こうとしたが、ぐっと距離を詰められてしまった。
「今日はもしかして薬にする材料の仕入れかな!? あっ、お連れさんが大きい荷物を持ってるね! もし良かったら俺達が他の荷物を運ぶ手伝いをしようか?! いやするよ、人では多い方がいいもんな! さあ遠慮なく頼ってくれツカサ君!!」
「えっ、いや、あの……え、ええと……」
なにこの怒涛の喋り。く、口がはさめないんですけど。
レイドというこのイケメンの圧が強くて何も言えないんですけど!
とはいえクロウに助けを求めるのはヤバイし、どうしよう。
そうだ、お仲間に助けを求めよう。慌てて「助けて下さい」とレイドの仲間であるお姉さんたちに目を向けるが――――二人は「ごめんなさい」と言わんばかりに両手を合せて、申し訳なさそうに頭を下げていた。
…………これってもしかして……仲間でも制御不能ってことっすか……?
「さあツカサ君、どこへ行こうか!」
「え……あ……あの……」
クロウもレイドの怒涛の“押し”に圧倒されているのか、思考が停止しているらしい。
ということは、やっぱりクロウにも助けは求められない。うっかり頼んでこのレイドって奴が吹っ飛んだら、加害者はこっちになるし。
「あの呪符屋が気になるのかい? よーし分かったさあ行こう!」
言われて、俺は肩を押されながら店へと強引に歩かされる。
「あ……あぁあ……」
……ああ……せっかくの息抜きがまた面倒なことに……。
これ、また「俺には恋人がいます」っていっても多分通じないよね?
たぶんこのレイドって奴、俺が恋人いるの解っててこんな事してるんだよね?
だとすると……コイツ、かなり厄介なのでは……。
…………ああぁ……どうしよう……。
こんなヤツ初めてで……っていうか、恋人がいるって断った後の相手の反応をどういなしたら良いのかすら俺には判らなくて、体が固まってしまい言葉が出ない。
こ、こういうとき、マジでどうすりゃいいんだ!?
対処法が解らず弱ってしまうが、何もかも初体験の俺にはどうしようもなかった。
→
※だいぶんおくれてしまって申し訳ない…_| ̄|○
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