異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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迷宮都市ヘカテクライオ、秘めたる記憶と誘う手編

8.水面を臨む宿

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   ◆



「思ったよりすんなり済んで良かったな」
「そうだね……僕は、もう……吐きそうだけど……」

 リオルに三度目の転移術を頼んで【ヘカテクライオ】に戻して貰った後。
 俺達は治療院のファムさんに報告を済ませ、指定された宿屋へと向かっていた。
 ……だが、ブラックは三度の脳味噌シェイクに耐え切れなかったようで、青い顔をしながら「うぷっ」とこぼくちを手で押さえている。

 せっかくの美しい町並みも、楽しむ余裕がないみたいだ。
 まあ、そりゃそうだよな……たぶん今は目を動かすだけでもつらいだろうし……。

「ともかく、早く宿に行って休もう。ちゃんと歩けるか?」
「うぅ……ツカサぐぅう……」

 あーもー、ほおふくらませて体を折り曲げちゃって。
 世話が焼けるなぁと思いつつ、俺はブラックの腕をつかんで肩に回した。

「ほら、寄りかかって良いから。あんまり下向くなよ」
「はう゛ぅ……つかしゃくんん……」

 素直に俺の方に寄りかかってくるブラック。
 ……うーん、どうやらこの“酔い”は重症なようだ。

 やっぱ、気配や物音にさといだけあって、三半規管がよほど鋭敏なんだろうか。
 にしても……ブラックが俺より先にまいるなんて思っても見なかったよ。

 でもそれは仕方のない事だ。そもそもブラックは船酔いしやすいタチなんだもん。そんな繊細な感覚の持ち主なら、あの移動はつらい以外の何物でもないんだろう。
 いやまあ俺が繊細せんさいじゃないというワケではないんだが、でもほら、体の耐久値って人それぞれじゃん?

 それをつつくのは、さすがにちょっと可哀相だからな。

 とはいえ、俺はブラックに「運動音痴だなぁ」とあきれられたのだが、しかしここで報復したって戦争は終わらないもの。
 だから、ブラックと違って大人な俺は、何も言わずに肩を貸してあげるのだ。
 ふふん、オトナだからな! 俺は!

「なんか今ツカサ君が無駄に二度言った気がするぅう……」
「はいはい、いいから宿に行くよ」

 弱っているせいか、ブラックはおちょくるような気力も無いらしい。
 まったく、仕方のない奴だ。

 俺はブラックを引っ張りつつ、ファムさんに教えて貰った宿へと急ぐ。
 まだ夕方というわけでもないが、チンタラしていたらブラックも体を休められない。早くベッドに寝かせてやらないとな。

 そんな事を考えつつ、俺は重い体を引きずりながら今までの事を思い返した。

 ――――王都【シミラル】に戻して貰った後、俺達はすぐさま護国庁ごこくちょうに戻り、庁内で仕事をしていたイライザさんに色々な報告を行った。

 ファムさんが毒を受けた事と、それが快癒したこと。
 それと、例のモノの調査を了承したむねの手紙も一緒に届けた。もちろんファムさんの直筆の手紙と文官の捺印入りなので、うたがわれる要素は無い。

 そこはイライザさんも素直に信用してくれたのだが……やはり、それだけで報告が終わるワケも無く。

 当然ながら、なんでそんなに早く行き来が出来たんだと訊かれてしまった。
 やっぱりそう来るよな……。なら、ここは正直に言うのが吉だろう。

 しかし、俺達が「守護獣が……」と言うと、何かを察してくれたらしく、イライザさんはそれ以上詳しい事を訊いてはこなかった。
 どうも、俺達について“何か”知っているらしい。

 イライザさんが言うには「君達が色々となのは把握はあくしている」とのことで……ブラックは「あの王様にある程度ていど聞かされてるんだろう」と耳打ちしてくれた。

 なるほど……確かに、イライザさんは警備兵達のリーダー的存在だもんな。
 当然、あのイヤミ王にも謁見しがちだろうし、ラスターと同じく俺達について何らかのコトを聞かされていたとしてもおかしくない。

