売却魔導士のセカンドライフ

嘉野六鴉

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58.望みの叶う日

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 晴れ渡った空の下、まだ誰も踏み入っていない新雪の野が放つ純白の輝き。
 それをそのまま織り上げて布にしたような、白のなかでも別格の白を纏った小柄なマネキンが、クローゼットの中に佇んでいる。

 でもそれは貴族子女垂涎すいぜんのウェディングドレスではなく、多少の可愛らしさはあれども、きちんとした男物だ。
 ウエストラインを絞った白いコートは、襟や袖口、大きく広がった長い裾を彩るように、鮮やかな瑠璃色のレースが覗く。
 花を模した飾りボタンや、腰元から背後へと回る二重のチェーンベルトは控えめな薄い金色をしている。
 ただ、その周囲で連なって揺れている透明な貴石は、窓から差し込む外の明るさだけが頼りの室内においてさえ、闇夜を彩る星々にも負けないほどの煌めきを放っていた。

 そんな上着の下に覗く、同じく白いフリルシャツの首元では、光沢のある翡翠色の大きなリボンタイが存在感を主張する。
 そのリボンの結び目に鎮座する、深い蒼色の宝石ブローチには見覚えもあった。
 これは髪留めに、やっぱりブローチとして胸に、いやいやベルトの飾りに、と何日にも渡って体の色んな箇所へ散々宛がわれた物だったから。
 もふもふの小さな手を器用に使う、人間の子供と同じくらいの大きさをした兎魔族によって……。

 コートの合わせ目から見える、細身のズボンと膝下までのロングブーツもそうだ。
 こちらも基本的には白一色だけれど、ブーツの装飾も兼ねた編み紐はリボンタイのブローチと同じ蒼色をしている。
 僕の記憶にある限りでは、最初は靴と同じ白だったそれに、金の片眼鏡モノクルを光らせた蛇身の宰相が異議申し立てをしてきたんだっけ。

 結局、魔王とウーギとサリオンの三人でしばらく口論――平和的な話し合いをした結果、城内での多数決を採ると決まったような、決まらなかったような……。

 一日たりとも忘れたつもりはなかったけれど、遠いあの日々そのものが凝縮されたような宝物を前に、僕の口はしばらく役に立たなかった。
 長い時間を過ごすなかで、人間たちの華やかな催し物に顔を出すこともないわけではなかったけれど、こんなにも美しい衣装は見たことがないもの。

「……小さく、なっちゃったね……」 

 言葉になりきらない吐息を何度か零して、ようやく僕が呟けた言葉がそれだった。
 あの日の僕の為だけに用意されていたはずのそれは、今の僕が着るにはどう頑張っても無理があるサイズだから。

 一度も着ることなく、こうして観賞専用の衣装になってしまったことは、準備してくれた皆に対してとても申し訳なく思う。
 でも僕自身は、そこまで残念とは感じていないみたいだ。
 だってこんな凄い服を着させられたところで、僕では衣装敗けは確定だろうし、むしろそんな姿を大勢の前へ晒さずに済んで、ほっとしている自分がいる。

「ふふ……すごく素敵だったんだね、僕の婚礼衣装。見せてくれて、ありがとう」

 だから、これはあの日々の思い出の品として、宝物庫の片隅にでも飾っておいてほしい。
 そう思いながら、僕はいまだ素っ裸に布一枚を纏ったまま、自然と笑ったわけだけれども、

「うむうむ。余としては、もう少々華やかさがあってもよいのではないかと思ったのだが、気に入ったならば何よりだ」

「……これ以上華やかだったら、昔の僕は試着からすらも逃亡しそうだね」

「さぁ、袖を通してみるがいい。下着も一式揃えているからな」

 クローゼットの脇に立つラグナは顎に手を当て、マネキンと僕を交互に眺めながら満足げに頷くなかで、そうさらりと無理なことを口にする。

 もしかして、この魔王の眼には今の僕の姿が、昔と全く変わらないものとして映っているのだろうか……。
 あの頃よりは明らかに、確実に、背だって伸びているし、足も腕も多少は長くなった、はずなのに。
 一晩と少々ではあれど、あれだけ絡み合ってその変化がわからないなんて――……。

 でも、そこは魔王。

 魂という、僕には全く見えない物を視る存在なんだ。
 人間の身体的な変化なんて、この人の意識の端にも引っかからない、些細なことなのかもしれない。
 ……たとえそれが、できたてほやほやの伴侶のことであろうとも。
 そのうえショタコン疑惑だってあるし、思い出補正というもので、今の僕の姿をきちんと認識していない可能性もあったりするのでは?

