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母と子
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窓のない真っ暗な部屋のベッドの上で幼きユナは震えていました。
薄い毛布一枚を被ってはいるようですが、部屋は底からひんやりとした空気が流れていて とても寒く心細そうに皸した痛むその小さな手を何度も何度も擦りながら息で手を温ています。
「・・・母さん・・・まだかな?」
彼は暗闇の中で小さく呟きます。
この暗闇の中で母を待っているようでした。
彼は手を摩りながら暫く毛布の中で待っていましたが、待てど暮らせど母親は姿を現しません。
更に半刻程の時が流れても、それでも母は現れず彼の瞼は耐えかねて、いつの間にやらうつらうつらし始めて、瞼が落ちかけては開くを繰り返しています。
それから更に四半刻程経ち、ようやく蝋燭の火の赤い灯りが、ぼんやりと部屋を照らし光を携えて一人の人がそうっと部屋の中に入ってきました。
待ちかねていた母が帰ってきたようです。
彼女はゆっくりと彼を起こさないように細心の注意を払ってベッドへと歩み寄り、それから布団をまくって眠っているであろう少年の顔を覗き込みました。
ところが思っていた寝顔とは違い、子供の目はぼんやりとしながらも開いていました。
ユナ少年は母の帰りに気がついて慌ててぼんやりする眼を開いたようです。母は暗闇の中開く彼の目に気がついて驚いた顔をしました。
「あら?ユナ、まだ眠っていなかったの?」
ユナは眠りかけていたことが恥ずかしくて布団に隠れて少しだけ顔を出しコクリと頷きます。
それに母親は苦笑しながら蝋燭の柔らかい明かりをベッドサイドの燭台へと移そうとしましたが、それを見て慌てて起き上がって燭台の傍へと来ました。
「!僕が火を消したい」
「あらあら、そうね、そうっとね」
「うん」
母の仕事でボロボロとなった──それでも美しい手で燭台へ蝋燭を移します。綺麗な赤い光にユナは出来る限り優しく息を吹き掛ければ、光は風に呑まれて消え白い煙を上げ、それを見届けるまでユナはボーッと蝋燭を見つめています。そんな彼を母は静かに見守り微笑んでいました。
「さあ、もう布団に戻りなさい」
母に促されユナはせっかく温めていたのに風が入って冷えてしまった毛布へと残念そうに戻ります。ですが、彼は母を見上げて何かを強請んでいるように見えます。
それに彼女は困ったように笑うと
「ふふ・・ユナ・・・起きているならいつものお話、聞かせましょうか?」
「‥‥‥うん!!」
ユナは嬉そうに返事を返して母はその姿に微笑み語り始めました。
ワクワクしながら母の寝物語が始まるのを待っていますが、いつまで経ってもはじまりません。
「お母さん、どうしたの?」
母はピクリとも動きませんでした。
『ねぇ、大丈夫?また寝てるの??』
母ではない声が、ユナに語りかけてきます。
その声で、母との世界が壊れて、光が見えました。
「あれ、母さん?」
水でびしょびしょなまま、ユナはぼんやりと目を開けました。
「あれ?あれ??」
辺りは知らない景色です。
「まだ、寝ぼけてるの?」
目の前に見たことのない色の大きな瞳が写りました。
「わっ!」
ユナは一瞬で後退ります。
「やぁ、さっきぶり」
白き少女が、手を振っていました。
「ふぇ、さっきの光の…、えっと」
「あぁ、名乗っていなかったね。ボクはナギ。」
「…、ナギさん」
先程からユナの体はカタカタと震えが止まりません。唇は青く歯の根があわず酷く冷えてしまっていました。
「ナギでいいよ。ねぇ、君は寒いの?」
「ぅん、でも、リーンゼィルさんがすぐに戻ってくるから…」
それまで待たなきゃ
そういう前に、ナギの顔がすぐ近くまで迫ります。
「でも、君。
このままだと、死んじゃうよ?」
ナギは呆れた声でそういうと指をパチンと弾きました。
すると、一瞬でユナの服や身体の水分が一瞬で乾燥されてしまいました。
それでも、まだ震えるユナに再度ナギが指を弾くと一瞬で薪を作り火が灯ります。
「人間は冷えすぎると死んでしまうんだろ?これでいいかい?」
「えっ!?えっ
ありがとうございます!!さっきまであんなに寒かったのに」
「ふふ、死ぬ一歩手前だったんだと思うよ。………」
「そうななんだ。じゃあ、さっきの夢はは死にかけてたのかな…?」
「夢の内容は、ボクにはわからないからなんともいえないけどね。
で、君のどうしてこの森にはいったの?
