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愛と裏切りとお仕置きと
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気がつくと、僕は今度は仰向けで寝かされていた。
「起きたかい? リト」
レイ兄さまの優しい顔が僕を覗き込む。
兄さまもいつの間にか裸になっていた。
僕と兄さまの体は一つにまだ繋がっていた。
「兄さま……ボク……」
「リトには私の愛情が十分に伝わっていなかったようだね。だから人間の精液になんか手を出してしまったのだろう? リト、これからはたっぷりと私の愛情を注いで可愛がってあげるよ」
兄さまは美しい唇に笑みを浮かべ、僕の涙で濡れた頬を真っ白な手でそっと撫でる。
それはいつもの優しいレイ兄さまの、微笑みだった。
「に、兄さま……」
僕、許してもらえたの……?
ほっと胸をなで下ろす。
けれど、その考えは甘かった。
「リト」
兄さまがゆっくりと体を倒すと、僕と繋がっている部分がより深く繋がり、再び激痛が走る。
「ひいっっっっ!!!」
酸欠の金魚のように、口がぱくぱくと動き、千切れんばかりにシーツをぎゅっと握りしめる。
「動くよ、リト」
兄さまは優しく僕の耳元で囁く。
「や…やだ…ぁ… 僕もう壊れちゃうッ……」
いつもなら、それは快楽の始まりの合図だったけど、今日は耐えきれない地獄の開始の意味だった。
「っ…やだ! もうやだ! 許して! 兄さま!」
「私と一つになっているのに、なぜ泣くのだ? リト」
泣き叫ぶ僕の唇を、兄さまの氷のように冷たい唇が塞ぐ。
「っうぐっ!! ヒック……ヒック……」
兄さまが少しでも動く度に、相変わらず、耐えきれないほどの痛みが全身を襲う。
「ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁんんんんん!! 許して! 兄さま!!!!」
密着した腰をグリグリと動かされて、再び気を失いそうになる。
「リト」
「っひゃん!!」
あと少しで完全に意識を失う直前に、兄さまに乳首をピンと摘まみあげられ、意識を無理やり引き戻される。
すると、すかさず兄さまは腰をグリグリと動かし、焼けるような激痛が走る。
「ふぎゃゃああああぁぁぁぁ! 痛いっっっっ!!!!」
耐えきれなくて気を失いそうになると、兄さまのペニスがズルリと引き抜かれ、頬をペチペチと叩かれ意識が引き戻される。
意識が戻ると、再び貫かれて激痛が全身を駆け巡るーー
これを何度も何度も何度も繰り返されて、涙は枯れ果てて、叫びすぎた喉はカラカラに乾燥し、もう悲鳴すら上げられなかった。
もう抵抗すらせずに、ゴム人形のように虚ろな瞳で天井を見つめる僕を見て、兄さまの動きが止まる。
「リト、辛いか?」
問われて、ぐったりとした身体を投げ出したまま、朦朧とした頭でコクンと頷くと、レイ兄さまは小さくため息をつく。
「私は…本当にお前に弱い……」
そう呟くと、兄さまは自身のペニスを少し小さくする。
まだ大きな圧迫感はあったけど、さっきよりも体はかなり楽になった。
「リト……」
レイ兄さまは僕を見つめながら、ゆるゆると腰を動かす。
今度は痛みだけではなかった。
「っふぁぁっ! 兄さまぁっ!! なんか感じる! 感じちゃうっ!」
慣れた快感が湧き上がる。
ぐちゅん……ぐちゅん……ぐちゅん……
快感はどんどんと大きくなって、痛みを簡単に凌駕していった。
「ああぁぁぁんんんん! やぁぁぁぁん……何かカンジるのっ……アアアんんんんんんっっつつつ レイ兄さまぁ! 気持ちぃいぃ!」
痛みと同居する快楽は、今まで味わった事のないほどに気持ちよくて、涙で顔をぐしゃくしゃにしながら、必死で兄さまの首にしがみつくと、レイ兄さまは片手で僕の頭をそっと撫でる。
「リトは私の与える快楽だけ知っていればよい……」
兄さまは耳元でそう囁くと、力いっぱいに腰を動かして、僕の体を貫く。
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁんんんんん!!! 気持ちいいいいいっつっつっ!!!」
強い痛みと、そして強烈な快感が頭のてっぺんからつま先まで襲い、僕の頭は真っ白になって気を失った。
「起きたかい? リト」
レイ兄さまの優しい顔が僕を覗き込む。
兄さまもいつの間にか裸になっていた。
僕と兄さまの体は一つにまだ繋がっていた。
「兄さま……ボク……」
「リトには私の愛情が十分に伝わっていなかったようだね。だから人間の精液になんか手を出してしまったのだろう? リト、これからはたっぷりと私の愛情を注いで可愛がってあげるよ」
兄さまは美しい唇に笑みを浮かべ、僕の涙で濡れた頬を真っ白な手でそっと撫でる。
それはいつもの優しいレイ兄さまの、微笑みだった。
「に、兄さま……」
僕、許してもらえたの……?