 イライザさんは詳細を伏せたが、たぶんロクショウの事も知っているのだろう。
 だって、話している最中ロクのことを軽く目線で追ってたしな。

 ――――ともかく、イライザさんが深い追及を避けてくれたおかげで、俺達は魔族であるリオルの事を話さずに済んだのだった。

 いや、話しても良かったんだけど……ブラックが、リオルに関しては「口外こうがいしない方が良い」と言ってたからな。

 なんでも魔族と契約する奴なんて珍しいし、相手はヒト族とは言えど普通の人族の精気を奪う存在のため危険視されかねないからだそうで。
 ……うーん、まあ、確かにリオルは人の気を食べるタイプだったもんな。

 だけどリオル自身は真面目な奴だし、無暗に人を襲う奴でもない。
 危険だと考えるのは何だか納得いかなかったが、その性質を怖いと思う人が居ても当然だし非難は出来ないよな。それに、今は面倒事は避けるべきだろう。
 リオルが誓いを立てている以上危険はないが、それでもうたがってしまう人が出てくるのは避けられない事だろうからな。

 あと、何でもかんでも話してあのイヤミ王に情報を握られるのも業腹だ。
 ……いや、ふざけてるわけじゃないぞ。
 あの王様って何か底知れないし、何を考えてるか分からないし、味方ヅラしてるが本当に味方なのかもいまだに不明なんだぞ。そりゃ警戒してしかるべきだろう。

 誰かがリオルを怖がるのと同じように、俺もイヤミ王は怖いのだ。
 だから、秘密も必要なのだ。

 それに、俺もいっぱしの冒険者として、情報を出す出さないはわきまえないといけないというのもあるな。隠し玉は隠さないと意味がないワケだし。

 そう思う事にして、俺はとにかくブラックを揺らさないようにしながら、ずるずると体を引きずって教えられた道を歩いた。

「えーと……北西への馬車通りをちょっと登って……ブラック、階段は大丈夫か?」
「がんばるぅう……」

 この街は、坂道と言うよりも階段が多い。
 馬車が通る大通りは平坦なのだが、一歩細い道に足を踏み入れると、家屋の間や道の終わりに階段が顔をのぞかせることがよくある。

 しかも、道の上空に別の道を渡す石造りの空中通路が掛かっていたりして、視界のそこかしこに通路が有るのだ。まるで迷路のような街だった。

 でも、アーケードみたいに家屋と家屋の間を通る通路からは、つる植物が伸びて花を咲かせていたり鉢植えが置いてあったりして、迷うのが恐ろしい感じはしない。
 むしろ、冒険してみたいような明るさが有って、俺はついワクワクしてしまった。

 小さい路地に見える、壁から直接けずしたような手作りっぽいガタガタの階段も上がってみたいし、さっき通り過ぎた塀にはさまれているくねった路地も、どこへ続くのか行ってみたい。

 家屋の明るめの壁の色がそうさせるのか、それとも奇異な風景がそうさせるのか俺には分からないが、ともかく久しぶりの感覚だった。

 ついうずうずしてしまうが、今はブラックの方が大事だよな。
 そう、そうだ。心の中の男子小学生を抑えるんだ俺。

 ともかく早く宿に辿たどかなければ。
 そう思い、俺は親切な街の人に聞いたりしながら、今歩く道の行き止まりにあると言う目的地にやっと到着したのだった。

「ここが宿か……なんか普通の民家っぽいなぁ」

 道のどん詰まりに階段がある、奥まった場所。
 大通りからだいぶ離れた場所に来てしまったが、そのおかげか喧騒は薄い。

 そんな場所にひっそりと立つ建物は、シンプルなドアが一つ。ひかえめな看板かんばんと壁にけられたランタンだけが「宿である」と主張している。
 他は、そこいらの家屋と同じように植物を這わせ、家の前に休憩用か机とテーブルを放置していて特別な感じはしない。