目的は、なんだったっけ?」
彼女は矢継ぎ早に質問を投げ掛けます。それにまだぼんやりする頭でユナは返答を考え答えました。彼女への返答は何故か下手なことをいうのはきっと不味いと本能が言っています。
「ナギさんですよね……、助けてくれてありがとうございました。
僕はこの大樹に、万能薬があると聞いたので。
でも、リーンゼィルさんは無いっていってました。だから、村へと帰ろうと思ってます」
「ふーん。リーンゼィル君か…あの金髪の長い子だろ?
彼はそう言ってたんだ。へぇ」
「はい、薬がない以上は早く母さんのそばにいてやれって」
しょんぼりと、肩を落とすユナに彼女は微笑みます。
本能では、この人は危ないと言っているのに、ひとりぼっちになったユナには彼女の微笑みは安心感を与えてくれて、体に入っていた力がほんの少し緩んでしまいました。
「へぇ。大樹のね。
でもね。万能薬は無くとも、この森に秘薬ならあるんだよ」
悪魔の囁きな気がするのに、ユナには唯一の救いのような気がしてその言葉に飛び着かずにはいられませんでした。
「え?でも、リーンゼィルさんは…」
「あぁ、彼はまだ、若そうだし知らないのかもしれない。
もし君が知ってそれを狙うならきっと、殺されてたよ」
「っ…、それは一体??」
「リーンゼィル君を裏切ることになるけどそれでも、知りたい?」
ユナはきっとこれは許されないことだと、わかっているのに、それでも、母の笑顔がどうしてももう一度見たくて、だから小さくうなずきました。
「 ふふ、わかったよ。
それはね、この大樹にいる一角馬の角だよ。」
「え?大樹の実じゃないんですか?」
「ああ、リーンゼィル君もいったかもしれないけれども、大樹には実はならないよ。薬になるとするならば、一角獣の精霊の角だ。
あれは大樹の精の化身だからね。生命力の塊なんだ。それを煎じて飲めばいい」
「それがあれば…、それがあれば、母さんは治せるの……ですか?」
「そうだね」
ナギは断言します。
「なら、どうしてリーンゼィルさんは教えてくれなかったのだろう?」
「それは、リーンゼィルは森の守り人の一族だからさ。」
「森の守り人…、リーンゼィルさんも言ってました。
けど、守り人って一体?侵入者を追い払うのは聞きました。
けれど、森は入るだけでも相手を石化できます。
一体何から守ってるのでしょう??」
「君。古のおとぎ話を知らないの?」
「…、知ってはいます。
けれど、母さんが話をしてくれていたけれどいつも途中で寝てしまって」
「ふーん。
そっかじゃあリーンゼィルが、戻るまで僕がお話ししてあげる」
そう言って、ナギは唄うように語り始めました。
薄い毛布一枚を被ってはいるようですが、部屋は底からひんやりとした空気が流れていて とても寒く心細そうに皸した痛むその小さな手を何度も何度も擦りながら息で手を温ています。
「・・・母さん・・・まだかな?」
彼は暗闇の中で小さく呟きます。
この暗闇の中で母を待っているようでした。
彼は手を摩りながら暫く毛布の中で待っていましたが、待てど暮らせど母親は姿を現しません。
更に半刻程の時が流れても、それでも母は現れず彼の瞼は耐えかねて、いつの間にやらうつらうつらし始めて、瞼が落ちかけては開くを繰り返しています。
それから更に四半刻程経ち、ようやく蝋燭の火の赤い灯りが、ぼんやりと部屋を照らし光を携えて一人の人がそうっと部屋の中に入ってきました。
待ちかねていた母が帰ってきたようです。
彼女はゆっくりと彼を起こさないように細心の注意を払ってベッドへと歩み寄り、それから布団をまくって眠っているであろう少年の顔を覗き込みました。
ところが思っていた寝顔とは違い、子供の目はぼんやりとしながらも開いていました。
ユナ少年は母の帰りに気がついて慌ててぼんやりする眼を開いたようです。母は暗闇の中開く彼の目に気がついて驚いた顔をしました。
「あら?ユナ、まだ眠っていなかったの?」
ユナは眠りかけていたことが恥ずかしくて布団に隠れて少しだけ顔を出しコクリと頷きます。
それに母親は苦笑しながら蝋燭の柔らかい明かりをベッドサイドの燭台へと移そうとしましたが、それを見て慌てて起き上がって燭台の傍へと来ました。
「!僕が火を消したい」
「あらあら、そうね、そうっとね」
「うん」
母の仕事でボロボロとなった──それでも美しい手で燭台へ蝋燭を移します。綺麗な赤い光にユナは出来る限り優しく息を吹き掛ければ、光は風に呑まれて消え白い煙を上げ、それを見届けるまでユナはボーッと蝋燭を見つめています。そんな彼を母は静かに見守り微笑んでいました。
「さあ、もう布団に戻りなさい」
母に促されユナはせっかく温めていたのに風が入って冷えてしまった毛布へと残念そうに戻ります。ですが、彼は母を見上げて何かを強請んでいるように見えます。
