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落ち葉の数だけあなたにあげる
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「おぉっ!これはすごい!
君が一人でやってくれたのか?」
「え…は、はい。」
それは、この時間にぴったりな元気の良さそうな中年のおやじだった。
ジャージを着ているから、きっとジョギングの帰りかなにかだ。
「ボランティアなのかい?」
「いえ……その、時間があったものでなんとなく……」
「時間が?……と、いうことは君は今無職なのか?」
「え、ええ、なかなか職がみつからなくて……」
「君のような若者が……よし、それなら私の所に来なさい。」
「えっ!?」
事態が良く飲みこめないまま、俺は近くの大きな焼肉屋に連れていかれた。
中年のおやじはその店のオーナーだったんだ。
俺はそこで働くことになった。
大好きな肉も食べさせてもらえる。
残念賞も悪くない。
いや、却ってこっちの方が得だった。
俺は、つり目の女の子を思い出し、小さな声で呟いた。
「ありがとう。」
~fin.
君が一人でやってくれたのか?」
「え…は、はい。」
それは、この時間にぴったりな元気の良さそうな中年のおやじだった。
ジャージを着ているから、きっとジョギングの帰りかなにかだ。
「ボランティアなのかい?」
「いえ……その、時間があったものでなんとなく……」
「時間が?……と、いうことは君は今無職なのか?」
「え、ええ、なかなか職がみつからなくて……」
「君のような若者が……よし、それなら私の所に来なさい。」
「えっ!?」
事態が良く飲みこめないまま、俺は近くの大きな焼肉屋に連れていかれた。
中年のおやじはその店のオーナーだったんだ。
俺はそこで働くことになった。
大好きな肉も食べさせてもらえる。
残念賞も悪くない。
いや、却ってこっちの方が得だった。
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「ありがとう。」
~fin.
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