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side カンナ
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(わぁぁ……)
塔を真下から見上げると、ものすごい高さだ。
離れた所から見たら真っ黒に見えてたけれど、塔の周りには繊細な彫刻が施されていた。
上の方なんて一体どうやって彫刻したんだろう?
塔には、ほとんど窓がない。
真ん中あたりに窓らしきものが見えるけど、その他にはないみたい。
「カンナ…あそこで手と口を清めるんだ。」
神社の手水舎みたいなもんだね。
アルバートさんに作法を教えてもらって、私達はついに祈りの塔の入り口に辿り着いた。
私たちの前には数人の人が並んでた。
内部は薄暗く、なんとなくいやな雰囲気がする。
「カンナ…大きな声や物音が聞こえたら、すぐに階段のどちらかに寄るんだ。
いいな?」
「は、はい。」
理由を訊きたかったけど、何か嫌な予感がして訊けなかった。
「今日は、途中まで行こうな。」
「え?でも、せっかく来たのに…」
「頂上へはとても辛い道程だから、もう少し体力を付けてからの方が良い。」
「……わかりました。」
確かに、この塔はものすごく高いけど、私にだってこのくらいなら登れるのに…
っていうか、頂上まで行くつもりだったよ。
アルバートさんに見くびられていたことが、ちょっとだけ悔しかった。
塔を真下から見上げると、ものすごい高さだ。
離れた所から見たら真っ黒に見えてたけれど、塔の周りには繊細な彫刻が施されていた。
上の方なんて一体どうやって彫刻したんだろう?
塔には、ほとんど窓がない。
真ん中あたりに窓らしきものが見えるけど、その他にはないみたい。
「カンナ…あそこで手と口を清めるんだ。」
神社の手水舎みたいなもんだね。
アルバートさんに作法を教えてもらって、私達はついに祈りの塔の入り口に辿り着いた。
私たちの前には数人の人が並んでた。
内部は薄暗く、なんとなくいやな雰囲気がする。
「カンナ…大きな声や物音が聞こえたら、すぐに階段のどちらかに寄るんだ。
いいな?」
「は、はい。」
理由を訊きたかったけど、何か嫌な予感がして訊けなかった。
「今日は、途中まで行こうな。」
「え?でも、せっかく来たのに…」
「頂上へはとても辛い道程だから、もう少し体力を付けてからの方が良い。」
「……わかりました。」
確かに、この塔はものすごく高いけど、私にだってこのくらいなら登れるのに…
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アルバートさんに見くびられていたことが、ちょっとだけ悔しかった。
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