それに彼女は困ったように笑うと
「ふふ・・ユナ・・・起きているならいつものお話、聞かせましょうか?」
「‥‥‥うん!!」
ユナは嬉そうに返事を返して母はその姿に微笑み語り始めました。
ワクワクしながら母の寝物語が始まるのを待っていますが、いつまで経ってもはじまりません。
「お母さん、どうしたの?」
母はピクリとも動きませんでした。
『ねぇ、大丈夫?また寝てるの??』
母ではない声が、ユナに語りかけてきます。
その声で、母との世界が壊れて、光が見えました。
「あれ、母さん?」
水でびしょびしょなまま、ユナはぼんやりと目を開けました。
「あれ?あれ??」
辺りは知らない景色です。
「まだ、寝ぼけてるの?」
目の前に見たことのない色の大きな瞳が写りました。
「わっ!」
ユナは一瞬で後退ります。
「やぁ、さっきぶり」
白き少女が、手を振っていました。
「ふぇ、さっきの光の…、えっと」
「あぁ、名乗っていなかったね。ボクはナギ。」
「…、ナギさん」
先程からユナの体はカタカタと震えが止まりません。唇は青く歯の根があわず酷く冷えてしまっていました。
「ナギでいいよ。ねぇ、君は寒いの?」
「ぅん、でも、リーンゼィルさんがすぐに戻ってくるから…」
それまで待たなきゃ
そういう前に、ナギの顔がすぐ近くまで迫ります。
「でも、君。
このままだと、死んじゃうよ?」
ナギは呆れた声でそういうと指をパチンと弾きました。
すると、一瞬でユナの服や身体の水分が一瞬で乾燥されてしまいました。
それでも、まだ震えるユナに再度ナギが指を弾くと一瞬で薪を作り火が灯ります。
「人間は冷えすぎると死んでしまうんだろ?これでいいかい?」
「えっ!?えっ
ありがとうございます!!さっきまであんなに寒かったのに」
「ふふ、死ぬ一歩手前だったんだと思うよ。………」
「そうななんだ。じゃあ、さっきの夢はは死にかけてたのかな…?」
「夢の内容は、ボクにはわからないからなんともいえないけどね。
で、君のどうしてこの森にはいったの?
目的は、なんだったっけ?」
彼女は矢継ぎ早に質問を投げ掛けます。それにまだぼんやりする頭でユナは返答を考え答えました。彼女への返答は何故か下手なことをいうのはきっと不味いと本能が言っています。
「ナギさんですよね……、助けてくれてありがとうございました。
僕はこの大樹に、万能薬があると聞いたので。
でも、リーンゼィルさんは無いっていってました。だから、村へと帰ろうと思ってます」
「ふーん。リーンゼィル君か…あの金髪の長い子だろ?
彼はそう言ってたんだ。へぇ」
「はい、薬がない以上は早く母さんのそばにいてやれって」
しょんぼりと、肩を落とすユナに彼女は微笑みます。
本能では、この人は危ないと言っているのに、ひとりぼっちになったユナには彼女の微笑みは安心感を与えてくれて、体に入っていた力がほんの少し緩んでしまいました。
「へぇ。大樹のね。
でもね。万能薬は無くとも、この森に秘薬ならあるんだよ」
悪魔の囁きな気がするのに、ユナには唯一の救いのような気がしてその言葉に飛び着かずにはいられませんでした。
「え?でも、リーンゼィルさんは…」
「あぁ、彼はまだ、若そうだし知らないのかもしれない。
もし君が知ってそれを狙うならきっと、殺されてたよ」
「っ…、それは一体??」
「リーンゼィル君を裏切ることになるけどそれでも、知りたい?」
ユナはきっとこれは許されないことだと、わかっているのに、それでも、母の笑顔がどうしてももう一度見たくて、だから小さくうなずきました。
「 ふふ、わかったよ。
それはね、この大樹にいる一角馬の角だよ。」
「え?大樹の実じゃないんですか?」
「ああ、リーンゼィル君もいったかもしれないけれども、大樹には実はならないよ。薬になるとするならば、一角獣の精霊の角だ。
あれは大樹の精の化身だからね。生命力の塊なんだ。それを煎じて飲めばいい」
「それがあれば…、それがあれば、母さんは治せるの……ですか?」
「そうだね」
ナギは断言します。
「なら、どうしてリーンゼィルさんは教えてくれなかったのだろう?」
「それは、リーンゼィルは森の守り人の一族だからさ。」
「森の守り人…、リーンゼィルさんも言ってました。
けど、守り人って一体?侵入者を追い払うのは聞きました。
けれど、森は入るだけでも相手を石化できます。
一体何から守ってるのでしょう??」
「君。古のおとぎ話を知らないの?」
「…、知ってはいます。
けれど、母さんが話をしてくれていたけれどいつも途中で寝てしまって」
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