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本章1 ウォータリア編

終わりの始まり27

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それから暫く立った後に襲撃の様なモノがあった。

農家NPC
「大変だ!また塩の雨が!」

「え!?」

外に出るとそこには雲というよりか水の塊みたいなものが空にフヨフヨ浮いてこちらに迫ってきている。

農家NPC
「前回もあの泡から塩の雨が……あ!」

俺たちが見ている目の前でキング種さんが何やら棒を出して泡に向かって走り出し、そのまま棒高跳びの様な段取りで泡に向かってダイブして塩の泡を吸収してしまった。

「よし!問題無し!」

農家NPC
「え?でも」

「深く考えたら負けだ!今から地獄の加工下準備100本なめし作業が待ってるんだ」

もういろんなことから考えるのを止めた!

それから噂を聞きつけた周囲NPCが参村を申し出てきたが、スパイ等の問題もあるので制限したほうが良いのではと言ったのだが……

Eさん
「来るものは拒まず、去る者は追わず」

ということで受け入れを決めたが、結果!家具などの日曜雑貨が足りず!わたくしは!鬼の作成の日々!!

なお、食糧については更なるカオス化を果たした畑と狩り部隊により安定しており
さらにプレイヤーの中に料理人スキルを持った人が入ってきたおかげで保存食、料理のバリエーションも増えて屋台村というか食のテーマーパークのようなエリアが出来ておりお互いが鎬を削っており、週末には料理対決なるイベントも開催している。
また、それに便乗して商人やプレイヤーがお祭りの様な屋台を出しておりさながら年中祭り状態になっている。

「いいな~」

ゲンゾウ
「ほら、手を動かせ」

「すいやせん~」

気楽なスローライフ……みんなタノシソウ…オレ…グスン

まあ、とりあえず村は活気に満ち溢れ外部からスパイのようなものが入ってきても塩木やバシバシと弾くし屈強なプレイヤー達によりお帰り頂く日々が続いたように見えてが、
ただ人にあらずモノの潜入までは気づけて居なかった……


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