勇者召喚の巻き添えで異世界に来ちゃった件

お好みナッツ

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暗殺の森

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竹林地帯

聖騎士パク•ジェイフンとその4人の部下達はゆっくりと歩いて竹林地帯を抜けるつもりでいるようだ

「やはり罠か?これを見ろ落とし穴だ
もうウンザリだこれでもう何個目だ」

「一体いくつワナを仕掛けてるんだ」

罠を次々と見破るパクと距離を取りつつ見つめるラッシの前にフログが寄って来て
「これはちと厳しいかのせめてエリン殿でも居ればのう」
そう思ってた矢先
「先生たち助けに来たよ!」
何と子供達が応援に来てくれた
これで形勢逆転?


煙玉を投げ前が見えなくなりパク達の足が止まった
ラッシとアッシュは忍び足で背後から
フログと子供達は早駆けで前から手裏剣を投げてから素早く斬りかかっていった
「うぁぁっエアハがはぁぁっ」
後ろから、前から斬られて
パクの部下達は彼等のスピードに全く反応出来ていなかった。

「ウソだ、そんな馬鹿な!こんな事が俺は
聖騎士パク•ジェイフンだぞホーリーロア!」

聖なる光の閃光が敵を貫く最強の聖魔法

しかしパクが聖魔法を放った瞬間フログ、
ラッシが左右に回り込んでそのまま斬り伏せた、パクが狙ったのは何と身代わりを纏った竹だったのだ。


聖騎士パク•ジェイフンは一瞬で絶命した


聖教国を出て数時間、山岳地帯が見えて来た
山林のなかフクロウの鳴き声を聞きながら
進軍する聖教徒達、突然煙が立ち込める
「なっなんだどうしたんだ!うぁ!目が」
聖教徒達は突然目を押さえ出したその時
後ろから何者かにアッサリとくびを跳ねられ
絶命した
それを見た聖教徒達は怯えて反対側に勢いよく走り出した、すると何かに引っかかって
首、腕、足などが切断されていった。

何とそこには細い超硬質ワイヤーごが何重にも取り付けられていたのだ

生き残った聖教徒達は別の逃げ道を探し出して逃げようとしているがそこに落とし穴があり
中の竹槍に突き刺さって絶命した
かろうじて生き残った聖教徒達は何者かに一瞬のうちに殺害された

数分後
聖戦士ハキドとその仲間たちがその場に
たどり着いた

「聖教徒達は何処ほっつき歩いとるんだまさか怖気付いて何処かに隠れておるのか
全くたるんだヒヨコ供め!ほかの腰抜け勇者や聖戦士など必要ない!我等だけで十分よガハハっ!!」

ハキドのメンバーは
副長と他4人の6人だ

「何か冷えて来たな」
「さっ寒いぃっ」
「おうっ急に風が出て来やがった皆んな
焚き火の用意だあと火酒ウィスキーだ」

ハキドのメンバーは大喜びで火を付けた
ハキド達は火酒ウイスキーを啜りながら暖をとり始めた

部下の1人は立ち上がって用を足しに森の奥へ入って行った
用を足し終えて戻る途中
何か土ではない何かを踏んだ。

「オイ人の頭踏んでんじゃないよ!」

何と亜人の少年アモンが土の中に入っていた

彼が気付いた時にはもう既に膝から下は切断されていた。そして
彼は命乞いする暇も与えられずに絶命した。


「アイツ遅いですな」

「もうじき戻って来るさ、それより俺はこの戦で1番の手柄を立てて貴族の仲間入りを果たし我が聖教国の歴史に名を残す偉業を成し遂げてみせるぞ!そうすればお前達も!」

「我等も英雄として民や貴族にもてはやされる、そうすれば貴族の娘との縁談も、そうなれば我等の時代が来る!」

「我等の勝利に!!」

バシャっ?

「何だコレは??」

突然彼らの前に油液体ガソリンが降りかかって来たので
立って辺りを見回したその時
彼等が囲んでいる火に油液体ガソリンが振りかかり、火は勢いよく彼等にかかり火だるまになった

「ぎゃあああ!!」

聖戦士ハキドは
その勇ましい姿一つ見せる事無く絶命した


後年この森林は暗殺の森と呼ばれる事になる。

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