ほっと胸をなで下ろす。
けれど、その考えは甘かった。
「リト」
兄さまがゆっくりと体を倒すと、僕と繋がっている部分がより深く繋がり、再び激痛が走る。
「ひいっっっっ!!!」
酸欠の金魚のように、口がぱくぱくと動き、千切れんばかりにシーツをぎゅっと握りしめる。
「動くよ、リト」
兄さまは優しく僕の耳元で囁く。
「や…やだ…ぁ… 僕もう壊れちゃうッ……」
いつもなら、それは快楽の始まりの合図だったけど、今日は耐えきれない地獄の開始の意味だった。
「っ…やだ! もうやだ! 許して! 兄さま!」
「私と一つになっているのに、なぜ泣くのだ? リト」
泣き叫ぶ僕の唇を、兄さまの氷のように冷たい唇が塞ぐ。
「っうぐっ!! ヒック……ヒック……」
兄さまが少しでも動く度に、相変わらず、耐えきれないほどの痛みが全身を襲う。
「ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁんんんんん!! 許して! 兄さま!!!!」
密着した腰をグリグリと動かされて、再び気を失いそうになる。
「リト」
「っひゃん!!」
あと少しで完全に意識を失う直前に、兄さまに乳首をピンと摘まみあげられ、意識を無理やり引き戻される。
すると、すかさず兄さまは腰をグリグリと動かし、焼けるような激痛が走る。
「ふぎゃゃああああぁぁぁぁ! 痛いっっっっ!!!!」
耐えきれなくて気を失いそうになると、兄さまのペニスがズルリと引き抜かれ、頬をペチペチと叩かれ意識が引き戻される。
意識が戻ると、再び貫かれて激痛が全身を駆け巡るーー
これを何度も何度も何度も繰り返されて、涙は枯れ果てて、叫びすぎた喉はカラカラに乾燥し、もう悲鳴すら上げられなかった。
もう抵抗すらせずに、ゴム人形のように虚ろな瞳で天井を見つめる僕を見て、兄さまの動きが止まる。
「リト、辛いか?」
問われて、ぐったりとした身体を投げ出したまま、朦朧とした頭でコクンと頷くと、レイ兄さまは小さくため息をつく。
「私は…本当にお前に弱い……」
そう呟くと、兄さまは自身のペニスを少し小さくする。
まだ大きな圧迫感はあったけど、さっきよりも体はかなり楽になった。
「リト……」
レイ兄さまは僕を見つめながら、ゆるゆると腰を動かす。
今度は痛みだけではなかった。
「っふぁぁっ! 兄さまぁっ!! なんか感じる! 感じちゃうっ!」
慣れた快感が湧き上がる。
ぐちゅん……ぐちゅん……ぐちゅん……
快感はどんどんと大きくなって、痛みを簡単に凌駕していった。
「ああぁぁぁんんんん! やぁぁぁぁん……何かカンジるのっ……アアアんんんんんんっっつつつ レイ兄さまぁ! 気持ちぃいぃ!」
痛みと同居する快楽は、今まで味わった事のないほどに気持ちよくて、涙で顔をぐしゃくしゃにしながら、必死で兄さまの首にしがみつくと、レイ兄さまは片手で僕の頭をそっと撫でる。
「リトは私の与える快楽だけ知っていればよい……」
兄さまは耳元でそう囁くと、力いっぱいに腰を動かして、僕の体を貫く。
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁんんんんん!!! 気持ちいいいいいっつっつっ!!!」
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