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第二話 「俺、 神様と出会う」
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数日が過ぎた、ある日の朝。
「えー、 これより。 産土神様である、神乃坂祈ノ神様をお迎いしたいと思います」
神社の境内、俺は拝殿の前に立たされていた。
親父が集まった人たちに向かって、あいさつをしている。
ーー何人、集まってるんだよ。
見たところ、百人以上はいるくらいガヤガヤしていた。
その場にいる全員が頭を下げ、静かに親父の話を聞いていた。
神主の衣装を着た親父は、よくわからない鈴のついた棒を振る。
ーーチリン、チリン!
鈴の音が鳴り響き、祝詞を唱え始めた。
ーーへぇ、神主らしいじゃん。
神主の息子である俺だが、正直に言って、神社に無関心だった。
親父が神社でなにをしているとか、どういう仕事をするかも知らない。
今日、初めて神社の行事を見るくらいだった。
「では最後に、息子である大河が神様を呼ぶ祝詞を言ってもらいます」
俺は名前を呼ばれ、手に持っている白い紙を広げる。
巫女姿をした母親と妹が、俺の前に大きな乗物を置く。
時代劇なんかで、よく偉い人が乗る籠みたいなやつだ。
祝詞を唱えると、神様が籠の中に現れる設定らしい。
「ばかばかしい、 現れるわけねーだろ」
こんな茶番に、街の人間もよく付き合えるなと、逆に関心する。
ーーとりあえず、この紙に書いてあるのを読めばいいから。
前日に、親父が書いた字を読むように言われた。
ーーうわっ、 あいかわらず、汚い字をだな。
こんなことはやりたくないし、めんどくさい。
なんでこんな汚い字を読まなきゃならないのかと、思うくらいだった。
「いのーりのがみさま、いのーりのがみさま」
俺はやる気がないような声で、読み始める。
内容からして、神様に町の繁栄を感謝するようだ。
「百年に一度の、このめでたい年。 町に住む者、 祈ノ神様をおもてなしたくございまーす」
完全になめているだろう俺の声を、その場にいる全員が聞いている。
「なむさーん、 さむさーん」
最後には、書かれてもいない言葉をアドリブに入れる始末だ。
読み終わって、顔を上げる。
すると、まるで鬼のような顔をした親父がこちらをにらんでいた。
「うぉっほん! これにて、 儀式は終わりになります」
一礼をして、神社に来ていた人たちはぞろぞろと帰っていった。
「やっと終わったか、 疲れたぜ」
俺はその場に腰掛けると、それを見ていた親父が怒鳴りつける。
「ばかもん! なんだあれは、 祈ノ神様がお怒りになるだろ」
「なるわけねーだろ! スピリチュアルなことすんなよ」
すぐさま俺は、食ってかかる。
わけがわからない朗読をさせられるて、恥をかいたようなものだ。
「このばち当たりめ! あー、 お許しください! 祈ノ神さまー」
乗物にむかって、親父は土下座をして謝っている。
「それで? 具体的に俺は、 なにをしたらいいんだ?」
神様はお迎えしたということらしいが、なにをするかわからない。
「祈ノ神様は籠の中で、 まだ眠っていらっしゃる。 明日、町を見て回られるのだ」
立ち上がり、振り返った親父は俺に鈴を手渡す。
「おまえはこれを持って、あちこち町を歩いて神様をご案内しなさい」
神様は長年、町の願いを叶えてきたらしく。その感謝のお礼として、町をあげて祝わなければならない。
神乃坂にある神社の息子が代々、町を案内する。
というのが、神乃坂市に百年に一度にやる風習だった。
「この鈴が鳴ったら、 神様が来たということになる」
「あ? つまり、 町を歩いて鈴を鳴らしていけばいいのか?」
俺は手に持った鈴を鳴らしながら、親父に話す。
「まあ、そんな感じだ。 町の重要な行事だ、 真面目に勤めろ」
真面目にって言われても、町を歩くとかだるい。
それにこんな田舎でも、結構な広さがある町だ。
話を聞いた俺は、ますますやりたくない気持ちになった。
「もしも、 サボったりしてみろ。 町に災いが起きたら、 おまえのせいだからな」
やる気のない顔をする俺に、親父は顔を近づけてくる。
その目は、冗談を言っているようには見えない。
その迫力に押された俺は、頭を縦に振る。
「わっ、 わかったよ。 んで、 いつまで? 一日で終わるんだろ?」
こういうイベントは、一日くらいだろうと思っていた。
さっさと終わらせたい俺は、すぐにでも町を歩くつもりでいる。
「んなわけなかろう、 神様がご満足するまでだ」
ーーは? ご満足するまで?
