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第二章
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「ルートザシャ公爵閣下、初めてお目にかかります、私はクレイグ・アールベックと申します。ご存じかと思いますが、父は侯爵位を拝しております。お見知りおきを」
そう挨拶をした彼は、その手を閣下に差し出し握手をする。うっすらと微笑みを浮かべたその顔は、昨夜と同じく表情が読めない。
「あぁ、君はタチアナが選んだ婚約者であったか。奇遇だな、今ここには私が選んだ婚約者もいる。宮廷騎士のレーヴァン・グランストレームだ。将来はルートザシャ公爵となり、武に秀でた伝統ある公爵家を引き継いでもらう予定だ」
「昨夜も会いましたね、アールベック殿。レーヴァン・グランストレームだ」
お互い、もう一度目を合わせて握手する。まるで、戦いが始まった合図のようだ。
「これは良かった。グランストレーム殿もいてくれたのであれば話が早い。実はクローディア嬢との婚姻についての話をしたくて来たのだが、よろしいでしょうか? 閣下」
グレアムは隙のない商人らしく、公爵閣下の目を鋭くみて話し始めた。
「公爵閣下、まずは私とクローディアの結婚について認めていただきたい。今日はその挨拶と、この国での婚約者となっているグランストレーム殿との婚約破棄について、話がしたい」
いきなり結論から話始めたグレアムに驚いた俺は、思わず「何っ」と大きな声を出してしまう。
「レーヴァン、まぁ待て。クレイグ殿、私が貴方を会うのは今日が初めてであるが、私はことのほかこのレーヴァンを気に入っている。若い頃から努力を絶やさず、わがルートザシャ公爵家を受け継ぐ覚悟で過ごしてきた。それをいきなり、君が来て譲れといわれて譲れるものでもない」
公爵閣下はそう言うと、更にクレイグに伝えた。
「よって、私からレーヴァンとクローディアの婚約破棄を行うことはしない。クローディアの意思の確認が先だ」
すっと視線を俺に向けてくる。それを受けて、俺も口を開く。
「昨夜、クローディアにプロポーズをした。まだ、はっきりとした返答を貰っていないが、学園を卒業後に再度確認する」
俺の言葉を聞いたクレイグは、くっと口角を上げた。
「奇遇ですね。私も昨夜、クローディアにプロポーズをしたのですよ。まぁ、同じく返事はいただけなかったのですが」
「何っ、お前もかっ」
思わず乱暴な声が出てしまう。昨夜十八歳の誕生日を迎えたクローディアは、同時に二人の男性からプロポーズをされたということになる。
焦った俺の姿を見たクレイグは、その視線を俺から公爵閣下に移して静かに口を開いた。
「閣下、今日私がここに来たのは、クローディアとの婚姻にかかわる重要な点を説明するためです。君、グランストレーム殿。君もよく考えるんだな、クローディアの母であるタチアナ・シュテファーニエ公爵のことをどれだけ知っている?」
そう聞かれた俺は、素直に知っていることを伝える。それは広大な公爵領を持つ、王位継承権をも持つ女性であるということだ。
「それだけではない、彼女が設立した商会は今や、諸国と関係を持つ巨大な組織となっている。私はその後を引き継ぐ者として働いている。この国にも、既に商会の支店を持っていることはご存じか?」
「それは、確か大きな商会があるということは聞いているが、そこまでとは」
「あぁ、不勉強だな。今や商会の年間予算は、エール国の国家予算の半分の規模だ。これが何を意味するか理解できるかな、君に」
俺はしばし、黙ってしまう。国家予算の半分の規模の商会、それはエール王国にとって重要なだけでなく、脅威となってしまう。
「そう、エール王国において、クローディアは宝石姫と呼ばれている。それは、王族の姫にも劣らない力を持つからだ。シュテファーニエ公爵領、そしてルートザシャ公爵領、この二つを合わせるとどれだけの力となるか」
「すでに、一つの国家並みの経済力になる、な」
俺は冷静に答えると、彼は少し感心した様子で答えた。
「ほう、そこまでは頭が回るということか。そうだ、彼女自身その自覚はないが、もう既に一つの国の女王だよ」
俺はその規模の大きさに思わず唸ってしまう。広大な領地を受け継ぐことになるとは思っていたが、それほどとは。だからこそ、スーレル王太子殿下はクレイグを重要視して、今回も連れてきていたのか。
「わかるならば話は早い。これだけの力を持つ彼女を君は支えられるか? 商会はどうする、もう既に多くの人が働き、彼らの生活を支えているのだ。引き継ぐのは簡単なことではないぞ」
クレイグはそういって挑戦的な目で俺を見てきた。彼は現実的な問題を俺に突き付けている。
「もちろん、こうした問題だけで私と結婚する許可を受けに来たのではない。愛のない結婚は彼女を不幸にする。私は生涯をかけて彼女を愛するつもりだ。その想いは君に負けるとは思わないよ」
ううん、と唸る声が聞こえる。公爵閣下も簡単なこととは捉えていない。クレイグはくっと口角を上げると俺を不遜な目で見た。
「レーヴァン・グランストレーム殿には、慰謝料としてできる限りの保障を考えている。騎士として身を立てることも含めて、公爵閣下、ぜひお話がしたい」
クレイグは勝利を確信したように俺を見たが、俺もここで負けるわけにはいかない。
「閣下、武を尊ぶ公爵家を守ることができるのは騎士である俺だけです。クローディアのことも、騎士の名にかけて愛しています」
まるで出口の見えない口論になるかと思ったところで、執務室のドアを叩く音がする。「緊急の伝達です」と言われ、その内容を聞いた俺たちは一瞬言葉を失くした。
