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第三話 「神様、町を歩く」
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俺の地元である、ど田舎な神乃坂町。
そんな町を守っている、神様が俺の目の前に現れた。
「よっと!」
御神木に登っていた神様は、スッと地面に着地をする
「しっかし…… 昨日のそなたはなんなのじゃ? ヘタな祝詞を唱えおって」
神様を名乗る少女は、ぶつぶつと話している。
「わらわを、 誰だと思うてお……」
話している途中に、俺は女の子のほっぺたをつまむ。
「どうなってんだ、 こりゃ! 夢とか、 幻覚じゃねーよな」
ビヨーンビヨーンと、ほっぺたを思いっきり引っ張る。
「ひたひ、 ひたひぞ。 はひをふるのじゃ」
目には涙を浮かべながら、俺をにらみつけている。
俺はそれに気づいて、引っ張るのをやめた。
「あっ、 悪い悪い!」
手をはらいのけられた俺は、平謝りした。
「きさま! 神であるわらわに、なんてことをするのじゃ」
自分でスリスリしながら、神様は声を荒げて話す。
ーーけど、本当に神様なのか? 普通の女の子っぽいけど。
いきなり神様だと言われても、疑ってしまうのが普通。
「てか、 神様って姿を現わすもんなんだな」
見た目は、巫女服を着たコスプレをした少女。
とりあえず、神様ぽい女の子を見ながら、俺はそう話す。
「なんと無礼なやつじゃ! ……って、 わらわに触れたじゃと?」
少女は自分でそう言って、おどろいている。
「そりゃあ、 人なんだから触れるだろ。 なに言ってんだ?」
当たり前のことに、なにをおどろくか、俺はそう言う。
「というか、 そなたはおどろかんのか? わらわは神じゃぞ?」
「なにが神だ! どうせ親父が用意したアルバイトだろ」
やはり信じられない俺は、そう思った。
行事に不真面目な俺に、親父が仕向けたに違いない。
「な、ななな……」
俺の言葉を聞いた、自称神様は震えている。
「ここまで、 わらわをコケにする者は初めてだ」
少女は、俺に向かって指を指す。
すると、先ほどの鈴が鳴り出した。
「わらわを…… 認めよ!」
まるで呪文のように、そう言葉を発すると、周りの景色が不気味に変わる。
風が吹き、鈴の音が大きくなる。
ーーシャンシャン!
まるで衝撃波のようなものが、音とともに、俺に向かってきた。
「うわっ!」
それを受けた俺は、思わず声を上げる。
だが、体にはなにも変化がない。
「……は?」
鈴の音が鳴り止み、景色が元に戻る。
いったいなにが起きたかわからず、俺は少女を見る。
「なぬ、 わらわのコトノハが聞かぬのか」
俺の姿を見て、おどろいているようだった。
「なにをしてんだ? おまえは」
変な言葉を言って、一人で勝手におどろいている。
そんな少女に、俺は変な目で見ていた。
「信仰心がない者は、ひれ伏すはずなのに…… そなたは何者じゃ」
疑問に思っている少女に向かって、俺は言う。
「何者って、 ただの田舎に住む高校生だよ」
そう、俺は普通の高校生だ。
こんな、わけがわからん行事をしなければ。
「まあよいか、 そなた。 名を何という?」
「あん? 俺は、 山里 大河だ」
名前を名乗った俺を見ると、少女はなにか考えているようだった。
「うむ…… では、大河。 さっそく、わらわを案内せよ」
先ほどのことがなかったように、一人でスタスタ歩いていく。
「おっ、 おい! さっきの、 シリアスな展開はどこへいった!」
俺も追うように、歩く。
鳥居を抜け、道路の前に着くと少女がつっ立っていた。
道路には軽トラックや、車が走っている。
「おお! 大河、 あれはなんだ?」
走る車を見る少女は、俺に尋ねてくる。
「なにって、 見たらわかるだろ? 車だよ」
どこにでもあるような車を、少女は目を輝かせながら見ている。
ーーこいつ、見たことないのか?