何日までとか決まっていないことに、おどろく。
「はあ? そういうのは決めておけよ、 なんだよ!ご満足するまでって」
「神のみぞ知る! ということだ、 運命を受けいれろ」
俺の話を最後まで聞かずに、親父は去っていく。
「ラノベみたいなセリフを言ってんじゃねーよ! って、 話を聞け」
ーー翌朝。
「では頼むぞ大河! 祈ノ神様に粗相がないようにな」
玄関の前で、家族全員に見送られる。
「大河、 頑張るのよ!」
「お兄ちゃん、 頑張ってね! …… ぷっ、 くすくす」
母親にエールを送られ、妹には笑われる。
「……ああ」
俺は苦笑いをしながら、靴を履いて扉を開ける。
「学校には連絡しておいた、 安心して役目を果たしてこい」
休学扱いになり、しばらくはこの謎イベントをやらなきゃならない。
複雑な気持ちを胸に、俺は家を後にした。
「しかし、 なんだこの格好」
頭には被り笠、手には鈴。
服装は学生服と、アンバンランスすぎる。
ーーこんな姿で町を歩くとか、どんな変質者だよ。
「あいつ、 絶対に写真をネットにアップするつもりだろ」
妹が玄関先で、パシャパシャと写真を撮っていたのを思い出した。
他人ごとのように笑っていた妹に、生まれて初めて憎しみを覚える。
「くそ! こうなったら、 行くしかない」
神社の敷地内にある自宅を離れ、てくてくと歩き出す。
「……って! やっぱり恥ずかしいわ!」
御神木があるところまで着いた俺は、被っている被り笠を放り投げた。
「誰が好き好んで、 こんなの被らなきゃならないんだよ」
被り笠が風に乗って、御神木の上まで飛んでいった。
ーーチリン、チリン。
するとどこからか、鈴の音が聞こえる。
「あれ、 俺か? いや、 鳴っていないけど」
自分が持っている鈴は、握りしめているから鳴るはずはない。
鈴の音が鳴るほうへ、俺は顔をむける。
風が強く吹いて、一瞬だけ目を閉じてしまう。
「……そなたか? わらわを案内する者は」
目を開けた俺の目の前には、御神木の太い枝に腰掛ける少女がいた。
風でなびく長い髪、鳴り響く鈴の音。
俺はその姿に、一瞬だけ時が止まった気がした。
「……誰だ? おまえ」
やっとの思いで声をかけると、少女は答える。
「わらわか? わらわは神乃坂祈ノ神じゃ」
こうして俺は、神様と出会った。
「えー、 これより。 産土神様である、神乃坂祈ノ神様をお迎いしたいと思います」
神社の境内、俺は拝殿の前に立たされていた。
親父が集まった人たちに向かって、あいさつをしている。
ーー何人、集まってるんだよ。
見たところ、百人以上はいるくらいガヤガヤしていた。
その場にいる全員が頭を下げ、静かに親父の話を聞いていた。
神主の衣装を着た親父は、よくわからない鈴のついた棒を振る。
ーーチリン、チリン!
鈴の音が鳴り響き、祝詞を唱え始めた。
ーーへぇ、神主らしいじゃん。
神主の息子である俺だが、正直に言って、神社に無関心だった。
親父が神社でなにをしているとか、どういう仕事をするかも知らない。
今日、初めて神社の行事を見るくらいだった。
「では最後に、息子である大河が神様を呼ぶ祝詞を言ってもらいます」
俺は名前を呼ばれ、手に持っている白い紙を広げる。
巫女姿をした母親と妹が、俺の前に大きな乗物を置く。
時代劇なんかで、よく偉い人が乗る籠みたいなやつだ。
祝詞を唱えると、神様が籠の中に現れる設定らしい。
「ばかばかしい、 現れるわけねーだろ」
こんな茶番に、街の人間もよく付き合えるなと、逆に関心する。
ーーとりあえず、この紙に書いてあるのを読めばいいから。
前日に、親父が書いた字を読むように言われた。
ーーうわっ、 あいかわらず、汚い字をだな。
こんなことはやりたくないし、めんどくさい。
なんでこんな汚い字を読まなきゃならないのかと、思うくらいだった。
「いのーりのがみさま、いのーりのがみさま」
俺はやる気がないような声で、読み始める。
内容からして、神様に町の繁栄を感謝するようだ。
「百年に一度の、このめでたい年。 町に住む者、 祈ノ神様をおもてなしたくございまーす」
完全になめているだろう俺の声を、その場にいる全員が聞いている。
「なむさーん、 さむさーん」
最後には、書かれてもいない言葉をアドリブに入れる始末だ。
読み終わって、顔を上げる。
すると、まるで鬼のような顔をした親父がこちらをにらんでいた。
「うぉっほん! これにて、 儀式は終わりになります」
一礼をして、神社に来ていた人たちはぞろぞろと帰っていった。
「やっと終わったか、 疲れたぜ」
