竜の花嫁〜最弱回復術師から世界最強の花嫁への道〜

かーにゅ

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本編

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フィオナ視点

「竜王様っ!!番様を見ませんでしたかっ!!」
「…リオ?ここにはいないが」

どこに…どこにいったのです番様!!

「いないのか」
「先程の結界への攻撃で少し空間が歪みそれで変な場所に飛ばされ…そのうちにお部屋からいなくなってしまわれたのです!!」
「この王宮には」
「魔力反応はありませんわ」
「別の地か…」

そう…あってほしいのですけれど。…結界の崩れで…どこへ転移したのかも分かりませんし。わたくしもまさか地中に転移するとは思いませんもの。少し周囲は汚れてしまいましたがなんとか王宮に戻ってこられましたもの。













魔法をろくに覚えていない番様が変なところにいないといいのですが…。
















その直後にわたくしの嫌な予感は当たってしまうのでした。
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