 二、三回ほど瞬きをする間に思考をまとめた僕は、少しだけ肩を落としながらも、順を追って説明してみることにした。
 
「えーと……ありがとう、ラグナ。でも今の僕って昔より成長してるからね?サイズが……っうわぁ!?」

「よしよし、暴れずともよい。体も清めてある、髪は背に触れぬよう気を付けて――おぉ、結い上げは専属の自動人形がいたな?そちらへ任せてみるか。後は……」

「ちょっ、まっ……もぉぉおぉ!!?」

 ベッドに身を起こした体勢のまま、突然体が宙へ浮いたかと思った次の瞬間には、視界がくるくると急激に横方向へ回転しだす。
 遠心力によって、体に引っ掛けていた上掛も簡単に引き剝がされた僕は、反射的に目を閉じて、短く不満を吠えるくらいが精一杯だった。

 でも幸い、その時間はせいぜい数秒程で終わってくれた。

「うむ。やはり、愛い」

 再び間近で響いた愛しい声音と、布地越しに腰を支えられる感触に、「え?」と驚いて目を見開く。
 軽い眩暈が残るなかで見下ろした自分の胸元には、あの翡翠色のリボンが極上の白の中に浮かんでいるではないか。

 横を見れば、すぐ隣にあるクローゼットの中に収まった小柄なマネキンは、素っ裸。
 そのまま首や体を捻って、自分の姿を急いで確認してみたものの、僕が身に纏っているものはどこからどう見ても、つい先ほどまで鑑賞していたはずの、あの気後れするような素晴らしい出来栄えの婚礼衣装で……。

「え?……え?……僕、縮んだ!?」

「はっはっは!昔も確かに愛いが極まっていたが、余の愛しい伴侶の今の姿を誰がいじるものか」

「つまり……やろうと思えばできるってこと?でも魔王ってショタコンだったよね!?」

 ふわりと広がるコートの裾を潰さないためか、やや距離を開けて腕を伸ばし、僕の腰元に両手を添えてくれているラグナ。
 そんな伴侶へ向かって、ついに僕は積年の疑問をぶつけたわけだけれど、ん?とご満悦顔のまま首を傾げる本人には絶対に伝わっていない。

 でも僕がそれ以上ああだこうだと言い募るのは、無理だった。
 どこからともなく勢いよく響いてきた、ペタペタというたくさんの足音。
 それは、この寝室の扉を廊下側から蹴破るように開け放って雪崩れ込んできた自動人形ペンギンさんたちのもの。

 耳に馴染み切ったその足音を聞き間違えることはないし、今更驚く必要もないのだけれど、それでも僕はどうしても声を上げざるを得なかった。

「えぇっ!何人で来たのさ……君たちいくらなんでも多すぎなっわぁ!?」

「そうか?手近にいた物も含めて呼び寄せたが、まだ足りぬのではないか?ユーリオに相応しき英姿となるよう、手を尽くさねばならんというのに」

 わらわらと駆け寄ってくるペンギン人形たちは、ざっと二十体を超えているように思える。
 そうして僕の周りに群がって来たと思ったら、いつの間にか用意されていた背もたれのない小さな椅子に座らされ、あれよあれよという間にもみくちゃにされていくし。

 彼らの手にはヘアメイク用と思しき道具が握られており、肩車をしたり仲間の背を台座にして、僕の髪やら顔に代わる代わる何かを施していった。

 そうして、なされるがまま耐えること――十五分くらい、だろうか。
 衣装を汚さないようにか、気が付けば首元に巻かれていたカバーのような生成色きなりいろの大きな布が、やっと取り払われた。
 それと同時に、今まで周りをうろうろしながら人形たちにあれこれ口出しし続けていたラグナが僕の正面に立ち、とてつもなく緩んだ締まりのない笑顔を浮かべる。

「はぁ~~…………愛い。いや、これは『愛おしい』か?うむ、『愛』だな、愛」
 
「っ……真っ正面から恥ずかしいこと言わないでくれる?あと、鏡くらい見せてよ……」

 主と一緒に出来栄えを確認するかのように、たくさんのペンギンさんたちも魔王の背後に整列し、その言葉にも一斉に首を縦に振る。
 いくらAI搭載型らしき人形とはいえ、長年の戦友たちの前でこんな明け透けに『愛おしい』だの『愛』だなんて呟かれたら、頬に散る熱を自覚しながら視線を彷徨わせるくらいしか僕にできることはないじゃないか。

 ――夢なら、そろそろ醒める頃合いだろうか。

 ふとそんな思考が頭を過ったものの、何もない場所からパッと姿見を取り出した魔王によって、一瞬息を呑んだ。

 佇む魔王の肩ほどはある大きな鏡は、花や葉の華やかな装飾が施された銀色の派手なフレームが目を惹く、美しい品物ではある。
 ただそれよりも今は、その中に映る人間に「誰?」と本気で首を傾げるしかない。