仮に神様だったとしても、百年前にも車を見たことがあるはず。
そう思った僕は、少女に話しかける。
「なあ、 もしあんたが神様なら、車くらい知ってるんじゃないか?」
すると、少女はこちらを見ながら答えた。
「うむ! 知ってはいるが、 わらわが見たのは、あんな物ではなかったぞ?」
少女は手で、車の形を描いている。
「まったくわかんね」
百年前の車がどういうものか、想像つかず、俺は適当に言い返した。
突然、少女は道路の真ん中へ、歩き始める。
「おい! なにやってんだ、 あぶねーだろ」
俺の話を聞かず、道路に仁王立ちしてた。
止めようと走り出した時、一台の車が停まる。
ーーキキィィー。
ブレーキ音が、大きく鳴る。
すると、車から誰かが降りてきた。
「こらー! 急に飛び出したら、 危ないだろうが!」
その声に、俺は聞き覚えがある。
「あ、 農家のおっちゃんか」
よく顔を合わせる、野菜農家の人だった。
「大河か? なにしとるんだ、 学校はどうした」
俺に気がつくおっちゃんは、そう話しかけてくる。
「休学だよ、 神様を案内するアレで」
この町の人間ならば、そう言えば理解されるだろう。
俺は、簡単に理由を説明する。
「おお! お役目、 ご苦労さん。 んで、 神様はいらっしゃるのか?」
キョロキョロと、おっさんは辺りを見回している。
「え? ああ、 車の前にいるよ」
俺はおっちゃんの車を指差して、そこにいることを伝えた。
「車の前にだと?」
神様は、車のボンネットをバンバンとたたいていた。
「大河! これは石の板か? 刀が二本くっついているぞ」
ワイパーを引っ張りながら、あちこち触っている。
ーーどう見たら、ワイパーが刀に見えるんだよ。
その様子を見ながら、俺はあきれている。
「こらこら! お嬢ちゃん、 勝手に触るんじゃない!」
おっちゃんは、神様に向かって注意する。
「え? おっちゃん、 アレが見えてるのか?」
「なにを言ってるんだ? どう見ても、 女の子だろう」
神様は、お役目を持った案内人しか見えないと思っていた。
「なにがどうなっているんだよ」
なんでもありな、この状況に俺は頭がまわらない。
「なにがお嬢ちゃんだ! わらわを、 誰だと思うておる!」
俺が棒立ちになっていると、神様とおっちゃんがもめている。
「知らないわい! 人様の車にいたずらするなんて、 どんな教育を受けたんだ」
おっちゃんが話しかけている女の子。
それが、この町を守る神様だと、俺は言えなかった。
「あの、 おっちゃん……」
この事実を言うべきか迷っていると、少女は真っ赤な顔をしている。
怒りが爆発するような、そんな顔をしていた。
「この町は、 無礼な者しかおらんのか!」
「なーにが無礼だ! お嬢ちゃんのほうが、 よっぽど無礼だろう」
おっちゃんに説教をされている神様は、今にも泣きそうだ。
「ぐすっ、 なにもそんなに、 言わなくてもよいではないか!」
さすがにかわいそうだと思った俺は、二人の間に割って入る。
「まあまあ、 おっちゃん! 俺の話を聞いてくれ」
声をかけようとした時、また鈴の音が鳴る。
「ひっく、 わらわを敬えぬなら、無理にでも従わせてやる!」
ーーシャンシャン!
鈴の音が次第に大きくなり、先ほどと同じように、辺りが異様な景色に変わる。
「わらわを…… ひっく、 認めよ!」
言葉を発した瞬間、風のようなものが、俺とおっちゃんに向かってきた。
「なんだなんだ? なにが、 起こったんっ…… うわああ」
「また変な衝撃波かよ! おっちゃん、 大丈夫か?」
不思議な風を受けたおっちゃんは、棒立ちになっている。
俺はすぐに、駆け寄った。
するとおっちゃんは、片膝を地面につく。
「神乃坂祈ノ神様、 なんなりとご命令してください」
さっきまでの態度と違い、言葉遣いも変わっていた。
「ええええ! なんだ、こりゃあ」
まるで、王様にひざまずく、家来のような光景。
俺は思わず大声を上げる。
少女はほくそ笑む顔で、おっちゃんを見下ろしていた。
「ふふ、 ふたたび尋ねよう。 わらわは、誰じゃ?」
