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本章1 ウォータリア編
籠の鳥44
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ダイマオ
「っく」
やってしまったのか、思わず目を瞑ってしまった、
恐る恐る目をあけるとそこには子供を庇い地面に倒れる兵士の姿が
兵士
「……申し訳ありません、この子は私の子でお叱りは私が……」
息も絶え絶えにダイマオに許しを請う兵士
子供
「父ちゃん!」
親に泣きながら子供が駆け寄る、ウィズさんが慌てて兵士の回復を始めるが
その背後からイワミーが飛び出し
イワミー
「ダイマオ!あなた何をしてるの!」
ダイマオ
「邪魔者を排除しようとしただけだ」
イワミー
「あんた何考えてるの!?」
ダイマオ
「目標達成において優先すべきことを設定しそれを最優先に行動する事、それはあんたが教えてくれたことだ」
イワミー
「そうだけど相手を見なさいよ!子供よ」
マリー
「う~ん、今回ばかりはママも賛同出来ないな~あんたのやったことは楽しくない」
ダイマオ
「うるさい言っても!わからん奴は邪魔者だ」
そのとき背後からとんでもない怒りというか威圧感を感じた、
そして次の瞬間、心臓の鼓動のようなドクン!という音が聞こえた瞬間
赤い光が弾け飛んだ。
???
「兄さんあなた何をしたかわかってるの?」
その声はまぎれもなく あゆな のものであったが、その姿は高校生位の女性の背丈に青と白のローブの様なモノを身にまとい、顔はすっぽりと綺麗な白と金、青の刺繍が施されたフードに覆われていた。
ダイマオ
「あゆななのか」
その姿に先ほどの怒りを打ち消すほどの衝撃を受けたそんな表情をしている。
あゆな
「兄さん、人の命をなんだと思ってるの」
ダイマオ
「大事の前の小事だ」
あゆな
「人の命を小事…プチ」
何かが弾ける音がした…
あゆな
「この馬鹿兄が!!!」
あゆながダイマオに向かって鉄拳制裁とばかりに殴り掛かる、
ダイマオはなんとか避けたが
ドン!!
避けてあとの地面に拳の跡が!
どんだけの拳圧が!!!
ダイマオ
「お前こんな力を」
あゆな
「力なんて関係ないもっと大事なことをあなたに分からせる!」
「おい!あゆなを止めろあんなの喰らったら死ぬぞ」
そんな混乱の中さらに
子供
「父ちゃんごめん!死なないで構ってほしかっただけなの~~」
子供が大声で泣き出した、するとその鳴き声に反応するかのように
子供たち
……母さん
………グスン
どこに行ったの…
伝染するかのように子供達が泣き出した、
その声は凄まじく辺りの音はすべて鳴き声でかき消される
耳を抑えながらあゆなを抑えているが凄まじい力だ
そんな中ダイマオは逃げるかのように先へ走って行ってしまった。
ダイマオ
「くっそ!なんでだ」
子供たちの部屋を抜けてダイマオは暗い部屋に居た、
各所に仕掛弓や不自然に配置された像が有り不気味な部屋だ
そして、そこには
キル
「誰だ、この胸糞悪い部屋に来る奴はどうせロクでもないだろうが」
そこに居たのはキル
そしてここはキルにとって苦い思い出のあるトラップゾーンだった
「っく」
やってしまったのか、思わず目を瞑ってしまった、
恐る恐る目をあけるとそこには子供を庇い地面に倒れる兵士の姿が
兵士
「……申し訳ありません、この子は私の子でお叱りは私が……」
息も絶え絶えにダイマオに許しを請う兵士
子供
「父ちゃん!」
親に泣きながら子供が駆け寄る、ウィズさんが慌てて兵士の回復を始めるが
その背後からイワミーが飛び出し
イワミー
「ダイマオ!あなた何をしてるの!」
ダイマオ
「邪魔者を排除しようとしただけだ」
イワミー
「あんた何考えてるの!?」
ダイマオ
「目標達成において優先すべきことを設定しそれを最優先に行動する事、それはあんたが教えてくれたことだ」
イワミー
「そうだけど相手を見なさいよ!子供よ」
マリー
「う~ん、今回ばかりはママも賛同出来ないな~あんたのやったことは楽しくない」
ダイマオ
「うるさい言っても!わからん奴は邪魔者だ」
そのとき背後からとんでもない怒りというか威圧感を感じた、
そして次の瞬間、心臓の鼓動のようなドクン!という音が聞こえた瞬間
赤い光が弾け飛んだ。
???
「兄さんあなた何をしたかわかってるの?」
その声はまぎれもなく あゆな のものであったが、その姿は高校生位の女性の背丈に青と白のローブの様なモノを身にまとい、顔はすっぽりと綺麗な白と金、青の刺繍が施されたフードに覆われていた。
ダイマオ
「あゆななのか」
その姿に先ほどの怒りを打ち消すほどの衝撃を受けたそんな表情をしている。
あゆな
「兄さん、人の命をなんだと思ってるの」
ダイマオ
「大事の前の小事だ」
あゆな
「人の命を小事…プチ」
何かが弾ける音がした…
あゆな
「この馬鹿兄が!!!」
あゆながダイマオに向かって鉄拳制裁とばかりに殴り掛かる、
ダイマオはなんとか避けたが
ドン!!
避けてあとの地面に拳の跡が!
どんだけの拳圧が!!!
ダイマオ
「お前こんな力を」
あゆな
「力なんて関係ないもっと大事なことをあなたに分からせる!」
「おい!あゆなを止めろあんなの喰らったら死ぬぞ」
そんな混乱の中さらに
子供
「父ちゃんごめん!死なないで構ってほしかっただけなの~~」
子供が大声で泣き出した、するとその鳴き声に反応するかのように
子供たち
……母さん
………グスン
どこに行ったの…
伝染するかのように子供達が泣き出した、
その声は凄まじく辺りの音はすべて鳴き声でかき消される
耳を抑えながらあゆなを抑えているが凄まじい力だ
そんな中ダイマオは逃げるかのように先へ走って行ってしまった。
ダイマオ
「くっそ!なんでだ」
子供たちの部屋を抜けてダイマオは暗い部屋に居た、
各所に仕掛弓や不自然に配置された像が有り不気味な部屋だ
そして、そこには
キル
「誰だ、この胸糞悪い部屋に来る奴はどうせロクでもないだろうが」
そこに居たのはキル
そしてここはキルにとって苦い思い出のあるトラップゾーンだった
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