作詞してみた

君へ

誰かが誰かを呼ぶ声が聞こえたよ
どうやら君は優しさが分からないようだね
教えてあげるよ とりあえず目をつぶって見ようか
きっとそこには君の知らない世界が広がっているはずだよ


人とかに頼りたくない
人に頼っても欲しくない

自分が自分で閉じこもるための優しさの殻で
自分で自分を隠して 分からなくなった

笑顔を保つことにはもう飽きた
傷に触れないと 痛みが治まらなくなった

そうやっていくうちに
君は…

誰かが誰かを守ることに疲れて
どうしても見えない優しさに苦しんで
教えてあげるよ とりあえず手を広げてみようか
ほら、こんなところにも優しさの欠片がついているよ

君はきっと優しさが分からないわけじゃないんだよ
持っていないわけでもない
君はきっと優しさを拾って零してしまっただけなんだ
持とうとしてたんだ

指と指の間に心と同じように  隙間ができて
零してしまっただけなんだよ でも

じゃあさ、拾えばいいんだよ零した欠片たちを
集めて塊にすればいいんだよ
教えてあげるよ 君は優しいんだってことを
だって、きみは誰も傷つけていないんだからさ

正反対だから
僕はさ…

教えてあげたよ それじゃあ目を開けてみようか
ほら、君は笑ってる
ほら、君は優しさに包まれているよ



制作終了 R1 7/4