「はは! わが町をお守りしてくださる、神にございます」
おっちゃんは深く頭を下げて、そう答える。
まるで操られて、そう言わされているように俺は思った。
「はっはっは! そうであろう? わらわは神じゃ、 わらわを崇めよ」
高笑いした声が、道路に響き渡る。
俺はあっけにとられながら、確信する。
「はは、 神様だわ…… こいつ」
そう思いながら、俺は笑うしかなかった。
そんな町を守っている、神様が俺の目の前に現れた。
「よっと!」
御神木に登っていた神様は、スッと地面に着地をする
「しっかし…… 昨日のそなたはなんなのじゃ? ヘタな祝詞を唱えおって」
神様を名乗る少女は、ぶつぶつと話している。
「わらわを、 誰だと思うてお……」
話している途中に、俺は女の子のほっぺたをつまむ。
「どうなってんだ、 こりゃ! 夢とか、 幻覚じゃねーよな」
ビヨーンビヨーンと、ほっぺたを思いっきり引っ張る。
「ひたひ、 ひたひぞ。 はひをふるのじゃ」
目には涙を浮かべながら、俺をにらみつけている。
俺はそれに気づいて、引っ張るのをやめた。
「あっ、 悪い悪い!」
手をはらいのけられた俺は、平謝りした。
「きさま! 神であるわらわに、なんてことをするのじゃ」
自分でスリスリしながら、神様は声を荒げて話す。
ーーけど、本当に神様なのか? 普通の女の子っぽいけど。
いきなり神様だと言われても、疑ってしまうのが普通。
「てか、 神様って姿を現わすもんなんだな」
見た目は、巫女服を着たコスプレをした少女。
とりあえず、神様ぽい女の子を見ながら、俺はそう話す。
「なんと無礼なやつじゃ! ……って、 わらわに触れたじゃと?」
少女は自分でそう言って、おどろいている。
「そりゃあ、 人なんだから触れるだろ。 なに言ってんだ?」
当たり前のことに、なにをおどろくか、俺はそう言う。
「というか、 そなたはおどろかんのか? わらわは神じゃぞ?」
「なにが神だ! どうせ親父が用意したアルバイトだろ」
やはり信じられない俺は、そう思った。
行事に不真面目な俺に、親父が仕向けたに違いない。
「な、ななな……」
俺の言葉を聞いた、自称神様は震えている。
「ここまで、 わらわをコケにする者は初めてだ」
少女は、俺に向かって指を指す。
すると、先ほどの鈴が鳴り出した。
「わらわを…… 認めよ!」
まるで呪文のように、そう言葉を発すると、周りの景色が不気味に変わる。
風が吹き、鈴の音が大きくなる。
ーーシャンシャン!
まるで衝撃波のようなものが、音とともに、俺に向かってきた。
「うわっ!」
それを受けた俺は、思わず声を上げる。
だが、体にはなにも変化がない。
「……は?」
鈴の音が鳴り止み、景色が元に戻る。
いったいなにが起きたかわからず、俺は少女を見る。
「なぬ、 わらわのコトノハが聞かぬのか」
俺の姿を見て、おどろいているようだった。
「なにをしてんだ? おまえは」
変な言葉を言って、一人で勝手におどろいている。
そんな少女に、俺は変な目で見ていた。
「信仰心がない者は、ひれ伏すはずなのに…… そなたは何者じゃ」
疑問に思っている少女に向かって、俺は言う。
「何者って、 ただの田舎に住む高校生だよ」
そう、俺は普通の高校生だ。
こんな、わけがわからん行事をしなければ。
「まあよいか、 そなた。 名を何という?」
「あん? 俺は、 山里 大河だ」
名前を名乗った俺を見ると、少女はなにか考えているようだった。
「うむ…… では、大河。 さっそく、わらわを案内せよ」
先ほどのことがなかったように、一人でスタスタ歩いていく。
「おっ、 おい! さっきの、 シリアスな展開はどこへいった!」
俺も追うように、歩く。
鳥居を抜け、道路の前に着くと少女がつっ立っていた。
道路には軽トラックや、車が走っている。
「おお! 大河、 あれはなんだ?」
走る車を見る少女は、俺に尋ねてくる。
「なにって、 見たらわかるだろ? 車だよ」
どこにでもあるような車を、少女は目を輝かせながら見ている。
ーーこいつ、見たことないのか?