「クローディア嬢が何者かに攫われましたっ」
そう挨拶をした彼は、その手を閣下に差し出し握手をする。うっすらと微笑みを浮かべたその顔は、昨夜と同じく表情が読めない。
「あぁ、君はタチアナが選んだ婚約者であったか。奇遇だな、今ここには私が選んだ婚約者もいる。宮廷騎士のレーヴァン・グランストレームだ。将来はルートザシャ公爵となり、武に秀でた伝統ある公爵家を引き継いでもらう予定だ」
「昨夜も会いましたね、アールベック殿。レーヴァン・グランストレームだ」
お互い、もう一度目を合わせて握手する。まるで、戦いが始まった合図のようだ。
「これは良かった。グランストレーム殿もいてくれたのであれば話が早い。実はクローディア嬢との婚姻についての話をしたくて来たのだが、よろしいでしょうか? 閣下」
グレアムは隙のない商人らしく、公爵閣下の目を鋭くみて話し始めた。
「公爵閣下、まずは私とクローディアの結婚について認めていただきたい。今日はその挨拶と、この国での婚約者となっているグランストレーム殿との婚約破棄について、話がしたい」
いきなり結論から話始めたグレアムに驚いた俺は、思わず「何っ」と大きな声を出してしまう。
「レーヴァン、まぁ待て。クレイグ殿、私が貴方を会うのは今日が初めてであるが、私はことのほかこのレーヴァンを気に入っている。若い頃から努力を絶やさず、わがルートザシャ公爵家を受け継ぐ覚悟で過ごしてきた。それをいきなり、君が来て譲れといわれて譲れるものでもない」
公爵閣下はそう言うと、更にクレイグに伝えた。
「よって、私からレーヴァンとクローディアの婚約破棄を行うことはしない。クローディアの意思の確認が先だ」
すっと視線を俺に向けてくる。それを受けて、俺も口を開く。
「昨夜、クローディアにプロポーズをした。まだ、はっきりとした返答を貰っていないが、学園を卒業後に再度確認する」
俺の言葉を聞いたクレイグは、くっと口角を上げた。
「奇遇ですね。私も昨夜、クローディアにプロポーズをしたのですよ。まぁ、同じく返事はいただけなかったのですが」
「何っ、お前もかっ」
思わず乱暴な声が出てしまう。昨夜十八歳の誕生日を迎えたクローディアは、同時に二人の男性からプロポーズをされたということになる。
焦った俺の姿を見たクレイグは、その視線を俺から公爵閣下に移して静かに口を開いた。
「閣下、今日私がここに来たのは、クローディアとの婚姻にかかわる重要な点を説明するためです。君、グランストレーム殿。君もよく考えるんだな、クローディアの母であるタチアナ・シュテファーニエ公爵のことをどれだけ知っている?」
そう聞かれた俺は、素直に知っていることを伝える。それは広大な公爵領を持つ、王位継承権をも持つ女性であるということだ。
「それだけではない、彼女が設立した商会は今や、諸国と関係を持つ巨大な組織となっている。私はその後を引き継ぐ者として働いている。この国にも、既に商会の支店を持っていることはご存じか?」
「それは、確か大きな商会があるということは聞いているが、そこまでとは」
「あぁ、不勉強だな。今や商会の年間予算は、エール国の国家予算の半分の規模だ。これが何を意味するか理解できるかな、君に」
俺はしばし、黙ってしまう。国家予算の半分の規模の商会、それはエール王国にとって重要なだけでなく、脅威となってしまう。
「そう、エール王国において、クローディアは宝石姫と呼ばれている。それは、王族の姫にも劣らない力を持つからだ。シュテファーニエ公爵領、そしてルートザシャ公爵領、この二つを合わせるとどれだけの力となるか」
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俺は冷静に答えると、彼は少し感心した様子で答えた。
「ほう、そこまでは頭が回るということか。そうだ、彼女自身その自覚はないが、もう既に一つの国の女王だよ」
俺はその規模の大きさに思わず唸ってしまう。広大な領地を受け継ぐことになるとは思っていたが、それほどとは。だからこそ、スーレル王太子殿下はクレイグを重要視して、今回も連れてきていたのか。
「わかるならば話は早い。これだけの力を持つ彼女を君は支えられるか? 商会はどうする、もう既に多くの人が働き、彼らの生活を支えているのだ。引き継ぐのは簡単なことではないぞ」
クレイグはそういって挑戦的な目で俺を見てきた。彼は現実的な問題を俺に突き付けている。
「もちろん、こうした問題だけで私と結婚する許可を受けに来たのではない。愛のない結婚は彼女を不幸にする。私は生涯をかけて彼女を愛するつもりだ。その想いは君に負けるとは思わないよ」
ううん、と唸る声が聞こえる。公爵閣下も簡単なこととは捉えていない。クレイグはくっと口角を上げると俺を不遜な目で見た。
「レーヴァン・グランストレーム殿には、慰謝料としてできる限りの保障を考えている。騎士として身を立てることも含めて、公爵閣下、ぜひお話がしたい」
クレイグは勝利を確信したように俺を見たが、俺もここで負けるわけにはいかない。
「閣下、武を尊ぶ公爵家を守ることができるのは騎士である俺だけです。クローディアのことも、騎士の名にかけて愛しています」
まるで出口の見えない口論になるかと思ったところで、執務室のドアを叩く音がする。「緊急の伝達です」と言われ、その内容を聞いた俺たちは一瞬言葉を失くした。
「クローディア嬢が何者かに攫われましたっ」
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