 複雑に結い上げられた暗紅色の髪は、顔の右側に一房長く残されているくらいで残りはアップにされたんだね、ということくらいしか僕にはわからない。
 その頭を彩る青と白の可憐な生花の冠は、誰がいつ作ったのか。
 おまけに、軽く顔にポンポンと粉っぽい何かをまぶされただけだったのに、いつもよりも遥かに血色もよく透明感のある肌。
 いつまでたっても子供っぽさが残るやや大きめな瞳だって、本当は地味な琥珀色のはずなのに、今はやけにキラキラと輝いているようにさえ見える。

 何より、間違いなく至高の一品であろう婚礼衣装に、負けていない。

「うっそだぁ……」

 そう本心からの言葉を零しながら、そっと自分の頬へ指先を当てるけれど、鏡の中の人間も同じ仕草をするのがまだ信じられない。
 僕だってこの長い年月、人間との関わりのなかで多少のお目かしをしたことだってあるのに、ここまで化けたことはないよ?
 その時だって、ここいる同じペンギンさんたちの手で準備してもらったはずなのに。

「はははっ!応急処置とはいえ魂の修復も進んだのだ。これぞ、ユーリオたん本来の姿ぞ」

「それはないでしょ、お化粧されたし……メイク担当ペンギンさんの出番なんて滅多になかったのに、いつ腕を上げたの?」

「うむうむ、余のユーリオは何でも愛い!では行くぞ」

「あ、はい――だから待って、どこへ?」

 コック帽が大勢を占める居並ぶペンギンさんたちのなか、ピンク色のシャンプーハットのような帽子を被っている数名にそう尋ねたものの、歩み寄ってきた男にさり気なく手を取られるがまま、椅子から立ち上がる。
 そこで我に返ったのだけれど、瞬きした時には既に景色は変わっていた。

 魔王の転移魔法で連れてこられたのは、見覚えのある場所だった。
 何を隠そう、この魔王城のエントランスホールだもの。
 壮麗な黒の城の玄関だけあって、所々に置かれた巨大な金のドラゴン像が柱のない開放的な空間で変わらず威容を放っている。

 いつもは僕も転移魔法で目的地へ向かっているから、この場所を通ることはあまりない。
 でも、さすがにこの異変に気付かないほど、鈍感ではない。
 城内の他の場所同様、ここにも警備兵代わりに僕の使い魔を何体か置いていたはずなのに……姿が見えないなんておかしいもの。

 僕とラグナと、人形たちと使い魔。
 他には誰もいないはずの城内なのに、どうして?

「ユーリオ、きょろきょろしている場合ではないぞ?」

「でも、使い魔がいな……ぁ」

 僕の懸念を知ってか知らずか、そう揶揄うような呑気な声が間近から上がるものだから、咄嗟にその発生源を見上げた。
 けれど、予想以上に近い位置で微笑む整った顔立ちに、小さく吐息が漏れる。

 思えば再会してから、こうしてまともに二人で並び立つのは、これが初めてかもしれない。
 その慣れない近さに、戸惑いを覚える。
 けれどそれ以上に、ようやく近づけたのかもしれないと、都合のいい錯覚をする。

「く、ふふっ。愛い顔だ。このままその晴れ姿を脱がしたくもあるが……まぁ散歩を先に済ますか」

 そう言って太陽のように笑む、どこまでも自由で勝手で美しい存在(ひと)に。

「……こんな格好で、二人だけで散歩?もう、相変わらずだね……ふふ。うん、いいよ。この夢が醒めてしまう前に、思い出をつくっておきたいもの」

「ほう、夢か。ふむ――」

 自分の右手を、ラグナの大きな左手に重ねて、指を絡める。
 その温もりを確かめながらも口にしてしまった言葉に、なぜかニヤリと緩く口元を吊り上げた魔王。

 これはまた、何か企んでいる。
 そう僕の勘が声を上げるけれど、そのままホールの出口、巨大な両開きの扉の前へと手を引かれて歩を進めた。

 この向こうは、黒の石畳が敷き詰められたあの大広場になっているけれど、その先は城門だ。
 散歩とはいうけれど、少々歩きにくいうえに絶対に汚したくないこんな服装のまま、どこまで行くのだろうか。

(……あ!?ラグナはいつもの格好のままじゃないか!えぇっ、僕だけこんな派手な姿で散歩!?)