仮に神様だったとしても、百年前にも車を見たことがあるはず。
そう思った僕は、少女に話しかける。
「なあ、 もしあんたが神様なら、車くらい知ってるんじゃないか?」
すると、少女はこちらを見ながら答えた。
「うむ! 知ってはいるが、 わらわが見たのは、あんな物ではなかったぞ?」
少女は手で、車の形を描いている。
「まったくわかんね」
百年前の車がどういうものか、想像つかず、俺は適当に言い返した。
突然、少女は道路の真ん中へ、歩き始める。
「おい! なにやってんだ、 あぶねーだろ」
俺の話を聞かず、道路に仁王立ちしてた。
止めようと走り出した時、一台の車が停まる。
ーーキキィィー。
ブレーキ音が、大きく鳴る。
すると、車から誰かが降りてきた。
「こらー! 急に飛び出したら、 危ないだろうが!」
その声に、俺は聞き覚えがある。
「あ、 農家のおっちゃんか」
よく顔を合わせる、野菜農家の人だった。
「大河か? なにしとるんだ、 学校はどうした」
俺に気がつくおっちゃんは、そう話しかけてくる。
「休学だよ、 神様を案内するアレで」
この町の人間ならば、そう言えば理解されるだろう。
俺は、簡単に理由を説明する。
「おお! お役目、 ご苦労さん。 んで、 神様はいらっしゃるのか?」
キョロキョロと、おっさんは辺りを見回している。
「え? ああ、 車の前にいるよ」
俺はおっちゃんの車を指差して、そこにいることを伝えた。
「車の前にだと?」
神様は、車のボンネットをバンバンとたたいていた。
「大河! これは石の板か? 刀が二本くっついているぞ」
ワイパーを引っ張りながら、あちこち触っている。
ーーどう見たら、ワイパーが刀に見えるんだよ。
その様子を見ながら、俺はあきれている。
「こらこら! お嬢ちゃん、 勝手に触るんじゃない!」
おっちゃんは、神様に向かって注意する。
「え? おっちゃん、 アレが見えてるのか?」
「なにを言ってるんだ? どう見ても、 女の子だろう」
神様は、お役目を持った案内人しか見えないと思っていた。
「なにがどうなっているんだよ」
なんでもありな、この状況に俺は頭がまわらない。
「なにがお嬢ちゃんだ! わらわを、 誰だと思うておる!」
俺が棒立ちになっていると、神様とおっちゃんがもめている。
「知らないわい! 人様の車にいたずらするなんて、 どんな教育を受けたんだ」
おっちゃんが話しかけている女の子。
それが、この町を守る神様だと、俺は言えなかった。
「あの、 おっちゃん……」
この事実を言うべきか迷っていると、少女は真っ赤な顔をしている。
怒りが爆発するような、そんな顔をしていた。
「この町は、 無礼な者しかおらんのか!」
「なーにが無礼だ! お嬢ちゃんのほうが、 よっぽど無礼だろう」
おっちゃんに説教をされている神様は、今にも泣きそうだ。
「ぐすっ、 なにもそんなに、 言わなくてもよいではないか!」
さすがにかわいそうだと思った俺は、二人の間に割って入る。
「まあまあ、 おっちゃん! 俺の話を聞いてくれ」
声をかけようとした時、また鈴の音が鳴る。
「ひっく、 わらわを敬えぬなら、無理にでも従わせてやる!」
ーーシャンシャン!
鈴の音が次第に大きくなり、先ほどと同じように、辺りが異様な景色に変わる。
「わらわを…… ひっく、 認めよ!」
言葉を発した瞬間、風のようなものが、俺とおっちゃんに向かってきた。
「なんだなんだ? なにが、 起こったんっ…… うわああ」
「また変な衝撃波かよ! おっちゃん、 大丈夫か?」
不思議な風を受けたおっちゃんは、棒立ちになっている。
俺はすぐに、駆け寄った。
するとおっちゃんは、片膝を地面につく。
「神乃坂祈ノ神様、 なんなりとご命令してください」
さっきまでの態度と違い、言葉遣いも変わっていた。
「ええええ! なんだ、こりゃあ」
まるで、王様にひざまずく、家来のような光景。
俺は思わず大声を上げる。
少女はほくそ笑む顔で、おっちゃんを見下ろしていた。
「ふふ、 ふたたび尋ねよう。 わらわは、誰じゃ?」
「はは! わが町をお守りしてくださる、神にございます」
おっちゃんは深く頭を下げて、そう答える。
まるで操られて、そう言わされているように俺は思った。
「はっはっは! そうであろう? わらわは神じゃ、 わらわを崇めよ」
高笑いした声が、道路に響き渡る。
俺はあっけにとられながら、確信する。
「はは、 神様だわ…… こいつ」
そう思いながら、俺は笑うしかなかった。
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