俺はその場に腰掛けると、それを見ていた親父が怒鳴りつける。
「ばかもん! なんだあれは、 祈ノ神様がお怒りになるだろ」
「なるわけねーだろ! スピリチュアルなことすんなよ」
すぐさま俺は、食ってかかる。
わけがわからない朗読をさせられるて、恥をかいたようなものだ。
「このばち当たりめ! あー、 お許しください! 祈ノ神さまー」
乗物にむかって、親父は土下座をして謝っている。
「それで? 具体的に俺は、 なにをしたらいいんだ?」
神様はお迎えしたということらしいが、なにをするかわからない。
「祈ノ神様は籠の中で、 まだ眠っていらっしゃる。 明日、町を見て回られるのだ」
立ち上がり、振り返った親父は俺に鈴を手渡す。
「おまえはこれを持って、あちこち町を歩いて神様をご案内しなさい」
神様は長年、町の願いを叶えてきたらしく。その感謝のお礼として、町をあげて祝わなければならない。
神乃坂にある神社の息子が代々、町を案内する。
というのが、神乃坂市に百年に一度にやる風習だった。
「この鈴が鳴ったら、 神様が来たということになる」
「あ? つまり、 町を歩いて鈴を鳴らしていけばいいのか?」
俺は手に持った鈴を鳴らしながら、親父に話す。
「まあ、そんな感じだ。 町の重要な行事だ、 真面目に勤めろ」
真面目にって言われても、町を歩くとかだるい。
それにこんな田舎でも、結構な広さがある町だ。
話を聞いた俺は、ますますやりたくない気持ちになった。
「もしも、 サボったりしてみろ。 町に災いが起きたら、 おまえのせいだからな」
やる気のない顔をする俺に、親父は顔を近づけてくる。
その目は、冗談を言っているようには見えない。
その迫力に押された俺は、頭を縦に振る。
「わっ、 わかったよ。 んで、 いつまで? 一日で終わるんだろ?」
こういうイベントは、一日くらいだろうと思っていた。
さっさと終わらせたい俺は、すぐにでも町を歩くつもりでいる。
「んなわけなかろう、 神様がご満足するまでだ」
ーーは? ご満足するまで?
何日までとか決まっていないことに、おどろく。
「はあ? そういうのは決めておけよ、 なんだよ!ご満足するまでって」
「神のみぞ知る! ということだ、 運命を受けいれろ」
俺の話を最後まで聞かずに、親父は去っていく。
「ラノベみたいなセリフを言ってんじゃねーよ! って、 話を聞け」
ーー翌朝。
「では頼むぞ大河! 祈ノ神様に粗相がないようにな」
玄関の前で、家族全員に見送られる。
「大河、 頑張るのよ!」
「お兄ちゃん、 頑張ってね! …… ぷっ、 くすくす」
母親にエールを送られ、妹には笑われる。
「……ああ」
俺は苦笑いをしながら、靴を履いて扉を開ける。
「学校には連絡しておいた、 安心して役目を果たしてこい」
休学扱いになり、しばらくはこの謎イベントをやらなきゃならない。
複雑な気持ちを胸に、俺は家を後にした。
「しかし、 なんだこの格好」
頭には被り笠、手には鈴。
服装は学生服と、アンバンランスすぎる。
ーーこんな姿で町を歩くとか、どんな変質者だよ。
「あいつ、 絶対に写真をネットにアップするつもりだろ」
妹が玄関先で、パシャパシャと写真を撮っていたのを思い出した。
他人ごとのように笑っていた妹に、生まれて初めて憎しみを覚える。
「くそ! こうなったら、 行くしかない」
神社の敷地内にある自宅を離れ、てくてくと歩き出す。
「……って! やっぱり恥ずかしいわ!」
御神木があるところまで着いた俺は、被っている被り笠を放り投げた。
「誰が好き好んで、 こんなの被らなきゃならないんだよ」
被り笠が風に乗って、御神木の上まで飛んでいった。
ーーチリン、チリン。
するとどこからか、鈴の音が聞こえる。
「あれ、 俺か? いや、 鳴っていないけど」
自分が持っている鈴は、握りしめているから鳴るはずはない。
鈴の音が鳴るほうへ、俺は顔をむける。
風が強く吹いて、一瞬だけ目を閉じてしまう。
「……そなたか? わらわを案内する者は」
目を開けた俺の目の前には、御神木の太い枝に腰掛ける少女がいた。
風でなびく長い髪、鳴り響く鈴の音。
俺はその姿に、一瞬だけ時が止まった気がした。
「……誰だ? おまえ」
やっとの思いで声をかけると、少女は答える。
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こうして俺は、神様と出会った。
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