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Angel's Ring
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「この石を売れば少しは路銀の足しになるかもしれないが…俺、これは売りたくないんだ。
アーネストにもらった大切なもんだからな。
その分、仕事みつけて働くから、この石は持ってちゃだめかな?」
「何をおっしゃってるんです!
この石は、ファビアンさんがアーネストさんからもらったものじゃありませんか。
どうなさろうがそれはファビアンさんのご自由ですよ。
それに、私もそれは売るより持ってらっしゃった方が良いと思います。
そうだ、ペンダントか指輪にされてはいかがですか?
身に付けていた方がなくさないような気もしますし、石の力もより強く感じられそうですね。」
「石の力?なんだ、それ?」
「ファビアンさん、ご存知ないんですか?
石にはそれぞれ不思議な力がありまして、身に付ける事で持ち主を守ったり様々な効果を与えてくれるんですよ。」
「へぇ、そういうものなのか…
で、この石はどんな力があるんだ?」
「さぁ…そこまではよくわからないんですが…オパールに似ていますから、恋愛の効果があったりするんじゃないでしょうか?」
「な、な、なにぃ…!れ、恋愛…!
これを身に付けてたら、俺にも良い女が出来るってのか?!」
ファビアンさんは、興奮した様子で私に顔を寄せられました。
近くで見ても、ファビアンさんは本当に綺麗な顔をされています。
特に長い睫毛に覆われた深く青い瞳は女性を虜にしそうなものなのですが、なぜ、こんなにも女性にご縁がないのでしょう?
とても不思議です。
「ええ、きっと良いご縁に恵まれますよ!」
「そ、そうか!そいつは楽しみだ!
俺にもやっと春が巡ってくるってことか…ハハハハハ!」
ファビアンさんは上機嫌です。
「この石を売れば少しは路銀の足しになるかもしれないが…俺、これは売りたくないんだ。
アーネストにもらった大切なもんだからな。
その分、仕事みつけて働くから、この石は持ってちゃだめかな?」
「何をおっしゃってるんです!
この石は、ファビアンさんがアーネストさんからもらったものじゃありませんか。
どうなさろうがそれはファビアンさんのご自由ですよ。
それに、私もそれは売るより持ってらっしゃった方が良いと思います。
そうだ、ペンダントか指輪にされてはいかがですか?
身に付けていた方がなくさないような気もしますし、石の力もより強く感じられそうですね。」
「石の力?なんだ、それ?」
「ファビアンさん、ご存知ないんですか?
石にはそれぞれ不思議な力がありまして、身に付ける事で持ち主を守ったり様々な効果を与えてくれるんですよ。」
「へぇ、そういうものなのか…
で、この石はどんな力があるんだ?」
「さぁ…そこまではよくわからないんですが…オパールに似ていますから、恋愛の効果があったりするんじゃないでしょうか?」
「な、な、なにぃ…!れ、恋愛…!
これを身に付けてたら、俺にも良い女が出来るってのか?!」
ファビアンさんは、興奮した様子で私に顔を寄せられました。
近くで見ても、ファビアンさんは本当に綺麗な顔をされています。
特に長い睫毛に覆われた深く青い瞳は女性を虜にしそうなものなのですが、なぜ、こんなにも女性にご縁がないのでしょう?
とても不思議です。
「ええ、きっと良いご縁に恵まれますよ!」
「そ、そうか!そいつは楽しみだ!
俺にもやっと春が巡ってくるってことか…ハハハハハ!」
ファビアンさんは上機嫌です。
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