【完結】※R18 熱視線 ~一ノ瀬君の瞳に囚われた私~

キリン

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ようやく捕まえた。その12 〜一ノ瀬君side〜※※

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やがて、彼女の体が沖に上がった魚のようにビクビクと痙攣し始めた。彼女は再び怯えたような表情を浮かべ、体をせり上げて逃げ出そうとする。けれど、彼女に達する喜びを教えたい俺は、それを許さなかった。彼女が体をせり上げる度に、腰を掴んで引き戻した。

そんな攻防を何度か繰り返しているうちに、彼女の膣内なかが俺の指を食い千切るように強く収縮し始めた。もうすぐ達しそうなのだろう。
再びパニック状態に陥った彼女は、俺にしがみつき、首を左右に大きく振って泣き始めた。

「…い…一ノ瀬君。んん…む…無理。……やっ怖い…これ以上はいっ…やぁぁぁ」

その直後、彼女の背中が弓形に反り返り、全身が硬直した。次の瞬間、一気に脱力をした彼女は、恍惚とした表情を浮かべていた。

「真緒さん。上手にイケましたね。とても可愛かったですよ」

優しく頭を撫でながらそう褒めると、彼女は両手で顔を覆ってしまった。
…え?照れ隠し?可愛っ!


散々彼女の媚態を見せつけられ、我慢の限界だった俺は、少しでも早く彼女の中に入りたくて、彼女に了承を求めながら衣服を脱いだ。

彼女は俺が脱衣する様をじっと見ていた。
全裸で彼女に覆いかぶさると、今度は俺の腹筋へと手を伸ばし、指先で腹筋の筋をなぞり始めた。擽ったい。どうやら彼女は俺の体に興味津々のようだ。

……もしかして俺の体が貧弱で驚いている?今までの男達はもっと屈強な体をしてたのか?いや、俺もそれなりに鍛えてはいるんだ。ただ元々筋肉がつきにくい体質なだけで…クソッ!

「貧相な体ですみません」

コンプレックスを指摘された気がして思わず謝った。すると、彼女はきょとんした顔をして「私にはとても魅力的に見えるけど」と言ってくれた。

……もう、そんな嬉しい事言ってくれちゃって!俺を殺す気?彼女が可愛すぎて辛い。辛過ぎる。絶対抱き潰しちゃうから、これ以上煽るの禁止!


俺は気持ちを落ち着かせるように深呼吸しながら避妊具をつけ、ゆっくりと彼女の膣内なかに押し入った。

彼女の膣内なかは、想像していたよりも遥かに素晴らしかった。溶けてしまいそうな程熱く潤み、俺のムスコをキュウキュウと締め付けて来る。

「……やばい。真緒さんの中、想像していたよりもすごくいい。…すみません。…ちょっとだけ力を抜いてくれませんか?こんなに締め付けられたら、さすがに持ちません」

男としての矜持を保つ為にも、こんな早く終わらす訳にはいかない。俺は頭の中で素数を数えながら、彼女に懇願した。

だが彼女は「どうやって力を抜けばいいの?…わ…分かんない」と上気した顔で呟いた。そして躊躇いがちに俺の背中に腕を回して、「一ノ瀬君。キスして?」と可愛くキスを強請ってきたのだ!

……さすがにこれは反則だろ!?これじゃもたない。絶対ムリ。…もうこれは俺のせいじゃない。決して俺が早漏なわけじゃない。全ては彼女がエロ過ぎるせいだ!

心の中でアホな言い訳を並べつつ、俺は彼女に応えるように甘く深い口付けをした。
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