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涙する二人
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「とにかく、あの時のことは極力記憶がないように振舞われた方が良いと思います。
そうでなければ、またどんな危害を加えられるかわかりません。」
「そのことだけど…ウォルトをディオの護衛として置いていこうと思ってるんですが、どうでしょう?
ウォルトが魔導士ということは、スピロスとミカエルしか知りませんし、彼らには口止めしておきます。
こいつは、こう見えて剣や格闘の腕もありますし、頭も悪くない。
ディオの護衛にはうってつけの人材だと思うのですが…」
「それは良いことです。
魔導士が傍にいると、いざという時にとても力になります。
ネストル様がこれからどんな手を使って来られるかわかりません。
ディオニシス様の警護には念を入れなければ。
ロージックの魔導士から護るためということにすれば、陛下も怪しまれることはないでしょう。
そういえば、ミカエルという魔導士は、どういった素性の者なのですか?」
「彼は、スピロスの知り合いです。
彼の父親をスピロスが助けたことから彼に恩義を感じ、結界を破る際に手伝ってくれたのですが、リンガーへの強い好奇心から、結界をくぐってしまったようです。」
リガスの質問には、マウリッツが答えた。
「シールドもかけずに結界をくぐるとどういうことになるか、知らないわけでもないでしょう?」
「はい、ですが、それほど関心が強かったということでしょう。」
「信頼出来る人間なのですか?」
「それは、俺にもなんとも…
だけど、スピロスは信頼しているようです。」
「そうですか…」
リガスの表情が曇ったのを見て、三人はミカエルに対してなんともいえない不安な気持ちを感じた。
そうでなければ、またどんな危害を加えられるかわかりません。」
「そのことだけど…ウォルトをディオの護衛として置いていこうと思ってるんですが、どうでしょう?
ウォルトが魔導士ということは、スピロスとミカエルしか知りませんし、彼らには口止めしておきます。
こいつは、こう見えて剣や格闘の腕もありますし、頭も悪くない。
ディオの護衛にはうってつけの人材だと思うのですが…」
「それは良いことです。
魔導士が傍にいると、いざという時にとても力になります。
ネストル様がこれからどんな手を使って来られるかわかりません。
ディオニシス様の警護には念を入れなければ。
ロージックの魔導士から護るためということにすれば、陛下も怪しまれることはないでしょう。
そういえば、ミカエルという魔導士は、どういった素性の者なのですか?」
「彼は、スピロスの知り合いです。
彼の父親をスピロスが助けたことから彼に恩義を感じ、結界を破る際に手伝ってくれたのですが、リンガーへの強い好奇心から、結界をくぐってしまったようです。」
リガスの質問には、マウリッツが答えた。
「シールドもかけずに結界をくぐるとどういうことになるか、知らないわけでもないでしょう?」
「はい、ですが、それほど関心が強かったということでしょう。」
「信頼出来る人間なのですか?」
「それは、俺にもなんとも…
だけど、スピロスは信頼しているようです。」
「そうですか…」
リガスの表情が曇ったのを見て、三人はミカエルに対してなんともいえない不安な気持ちを感じた。
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