 雰囲気は素敵だが、なんとも素朴な宿だなと感じた。
 ま、まあとにかく入ってみないとな。

 そう思いつつ、俺はドアを開いて中に入った。
 ――チリンチリンとドアベルが鳴る。

 中は、入ってすぐ広いリビングになっているようだ。
 暖炉があり、大人数が座れるようなソファやテーブルが置かれていて、確かに普通の家とは少し違うような感じを覚えた。

 王都にあったブラック達の家とも違う……なんというか他人の家ってよりも「民家風のラウンジ」というのが正しいだろうか。
 生活感が有るかどうかって、けっこう分かっちゃうモンなんだなぁ。

 キョロキョロしていると、宿屋の管理者っぽいお婆ちゃんが出てきた。

「おやおや、初めてお客さんかねえ。ここを探し当てるなんてずいぶん珍しい」
「あっ……実は俺達……」

 ファムさんに紹介状のような手紙を貰ったので渡すと、お婆ちゃんはそれを読んでフムフムとうなずき、俺達を部屋へ案内してくれた。

「初めての人は、ちょっと驚くかもしれないけど……その代わり部屋は自由に使ってくれて良いからねえ」
「は、はい……!」

 グロッキーなブラックをはげましつつ、俺達は部屋に案内――――
 されると思っていたのだが、お婆ちゃんは何故かリビングにあった外に向かう扉を開いた。えっ。外ですか。
 どういう事だろうと思ってついて行くと――――そこにはなんと。

「えっ……う……海……?」

 そう。
 今まで気が付かなかったが……宿の裏側には、こうぎしうっすらとしか見えないほどに大きな水面が横たわっており、その水辺に突き出したように、五軒の木造ロッジが浮かんでいたのである。

 とっさに横を見ると、他の家も水辺ぎりぎりに家が建っている。
 だけど彼らは水辺を上手く使っているのか、せり出したすずしげなベランダや小舟をつけるための木の桟橋が、視界の先までポツポツ続いていた。

 おお……なんか、水の街って感じだ……!

「ほほほ、海に見えたかね? 海岸沿いの新しい街道しか見た事がないなら、ここが川であることは知らないのも無理はないねえ」
「えぇっ……川なんですか、ここ!?」
「そうさ。昔はこの大河を渡って、北の方へ向かっていたんだよ。……と、そんな話をしているヒマは無かったねえ。早くお連れさんを休ませてあげないと」

 宿主のお婆さんはそう言うと、俺達を一番上流の五番ロッジに案内する。
 鍵を開けて、中へ案内してくれた。

「ベッドは二つ、体を拭く水は川からんで煮沸しておくれ。それ用の小さなかまどが、外の桟橋に備え付けてあるからね。洗濯も自分達で出来るし、もし何か料理をしたいなら、さっきの家の台所も自由に使っておくれ」
「は、はいっ。色々ありがとうございます……!」

 どうやら、ほぼセルフサービスと言った感じのお宿らしい。
 素泊まりではあるけど、貸し出してくれる物品が普通の木賃宿とは大違いだ。
 シーツなどは自分で洗う必要があるけど、自分達の汚れをお婆ちゃんに洗わせるのかという心苦しさを覚えないぶん、かなり楽だった。

 恐らく、ファムさんもそういう所が気に入ってこの宿を使ってたんだろうな。
 文官とはいえ研究者でもあるんだろうし、そう言う人は作業中に一々邪魔が入るのは物凄く嫌だろうからなぁ……。

