上 下
251 / 586
第7章 メルヘンの国の騎士団とマッスル

216:グランドクエスト7-15

しおりを挟む
ステイン
「みなさんはここで王の間への道を防衛してください、殲滅は任せてください」

ヨッジー
「任せろって…結構な量だぜ」

ステイン
「問題ありません」

ゲンゾウ
「すごい自信じゃな」

アネゴ
「無理は良くないわ」

ステイン
「まあ、見ててください」

そういうとステインはギルドのメンバーの元へと走って行った。

ステイン
「それじゃ、始めようか」

武道家の男
「おっしゃ!いくぞ、マイミュージック武虎演舞」

ステインと武道家の男が敵陣へ突っ込む!

魔法使いの女
「まったく無鉄砲な、援護する身にもなってよ!フィヤーレイザ!」

僧侶の女
「今に始まったことじゃないけどね、オールプロテクト!」

戦士
「タンク役を置いて行くヤツがあるか!」

武道家の男
「遅いのが悪いんだよ!爪王爆裂」

ステイン
「いつものことだろ!ソードエクスプロージュン!」

二人の前衛の途轍ない勢いは止まらない。

バーサーカーキング
「五月蠅い奴らだ!前衛の二人に攻撃を集中しろ!魔法隊狙いを定めよ!」

後方の魔法使いが二人に攻撃を集中する。

バーサーカーウィッチ
「ブリザードタイフーン!」
バーサーカーウィザード
「ウィンドダウン!」

しかし、ステインと武道家は飛んでくる魔法を気にすることも無い。

武道家の男
「頼んだぜ」

戦士の男
「マジックガーダー!」

二人の前に立ちふさがり魔法を防ぐ戦士。

戦士の男
「少しは防御のことも考えてもらえないかな?」

ステイン
「信頼してるってことだよ」

戦士の男
「まったく、そう言われたら頑張るしかなくなるじゃないか。マイミュージック!アイアンガーデン!」




ヨッジー
「ありゃすごいな」

アネゴ
「見事な連携ね」

アクア
「皆さんすみません」

ゲンゾウ
「無事で何より」

アクア
「この方たちのおかげです」

そこにはずらっと並ぶ姫騎士親衛隊がいた。

姫騎士親衛隊A
「いえ!我らがアクア様を守るのは当然であります!」

ゲンゾウ
「何かすごい忠誠心だの」

姫騎士親衛隊B
「我らが来たからにはもう安心ですぞ!それにステイン殿のギルドならあの程度造作もないでしょ」

ヨッジー
「そんなに凄いのか?」

姫騎士親衛隊C
「ええ、彼らはジェノサイドチームと言われるくらい凄くて彼の前に立った敵は必ず倒されるって話です」

姫騎士親衛隊
「うむ、何でも各自が極振りらしくって個々の力もさることながら連携した時の爆発力は凄まじいとのことよ」

ヨッジー
「まあ、あれ見てたら頷けるわ」

敵の軍団は凄い勢いで殲滅していく。



ステイン
「さあ!こっちはもうすぐ仕上げだ、ダイン君が来る前に終わりそうだな」






しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

俺を裏切り大切な人を奪った勇者達に復讐するため、俺は魔王の力を取り戻す

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:5,248pt お気に入り:91

オレはスキル【殺虫スプレー】で虫系モンスターを相手に無双する

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:3,302pt お気に入り:614

異世界迷宮のスナイパー《転生弓士》アルファ版

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:14pt お気に入り:584

スキル「糸」を手に入れた転生者。糸をバカにする奴は全員ぶっ飛ばす

Gai
ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:8,109pt お気に入り:5,980

最愛の人がいるのでさようなら

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:9,231pt お気に入り:106

処理中です...