 ちょっと不公平、と今更ながらにその事実を指摘しようと思ったのだけれど、そんな僕よりもラグナの口が開く方が、僅かに早かった。


「夢になど、させぬわ」


 どこまでも自信に満ちた不遜な声音が、そう紡いだ瞬間。
 巨大な扉が誰の手も触れることなく、内から外へと一気に開け放たれる。

 晴れた青空がもたらす明るい光に軽く目が眩むなか、雷が落ちたかのような轟音が突如上がり、驚きで体が小さく跳ねた。
 それが歓声だと気が付いたのは、眼下の広場を埋め尽くす、黒山の人だかりをきちんと視界に収めてからだった。

 エントランスから伸びる幅の広い十段ほどの階段、その下の最前列から高い城壁にへばりついてまで、こちらへ手を振りながら絶叫している、ひしめき合う人々。
 彼らは皆、異形の姿をしていた。
 今となっては伝承の中のみで語られる、おとぎ話の、とある種族のように。

「あぁぁあああぁ!!!女王様ぁぁあああ!!麗しやぁぁああ!!!う…っうぇぇぇええ!!ウーギは、ウーギはぁ…っびえぇぇえッッ!!」
「うるさいですよ、毛玉。あぁユーリオ君、お久しぶりです。そこの陛下をここまでお待ち頂けるとは思っておりませんでしたが、本当に最高ですね。私のユーリオたんは」

 八本脚をばたつかせながら大号泣しているのは、人間の子供サイズの兎魔族。
 そのフワフワとしたお腹付近に腕を回して同僚を抱え、蠱惑的に微笑んでいるのは、下半身が深い緑をした蛇そのものである美貌の宰相だ。
 昔と変わらない彼の片眼鏡も、明るい日差しの下でキラリと小さく光を弾く。
 その横では、

「あー……あー……おれ、もう一回ぶっ飛ばされてぇ……」
「おうおう行ってこい弟よ!ただし後でな!んでもってオレが変わらず序列一位だからな!!」
「それは駄目だ兄貴!!次こそおれが『ユーリオたんこそ至高!の会』を率いる番だッ!!」

 黄色の虎と、白色の虎。よく似た獣の頭をした屈強な男二人が、互いに肩を組みながらそんな不毛な言い合いを始めだす。
 かと思えば、城門付近から揃った声が上がり、思わずそちらへ視線を向けた。

「「ユーリオたーん!!たーだいーまぁぁぁああ!!!」」

 見覚えのある人もない人も、鳥の翼のような腕をぶんぶん振り回して上空を飛び回りながら、僕へと腕を振ってくれる。
 ……よくよく見れば、城門の両脇に聳える尖塔のうちの一つには、その先端へオブジェのように巻き付いている黒龍の姿まである。

 開きっぱなしになっている自分の口を自覚するなか、宙に陣取っているその二、三十人ほどの鳥系集団が互いに目くばせし、小さく頷き合う仕草が目に入った。
 すると、

「一応な!」「一応だけど!」「一応でありますが!」

「「魔王様とのご婚礼!おーめーでーとーぉおおぉお!!!」」

 そんな言祝ぎが、降ってくる。
 しかもそれを契機に、至る所から同じようなお祝いが叫ばれ出した。

「そんな魔王様っすけど貰ってやってぇえー!」
「嫌になったらオイラにしてもええっすからねー!!」
「おめでとー!ユーリオたーぁんっ!!でも陛下よりオレの方がいいかもしれない!!よく考えてッ!!」
「んだんだ!今ならまだおいらも選べるでよぉおぉお!!」

「……き・さ・ま・ら・なぁ?いっそ全員、始原へ戻してくれようか……」

 思い思いに紡がれる彼ららしい祝福に、僕の隣からは地を這うような唸り声が上がるけれど、湧き上がり続ける歓声は一向に収まることもない。
 でも、全ての魔族が集結しているであろうこの場所で、その中心にいるはずなのに、僕にはどこか現実感がない。

 そんななかで、深い深いため息を吐き出した隣の伴侶の姿を、ふと見上げてみた。

「まったく、どいつもこいつも揃いも揃って……ん?どうした、ユーリオ。まだ呆けておるな?まるで其方と再びまみえた時の余と、同じだな?」

 仏頂面から一転、優越感まで滲ませてそう笑う伴侶の指先に、そっと顎を取られる。
 そして、

「其方の為だけの、一度限りの魔王の婚礼ぞ。きっちり余の伴侶であると、見せつけてやらねばな」

 低く静かに囁かれながら、視界一杯に広がる双つの瑠璃の炎。
 その鮮やかさも、唇に灯った小さな熱も、爆発するような悲鳴と歓声も――全てが、夢ではないと教えてくれるようだった。

 だから、伴侶の唇が離れた後、また勝手に滲みだした視界を瞬きでどうにか鮮明に保ちながら、僕はやっと笑えた。
 誓いの言葉も何もないキスが、誰よりも何よりも彼らしくもある伴侶へ。
 次に、広場にひしめき合う、親愛なる仲間たちへ。

「みんな、ありがとうっ……お帰りなさい!!」

 そう叫んで、思い切り手を振った。



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