 俺はおばあさんから鍵を受け取ってお礼を言うと、彼女を見送ってからブラックの体をゆっくりとベッドに降ろしてやった。

「あんまり頭を急に動かすんじゃないぞ」
「うぅう……」

 甘える余裕も無いみたいで、ブラックはうなりながら座り込む。
 そのまま寝転ねころびそうだったので俺がマントを外してやった。

「水とか欲しくないか?」
「ううん……」

 マントと上着をコート掛けにあずけ、ようやくブラックの体をベッドに沈ませる。
 吐き気とはいえ頭の中が揺らぐ苦しみだから、水は飲む必要もないんだろう。
 けど……なんとか楽にしてやりたい。何かやわらぐ方法は無い物か。

 ブラックがこんなんじゃ、いつもみたいに部屋を観察することすら出来ないよ。
 そう思っていると、ブラックは情けない顔で俺を見た。

「ツカサ君……おしゃけ買ってきて……」
「酔いを酔いで誤魔化ごまかそうとすんなよ……。ちゃんと気分が楽になる薬か何か探してきてやるから、おとなしく寝とけってば」
「ふぅう……」

 強くねだる気力もないのか、ブラックは気の抜けた声を漏らす。
 ……やっぱり顔は青いまんまだ。

 どうしたもんかなと考えて……俺は、ふと“とある本”を思い出した。

「あっ……そうだ……あの“教科書”に確か……!」
「キュ?」

 街中では目立つので、おとなしく俺のベストの中に隠れていたロクが、ぴょこんと顔を出す。そんな可愛い相棒の頭を指で優しく撫でつつ、俺はバッグをもう一つの方のベッドに乗せて、中から【スクナビナッツ】を取り出した。

 この中にんだ木箱の中に、その“教科書”は有るのだ。

 ボウンと白い煙を立てて現れる木箱の中からソレを取り出して開くと――――俺は、もうすでに懐かしい思い出にすらなりかけている記憶を思い起こした。

 そう、これは俺の大事な師匠に貰った虎の巻……もとい教科書だ。
 彼が技術書とも言ったこの本には、俺の修行方法だけでなく当然日常で使われる薬の製法も記されている。高度な物から簡単なものまで。

 こんな“教科書”を持っている人間なんて、俺一人しかいない。
 なにせ、この本を書いてくれた師匠は……

 【薬神老師やくしんろうし】とうたわれた、偉大な木の曜術師――――
 カーデ・アズ=カジャックなのだから。

「えーと、酔い……よい……あった! らぎなおしの薬!」

 ……毎日読めと言われていたものの、色々あってすっかり忘れてしまっていたが、どうやら師匠の本は許してくれたようだ。よ、よかった……。
 まあ獣人大陸に始まり色々と目まぐるしい日々だったからな。
 ここいらで、本腰を入れて薬師としての修業を再開するのも良いかも知れない。

 ……いつまでも、俺の力を隠せるラッキーが続くとも思えないしな。

 ともかく、今回は“揺らぎ治しの薬”を作ってみよう。
 材料は恐らく近場で事足りるはず……。

「ロク、申し訳ないけどブラックが吐かないように見ててくれる? 俺、薬屋さんに薬の材料を買いに行ってくるから」
「キュキュー!」

 まかせなさい、と胸だか首だかを小さな可愛いお手手でポンと叩くロク。
 その可愛さだけでもう百人力だったが、今はメロメロしている場合ではない。

 ロクに頼むとは言ったが、心配なのでペコリア達にも協力して貰おう。
 ともかく、まずは薬屋だな。夕方にならない内に向かおう。

「じゃあブラック、俺出てくるからな。無理に動くんじゃないぞ」
「うぅうう……ぼくもいぐ……」
「だーめだって! じゃーな!」

 ブラックは体を起こそうとするが、ロクとモフモフのペコリア数匹に乗りかかられ力無ちからなくベッドに押し戻されている。
 それを横目で見ながら、俺はおとものペコリアと一緒に外へ出たのだった。

 まあすぐ戻って来るから待ってなって。
 俺が今すぐにバッチリ効く薬を調合してやるからな!













 
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