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本章1 ウォータリア編

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キル側

ポルカ?
「さあ、遊んであげる」

まるでキルと戦うことを楽しむかの如く笑みを浮かべて氷の剣を手にする。

キル
「はあ!?誰がてめえと戦うって言った」

ポルカ?
「え?」

キル
「お仕置きをしてやると言っただけだ」

ポルカ
「だからこうやって」

キル
「誰が手をあげるといった」

ポルカ?
「え?」

キル
「正座」

ポルカ?
「は!?」

キル
「正座!!」

ポルカ?
「なぜ」

キル
「せ!い!ざ!」

ポルカ?
「はい……」

キル
「いいか!そもそもだなお前が勝手についてきたとこから始まって俺らがめんどくせえけどお前の父親のことをだな」

正座する大きいポルカ?がキルから説教を受けてるなんとも戦闘の場に似つかわしくない
だが、ポルカの部分は完全に白旗状態だが女王の部分がまだ抵抗してるのか、

ポルカ?
「じゃが、今の私は女王でもあって」

キル
「あああ!?」

目で殺すという言葉があっているかの如くメンチを利かすと

キル
「ああ?女王だ?女王なら上に立つものとしての心の構えってものがあるよな~、俺も偉そうなことはいえねえが、たった一人のわがままの為にこんなことしてるんか~あ~?」

ポルカ?
「それは……もともと無理やりだったし」

キル
「無理やりだったら、意味なくあばれていいのか?」

お前PKプレイヤーだよな……ツッコミたい…。

ポルカ?
「すみません」

キル
「てめえ、大人だと豪語するなら頭の中もなあ……」

ああ、ついに謝っちゃったよ、ペコペコ頭さげて……
こっちもその戦法で

蒼きワイン
「ラブズレイン/ラブズレイン」

赤い雨がというか雹が地面を貫きながら手に牙のをそのまま武器にしたような野性味あふれる武器を手にして襲い掛かろうとしてくる。

ヨッジー
「どうやら、こちらさんはあちらみたいにはうまくいかないみたいだぜ」

蒼きワイン
「最高よ/最高だ!」

まるで自分の世界に酔いしれるかの如く恍惚とした男女の表情がチカチカと入れ替わる。

ゲンゾウ
「自分に酔ってるようじゃな」

蒼きワイン
「楽しいわ/さあ、楽しもう」

ウィズ
「来ます!」

男がランスに闘気を集めてるようにも見えるが、チカチカと女性の方は魔法を展開してるようにも見える、

蒼きワイン
「ファイヤーライザー/餓狼突貫」

次の瞬間、広域魔法を放ちながら武器を突き立て疾風の突進してくる!

「おいおい!魔法展開しながら物理スキルぶっ放すのは反則だろ!」


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