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第46話:領地を守る
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『妾の名はジャンヌ、地底エルフの主である! 動くのをやめなければ、この女の首を切り落とすぞ! 女の切り落とし肉が欲しくなかったら、今すぐこの土地を明け渡すんじゃー!』
ジャンヌはキアラの喉元に短剣を突きつける。
キアラの戦闘能力はそれほど高くない。
せいぜい中級くらいだ。
無論、本人もよくわかっている。
それゆえ、乱闘が始まったらすぐに離脱したのだが、運悪く最も強い地底エルフに捕まってしまった。
(くっ……わたくしのせいで皆さんが……ネオンさんが危機に……!)
キアラは懸命に振り解こうとするが、ジャンヌの腕は強く身動きが取れない。
喉元に食い込む短剣に、死の恐怖が色濃くなる。
(わたくしは……ここで死ぬのでしょうか……)
重篤な瘴気病に陥ってから、二度目の死の恐怖。
前回よりもさらに恐怖は強く、キアラの心身を締め付ける。
そんな彼女を見て、領地には静けさが舞い戻った。
ジャンヌは周囲に視線を巡らしながら、厳しい声音で呼びかける。
『おい、全員武器を捨てろ。さもなくば、この女の喉を切り裂く!』
「「……っ!」」
領民は渋っていたが、ネオンは剣を捨てながら彼らに語りかける。
「みんな、武器を捨ててください。ここは言う通りにしましょう」
全員が武装解除すると、ジャンヌはニヤリとした笑みでネオンに言う。
『そこのガキ領主。お前はこっちに来い。お前の命と引き換えに、この女の命は見逃してやる。他の人間どもは動くんじゃないぞ。他のヤツらが動いたら、女は殺すからな』
ジャンヌの目は重く澱んでおり、わずかな刺激を与えるだけでキアラの命が危なくなることは容易にわかった。
――たとえ不利な状況でも、キアラさんは絶対に助ける……!
強く決心して歩き出すと、ブリジットが悲鳴に近い叫び声を上げた。
「ネオン様!」
「大丈夫。みんなはここにいて」
誰も何も話さず動かぬ中、ネオンだけはゆっくりとジャンヌに近寄る。
彼女の身体を覆う魔力は非常に密度が濃く、少なく見積もっても超上級の実力はあると認められた。
目の前に立つと、ジャンヌの瞳が一際鋭くなる。
『妾たち地底エルフは、元々この土地で暮らしていた。じゃが、人間どもが撒き散らした瘴気のせいで、地下深くまで退避せざるを得なかったんじゃ。耐え忍ぶこと、およそ数百年。ようやく地上の瘴気が弱まったことが確認できた』
「そうだったんですか。実は、僕たちが……」
『誰が口を開いていいと言ったー!』
ネオンは事情を説明しようとするが、キアラの首元に短剣を突きつけられ、慌てて言葉を飲み込んだ。
『満を持して地中から観測すると、人間の存在を認識した。おおかた、瘴気が弱まったのを機に、領土を広げようとしたんじゃろう。このようなガキに妾たちの土地が奪われるかと思うと、非常に憎らしい。その命を持って、誇り高き地底エルフに謝罪の意を示すんじゃー!』
キアラの喉元に突きつけた短剣を、ネオンに対して振りかぶった。
ブリジットが全力で走り出そうとした瞬間、ネオンは全身に魔力を巡らせる。
「それでも……僕の大切な仲間は僕が守ります! <神器生成>!」
白い光が輝いた後、頑丈な盾がネオンの前に生み出された。
<封じの盾>
等級:神話級
能力:神話級以下の攻撃を防ぐ強固な盾。敵の攻撃を反射させることができる。
ガギンッ!という重い音とともに、短剣を弾き飛ばす。
短剣が宙を舞うと同時に、ジャンヌの全身を激しいショックが襲った。
『な、んじゃ……この衝撃は……!』
立つことさえできず、ジャンヌはくたりと地面に膝をつく。
キアラは涙ながらにネオンの下に駆け寄った。
短剣を突き付けられてはいたが、身体は無傷なことがわかる。
「ありがとうございます、ネオンさん! あなたのおかげで命が救われました!」
「お怪我がなかったようで良かったです。さあ、念のため僕の後ろに」
ネオンがキアラを腕で庇うと、負けを確信したジャンヌは苦しげな声と表情で語り出した。
『くっ……殺せ! 恥を忍んで生きるのならば、むしろ殺してもらった方がいいんじゃ!』
「殺しなんてしません。ただ、領地を襲ったことはよくないことなので……」
『ああもう、負けじゃー! 妾の負けじゃー! 妾は地底エルフの主を失格じゃー!』
「あ、あの、ちょっ……泣かないでくださいっ」
ジャンヌは人目も憚らず、わいわいと泣き叫ぶ。
他の地底エルフたちもまた、彼女と同じように涙を流す。
――な、なんで、みなさん泣いているの!?
