代理魔術戦争~英雄は二度死ぬ~

うつわ

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プロローグ

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代理魔術戦争とは、各国の選りすぐりの魔術師を選び代わりに戦わせるというものだ。

しかし、代理とは名ばかりで、実際に血は流れるし死者も出る。血で血を洗うという根底は全くもって同じだ。

数年前、我が国の代表である、レイラム・シュトラールという男が亡くなった。


はずだった。


そう、”亡くなった”はずなのだ。本来は死亡とされた人間が生き返るすべも、道理も、機軸もありやしない。

ならなぜ先ほど僕は”はずだった”なんて思わせぶりな言い方したのか。

いいや、思わせぶりなどではない、断じて無い。実際、彼は生き返ったのだ。

そう、いや、実感は無いんだがどうやらそうらしい。

先ほどから他人事なのか自分事なのか、はたまたうわごと なのかそろそろいら立ってくる頃合いだろう。

それもそのはず、


復活したのは僕自身であって僕自身ではないからだ。

そもそも僕はこの世界の住人ではない、元住んでいた場所は日本という島国だ。いわゆる転生を果たしたのだ。

しかし、体ごと転生すると思いきや、僕は魂のみ転生したのだ。

僕は死んだはずのレイラム・シュトラールとして生まれ変わった。

彼は生前、英雄と呼ばれていたらしい。魔術の才能も抜群でチヤホヤされるセカンドライフがまっている!!

と思いきややはり僕の人生、セカンドライフと甘く見積もっていたが実際は想像を絶するほど苦々しいものであり、

そう簡単にはいかせないぞという意気込みすら感じるほどだった。いや、今は今でそこそこ大変なんだけど

要は色々乗り切ったのだ。

ここまで無い文才を振り絞って長々と綴ってきたのだが、そろそろ締めさせてもらう。


これは他人が英雄として再び返り咲くだけの物語だ。




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