ネオンは突然の事態にしどろもどろだったが、彼の隣に合流したブリジットは喧噪に顔をしかめる。
「騒がしいですね。切り捨てますか? ただでさえ、ネオン様の命を脅かそうとしたわけですから」
「いやいや!」
ネオンはこほんっと咳払いすると、ジャンヌの前に跪いた。
「あの……ジャンヌさん。どうか、落ち着いて聞いてください。僕たちは瘴気に汚染された土地を開拓しているんです」
『…………なに?』
ジャンヌの疑問に思う声が宙に消える。
ジャンヌはキアラの喉元に短剣を突きつける。
キアラの戦闘能力はそれほど高くない。
せいぜい中級くらいだ。
無論、本人もよくわかっている。
それゆえ、乱闘が始まったらすぐに離脱したのだが、運悪く最も強い地底エルフに捕まってしまった。
(くっ……わたくしのせいで皆さんが……ネオンさんが危機に……!)
キアラは懸命に振り解こうとするが、ジャンヌの腕は強く身動きが取れない。
喉元に食い込む短剣に、死の恐怖が色濃くなる。
(わたくしは……ここで死ぬのでしょうか……)
重篤な瘴気病に陥ってから、二度目の死の恐怖。
前回よりもさらに恐怖は強く、キアラの心身を締め付ける。
そんな彼女を見て、領地には静けさが舞い戻った。
ジャンヌは周囲に視線を巡らしながら、厳しい声音で呼びかける。
『おい、全員武器を捨てろ。さもなくば、この女の喉を切り裂く!』
「「……っ!」」
領民は渋っていたが、ネオンは剣を捨てながら彼らに語りかける。
「みんな、武器を捨ててください。ここは言う通りにしましょう」
全員が武装解除すると、ジャンヌはニヤリとした笑みでネオンに言う。
『そこのガキ領主。お前はこっちに来い。お前の命と引き換えに、この女の命は見逃してやる。他の人間どもは動くんじゃないぞ。他のヤツらが動いたら、女は殺すからな』
ジャンヌの目は重く澱んでおり、わずかな刺激を与えるだけでキアラの命が危なくなることは容易にわかった。
――たとえ不利な状況でも、キアラさんは絶対に助ける……!
強く決心して歩き出すと、ブリジットが悲鳴に近い叫び声を上げた。
「ネオン様!」
「大丈夫。みんなはここにいて」
誰も何も話さず動かぬ中、ネオンだけはゆっくりとジャンヌに近寄る。
彼女の身体を覆う魔力は非常に密度が濃く、少なく見積もっても超上級の実力はあると認められた。
目の前に立つと、ジャンヌの瞳が一際鋭くなる。
『妾たち地底エルフは、元々この土地で暮らしていた。じゃが、人間どもが撒き散らした瘴気のせいで、地下深くまで退避せざるを得なかったんじゃ。耐え忍ぶこと、およそ数百年。ようやく地上の瘴気が弱まったことが確認できた』
「そうだったんですか。実は、僕たちが……」
『誰が口を開いていいと言ったー!』
ネオンは事情を説明しようとするが、キアラの首元に短剣を突きつけられ、慌てて言葉を飲み込んだ。
『満を持して地中から観測すると、人間の存在を認識した。おおかた、瘴気が弱まったのを機に、領土を広げようとしたんじゃろう。このようなガキに妾たちの土地が奪われるかと思うと、非常に憎らしい。その命を持って、誇り高き地底エルフに謝罪の意を示すんじゃー!』
キアラの喉元に突きつけた短剣を、ネオンに対して振りかぶった。
ブリジットが全力で走り出そうとした瞬間、ネオンは全身に魔力を巡らせる。
「それでも……僕の大切な仲間は僕が守ります! <神器生成>!」
白い光が輝いた後、頑丈な盾がネオンの前に生み出された。
<封じの盾>
等級:神話級
能力:神話級以下の攻撃を防ぐ強固な盾。敵の攻撃を反射させることができる。
ガギンッ!という重い音とともに、短剣を弾き飛ばす。
短剣が宙を舞うと同時に、ジャンヌの全身を激しいショックが襲った。
『な、んじゃ……この衝撃は……!』
立つことさえできず、ジャンヌはくたりと地面に膝をつく。
キアラは涙ながらにネオンの下に駆け寄った。
短剣を突き付けられてはいたが、身体は無傷なことがわかる。
「ありがとうございます、ネオンさん! あなたのおかげで命が救われました!」
「お怪我がなかったようで良かったです。さあ、念のため僕の後ろに」
ネオンがキアラを腕で庇うと、負けを確信したジャンヌは苦しげな声と表情で語り出した。
『くっ……殺せ! 恥を忍んで生きるのならば、むしろ殺してもらった方がいいんじゃ!』
「殺しなんてしません。ただ、領地を襲ったことはよくないことなので……」
『ああもう、負けじゃー! 妾の負けじゃー! 妾は地底エルフの主を失格じゃー!』
「あ、あの、ちょっ……泣かないでくださいっ」
ジャンヌは人目も憚らず、わいわいと泣き叫ぶ。
他の地底エルフたちもまた、彼女と同じように涙を流す。
――な、なんで、みなさん泣いているの!?
ネオンは突然の事態にしどろもどろだったが、彼の隣に合流したブリジットは喧噪に顔をしかめる。
「騒がしいですね。切り捨てますか? ただでさえ、ネオン様の命を脅かそうとしたわけですから」
「いやいや!」
ネオンはこほんっと咳払いすると、ジャンヌの前に跪いた。
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